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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
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蔵建て男の略歴

1987年 長島一茂(立教大-ヤクルト入団)内野手が注目された年から、ドラフトに興味を持ち始める(当時中学2年)。1998年松坂世代の活躍に触発されて、その年の12月15日にドラフトサイト「迷スカウト」を開設。以後全国を駆け巡って、ドラフト候補のレポート作成をはじめる。その活動をきっかけに、野球に携わる仕事を始めるようになる。現在は「野球太郎」などネット媒体を超えたところでも、活動の幅を広げている。 Twitterアカウントは @kuratateo 

2017年度のドラフト指名選手 及び現在寸評が読める選手は、すべてリンクを張りました。

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7月18日(水) 観戦レポート
今朝は、栃木大会の映像を送ってもらったので早速拝見。そこには、高校NO.1の呼び声もある 益子 京右(青藍泰斗3年)捕手の試合が収められていた。ミットをしっかり投手に示し、グラブを地面に下げるようなことはない。キャッチングの際のボールの押し込みは弱い気がするが、ワンバウンドするような球に対しては下からミットが出て、素早く反応できていた。投手に素早く返球して、リズムを作ろうという意識も感じられる。

特別きめ細やかさや捕手センスを感じさせる選手ではないが、最大の売りは塁間1.7秒台で到達するという圧倒的なスローイング能力にある。しかしこの試合では、盗塁の際にボールを握り直し、腕も横から盗塁を許してしまった。試合中は、一塁に隙あらば送球を投げ込み強肩ぶりを印象づけていたが。4番を担う打撃でもノーヒットであったので、もう少し他の試合も見て判断できればと思っている。強肩・強打の捕手として、プロ側の関心は想像以上に高そうな選手だった。これから、どんどんクローズアップされてゆく存在かもしれない。

都市対抗では、ドラフト候補の 大貫 晋一(24歳・新日鉄住金鹿島)右腕が先発。オーソドックスな右上手投げから、常時140キロ前後~中盤の球を投げ込んでくる。ドラフト候補としては平凡な球速ではあるが、ボールにキレがあって球速の割に空振りが奪える。変化球もスライダー・ツーシーム・スプリット・カーブなど多彩で、相手に的を絞らせない投球で好投。ドラフト指名となるとボーダーレベルではあるが、大舞台での好投を各球団どう評価するのか注目される。

第二試合では、スポニチ大会でも気になった 岩本 喜照(23歳・日本新薬)右腕が登場。こちらはコンスタントに145キロ前後のスピードボールが自慢で、たまに指にかかった時には凄いボールを放る。別の言い方をすれば、普段は球速ほどの勢いや威力は感じられず良い球と悪い球との差が激しい。曲がりながら沈む独特のスライダーとチェンジアップを織り交ぜた投球だが、コントロールがアバウトでまだまだ完成度は低い。春先は夏まで追いかけてみたいと評価したが、今日みた感じでは今年のプロ入りは厳しいかなという印象を受けた。プロ入りするのには、もう一皮むけたい。

秋田大会では、東北地区屈指のポテンシャル・山口 航輝(明桜3年)が登場。昨年の秋田予選決勝で痛めた肩が完全には完治しておらず、投手としては130キロ程度なのだとか。この試合でも登板はせずに、4番打者として打力に期待が集まった。早速第一打席に、変化球をレフトスタンドへ。体幹の強さを生かした、長打力を披露。その後試合は接戦にもつれ込んだが、またも山口のタイムリーで辛くも勝利した。確かに当たれば飛ぶのだろうが、スイングのキレに欠け、当て勘はもう一つ。特に足や守備で魅了するタイプではないだけに、打者山口は上のレベルではどうだろうか? やはりこの選手は、投手としての才能を推したいのだが・・・。果たしてどの段階で、完全復活できるのかは今のところ未知数だ。

また最後は、北埼玉大会に 世代屈指のスラッガーである 野村 佑希(花咲徳栄3年)が出場。この夏はエースナンバーをつけており、この日も投手として登場。投手として140キロ台の力強いボールを投げ込んでこられる選手だが、将来性は断然野手。しかしマウンドに上がった日は、打てないのが課題なのだという。この日は、三遊間を破るヒットは放ったものの、それ以外は音無し。世代屈指の強打者にしては、物足りなかったことはいなめない。個人的には、あまりミート能力が高くないので、当たれば抜群の飛距離は認めるものの、高く評価はしていない。しかしドラフトでは2位前後での指名が予想される右のスラッガーで、甲子園で活躍すれば1位の12名のなかに入ってきても不思議ではない。今後の試合で、その能力を見極めてゆきたい。

この日確認した選手で、指名が確実だと言えるのは 野村佑希(花咲徳栄)ぐらいで、あとはまだ今後のアピール次第といった流動的な印象を受けた。今後チェックする機会があれば、さらに踏みこんで考えてゆきたい。

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板東 湧梧(23歳・JR東日本)投手
今年に入り、徐々にプロの評価が高まっていると言われる 板東 湧梧(JR東日本)投手。都市対抗の西濃運輸戦でも好リリーフを演じ、プロ入りへの機運が高まってきた。そんな、若手成長株に注目してみた。

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菊池 大樹(25歳・四国銀行)投手
今年の都市対抗において、嬉しい誤算と言えるのが、この 菊池 大樹(25歳・四国銀行)投手ではないのだろうか。ドラフト1位候補である 斎藤友貴哉(HONDA)と互角以上に投げあった、ニュースターを取り上げてみた。
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横瀬 辰樹(横浜隼人3年)遊撃手
抜群の野球センスと遊撃守備が光る 横瀬 辰樹(横浜隼人3年)遊撃手。何処と無くプレースタイルは、大洋やベイスターズで活躍した 進藤 達哉 を彷彿とさせる選手だった。
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門馬 亮(藤岡中央3年)投手
今日行われた夏の群馬大会・安中総合戦で、面白いように速球で空振りを誘っていた 門馬 亮(藤岡中央3年)投手。昨年から群馬で密かに話題になってきた投手だが、果たしてどのような選手なのかご紹介してみたい。
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田宮 祐涼(成田3年)捕手
昨年の春季大会で見たときから、そのセンスの良さが気になっていた 田宮 裕涼(成田3年)捕手。あれから一年経ち、今やドラフト候補として注目されているのだという。最後の夏の予選にも、7球団が視察に集まっていたという。

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7/12(木) 予選レポート
今日は、まず長崎大会で優勝候補の波佐見の試合を観戦。波佐見の先発・山口 祥輝(3年)右腕は、テンポよく140キロ前後の勢いと球威を兼ね備えた速球をズバズバ投げ込んでくる。変化球は、カーブ・スライダーなど。体格は176センチと中背の馬力型で、どことなく波佐見の先輩である 松田 遼馬(阪神)を彷彿とさせる馬力型。試合中盤以降勢いが鈍ったり、アバウトな部分が出て失速。高卒プロとなると厳しいが、大学などでも存在感を示せる可能性が高い速球派だった。

また注目された 内野 裕太(波佐見3年)三塁手は、ホームラン性のファールを打ったりと強打者の片鱗は見せたものの、この試合では充分な結果を残せず。長崎県下屈指のスラッガーで、今後の試合次第といった感じに留まった。守備・走塁でのアピールに欠ける部分があり、その辺をもう少し今後の試合で注視してみたい。

私の地元・神奈川大会では、優勝候補の星槎国際湘南がテレビ中継に登場。特に3番・小倉 健太朗・松下 壮悟 の中軸は、神奈川県下を代表する二人。しかし二人とも初戦で固くなっていたのか、スイングに力みが感じられ結果はもう一つ。小倉 健太朗(3年)中堅手は、最終打席でようやく三遊間を破るヒット。一塁までの塁間を右打席から4.5秒前後(左打者換算で4.25秒前後)と走力は、やや物足りない。中堅守備・肩などは下級生の頃から目を惹くものはあったのだが。また 松下 壮悟(3年)一塁手も、長打を打とうとスイングが大振りで、打球は強烈だが結果はもう一つ。ライト前に一本打ち返したので、力みが消えるであろう次戦以降に二人の真価は問われそうだ。今日見た感じでは、やはり大学タイプとの印象は否めなかった。

私はこのあと生観戦で、横浜スタジアムに。ここでのお目当ては、松本 恭也(鶴見大付3年)一塁手のプレーを視察に。188/82 の恵まれた体格を活かした右の強打者で、高校通算25本以上を放つ打球の角度が魅力。今日もライトにきっちりフライを飛ばしたり、内角の難しい球をうまく畳んでレフト線へツーベースを放つなど強打者の片鱗は見せていた。しかし下級生の頃はもっと違うポジションを守っていたような記憶があるが、守備位置は一塁。おまけに足を痛めていたらしく、走塁もままならない状況だった。打つことには光るものは持っているものの、常識的にみて高校からの指名はないのではないのだろうか。地元の神奈川リーグあたりに進んで、リーグで無双して4年後を目指して欲しい。

思いのほかハマスタの試合展開が遅く、帰宅して注目のスラッガー・濵田 太貴(明豊3年)右翼手の試合を見たかったが、帰宅したときは試合も後半戦。あわや、初戦敗退もありえる展開だった。またじっくり見たかった熊本大会の文徳も、まともに見られないまま敗戦。そのほか九州では、選抜に出場した延岡学園が破れたり、春季九州大会を制した九州国際大付属も、この日で敗れるという波乱の一日だった。

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7/11(水)の 予選レポート
今日は埼玉に有力選手が集結していて観に行きたかったのですが、私用があって断念。家でネット中継を見つつ、近場の球場に足を運んできました。

最初に見たのは、長野大会の注目カード 松本深志VS中野立志館 の試合。中野立志館の先発・神戸 尚弥(3年)左腕は、力みのない静かなフォームからピュッとボールがキレて来る正統派サウスポー。球速は135~後半ぐらいですが、思わず打者は高めの速球にバットが止まらない感じ。スライダー・ツーシーム系のボールを織り交ぜるなど、適度にまとまっています。大学などで、もうワンランク・球速・球威・コントロールなどの総合力が引き上がって来ると、将来楽しみな存在に。

松本深志の先発は、MAX148キロを誇る 小林 綾(3年)右腕。しかし立ち上がりから、ランナーを出すまいと、135~140キロ強ぐらいでやや抑え気味のピッチングに。2回以降も、時々おっ!と思えるボールはあるものの、グッと手元まで迫ってくる迫力には欠け、制球力アバウトさもあり物足りない内容だった。変化球は、縦にも沈むスライダーとのコンビネーションで単調。安定して良い球が投げられるようになれば、プロ入りの旬なのだろう。しかし現状は、まだプロ入りとなると厳しい。初戦敗退となり、慶応入学を目指すなど大学進学を名言していた。

また今日の長野大会では、北信越を代表する本格派・直江 大輔(松商学園3年)右腕が登場。こちらも初戦ということもあり、立ち上がりコントロールが不安定だった。2回以降、時々指にかかったときには素晴らしい球を投げ込んでいたが、こちらも安定してまだ良い球がゆかない。小さな横滑りするスライダーとのコンビネーションで、こちらはまとまり・センス型が元来の姿。そういった選手が、肉付けしてパワーアップしてきたタイプだ。こちらは志望届けを提出すれば、4位以降ぐらいには指名されそうな内容。しかし不思議と、高校からプロという雰囲気があまり伝わって来ないのは何故なのか?しかしいずれにしても、今後の試合も見て判断して行きたい。

直江の投球を一通りチェックしてから、地元・横須賀スタジアムに南神奈川大会を観に。春季ブロック大会で敗退してしまい、試合は観に行ったものの確認できなかった 本郷 海斗(瀬谷西3年)右腕を確認しにいった。181/75 の均整の取れた体格は、春季大会から気になっており、ぜひマウンドで投げる姿を観てみたいと思っていた。非常にオーソドックスなフォームで、悪い癖がない本格派右腕。球速は135キロ前後(MAXは86マイル・138キロ)の速球と、スライダーとのコンビネーションで討ち取って来る。それほど細かいコントロールはないものの、四死球で自滅するタイプでもない。まだまだボールの質が並の高校生であり、球速も高校からプロといった水準には達していない。神奈川の公立では上位の投手ではあるが、ドラフト候補と呼べるまでには至っていなかった。それでも筋は良い選手なので、しっかり野球に力を入れている大学で、良い指導者に恵まれ精進すれば、見違えるほど良くなるかもしれないという期待は抱ける素材だった。

ドラフトという意味では、直江大輔(松商学園)の今後に期待という一日だった。

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野元 由翼(佐世保工3年)投手
この夏の予選で、はじめて個別の寸評を作成したいと思った 野元 由翼(佐世保工3年)投手。果たして、どのような投手なのか、ご紹介してみたい。
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7/9(月) の予選レポート

7/9(月)

今日も、群馬大会から注目。健大高崎と並ぶ逸材が揃っている市太田商が登場。中でも、今井 大輔(3年)遊撃手は、有力なドラフト候補。一歩目の反応鋭さが際立ち、軽快な守備はドラフト級であることを実感させられた。その一方で打撃に関しては、ドラフト候補としてはスイングの凄み、ボールを見極める眼、当て勘など物足りない。守備を評価してプロ入りしても、打撃では相当苦労するのではないかという気がする。また意識的に、高校からプロという集中力・プレーのこだわりが感じられず、個人的には高校からプロ入りには疑問が残った。もう少し何試合か見て判断したいが、指名確実だと言えるほど絶対的なものはなかった。

またチームメイトの 大戸 涼輔(3年)右腕も、185/81の恵まれた体格の投手。135キロ前後の速球とスライダーを投げ込むが、まだまだ未完成で現時点ではドラフト候補云々のレベルではなかった。また捕手の山村 航大(3年)捕手も好捕手ではあるが、ドラフト候補とかそういった凄みのある素材ではない。現状ドラフト候補として観られるのは、市立太田の中では上記に記した 今井 大輔 をどうみるかだろう。

対戦相手の渋川青翠の先発・戸川 竜登(3年)右腕も、MAXで140キロを越えてくる投手だという話し。確かにコンスタントに135キロ前後~後半ぐらいは出ていそうで、内容的には大戸(市太田)以上だった。ストレートは結構バラツキのある投手だが、スライダーでしっかりカウントが整えられる。ぜひ大学でも、野球を続けて欲しい。

一方登板こそなかったが、岩手大会に出場していた 滝田 丞(一関学院3年)一塁手のスイングは素晴らしかった。第一打席でライトスタンドに叩き込んだと思ったら、続く打席では左中間を破る長打を放つ。スイングの弧が大きく、福留孝介(阪神)のような打撃は非凡だった。エースで4番の二刀流として注目さるが、次回は投手としての才能も確認してみたい。打撃に関しては、今日みた選手の中では一番だった。

熊本大会では、熊本工業の 綾 晃平(3年)遊撃手の守備が光っていた。もう少し大会が進んだら、打撃も含めてじっくりみてみたいセンス溢れる好選手。また長崎大会では、熊谷 有人(長崎東3年)右腕が、少々アーム式なだったものの、135~140キロ級の勢いのある速球とスライダーで延長線までもつれ込む接戦を制した。

また私は未確認だったが、大井 峻平(長崎西3年)右腕も、なかなかの投手だったという評判で、次回の登板をぜひ確認してみたい140キロ右腕。また福岡では、南福岡屈指の素材と言われる 小江 光樹(朝倉3年)右腕にもスカウトが集まっていたということで、この夏にぜひ確認してみたい一人だった。

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7/7・7/8 夏の予選レポート
西日本の天候悪化により日程の変更もあったものの、この週末から全国的に夏の高校野球県予選が本格化してきました。その中で週末に見た選手の中で、気になった選手について触れて行きたいと思います。

7/7 (土)

この日に注目したのは、群馬大会で行われた 西邑楽 VS 利根商 の対決。西邑楽の先発・冨山 弘貴(3年)右腕は、少し前に倒れ込んで投げるようなスリークォーター。けして力を入れなくてもコンスタントに130キロ台記録し、力を入れれば130キロ台後半ぐらいを記録していそうな勢いのある真っ直ぐを投げ込んできました。ストライクをとるスライダーと、ボールゾーンに切れ込む縦の切れ込むスライダーとを使いわけ、他にも緩いカーブやシンカー系のボールもあるよう見えます。元々この投手に注目したのは、MAXで140キロ台を記録すると訊いていたから。その片鱗は、この日の登板でも感じられました。地方リーグの実力校あたりに進んで、野球への熱意を失わないで精進すれば、コンスタントに140キロ台~中盤ぐらいは出せるような投手になっても不思議はありません。また何処かで、出会ってみたいと思わせてくれる好投手でした。

この日他に気になったのは、長崎大会で投げていた 山下 椋也(九州文化学園3年)右腕という投手。ガッチリした体格から、130~135キロぐらいの重い球を投げ込んでいた。後で知ったのだけれども、終わってみれば6回を投げ3四死球を出しながらも、参考記録ながらノーヒットノーランを達成していたという。彼も身体に力があり、九州の大学あたりで野球を続けて行ければ、もっと凄い球を投げられるようになるかもしれないという余力が感じられた。

7/7 は、この日が開幕の県も多かったり、まだ大会序盤ということでドラフト候補云々という選手には出会えなかった。

7/8(日)

翌日も、群馬大会から。健大高崎の 山下 航汰(3年)左翼手は、一番打者として出場。内角の球は強引に引っ張って強烈な打球を、外角の球は大きな飛球を飛ばすなどコースによって打球が変わってくる。内角に食い込んでくる難しいスライダーをいきなりライト線にツーベース。さらにセンターオーバーの長打を放つなど、打撃の非凡さを魅せた。技術とパワーを兼ね備えた打者で、打席でも力みが感じられずパワーに頼った打撃ではないところが印象的。ボールを呼び込む形や目の良さもあり、打撃に関しては間違いなくドラフト級。問題は、やはり左翼や一塁を務めるように守備の部分だろうか。チームの一番を務めるように、ベースランニングを見る限り走力も悪くなく、スカウトはその辺をどうみるかだろう。それでもプロ志望届けを提出したら、何かしらの形で指名されるのではないのだろうか。174/77 と思ったよりも身体は大きくはなく、なんとなくタイプ的に長距離砲というよりも、丸 佳浩(広島)のような中距離打者になるのではないかという気もしてくる。打撃に関しては、高校通算70本を越えており丸以上に長打力はありそうだが。

またグラブ捌きが見事な 大柿 廉太郎(健大高崎3年)捕手は、強肩・強打が元々評判だった選手。しかしテンポの良いリード、キャッチングの上手さも考えると、ドラフト候補に入ってくる選手かもしれない。今後の試合でも、注視してみたい捕手だった。また父親が広島のスカウトでもある 高山 遼太郎(健大高崎3年)三塁手も興味深い。ボールに角度をつけて飛ばすのが上手い選手で、この試合でも見事にスタンドに叩き込んで魅せた。三塁守備も含めて、レベルがどこにあるのか見極めてゆきたくなる気になる存在。いずれにしても健大高崎の打線は、関東でも指折りの破壊力を持っている。投手陣が上手くたちまわれば、甲子園でも上位を狙える大型チームだった。

その他では、清田 大貴(佐世保南3年)右腕も、、少しもっさりしているが135キロぐらいの重い球を投げ込んでくる。馬力もありそうなので、九州の大学などに進めば将来大化けするかもしれない。また北神奈川大会の開幕戦に登場してきた 寒河江 翔(大師3年)右腕も、スラッとした投手体型でキレの好いボールを投げ込んでいた。神奈川の公立校の投手としては上位レであり、初戦で消えてしまうのは残念。彼もそれなりの大学で才能を磨けば、140キロ台のストレートと切れ味鋭いスライダーを武器に注目されるような存在になれる可能性を秘めている。

この二日間の中では、健大高崎の野手3人がドラフト候補としてマークできる素材だった。特に 山下 航汰 は、高校からのプロ入りをグッと近づけた印象。果たして今後の試合で、どのようなアピールを続けてくれるのか注目して頂きたい。

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甲斐野 央(東洋大4年)投手 春季寸評へ
いまアマチュアで最も速い球を投げる男・甲斐野 央(東洋大4年)右腕。しかしこの春はリリーフでの起用であり、東洋三羽烏の中でも最も地味な役に留まった。そんな彼の、この春を振り返ってみよう。

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栗林 良吏(名城大4年)投手
下級生の時から、東海地区を代表する存在として注目されてきた 栗林 良吏(名城大4年)投手 。果たして大学からプロ入りするほどの、内容だったのか検証してみた。
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小寺 兼功(近畿大4年)投手
今年の関西学生球界を代表するサウスポー、小寺 兼功(近畿大4年)投手。実戦的なサウスポーではあるが、大学からのプロ入りを狙える素材なのか考えてみた。

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森國 広太(関西国際大4年)投手
今年の関西の大学生を代表する速球派である 森國 広太(関西国際大4年)投手。果たして、大学からプロに入るような選手なのかどうか? 検証してみた。
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鎌田 光津希(23歳・徳島ID)投手
今年も関東に遠征してきた 四国アイランドリーグ選抜。その中でもスカウトの注目を集めていたのが、鎌田 光津希(23歳・徳島ID)投手。果たして、どのような投手なのかご紹介してみたい。

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 辰己 涼介(立命館大4年)中堅手
秘めたる潜在能力は、今年の候補の中でも屈指のポテンシャルを秘めていそうな 辰己 涼介(立命館大4年)中堅手。この天才的な才能をもった男の、最新のプレーを考察してみた。
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岩城 駿也(九州産業大4年)三塁手
確実性と長打力を兼ね備えた強打は、今年のドラフト候補の中でもトップクラスである 岩城 駿也(九州産業大4年)三塁手。その能力の割に、思ったほどスカウトの評価が上がって来ないのは何故なのか? 考えてみた。
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太田 光(大商大4年)捕手
今年の大学生捕手の中でも攻守のバランスがとれており、最も高く評価されそうなのが、この 太田 光(大商大4年)捕手である。この春評価が急上昇した、注目の捕手について考えてみた。
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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿・外野手後編
長きに渡って取り上げてきた、全日本大学選抜・平塚合宿レポート。今回は、最終回である外野手レポートの後編をお送りしたいと思います。

関 龍摩(関東学院大2年) 181/85 右/右 (福井商出身)

関東学院大の4番を務める、強打の外野手。今春のリーグ戦では、10試合 1本 5点 2盗塁 打率.444厘(2位)という好成績。もう少し本塁打や打点が多いのかと思いきや、むしろ今シーズンは打率が高いのに驚きました。強打者の割に、地肩も強くある程度守れるなど破綻の守備・走力があるのが特徴。確か平塚の初日の試合では、セカンドゴロとショートゴロだったとメモしています。、まだジャパンとなると、ちょっとパンチ不足というか埋もれてしまうところがあるように思います。2年後には、突き抜けた個性を持つ選手として存在感を増して来ることを望みたいところ。

辰己 涼介(立命館大4年) 178/68 右/左 (社出身)

三拍子ハイレベルで揃っている、ドラフト上位候補。早くからジャパンの常連で国際試合でも活躍してきた実績があったのですが、今までその能力の割にリーグ戦成績が物足りないものがありました。しかし今春は、2本 7点 0盗 打率.429厘(3位)と数字を残しリーグMVPへ。この選手は天才肌で間違いなく持っている資質はプロでも上位級のポテンシャル。しかしその一方で、何処かムラがあるというか甘い部分が見え隠れする精神面は気になります。入る環境次第では、まだまだ秘めたる能力が引き出される余力は感じられますが、結局才能を充分に発揮し続けられない歯がゆさを感じることになるかもしれません。

野口 智哉(関西大1年) 180/83 右/左 (鳴門渦潮出身)

今回の合宿で、1年生ながら唯一選ばれた選手です。鳴門渦潮時代は、ショートからマウンドに上がりMAX143キロの速球には見るべきものがあったのを覚えています。180/83 という体格ですが、打席では非常に大きく魅せる選手。今春のリーグ戦では、0本 8点 0盗 打率.364厘(7位) 。平塚では確か、三振・三振・サードゴロで、一塁までの塁間は左打席から4.3秒ぐらいと、足は期待できません。今春は外野手でしたが、将来的にはショートやサードなど内野に戻るかもしれません。強肩であるのは、間違いないでしょうから。結果は残せませんでしたが、個人的には関西から合宿に参加していた下級生野手の中では、この選手に一番スケールというか惹かれるものを感じました。どんな選手に育ってゆくのか、その成長を見守りたいです。

竹村 陸(近畿大3年) 173/75 右/右 (神戸国際大付出身)

今春のリーグ戦では、0本 7点 1盗 打率.413厘(5位)で、2度目のリーグベストナインに選出されました。特に試合前から目を惹く強肩ぶりに、内野安打で出塁するような俊足ぶりが目立つ好打者です。けして長打で魅了するタイプではないと思いますが、対応力の高さや野球センスの高さには目を惹きます。平塚での試合では、ショートゴロ・内角の球を見逃し三振・四球と持ち味を活かせず、代表からは漏れてしまいました。いずれにしても、来年の関西を代表する野手の一人なので、引き続き注目して行きたい存在でした。

菅田 大介(奈良学園大3年) 187/82 左/左 (京都共栄学園出身)

投手との二刀流で注目されている選手で、合宿の最後にはマウンドにも上がりました。大学選手権では、ドラフト候補の山上大輔(立命館大)の高めに浮いた球を、逃さずライト前にはじき返す強烈なスイングが印象的。リーグ戦でも5盗塁を決めたり、投げても140キロ台を記録できたり、ある程度動けて守れる身体能力fがあります。リーグでも4割台のハイアベレージを残すなど、確実性とパンチ力を兼備。投手としてはまだ投げているだけという感じの左腕なので、現状は野手としての将来性の方が高いのではないかとは思っています。代表には選出されませんでしたが、彼も来年の関西を代表する野手としてドラフト的には気にしてみたい一人でした。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿・外野手前編
平塚合宿レポート・外野手編。外野手も10人ほどいるので、2回にわけてお送りしたいと思います。

向山 基生(法政大4年) 184/80 右/右 (法政二出身)

走攻守三拍子バランスのとれたプレーヤーですが、個人的には高校時代含めて気にしたことがありません。今春のリーグ戦では、2本 7点 1盗 打率.354厘 で六大学のベストナインを獲得。素晴らしいのは、2年春からリーグ戦に本格的に出始めて以降の通算打率が.360厘というハイアベレージ。走力の方は、3年秋にこそ3盗塁を記録したものの、あとのシーズンは0~1個と走力はあっても盗塁でアピールすることはない模様。初日の紅白戦では特に目立った活躍はしていませんでしたが、日本代表に選ばれました。これまであまり気にして見たことがない選手なので、近々レポートを作成するためにじっくり観戦してみようと思っています。

柳町 達(慶応大3年) 180/72 右/左 (慶應義塾出身)

1年春からリーグ戦で活躍してきた選手で、左右に打ち分ける広角打者。今春のリーグ戦では、0本 4点 0盗 .269厘 といった地味な内容に。コンスタントに毎シーズン3割前後打ち、試合の勝敗に左右するような良いところで打っている印象があります。守備・走塁は、正直あまり印象はありません。そういった意味では、よほど率とかで突き抜けないと、来年のドラフト候補かと言われると微妙な気はしています。平塚の試合でも、ショートライナー・四球・見逃し三振とアピールできず、代表には選ばれませんでした。ただし六大学のメンバーから構成されている FISU世界大学野球選手権大会 の代表には選出されました。

逢澤 崚介(明治大4年) 175/78 左/左 (関西出身)

守備・走塁は一級品で、これに関しては今すぐプロに混ぜても上位だと思われます。今春のリーグ戦では、0本 5点 6盗 打率.298厘 。走力も毎シーズン5盗塁前後と、絶対的な数字を残しているわけではないようです。守備に関しては、広い守備範囲・強肩、打球への勘もよく、素晴らしいものを持っています。打撃の印象は正直なく、技術的には悪くないものの、少々弱いような。守れる外野手が欲しいという球団からの需要はあると思いますので、上位ではないでしょうが志望届けを提出すれば中位~下位では指名されるのではないのでしょうか。見事、今回の日本代表に選出されました。

小郷 裕哉(立正大4年) 176/84 右/左 (関西出身)

ミートポイントは確かで、払うようなスイングに特徴がある外野手。今春のリーグ戦では、1本・2点 5盗 打率.279厘 という成績でした。昨秋のリーグ戦では、.347厘で2位になりベストナインを獲得しています。関西時代は二塁手として出場しており、大学進学後に外野手に転向。逢沢に比べると守備力では劣るものの、走力は毎シーズン5個前後の盗塁を決めており差はありません。打撃の潜在能力でいえば、小郷の方が逢沢よりも資質は高いように思います。ただし身体能力では、逢沢に劣っている気がします。確か平塚の試合でもチェンジアップを三振と四球で充分にはアピールできず、代表からは漏れました。当て勘は悪くないのですが、もう少し腰の入ったスイングをしてくれると良いのだが・・・と思います。

長沢 吉貴(日本大4年) 172/62 (佐野日大出身)

快速を売りにする選手ですが、守備・打撃も悪くないです。今春のリーグ戦では、2本 10点 9盗 打率.357厘(3位)と、東都二部とはいえ好成績を残します。この選手、小柄でもきっちりボールを捉え振り切れます。一部・二部の通算打率も3割を越えており、突き抜けてはいませんが、スイングに非力感はありません。広い守備範囲を誇る中堅守備に、セーフティバントなどの小技でも揺さぶるプレーができます。しかし今回の代表戦では快速ぶりは目立っていましたが、打撃ではアピールできず代表漏れ。ドラフトでは、順位こだわらないプロ志望ならば、下位~育成までには入ってきそうな選手ではあります。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿内野手後編
平塚球場で行われた、全日本大学選抜平塚合宿に出場していた、内野手編の続きでも。

岩城 駿也(九州産業大4年) 179/83 右/右 (東海大五出身)

確実性と長打力を兼ね備えたポイントゲッター。昨春のリーグ戦では、25打点と抜群の勝負強さを魅せ、今春のリーグ戦でも6本塁打を放ち長打力を示しました。この選手の素晴らしいところは、長打力がありながら脆さがない点にあります。ただし大学選手権や平塚合宿を見ていて思ったのは、意外に甘い球を打ち損じていることも多く、プロでも打撃は即戦力とは単純に言えないのではないかと思えるようになりました。また三塁守備はかなり厳しく、プロだと一塁か外野といった感じがします。肩・足がない選手ではないので、けして動けないタイプではありません。初日は特にアピールできたわけではないのですが、日本代表に無事選ばれました。ドラフトでは下位レベルだと思いますが、打撃はプロに慣れれば、いずれは出てくる選手という気がします。

渡邊 佳明(明治大4年) 180/78 右/左 (横浜出身)

元横浜高校監督の渡辺元智氏の孫という冠がどうしてもついてまわりますが、実力で六大学トップクラスの内野手にのし上がった実力者です。今春のリーグ戦では 0本 6点 1盗 打率.327厘 。長打はあまり期待できないのですが、シュアな打撃で高いレベルの相手でも順応できる確かな技術の持ち主。遊撃手としては無難という感じですが、三塁手としては上手い部類。ドラフト候補という感じはしませんが、有力社会人チームなどで長く野球を続けて行けそうな選手です。今回の、日本代表メンバーにも選出されました。

上川畑 大悟(日本大4年) 167/63 右/左 (倉敷商出身)

スピード感溢れる守備・走塁が魅了の選手。今春のリーグ戦では 0本 7点 2盗 打率.269厘 と平凡ですが、11四死球を選んでおり出塁率の高さは光ります。俊足ぶりならば、同じく代表に選ばれば 米満 凪(奈良学園大)の方が目立ちますが、一歩目の反応鋭く広い守備範囲を誇る守備では上をゆくように思います。こと守備に関しては、大学球界でもトップクラスではないかと。プロとなると微妙ではあるのですが、遊撃守備という武器があるだけに、順位「にこだわりがなければ可能性がないわけではありません。しかし常識的にみると、社会人に進むタイプなのではないのでしょうか。

和田 佳大(中京大3年) 168/69 右/左 (鹿児島情報出身)

俊足が売りの遊撃手です。昨秋・今春の愛知リーグの遊撃部門のベストナインに選出され、昨秋はMVPとも獲得。あまりよく知らない選手だったのですが、合宿初日の試合では、センターフライ・レフトフライ・レフト前にヒットを放ちました。個人的気になったのは、三塁や遊撃の守備の動きがゆるく感じたこと。この手のタイプならば、もう少し守備でのアピールが欲しかった気がしました。

中川 智裕(近畿大3年) 186/82 右/右 (近大付出身)

昨年の開幕戦では、2本のホームランを放ち注目された大型遊撃手。合宿では、サードゴロ・ショートゴロ・レフト前にヒットを放っていました。あんまりよくわからなかったのですが、スケールの大きな遊撃手として、期待を込めての選抜だったのかもしれません。まだ2年生ということで、これから観戦する際には注目してみたい選手でした。

米満 凪(奈良学園大4年)遊撃 170/70 右/左 (敦賀気比出身)

小柄ながら三拍子ハイレベルに揃った遊撃手で、大学選手権の活躍により臨時招集されました。特に、抜群のスタートの良さを活かした走塁に特徴があり、走力はアマでもトップクラスものを持っています。また遊撃手としても、スピード感があり肩も悪くありません。打撃も小柄でも非力さはなく、うまさとパンチ力を兼ね備えます。プロ志望ならば、ドラフト指名される可能性が高く、今年少ない大学社会人の貴重なニ遊間候補となりそうです。国際試合でアピールすれば、より大きなアピールに繋がりそうです。

児玉 亮涼(九州産業大2年) 165/60 右/右 (文徳出身)

バットを短く持って、センター方向中心にはじき返す野球センスに優れた遊撃手。チームでは二番打者で、つなぎ役をきっちり行える選手との印象を受けます。それでもしっかりはじき返す打撃ができるので、外国人の強い球にも力負けすることはないのではと。代表チームだと、遊撃手というよりも二塁あたりを担うことになるかもしれません。まだ2年生ということで、今回の代表だけでなく今後も見据えた上での抜擢ではないのでしょうか。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿内野手前編
今回は人数も多いということで、平塚合宿に参加した内野手を二回に分けてレポートしたいと思います。

渡部 健人(桐蔭横浜大2年) 175/105 右/右 (日本ウェルネス高出身)

日本ウェルネス高校時代から、中田 亮二(亜大-中日)内野手を彷彿とさせる体格から、強打の遊撃手として活躍した選手です。桐蔭横浜大に進んでからも強打者ぶりは健在で、今春は 3本 10点 打率.438厘(3位)で神奈川リーグの一塁手のベストナインを獲得。高校時代からその見た目から想像できないぐらい俊敏で、三塁ならば充分イケるだろうという気がしました。平塚合宿でも特大のファールを打つなど存在感を示しましたが、使い勝手が限られるという理由か?今回は落選してしまいました。今後全国の舞台での活躍なども求められますが、打てる三塁手として2年後は再び脚光を浴びる可能性は充分あると考えられます。

中山 翔太(法政大4年) 186/90 右/右 (履正社出身)

六大学屈指のパワーヒッターで、今春のリーグ戦では 1本 8点 打率.380厘(3位)という成績で、六大学の一塁手のベストナインに。打席ではこれでもかと力んでフルスイングして来るのですが、力が入り過ぎて返って打球が上がらなくなっているように思います。そのパワーの割に、期待ほど打球が上がらいのではないかとみています。左翼手としては守備・肩などかなり厳しいのですが、一塁手としての動きや瞬時の判断力には優れています。一塁でも良いので、強打者が欲しいという球団ならば、食指を伸ばすのではないのでしょうか。現状は下位指名になると思いますが、本人のプロ志向が高ければ指名されると思います。今回の日本代表は逃しましたが、FISU世界大学野球選手権大会 の方の代表には選出されました。

中川 圭太(東洋大4年) 180/76 右/右 (PL学園出身)

「最後のPL戦士」と呼ばれてきた選手で、高いリーダーシップと勝負強さが売りのセカンドです。二塁手としてはスローイングが不安定なところがあるものの、スナップが小さくノーモーションから素早い送球ができるのが特徴。また長距離打者ではありませんが、リストの強さがありスタンドに叩き込めるパンチ力もあります。今春のリーグ戦では、2本 9点 打率.291厘 で、東都のセカンドベストナインを獲得。まだ走攻守に絶対的なものはないものの、総合力と気持ちの強さで評価すべき選手。今回は代表に選ばれませんでしたが、ドラフト会議では数少ないニ遊間候補として4位前後での指名があっても不思議ではありません。

伊藤 裕季也(立正大4年) 181/90 右/右 (日大三出身)

パワフルな打撃が売りの二塁手。今春のリーグ戦では、2本 5点 打率.310厘。初日の試合でも、スライダーをきっちりレフト前にはじき返してアピールしていました。体型としては一塁という感じの選手ですが、セカンド守備でも丁寧にボールを扱おうという姿勢が伺えます。足も遅く動ける選手ではないのですが、外国人投手の球にも力負けしそうもないスイングが魅力でしょうか。ドラフトとなると、守備・走塁でのアピールに欠け、指名となると微妙かと。本人のプロ志向や順位などにもよると思いますが、社会人に流れる可能性は高いのではないのでしょうか。

勝俣 翔貴(国際武道大3年) 177/78 右/左 (東海大菅生出身)

対応力と長打力を秘めたポイントゲッター。天性のスラッガーという感じではないのですが、強打者でも脆さがなく、この世代では屈指の打力が高校時代からありました。菅生時代は外野手でしたが、武道大に進んでからは三塁手として活躍。けして上手いわけではないのですが、無難に三塁もこなします。この合宿でも、速球とスライダーをそれぞれセンターにはじき返すなど、技量の高さをアピール。三塁ができることは実証済みで、来年の有力なドラフト候補へと浮上してきました。

森下 智之(明治大4年) 175/75 右/左 (米子東出身)

一浪を経て明治に入った苦労人で、今春の六大学三塁手部門のベストナインを獲得。リーグ戦では、0本 8点 打率.364厘 の成績で打ちまくりました。高校時代からそれほど名のし知れた選手でもないですし、六大学でもこれまで地味な存在。しかしバットを振れる力強さの割に、当てる能力にも優れます。一塁まで左打席から4.35秒前後と足が速いわけでもないのですが、三塁手としては安定しています。ドラフト候補というよりは、社会人などに進むタイプではないのでしょうか。それでも今回は、きっちり仕事をこなせる選手として代表入りを勝ち取りました。

佐藤 輝明 (近畿大2年) 186/92 右/左 (仁川学院出身)

恵まれた体格を活かした、飛距離が自慢の強打者。今春のリーグ戦では、2本 12点 打率.333厘 で、関西学生リーグの外野部門のベストナインに選出。この合宿では、上茶谷大河(東洋大)投手からホームランを放ったり、初日も一二塁間を破るヒットを放つなどアピールし続けて代表の座を射止めました。平塚合宿後の関西5リーグ対抗戦でも少し見たのですが、まだ脆さみたいなものがあり、レベルの高い投手への対応がこれからの課題ではないのでしょうか。平塚では内野手の面々に入っていましたが、一塁&左翼 候補といった感じでしょうか。将来の、日本の中心選手との期待も込めての抜擢という気が致します。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿(捕手編)
平塚合宿に参加した、大学球界を代表する捕手たちについて、今回は触れて行きたいと思います。

郡司 裕也 (慶応大3年) 180/83 右/右 (仙台育英出身)

今春のリーグ戦では、13試合 1本 9点 打率.365厘(5位)で、六大学のベストナイン(2度目)を獲得。六大学を代表する捕手として、インサイドワークと勝負強い打撃に定評があります。ディフェンスに関しては、地肩が凄いとか何か素材として抜けているというよりもトータルバランスに優れた捕手という気がします。しいていえば大型捕手なので、フットワークが重苦しく足回りの悪さを感じる部分があるところでしょうか。今回代表は有力かなと思いましたが、首脳陣のおメガネには適いませんでした。その一方で、今回の代表を除いた六大学のメンバーで構成された 2018 FISU世界大学野球選手権大会の方の代表メンバーに選出されました。いずれにしても来年の有力なドラフト候補として、再び注目されることにはなりそうです。

藤野 隼大(立教大3年) 181/83 右/右 (川越東出身)

今春のリーグ戦では、13試合 1本 7点 打率.306厘(13位) という内容で、チームでも主軸を任される思いっきりの良いスイングの持ち主、郡司ほどは打撃では目立ちませんが。それでも昨秋の六大学のベストナイン捕手で、試合を組み立てられるディフェンス力と、捕手としても1.9秒前後のの安定したスローイング・破綻のないキャッチングと揃い、守りの力量を高く評価されての選出だと考えられます。初日の紅白戦でも、スライダーをきっちりセンター前にはじき返し打撃でも存在感を示しました。あまりじっくり見たことがある選手ではないのでなんとも言えませんが、日本代表のマスクでキャリアを積めれば箔がつき、来年に向けても大いにアピールとなりそうです。

佐藤 都志也(東洋大3年) 180/80 右/左 (聖光学院出身)

今春のリーグ戦では、14試合 4本 11点 打率.358厘 と長打力があり、打てる捕手との印象を受けます。塁間1.85秒前後の強肩も光るのですが、捕手としては少し粗っぽいところがあってディフェンスでは微妙な印象を受けます。代表でも強肩・強打を生かして、外野での出場を視野に入れられているようです。打てる捕手というアピールポイントはあるのですが、プロでも捕手でやって行けるほどなのかは見極めて行きたい来年のドラフト候補。

頓宮 裕真(亜細亜大4年) 182/96 右/右 (岡山理大付出身)

こちらは、捕手もできる強打者といった感じの存在。今春のリーグ戦では、13試合 5本 15点 打率.267厘 で、捕手として東都のベストナインに選出されました。少々差し込まれても外野を越えてゆくような圧倒的なパワーがあり、アマチュアでは滅多に見られないようなエグい打球を連発します。ただし破壊力は凄まじい一方で、少し脆い側面があります。代表チームの捕手としては厳しいので、ブルペンでボールを受けることはあっても、試合では一塁やDHなどで中軸を担うことになるのではないのでしょうか。プロでも長打を売りにできる破壊力があり、ポジションが限られることもあり上位指名では厳しいかもしれませんが、中位でぐらいならば指名があっても不思議ではありません。

海野 隆司(東海大3年)捕手 172/77 右/右 (関西出身)

小柄でフットワークが身軽な、塁間1.7秒台で送球できる実戦派捕手です。ただ動けるだけでなく、キャッチングや各プレーも洗練されており、ディフェンス力は高く評価できます。打つ方でも今春のリーグ戦では、11試合 0本 5点 打率.311厘で首都リーグの首位打者を獲得。長打で魅了するタイプではなく、状況に応じた打撃をして来きます。スケール感溢れる素材ではありませんが、使い勝手がよく来年のドラフト候補に上がってくる一人ではないのでしょうか。試合の後半戦の緊迫した場面で、落ちる球などを武器にしている投手が登板する時などに起用したいという話しもあります。いずれにしても藤野との海野が、今回のジャパンのマスクを担うことになりそうです。

太田 光(大商大4年)捕手 177/75 右/右 (広陵出身)

大学選手権で2本の長打を放つなど、打てて守れる捕手として追加招集されました。今春のリーグ戦では、13試合 2本 8点 打率.522厘 で関西六大学リーグの首位打者やMVPとを獲得。けして強振しなくても、ポーンとセンターから右方向に大きな飛球が飛ぶのが魅力です。ディフェンス面も、キョッチング・リード・強肩など総合力が高い攻守にバランスのとれた捕手。気になったのは、平塚での紅白戦や今日行われた5リーグ対抗戦でも、完全に盗まれて簡単に次の塁を奪われてしまうところ。送球も結構不安定なところがあり、走られ放題になる危険性を感じます。緊迫した場面でも確実に刺せる・海野(東海大)が評価されたのも頷けます。しかしながら大学球界を代表する捕手として、ドラフトでも中位ぐらいでの指名があっても不思議ではありません。

その他ドラフト戦線の捕手としては、下級生の時にジャパン代表にもなっていた 吉田 高彰(上武大)や、ディフェンス力では大学球界NO.1なのではないかと思われる 橋本 昴稀(京都学園大) などの捕手達も、プロ側の評価が気になるところです。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿2
合宿最終日だった今日は、日本代表メンバーが決定致しました。しかしながら、初日のレポートを続けます(汗)

佐々木 健(富士大4年)投手 178/80 左/左

元々北海道・東北地区には有力左腕が多かったのですが、この春一気に評価を高めた速球派です。先発しても常時140~中盤を連発できるスピード能力があり、スライダー・チェンジアップのキレ・精度も悪くありません。この日の最速は、マイガンで91マイル・146キロで平塚ガンでは152キロまで到達。三振と2つのゴロで仕留めるなど、持ち味は発揮できていたように思います。似たタイプの 田中 誠也(立教大3年)が選ばれたので、そこで落選となったということか。それでもドラフトでは貴重な速球派左腕であり、3位以内ぐらいでは充分指名される可能性があるのではないのでしょうか。イメージ的には、上から投げていたアマ時代の 高宮 和也 を彷彿とさせるタイプです。

飯嶋 海斗(東海大4年)投手 185/74 左/左

大きく一塁側に踏み出してから、サイドハンドで投げ込む変則左腕。特に左打者に対して、強さを発揮するタイプの投手です。ちょっと席を外している間に試合が進んでおり、球速は計測せず。平塚ガンでは、145キロが最速でした。大学選手権やリーグ戦でも、135~140キロ台前半ぐらい。球威・球速という意味ではやや物足りませんが、低めで微妙に出し入れできる制球力・投球術が持ち味。この日は佐藤輝明(近大)にライト前にヒットを打たれたり、四球を出したりと持ち味を充分には発揮できませんでした。ドラフト候補としては、指名ボーダーレベル。左殺しとして、下位指名~育成あたりの指名ならばあっても不思議ではありません。限られた投手陣でやりくりしないといけない大会では、なかなか使い方が限定されてしまう選手は選出し難かったのかもしれません。

上茶谷 大河(東洋大4年)投手 181/85 右/右

昨年まで実績に乏しかったのですが、今年一気に東洋大のエースに昇りつめた本格派。今春のリーグ戦では、6勝2敗 防御率 2.29(リーグ2位)という好成績をあげ注目されます。この日もマイガンで92マイル・148キロを記録し、平塚ガンでも149キロに到達。リーグ戦の激闘の影響が心配されましたが、球威と球質を兼ね備えた速球にスライダーやフォークを交えつつ見事にリフレッシュされていました。この日登板した投手の中では、松本航(日体大)と共に最も良かったと思います。それでも代表に選出されなかったのは、事情をよく知る生田(亜大・代表監督)氏が、彼の将来を考えて無理させないためだったのではないか邪推します。ゲームメイクできる、典型的な先発タイプ。ドラフト会議では1位指名競合が予想され、開幕ローテーション入りが期待できる数少ない存在です。

津森 宥紀(東北福祉大3年)投手 177/80 右/右

ガッチリした体格から繰り出す、速球派のサイドハンドです。元々はメンバー入りしていませんでしたが、大学選手権での活躍が認められ臨時招集されました。同大会では、18回2/3イニングを投げて、自責点0で大会MVPを獲得。マイガンでは89マイル・143キロ程度でしたが、平塚ガンではスライダー・シンカー織り交ぜつつ149キロまで記録。しかし3四球を出すなど、大会の直後の影響か?内容はイマイチでした。その後の試合でアピールしたのか? 大学選手権の内容を評価されたのかはわかりませんが、代表に選出されました。いずれにしても、来年のドラフト候補としてマークできる一人なのは間違いありません。

小郷 賢人(東海大2年)投手 180/80 右/右

小さめなテイクバックから、150キロ台の速球を連発してきます。今春のリーグ戦では、リリーフとして8試合に登板して自責点0。大学選手権でも1試合の登板も無失点で、この春は1点も取れておりません。あまり回転の良くない真っ直ぐなので、打者の空振りを誘うというよりも詰まらせる球質。それでいて強烈なフォークボールがあり、この球で三振を奪います。この春は、11回1/3イニングで奪三振は22個。マイガンでも96マイル(155キロ)を記録しましたが、平塚ガンでも同じく155キロに到達し代表メンバーに選出されました。まさに今が旬といった感じで、2年後どうなっているかはわかりません。しかし当然2年後の上位候補として、意識できる存在なのは間違いありません。現状は、速球とフォークの投手なので完全にリリーフタイプです。

三浦 瑞樹(東北福祉大1年)投手 175/71 左/右

左サイドハンドの技巧派・岩田 将貴(九州産業大2年)の代表辞退で、急遽招集された日本一メンバーの一人。しかしその投球は、比較的オーソドックスなサウスポー。今春のリーグ戦では2試合・3イニングを無失点。大学選手権でもリリーフで2試合に登板したのみと、実績には欠けます。それでも1年生ということで、次回以降への期待も込められていたのかもしれません。球速はマイガンで88マイル・142キロであり、平塚ガンでは147キロを記録。左腕らしく、スライダーやチェンジアップ系のボールを織り交ぜます。2本のヒットにエラーなども絡み、犠牲フライで失点を許します。この経験を糧に、どんな成長を遂げてゆくのか楽しみです。

若山 蒼人(中部学院大4年)投手 188/85 右/右

大型の下手投げ投手で、私自身見たことがなかったので一番の目的でした。この春のリーグ戦では、3勝2敗 防御率 1.42 で、岐阜リーグのMVPを獲得。下手投げなので、130キロ前後ぐらいの球速でMAX132キロ。下手らしい浮き上がる球筋があるのは良かったのですが、先頭打者に四球後ボークを出すなど不安定な内容。それでも、その後の打者を連続三振に仕留め無失点に抑えます。こういったタイプにしては、あまり細かいコントロールがないのが気になりました。国際大会で一人は入れてみたいという希望もあったのかもしれませんが、力及ばず落選。本人がプロ志望かはわかりませんが、プロでも貴重なタイプだけに育成あたりならばという気もしなくはありません。ただし実績も残した選手なので、育成扱いならば有力社会人に進むのではないのでしょうか。

平川 裕太(国際武道大4年)投手 171/72 右/右

小柄ながら指先でしっかりボールが切れるリリースが魅力で、質の良い真っ直ぐとシンカーを武器にする好投手。今春のリーグ戦では、10試合に登板し 防御率 1.13(リーグ1位)を記録。大学選手権の立命館大戦では完封勝利をあげ、追加招集されました。マイガンでは90マイル・145キロぐらいでしたが、平塚ガンでは150キロ前後を連発しMAX151キロ。力みからか四球を連発したり三振を奪ったりと不安定で、元来の実戦的なところまではアピールできませんでした。普段は小柄ながら、ゲームメイクできる実戦派で、低い順位でも即戦力になりえる穴っぽい候補として注目しています。ただしこの試合、ランナーを出すとノーマークで盗塁をされ放題だったのは正直気になりました。大学選手権でもクィックが1.3秒ぐらいでまともにできていませんでした。こういったところを修正してからでも、プロ入りは遅くないという判断がされるかもしれません。

甲斐野 央(東洋大4年)投手 183/83 右/右

いまのアマチュア球界でも、球速的には安定してもっと速い球を投げる投手です。今週のリーグ戦では、リリーフにまわり8試合に登板、防御率 1.80 という成績でした。しかしこの投手、3年秋には 5勝1敗 防御率 2.06(リーグ2位)の成績を、先発としても確かな実績の持ち主でもあります。チームで最も信頼できる投手を、いつでも送り込めるようにという考えた起用だったのではないのでしょうか。この試合では、マイガンで95マイル・153キロ記録し、平塚ガンでは154~156キロを連発。改めて、球速能力の高さを示します。その一方で、上川畑 大悟(日大)に四球を出すなど、コントロールはアバウトな印象を受けました。そうこの投手は、リリーフになると力任せになり制球が乱れる傾向にあります。先発の時のようなまとまりのある実戦派から、かなりイメージとは違う粗っぽい投球になるのです。そして合わされやすいのか? 球速は破格でも打ち返されてしまうケースが少なくありません。この日もボールが先行するなか、武器である大きく横滑りするスライダーでカウントを整え立て直す場面がしばしばし見られました。しかし今春のリーグ戦の消耗も少なめだったので、代表に選出されたのは嬉しいところ。疲労が心配な上茶谷、怪我明けの梅津ではなく、この甲斐野が代表に選ばれた意味は大きいと思います。3人とも1位指名が有力な選手たちですが、彼らの中でも実力がNO.1であることを、世界を舞台に示して欲しいところです。

菅田 大介(奈良産業大3年)投手&外野 187/82 左/左

強烈な打球を放つ、強打の外野手として注目されている選手です。しかし投手としても、140キロ台を記録できるサウスポーとして、平塚合宿でも最後に登場しました。球速は、マイガンで88マイル・142キロで、平塚ガンでは144キロを記録。先頭打者を死球で出してしまいましたが、続く打者を併殺に。最後の打者もセカンドゴロに抑え、なんとか無失点で終えました。投手としては左腕から140キロ台を記録できるというところに希少価値はありますが、現状それ以外に特筆すべきものはありません。来年候補としてあげるとすれば、やはり野手の才能の方ではないかと思います。どの程度投手としては、今後経験を積んでゆくかではないのでしょうか。本格的に投球に専念したら、どうなるのかは気になるところですが。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿1
今回は、大学日本代表を決める平塚合宿に参加した選手の感想を、何回かに分けてお送りしたいと思います。初日の模様を観戦してきたのですが、当初初日は試合の予定はなし。しかし2日目以降の天候が不安視されていたので、急遽試合が組まれました。その情報を教えてもらい急いで向かったので、1回表の田中 誠也(立教大3年)左腕の投球が確認できなかったことをご了承くださいませ。試合は1イニングずつ交代で、すべての投手が登板するといったものでした。また、守備も目まぐるしく替わるので、なかなか把握しきれないものがあったことも確かです。

森下 暢仁(明治大3年)投手 180/73 右/右 

キレイなフォームから投げ込む、正統派右腕です。今春のリーグ戦では、3勝2敗 防御率 3.00 と平凡でした。しかし登板した各試合では、150キロを超える球速を記録し着実にパワーアップを遂げています。この日もスライダー・チェンジアップなどをうまく交えつつ、平塚のガンでMAX148キロ・マイガンで90マイル・145キロを計測。同じ六大学の藤野(立教大3年)にセンター前にヒットを打たれたものの、安定した内容を魅せ代表入りも有力との印象。来年の有力なドラフト1位候補であり、高校時代も志望届けを提出すれば3位以内は確実だった素材。ここまでは、順調に来ている気がします。

清水 昇(国学院大4年)投手 180/82 右/左

こちらもオーソドックスなフォームから投げ込む、速球派投手。今春のリーグ戦では3勝2敗ながら、防御率1.75 で、東都の最優秀防御率を獲得。先発だと140キロ~中盤ぐらいの球速が多いものの、この日は1イニング限定。チェンジアップを織り交ぜつつ、3人の打者をいずれも内野ゴロに仕留める内容。マイガンこそ89マイル・143キロ程度でしたが、平塚ガンでは149キロまで到達。個人的にはリーグ戦よりも、速球に力強さを感じさせ、改めてリリーフで投げると印象が違うなと感じました。ドラフトでも3位以内が期待される、指名の有力候補。代表入りに関しては同型も多いので内容は良かったのですが、首脳陣がどう考えるか?

小島 和哉(早稲田大4年)投手 177/81 左/左

ゲームメイクでき、先発型のサウスポー。今週のリーグ戦は、4勝3敗 防御率 2.29(リーグ3位)と安定。リーグ戦だと130キロ台中盤~140キロ台前半と球威・球速が物足りないのですが、この日は1イニング限定でもあり140キロ台を連発。マイガンでは92マイル・148キロを記録したものの、平塚ガンでは146キロがMAX。しかしこの球以外は140キロ台前半が多かったので、ちょっとエラー気味だったのかもしれません。しかしいつもの小島に比べると、明らかにボールに強さ・勢いがあり、こういったピッチングもできるのだなというのは収穫でした。早稲田のエースだということもあり、プロ側の評価が低いようだと社会人に進みそうな状況。ただし指名されても中位ぐらいであることを考えると、順位縛りなどがあれば指名が回避される可能性は感じます。この日は、内野ゴロ2つに外野フライと無難に抑えました。先発できる左腕が代表に欲しければ有力候補ですが、そうでなければ微妙かと思います。

加藤 三範(筑波大2年)投手 181/86 左/左

チームではクローザーをやっているようですが、リーグ戦での記憶が正直ありません。今春のリーグ戦では、1勝2敗ながら 防御率は 0.67 と安定感が売り? 140キロ前後の速球にスライダー・チェンジアップを織り交ぜて来るオーソドックスなタイプであり、平塚ガンでは147キロを記録しましたが、マイガンでは88マイル・142キロ止まり。ボール・投球自体には、それほどインパクトは感じませんでした。内容も、外野フライ・死球・三振・内野ゴロと平凡で、代表となるとパンチ不足か? まだ2年生ということで、さらなる上積みがあれば、ドラフト候補に最終学年には上がって来るかもしれません。

栗林 良吏(名城大4年)投手 177/79 右/右

今年の東海地区を代表する、中背の速球派右腕。今春のリーグ戦では、4勝2敗 防御率 1.75(2位)と、それなりに実力は発揮。マイガンでは88マイル・142キロ程度でしたが、平塚ガンでは140キロ台後半を連発しMAX148キロを記録。大きく横滑りするスライダーやチェンジアップも織り交ぜますが、勝俣(国際武道大)や辰巳(立命館大)あたりにヒットを許すなど内容はイマイチ。馬力はある選手なので、順位にこだわらなければ下位指名ならあると思いますが、社会人が有力だという話しも耳にします。今回の代表となると、ちと厳しい印象は受けました。投球が一辺倒なところがあり、奥行きが出てくればという気がします。

島内 颯太郎(九州共立大4年)投手 180/78 右/右

昨秋の神宮大会で力強いボールを投げ込み、今回は九州から唯一選ばれた投手です。今春のリーグ戦では、4勝0敗 防御率 2.98(リーグ2位)ながら、春季リーグ戦を見た感じではピリッとしませんでした。マイガンでは90マイル・145キロ、平塚ガンでは152キロを記録。力のある速球とフォークとの単調なコンビネーションで、リリーフ向きだと考えられます。この日は、振り逃げや内野安打など、不運なところも。この選手も順位にこだわらなければ下位指名はあると思いますが、即戦力としてはまだ計算できるレベルには達していないと思います。球速ほど絶対的なものはなく、代表となると厳しいのではないかと。

中村 稔弥(亜細亜大4年)投手 178/84 左/左

東都リーグを代表する、技巧派のサウスポーです。今春のリーグ戦では、5勝5敗 防御率 2.43(3位)と無難な内容。立ち上がりから四球を出すなど、この日はいつになく荒れ荒れでした。マイガンでは88マイル・142キロ、平塚ガンでは145キロが最高で、カーブ・スライダー・チェンジアップなど多彩な変化球で相手の的を絞らせないのが特徴。掴みどころがなく、気がつくとイニングを食っているといった感じ投球で、大崩れしないサウスポーを加えたいと考えているのならば代表入りもあるかもしれません。ドラフト的には意見が分かれるタイプだと思いますが、それほど高い順位は各球団用意できないはず。順位にこだわりがなければ、下位指名での指名もあるかもしれませんが、それならば社会人で2年後をという判断になるのではないかという気もします。

伊藤 大海(苫小牧駒沢大2年)投手 175/80 右/右

駒大を退学して、苫小牧駒沢大に再入学して才能を開花させた投手です。キレの良い150キロ前後の真っ直ぐとスライダーに特徴があります。この日は、死球・四球・ヒット・押し出しなどで失点するなど、緊張のためか内容はイマイチ。マイガンではエラー表示だと思いますが、99マイル・159キロを記録。この数字は、15年以上このスピードガンを使っていますが初めての数字でした。それ以外だと、93マイル・150キロで、平塚ガンでは151キロでした。2年後の有力なドラフト候補ですが、今回の代表となると内容が内容だっただけに厳しいかもしれません。この経験を、ぜひ今後に生かして欲しいですね。

東妻 勇輔(日体大4年)投手 171/81 右/右

今年の大学生を代表する、力投派の速球投手です。150キロ前後の真っ直ぐと、曲がり過ぎるぐらいのスライダーに、強烈なチェンジアップのようなフォークが武器です。今春のリーグ戦では、4勝2敗 防御率 1.30ながら7位の成績。この選手は先発だとボールを動かしてくるクセ球で、勝負どころで150キロ台のフォーシームを投げ込んできます。力みまくって投げるので、コントロールが極めてアバウト。しかしハマった時のボールの威力と規格外の変化球の曲がりで三振か四球かといったタイプ。平塚ガンとの相性が悪く148キロ程度でしたが、マイガンでは96マイル・155キロまで到達。頓宮(亜大)に力勝負でヒットを打たれましたが、その後は併殺とスライダーで大田(大商大)から見逃しの三振を奪います。こういった魂のこもったリリーバーがチームに欲しいと考えれば、代表入りもあると思います。しかし試合を壊す怖さもあり、ドラフトでも今回の代表でも評価が分かれるタイプなのではないのでしょうか。ドラフト的にもすでに能力を出し切っている選手なので、今の力で通用しないようだと厳しいです。プロではリリーフが想定だと思いますが、現状は中位指名ぐらいに落ち着くのではないかとみています。

松本 航(日体大4年)投手 176/82 右/右

東妻が力で押してくる力投派ならば、こちらはゲームメイクできる投球センスに溢れた先発タイプ。今春のリーグ戦では、4勝3敗 防御率 1.18ながら5位でした。カットボール・スプリットなど多彩な変化球を織り交ぜながらも、この日はリリーフということもありストレートも冴えました。マイガンでは92マイル・148キロでしたが、平塚ガンでは150キロ台連発で154キロまで到達。150キロ台の速球で、外野フライ2つに三振と完璧な内容でした。投球リズム・制球力も安定し、この日投げた投手の中でも一番の出来だったのかもしれません。ドラフトとなると素材としての奥行きがもう一つなのと、リーグ戦優勝を逃したたように試合後半になると慣れられて攻略されてしまう勝負弱さfがあります。開幕ローテーションに入るぐらいの完成度はあるのですが、二桁勝てるような投手なのかかと言われると疑問です。ローテーションの頭数を揃えたい球団が、ハズレ1位から2位ぐらいには指名されるのではないのでしょうか。プロだと、5~8勝ぐらいできればといった感じだとみています。


今回は、投手の半分まで。次回は、残りの投手達をご紹介したいと思います。

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

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