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迷スカウト」の管理人として、長年ドラフト候補を追いかけてきた 蔵建て男(くらたてお)の有料コンテンツ。

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蔵建て男の略歴

1987年 長島一茂(立教大-ヤクルト入団)内野手が注目された年から、ドラフトに興味を持ち始める(当時中学2年)。1998年松坂世代の活躍に触発されて、その年の12月15日にドラフトサイト「迷スカウト」を開設。以後全国を駆け巡って、ドラフト候補のレポート作成をはじめる。その活動をきっかけに、野球に携わる仕事を始めるようになる。現在は「野球太郎」などネット媒体を超えたところでも、活動の幅を広げている。 Twitterアカウントは @kuratateo 

2018年度のドラフト指名選手 及び現在寸評が読める選手は、すべてリンクを張りました。


過去の更新記事の一覧は、こちら から。





毎月の活動報告として、動画を使ってドラフト候補やドラフトの流れをご紹介する新たな試みをはじめました。良かったら、ご登録は、こちらを https://www.youtube.com/user/kuratateo/?sub_confirmation=1

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テーマ : 無題
ジャンル : その他

2020年 甲子園交流大会2


大会二日目第一試合・天理 VS 広島新庄

天理では、オール3年生でのぞみ県大会では登板のなかった 達 孝太(2年)右腕が登場。192/83 の長身右腕で、コンスタントに140キロ台(MAX143キロ?)を記録。角度のある速球を軸に、スライダー・フォークなどを交えてくる。昨秋に比べると、だいぶビシッとしてきてはいるが、まだ身体にゆるさが感じられる。それでも秋からは、ドラフト候補としてマークされる存在あるのは間違い無さそうだ。来夏までに、どのぐらいの投手に成長して来るか?

チームで絶対的な存在である 下林 源太(3年)三塁手は、この試合ではノーヒットで終わりアピールできなかった。身体は小さいが、県大会で特大のホームランを放つなど強打には光るものを持っている。チームでも精神的柱と呼ばれるリーダーシップは、大学に進んでも生かされそうだ。

また 杉下 海星(2年)遊撃手は、深いところからも送球が乱れないスーパープレイを披露。昨秋から、とにかくスローイングが全く乱れない守備には驚かされた。打順は9番を務めていたように、センスは感じられるもののやや弱い。体格も小柄で高校からプロという選手かどうかは微妙だが、全国屈指の守備力を誇るショートストップ。今後も、追いかけて行きたい一人である。

一方の広島新庄でも目立ったのは、2年生ショートの 瀬尾 秀太(2年)遊撃手。こちらは、スピード感溢れるプレーで、守備範囲が広くキャッチングに特徴がある。打撃もスイングが強く、小柄でも中々の強打者ぶりだった。ただしスローイングに少し雑なところがあり、送球が乱れることがあるのは気になった。深いところからでも、きっちりアウトにできる地肩はあるだけにもったいない。また1番打者の 大可 尭明(2年)二塁手も、俊足・巧打で目立つ存在。このニ遊間は、来年の広島でも注目されてゆく存在ではないのだろうか。

達  孝太(天理2年)投手 192/83 右/右
下林 源太(天理3年)三塁 168/70 右/左
杉下 海生(天理2年)遊撃 167/64 右/左

瀬尾 秀太(広島新庄2年)遊撃 160/63 右/左
大可 尭明(広島新庄2年)二塁 175/64 右/左

大会二日目第二試合・創成館 VS 平田

横山 陽樹(栃木・作新学院3年)捕手 最終寸評

下級生のときから、U-18の日本代表メンバーに選出されてきた 横山 陽樹(作新学院3年)捕手。昨年は外野手としてだったが、最後の夏は捕手として出場。キャッチャー・横山 陽樹 は、プロ意識できる素材なのか検証してみた。
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浅利 太門(大阪・興国3年)投手 

今年の大阪を代表する素材として話題になっていた 浅利 太門(興国3年)右腕。ぜひ一度、どんな選手だか見てみたかった。ようやく最後の夏に、そのことが実現できた。
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森畑 侑大(西東京・創価高3年)投手

今年の東京都を代表する投手である 森畑 侑大(創価高3年)右腕。大幅な肉体改造に成功したが、投球内容に大きな変化があったのか検証してみたい。
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木下 幹也(神奈川・横浜高3年)投手 最終寸評

昨夏から、こんなものではないだろうと常に感じていたのが、木下 幹也(横浜高3年)右腕。果たして最終学年において、現状はどのようになっているのか確認してみた。
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8/3(月)のドラフト候補

月曜日でありながら、この日は全国的にも注目の選手が大挙して登場した日となりました。

北嶋 洸太(駒大苫小牧)右腕は、球速こそ140キロ前後ぐらいだったものの、ポンポンとストライクを先行させ安心して見ていられるタイプだった。カーブ・スライダー・チェンジアップ系の球を巧みに織り交ぜ、メリハリの効いたピッチングを魅せてくれた。特にコントロールが安定しており、ボールゾーンに切れ込むスライダーを振らせるのが上手い。ドラフト候補というよりは大学タイプといった感じはするものの、早い段階から上のステージでも活躍して行ける完成度を誇っている。さらに球威・球速を増してゆけば、将来的には即戦力としてのプロ入りも現実味を帯びてきそうだ。

北嶋 洸太(南北海道・駒大苫小牧3年)投手 174/81 右/右

そんな南北海道で、高校からのプロ入りが現実味を帯びてきているのが、根本 悠楓(苫小牧中央)左腕。こちらも中学時代から揉まれてきた実績の持ち主のようで、実戦力の高い投球が魅力のサウスポー。見えないところからピュッとボールが出てくる感じで、140キロ前後~145キロぐらいのストレートがより速く感じられる。変化球は、スライダーが武器で他にツーシーム的なボールにカーブなど。特にスライダーは低めのボールゾーンに左右の打者関係なく決めて来ることができる。逆にこの球が見極められると、投球が苦しくなるタイプ。立ち上がりは力みでバラツキがあったものの、2回以降はテンポも上がり徐々に持ち味を発揮し始めていた。けしてスケール感溢れるサウスポーという感じではなく、大学や社会人のサウスポーと比較したくなるタイプ。体格には恵まれていないが、左投手だけに志望届けを提出すれば2、3位ぐらいでの指名が期待できる。個人的には、昨年の 宮城 大弥(興南-オリックス1位)左腕以上に、早くから活躍できるタイプではないかとみているのがどうだろうか? 全国でも、3本の指に入るサウスポーなのではないのだろうか。

根本 悠楓(南北海道・苫小牧中央3年)投手 170/76 左/左

昨夏甲子園での投球が印象的だったスリークォーター、笠島 尚樹(敦賀気比)右腕が中継に登場。2年夏の時点で、甲子園で先発でも140キロ台中盤を叩き出していたほどの投手。しかしこの試合では、球速は140キロ台前半にとどまり、ボールの走りなども良くなかった。小さく打者の手元で変化するスライダーやカットボール、それにたまにチェンジアップだかシンカー系の球を投げ間違えないように投げている印象。この夏は調子が悪かったのか? それとも勝ちに徹した投球ということで、コントロール重視のピッチングだったのだろうか? 正直前年からの上積みは感じられず、3位ぐらいで面白そうな素材かなと思ったが、この試合の内容を見る限り5位ぐらいの指名になってしまうのではと。何処か痛めていない限りは、もっと球速が出るはずだし、その球を上手く操る技量もあるはずなのだが。似たタイプでは、昨年の 横山 陸人(専大松戸-ロッテ4位)や、一昨年の 市川 悠太(明徳義塾-ヤクルト3位)よりもワンランク劣る内容だった。逆に立て直しが効くようならば、5,6位で獲得できれば順位以上の活躍を期待できるタイプかもしれない。いずれにしても志望届を提出すれば、指名は濃厚なところにはいるだろう。

笠島 尚樹(福井・敦賀気比3年)投手 178/78 右/右

またその笠島の後をうけて登板した 松村 力(敦賀気比)右腕も、140キロ台中盤の力のあるボールを魅せていた。速い球を投げようとボールが抜け気味だったのは気になったが、一球152キロを記録しどよめかせた。しかし彼の今までのMAXが147キロとのことで、他のボールは144・145キロだったことを考えると、これはエラーと考えて良さそうだ。ストライクが暴れる分、小さく曲がるスライダーでしっかりカウントを整えることができ、チェンジアップ系のボールも投げてくる。こちらは高校からの指名があるかと言われると厳しいかなといった気はするが、将来的に152キロを連発しても不思議ではない能力は秘めていそうだ。

松村 力(福井・敦賀気比3年)投手 180/82 右/右

また国学院栃木にも、楽しみな選手が揃っていた。この日先発した シャピロ・マシュー・一郎(3年)右腕は、アメリカ人の父を持つ血筋の選手。ちょっとノーラン・ライアンを彷彿とさせるような、足を高く上げるフォームからコンスタントに140キロ~中盤を連発できる能力がある。ボールの球速・勢いは適度に感じられるのだが、その割に若干球威に欠けるところがあり、まだボールが弱いかなといった印象。それでも縦に大きく割れるカーブ・ツーシーム・スライダーなどもあり、素材としての魅力に溢れている。指名となると下位指名~育成ぐらいになってしまうと思うが、伸び代を感じさせる素材だけに志望届を提出すれば何かしらの形で指名されるのではないのだろうか。

シャピロ・マシュー・一郎(栃木・国学院栃木3年)投手 191/95 右/右

また試合終盤には、エースの 神山 陽登(国学院栃木3年)右腕も登場。こちらもマシュー同様にコントロールに粗さは感じられたが、コンスタントに145キロ前後~後半を記録した。変化球もカットボール・スライダー・チェンジアップなどもあり、アバウトでも甘いゾーンに入って来ないところは好いところ。高校からプロというよりは、大学などワンクッション置いてからのプロ入りが好いタイプではないかとみる。進路も大学志望との話で、4年後までに大きく育っていって欲しい。

神山 陽登(国学院栃木3年)投手 176/70 右/左

そしてこの日一番の衝撃だったのが、山下 舜平大(福岡大大濠)右腕の投球だった。2年春の九州大会でも生で見たことがあったが、その時に比べると見違えるほど体つきが変わっていてビックリ。コンスタントに140キロ台後半を刻み、試合終盤には最速となると151キロを記録したスタミナも驚き。ボールの質もキレ型の好投手タイプだったのが、ズシリと重い球威型のロマン溢れる素材に変貌。縦に大きく割れるカーブも、昨夏は決まらず苦しんでいたが、きっちり制御できるようになっていた。まだまだ細かいコントロールや駆け引きといった部分では物足りないが、今後の伸び代・持っているスケールという意味では、今年の高校球界でも屈指のものがあると評価して良さそうだ。ドラフトでも、外れ1位から2位以内での指名はまず間違いなさそう。元来器用なセンス型だったはずなので、球種を増やすことや実戦的な投球の習得も期待して良さそう。夏の甲子園組以外では、最も評価される存在になって行きそうだ。

山下 舜平大(福岡・福岡大大濠3年)投手 189/83 右/右


(最後に)

この日の観戦で、甲子園組以外の主だったところは、かなり網羅できた印象が強い。今後は、大会が終盤迎えて来る大阪や兵庫のなどの関西組に、大会が始まりだした、神奈川・千葉・埼玉 あたりの南関東組に興味が注がれることになりそうだ。

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

8/2(日)のドラフト候補

8月に入り、これまで中継に登場しなかった有力どころが相次いで登場。8/2の日曜日にも、多くのドラフト候補が登場してきた。そんな中でも、印象的な選手について触れて行きたい。

昨夏2年生ながら、U-18の日本代表に選出されホームランも打っていた 横山 陽樹(作新学院3年)。昨夏は外野手として出場していたが、新チーム以後は元々やっていた捕手に再転向した。小さく身体を屈め的を大きく見せるなど、構えから投手や審判への配慮が感じられる。ミットを投手に示しつつ、ミットがブレずにしっかり捕球。テンポを重視して座ったまま返球するが、けして投手への返球は雑になっていない。打球への反応も鋭く、細かく周りにも指示が出せるなど捕手らしさも垣間見られた。捕ってから素早い送球で、スローイング・地肩も基準以上。上のレベルでも、捕手として続けて行かれる素材だと実感させられた。打撃は相変わらずの対応力の高さで、右に左へと広角に打ち返す打撃は健在。イメージ的には、内川聖一(ソフトバンク)の高校時代を彷彿とさせる。進学の噂もあるが、プロ志望届けを提出すれば、3位前後ぐらいでの指名が有力ではないかと。けして長打力を売りにする選手ではないので、守備的負担の大きなポジションでアピールして欲しいタイプだが、プロとしては「打てる捕手」として評価する球団も出てくるのではないのだろうか。

横山 陽樹(栃木・作新学院)捕手 178/75 右/右

この日一番面白かったのは、島根大会準決勝で対戦した 開星と立正大淞南 の対戦。ドラフト候補として目される 山本 大斗(開星)中堅手は、昨年よりも明らかに身体が一回り二回り大きくなった迫力のある体格に。特にミートセンスに優れている感じは昨年からしないが、捉えたときの打球は見事でこの試合でも本塁打を放って魅せた。強打の右の外野手としては、全国でも指折りの存在だけに、プロ志望届けを提出すれば指名される可能性は高いのではないかと思われる。走力・地肩に関しては、中~中の上ぐらいなので、やはり売りは打撃だといった感じだが。

山本 大斗(島根・開星)中堅 180/88 右/右

おかわり君的な存在として、その圧倒的な飛距離を昨夏から評価してきた 佐藤 文彰(立正大淞南)は、左翼手として出場。昨夏の模様を見る限りは三塁も無難にこなせるかなと思っていたが、左翼にコンバートされてしまい守備的・走塁でのアピールには欠ける。この選手を評価したいのは、ボールの上がり方が天性の長距離砲を感じさせるから。この試合でも、ホームランを放って片鱗を魅せてくれた。ただし現状チームでも図抜けたな存在というほどではないことを考えると、高校からのプロ入りとなるとどうだろうか? 今日にも決勝戦が行われるので、再度能力を見極めてみたい。

佐藤 文彰(島根・立正大淞南)左翼 174/85 右/右

また投手の 三宅 海夢(立正大淞南)右腕も、150キロ近い球速を誇るという山陰を代表する速球派。ただしこの試合を観る限りは、135~後半ぐらいの感じで、昨夏ほどの勢いは感じられなかった。投げっぷりの良いマウンドさばきに優れた速球派だが、174センチの体格も考えると、大学・社会人という進路をまずは選択するのではないのだろうか。

三宅 海夢(島根・立正大淞南)投手 174/82 右/右

そんな中、立正大淞南の中で最もプロに近いのは、谷川 唯人(3年)捕手かもしれない。三宅のワンバウンドするような球を、再三止めるワンバウンド処理に関しては全国でも屈指なのでは? ボールまわしや細かく周りに指示を出すなど、ディフェンス力に関してはドラフト級かと。問題は、打撃がドラフト指名級かと言われるとそこまでのインパクトが感じられなかったところをどうみるか? 育成枠含めて指名がありそうなのか、決勝戦の模様をみて判断して行きたい。

谷川 唯人(島根・立正大淞南)捕手 179/73 右/右

また香川大会では、プロも注目しているという 古市 尊(高松南)捕手のプレーを確認。捕ってから座ったまま返球するのだが、その際に送球が乱れることが多く雑に見えたのは残念。フットワークの良い選手で、キャッチングも悪くない。送球も1.9秒ぐらいで二塁まで到達しており地肩はなるほどプロが注目するだけのことはあったが、送球がショート側に流れたりと気になる部分も。打撃は三遊間を抜けたり、ショート前で大きく跳ねてヒットになるなど引っ張る打球が目立った。個人的には好みの問題もあるとは思うが、高校からプロというよりも、捕手として細かい部分まで追求して高めてからでもプロ入りは遅くはないのではないかと感じられた。チームは勝ち上がっているので、できればセンター方向からの視点でも見てみたい。

古市 尊(香川・高松南)捕手 177/67 右/右

大阪では、注目の 近大泉州 の試合が中継された。 中尾 純一朗(3年)左腕は、185/80 の恵まれた体格。しかし球速は135~140キロ強ぐらいと平凡で、何よりコントロールのバラツキも顕著で高校からのプロ入りは厳しいのではないかと。将来性を秘めた大型左腕なので、大学などで力を付けてからでも遅くは無さそうだ。

中尾 純一朗(近大泉州3年)投手 185/80 左/右

またチームメイトの 斎藤 佳紳(3年)右腕は、179/80 のガッチリした体格から135~140キロ強ぐらいの球速ではあると思うが、非常に球威のある力強いボールを投げ込んでいた。変化球もスライダーやフォークなどもある感じだったが、ストレートがボールの威力の割にはじき返されていたのは正直気になった。きっとボールが球威型であまり空振りが誘えない上に、フォームが合わされやすく高めに浮いた速球を狙い打たれていたのではないかと。まだまだ伸びしろを感じさせる素材ではあるが、やはり高校からのプロ入りとなると物足りないものは感じられた。

斎藤 佳紳(近大泉州3年)投手 179/80 右/右

三重大会では、注目の 伊東 邑航(いなべ総合)右腕が登場。184/88 と堂々とした体格から、140~中盤ぐらいのボールはさすがドラフト候補と思える強さがある。ただしこの投手、キレイな真っ直ぐではなく微妙に動くクセ球なので、あまり空振りが誘える球ではない。空振りは、独特の縦に割れるスライダーがあり、この球が上手く制御できる時は三振が奪える。他にもカットボールを織り交ぜたりと、本格派ではあるが正統派ではないという独特の位置づけ。それでもプロ志望届けを提出すれば、本会議中では指名されるとみていると。チームは菰野相手に勝利したので、今後の試合でも確認して位置づけを見極めて行きたい。

伊東 邑航(いなべ総合学園3年)投手 184/88 右/左

もうひとり気になったのが、この伊東とバッテリーを組む 田所 宗大(いなべ総合)捕手。座ったまま返球することで話題になっている捕手だが、プレーが雑には見えない。身体を小さく屈め、的を大きく見せる投手や審判に配慮した構え。捕ってから素早く返球して、リズムを重視。その際にも素早いのに、投手には軽く返球するという配慮も忘れない。スローイングはプロを意識できるものがあるので、打撃の方がどのレベルなのか? 今後の試合で見極めて行きたい。

田所 宗大(いなべ総合学園3年)捕手 178/85 右/右

その他気になったのは、熊本の 永谷 魁人(熊本城北2年)右腕。184/77 の均整の取れた投手体型から、130キロ台後半の速球と横滑りするスライダーをしっかり右打者外角に集めていた。まだビシッとしていない部分はあるものの、体格・フォームなども考えると、来年ドラフト候補へと浮上して来ることは濃厚といった素材だった。

永谷 魁人(熊本城北2年)投手 184/77 右/右

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

8月1(土)のドラフト候補

8月に入ると、これまで大会が行われていなかった地域、大会が終盤に差し掛かり中継が行われてこなかった県でも観戦が確認できるようになってきた。そのため多くのドラフト候補が、この8月最初の週末に大挙して登場してきた。その中でも、印象的な選手たちについて触れてみたい。

愛知大会は、すでに中盤~後半戦に差し掛かってきた。しかしこれまでの試合では登板がなかった 高橋 宏斗(中京大中京3年)右腕が中継に登場。昨秋・明治神宮大会では優勝投手になり、実績的には世代NO.1の存在だった。そんな高橋が、一冬越えての成長ぶりをアピール。コンスタントに140キロ台後半~150キロを超えてきた。フォームもオールドタイプの速球派という感じの秋のフォームから、違和感のない速球派へと変わってきた。スライダーでしっかりカウントを整え、フォークでも空振りが誘える。クィックや牽制などに至るまで、非常にレベルが高い。進学も噂されるが、この内容ならば1位指名はほぼ間違いないと思えるレベルまで来ている。甲子園で充分なアピールができれば、周りも大いにヒートアップすることだろう。かなり、昨年の 奥川恭伸(星稜-ヤクルト1位)に近いレベルまで来ているのではないのだろうか。

高橋 宏斗(愛知・中京大中京)投手 182/82 右/右

昨年2年生ながら、U-18の高校日本代表にも選出された 横山 陽樹(作新学院)も健在ぶりをアピール。昨夏は外野手だったが、捕手としてのプレーを披露。しっかりミットを投手に示し、座ったまま投手に返すテンポを意識したボールまわし。それでも周りに細かく指示を出したり、打球への反応もまずまず。捕ってから素早く返球し刺すなど、地肩・送球の精度もプロを意識できるレベルにある。内川聖一(ソフトバンク)ばりのミートセンスもあるところも健在であり、プロでも捕手としてやれそうなところをアピールできたことは大きいのではないのだろうか。もう少し見てみたい気がするが、ドラフトでも中位以上を期待しても良さそうな、ハイセンスな選手だった。

横山 陽樹(栃木・作新学院)捕手 178/78 右/右

驚かされたと言えば、事前に150キロを越えてくるとは訊いていたものの、小園 健太(市立和歌山2年)右腕の投球だった。練習試合で152キロを記録したとも言われる選手であったが、均整の取れた体格から投げ込まれるボールの質・勢いは本物。また高速で小さく変化するボールを多く織り交ぜるなど、ただの力だけで押すだけの投球ではなかった。私の知る中では、中学時代から世代を引っ張る 森木 大智(高知)右腕・この夏の秋田大会で一気に全国にその名を知らしめた 風間 球打(ノースアジア大明桜)と共に、来年世代の上位候補としてマークできる存在ではないのだろうか。

小園 健太(和歌山・市立和歌山2年)投手 184/85 右/右

そしてこの週末を最も盛り上げてくれたのが、、元 謙太(中京3年)投手&遊撃主だった。昨夏甲子園でホームランを放つなど、打球の速さは当時から際立っていた。この夏はエースとしても140キロ前後の速球に、意外に変化球を多く交えるなど器用さも併せ持つことを実感。また打者としても、追い込まれてから内角の厳しい球をライト前にはじき返すしぶとさや、変な当たりでも外野の前にポテンと落ちるような打球を打ち返せるのもポテンシャルの為せる技だろうか。この夏は3本のホームランを放つなど、将来性では断然野手。いかにも強打者らしいイケイケのプレースタイルの選手で、二松学舎大附時代の 鈴木誠也(広島)を思い出す。こういった選手は、ドラフトが近づくに連れて、実は各球団高く評価していたのだというのが判明するタイプではないのだろうか。この夏はショートも守っていたように、遊撃種としてはともかくプロでも三塁や二塁など内野が可能だと判断されれば、中位~上位指名を期待できる大物感溢れる選手だった。

元 謙太(岐阜・中京)投手&遊撃 188/85 右/右

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

ここ数日のドラフト候補

7月中は、すでにレポートした選手を何度か確認していたりすることが多く、毎日レポートするほどの目新しいものが少なかったのですが、今回は7月に確認できた選手の中でも印象深かった選手を何人かまとめてご紹介したいと思います。

この夏急浮上してきたのが、桑原 秀侍(神村学園)右腕ではないのだろうか。薩摩隼人らしい中背の体格から馬力あふれる投球が魅力で、140キロ台中盤~後半を連発できる馬力が魅力。少々コントロールは粗っぽいが、縦・横のスライダーにもキレがある。ただし個人的には、投手としての才能よりも野手としての可能性を推したい。投げない時にはショートを守り、高い身体能力とパンチ力を秘めた強打者。今宮健太(ソフトバンク)が150キロ以上を投げながらもショートにコンバートされ大成したように、野手としての可能性の方が高いとみる。イメージ的には、投手としては 金城龍彦(元DeNA)の近大附属時代を彷彿とさせる。プロ志望届けを提出すれば、本会議で指名されることになるのではないのだろうか。

桑原 秀侍(鹿児島・神村学園)投手&遊撃 175/79 右/右

同じ九州では、牛島 希(九州学院)中堅手が、最後の夏を終えた。三拍子バランスの取れたプレーヤーで、もう少し打撃で圧倒的なものを魅せて欲しかったという思いは残ったが、右打ちの外野手ということで指名圏内に入ってくる可能性はあるだろう。昨年は捕手をやっていたように、外野だけでなく、いろいろなポジションでの可能性を秘めている。再度試合の模様を見直し、どのぐらいのランクの選手なのか見極めてみたい。

牛島 希(熊本・九州学院)中堅 176/79 右/右

ストレートでガンガン押すという意味では、先の桑原以上に印象的だったのが 渕上 竜椰(早鞆)右腕。185/85 の堂々とした体格から、投球のほとんどが140~中盤は出ていそうな速球で押すというスタイル。ボールが全体的に高めに集まるなどの粗っぽさを残すが、フォームもしっかりしており、もっと話題になっても良い投手ではないかと思う。プロ志望届けを提出すれば、下位~育成あたりでの指名があっても不思議はなく、化けたら大きそうなスケールの持ち主。

渕上 竜椰(山口・早鞆)投手 185/85 右/右

速球の勢い・厚みという意味では指名級の 蓼原 慎仁(桐生一)右腕も、忘れてはいけない1人。日本人の父とロシア人の母の元に生まれたハーフ選手で、分厚い体つきは高校生離れ。コントロールはボールに訊いてくれといった粗っぽいタイプではあるが、素材としては面白いので育成あたりならば指名があっても不思議ではない高いスペックの持ち主だった。

蓼原 慎仁(群馬・桐生一)投手 180/80 右/右

こちらも粗っぽいが、山本由伸(オリックス)のような回転数の多そうな真っ直ぐが魅力の 加藤 翼(帝京大可児)右腕も150キロ台の速球を連発し、能力の高さを示した。スライダーやナックルカーブなどを織り交ぜたピッチングで、変化球の曲がりも悪くない。少々ムラっ気が多そうなマウンドさばきと制球力の粗さは気になったが、プロ向きの素材であり志望届けを提出すれば本会議での指名になるのではないのだろうか。

加藤 翼(岐阜・帝京大可児)投手 179/75 右/右

野手では、山本 陸(奈良大附)捕手は好選手だった。ミットをしっかり投手に示し的をつけやすくし、捕球時にもミットがブレずキャッチングも上手い。ワンバウンドするような球には素早く下からミットが出る選手で、ボールまわしや投手に配慮したプレーからもインテリジェンスの高さが滲み出ている。打ってもしっかり中軸で本塁打を連発しており、強肩と言われる送球をぜひ確認してみたいところ。チームが勝ち上がっているので、一度しじっくりと見てみたい。ただし雰囲気的には、高校からプロというよりも、大学を経由しそうなセンス型。それでも個人的には、この夏みた捕手の中でも 田島 輝久(龍谷大平安)と双璧の好印象だった。

山本 陸(奈良・奈良大付属)捕手 177/73 右/右

また捕手としてはプレー全体が雑だったりポロポロするキャッチングも含めて評価できないのの、打撃はピカイチだったのが、曽我 幸大(日向学院)捕手だった。初戦で見たときも、あっという間に外野手の頭の上を越えていった打球の速さは圧巻だった。さらに他の試合では、ホームランを含む長打を連発。こと打つことに関しては、牧原 巧汰(日大藤沢)・印出 太一(中京大中京)などと並んで、全国でも3本の指に入る打力の持ち主の捕手ではないのだろうか。特に長打力に関しては、3人の中でも一番かもしれない。この夏見た中でも、インパクトという意味では 作本 想真(大村工業)と共に屈指のものがあった。プロ志望届けを提出した場合、プロ側がどうみているかは意見が別れそうな選手だったが、個人的には充分に指名はアリなのではないかと評価したい。

曽我 幸大(宮崎・日向学院)捕手 176/85 右/右

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加藤 優弥(石川・金沢龍谷3年)投手

夏の大会に入るまで、全く知らない存在だった 加藤 優弥(金沢龍谷3年)右腕。サイドから繰り出す150キロの速球で、評価急上昇中の投手を考察してみた。
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有馬 太玖登(都城東3年)投手 最終寸評

昨夏から、馬力のある投球が光っていた 有馬 太玖登(都城東3年)右腕。あれから一年、どのような変化があったのか検証してみたい。
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釣 寿生(京都国際3年)捕手

打撃が勝ったタイプかと思っていた 釣 寿生(京都国際3年)だったが、捕手としての細やかさを感じさせる選手だった。また打撃でも粗さは残すものの、しぶとさとボールを遠くに飛ばせる才能の併せ持つ選手だった。

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早 真之介(京都国際3年)右翼手

攻撃的なプレースタイルと独特の感性を持った 早 真之介(京都国際3年)右翼手。プロでは余剰気味になる、左のアベレージ・中距離タイプの外野手ではあるが、今後の可能性について考えてみた。
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松本 遼大(岩手・花巻東3年)投手

今年の岩手NO.1投手と言われながら、最後の夏は最後の最後で2イニングほど登板したのみで終わってしまった 松本 遼大(花巻東3年)右腕。果たして、高校からプロ入りできるほどの選手なのか? 検証してみたい。
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水谷 公省(岩手・花巻東3年)三塁手

火の出るような強烈な打球が際立つ 水谷 公省(花巻東3年)三塁手。果たして、高校からプロ入りが可能な素材なのか? 検証してみた。
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佐藤 真尋(岩手・高田3年)投手

この夏、いっきにスカウトの注目を高めたのが、この 佐藤 真尋(岩手・高田3年)右腕。オーソドックスな右の正統派だったが、上のレベルで活躍するのには何が必要なのか考えてみた。
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7/20・21 のドラフト候補

週末に集中的に試合が行われていたので、この二日間は試合が行われた県は限られていました。そんななか注目だったのが、先日に登板がなかった 長尾 光(ノースアジア大3年)右腕の投球でした。長尾は球速こそ130キロ台後半~140キロ台前半とストレートに驚くほどのものはなかったものの、打者の手元でキュッと曲がるブレーキの効いたスライダーとスプリットを生かした縦の変化で三振が奪えます。前回登板した 橘高や佐々木といった投手が制球に苦しんでいたのに比べると、安定感ではピカイチだと言えるでしょう。果たして決勝のマウンドでは、誰が先発して来るのでしょうか? 体格的にも中背で球速もそこまで平均して速くないことを考えると、高校からプロ入りというよりも大学や社会人でワンクッション置いてからという判断になるかもしれません。バネのある素材が魅力の橘高、本大会調子の上がらない佐々木含めて、ノースアジア大明桜の3年生達は高校からプロ入りできるのかは微妙ではないかという気はしています。

以前も取り上げたノースアジア大明桜の4番打者・平尾 蒼凱(3年)三塁手は、172/73 と体格には恵まれていないが、スイングの弧が大きく同校の中でも目を惹く打者なのは間違いない。ただし三塁の守備は、守備範囲こそ広めだがフットワークからスローイングの流れを見ている限りそれほど上手くはないのかなといった感じ。このタイプならば、ニ遊間を担わないとなかなかプロといった判断にはならないのではないのだろうか。イメージ的には、東北高校-九州国際大に進み、日ハムやベイスターズなどでプレーした 加藤 政義 を少し思い出させるような選手。大学などで、さらに攻守の精度を高めて行きたい。

また対戦相手の由利高校では、4番の 佐藤 哲矢(3年)捕手の打撃も光っていた。初回には、長尾の外角高めのストレートを逃さずに、レフトスタンドに特大の一発を放って魅せた。偶然放った一発ではなく、元々県下を代表する強打者として知られていた存在で、他の打席でも難しい球をことごとくファールで粘るなど打力には確かなものを持っている。177/87 ややずんぐりした体格ではあったが、思いったよりフットワークも良く、送球こそ浮いたが地肩も水準以上の強さを魅せていた。やや上から掴みにゆくキャッチングは気になったが、上のレベルでも野球を続けて欲しい強打の捕手だった。

また大分大会では、ドラフト指名が有力候補な 川瀬 堅斗(大分商3年)右腕が登板。球速こそ140キロ前後(MAXで142キロぐらい)だったが、球筋の良いストレートは健在だった。変化球はブレーキの効いたカーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、目に見えてボールが良くなった感じではなかった。しかし一球一球投げるタイミングを変えたり、内角を厳しく突いたりと、投球の幅を広げることに力を注いできた跡が伺える。時々苦しくなると、ボールが高めに抜ける悪い癖が顔を覗かせたが、下級生時代よりも実戦力を増してきたのは間違いない。試合では負けてしまったが、甲子園での試合を残しており、大舞台でどんな投球を魅せてくれるのか楽しみにしたい。今日みた感じでは、中位(3位~5位)ぐらいでの指名は固いと思うが、上位(1,2位)レベルかと言われるそこまでのインパクトは感じられなかった。その印象を、甲子園で覆してくれるのか期待したい。

この試合では、事前に全く知らなかったが、比嘉 廉(日本文理大附3年)遊撃手という選手が気になった。ボールを上手く呼び込み左中間スタンドに叩き込んだり、川瀬との勝負でも高めに甘く浮いたスライダーを逃さずに左中間を抜く長打を放って魅せた。チームは勝ち上がったでの、守備力なども含めて今後の試合でも追いかけてみたいと思わせてくれる強打の遊撃手だった。

また岩手大会では、盛岡大付属のエース・大久保 瞬(3年)右腕が登場。172/68 と体格には恵まれていないものの、コンスタントに140キロ台を越えて来るスピード能力は想像以上の横手投げ。けして力を入れて投げている感じでもないのだが、適度にボールも荒れて的が絞り難い。まだ今大会登板のない 松本 遼大(花巻東3年)右腕との対決が見られるのか今後の岩手大会の注目ポイントとなりそうだ。大久保もマウンドさばきは洗練されており、有力大学などに進めば早くから活躍が見込めるタイプではないのだろうか。

また破れてはしまったが、昨夏佐々木朗希からも強打を魅せた 高橋 怜大(盛岡一)一塁手も、打力の高さは大会を通じて目立っていた。こちらもポジションが一塁など、打力には目を見張るものがあるが、高校からプロといったタイプではないような気がする。ただしパワーだけでなく対応力も悪くないので、上のレベルでもどのぐらいやれるのか注視して行きたい。

(まとめ)

この二日間は、ドラフト指名確実というよりも大学に進んでも追いかけてゆきたい、気にかけてみたいと思わせてくれる選手が多かった。そんな中、九州屈指の素材と言われる・川瀬(大分商)の現状が確認できたこと。また同じ大分に、比嘉(日本文理大附)遊撃手という、ドラフト候補になりえるかもしれない選手を見つけたことは大きな収穫だったと言えるであろう。川瀬は甲子園で、比嘉はまだ県大会を勝ち上がっているので、再度確認して評価を固めて行きたい。

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

作本 想真(大村工3年)投手&内野手

夏の長崎大会で、圧巻のホームランを放ってみせた 作本 想真(大村工3年)投手&内野手。今後の導き方次第では、とてつもない打者に育つかもしれない長距離砲候補だった。
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7/19(日)のドラフト候補

昨日から、全国的に甲子園代替大会の県大会が各地で行われました。日曜日だった今日も、多くのドラフト候補のプレーが確認できた一日となりました。

この選手をぜひ確認したいと思っていたのが、小辻 鷹仁(瀬田工業3年)右腕。スリークォーターから繰り出す腕の振りが強く、常時140キロ台~中盤ぐらいは出ていそうな、ズシリと重い速球はまさにドラフト級でした。変化球は、スライダー・カーブとやや単調な感じはしますが、キレも悪く有りません。中盤以降、制球を乱したように、細かいコントロールが課題でしょうか。しかし、戸郷 翔征(聖心ウルスラ-巨人6位)が高卒2年目でブレイクしているように、彼と同等からそれ以上の評価でのプロ入りにも期待が持てます。タイプ的にも、アマでちまちまといった選手では無さそうな堂々としたマウンドさばきでした。

もう1人今日目を惹いたのが、昨夏甲子園で才能の片鱗を見せてくれた 常田 唯斗(飯山3年)右腕。こちらは、スラッとした投手体型から、腕をコンパクトにたたむ腕の振りのしなやかさが目を惹きました。球速も常時140~140キロ台中盤ぐらいだと思いますが、昨夏よりも球威とコントロールが良くなった印象。小さく打者の手元でキュッと曲がるスライダーやスプリットだか沈む球もあるようです。しかしちょっと力むような場面だと、ボールが抜けるなど本当のコントロールはないのかなと思える不安なところも。こちらは育成も含めて視野に入れて志望届けを提出すれば、指名の可能性はあるのではないかとみます。

楽しみにしていたのが、初戦で強豪・佐世保実業を完封して話題になった 高田 恭平(壱岐3年)右腕と、長距離砲としての資質に恵まれている 作本 想真(大村工3年)内野手の対決。高田は171センチと体格には恵まれていないものの、135~140キロ級の速球には勢いがあり、ブレーキの良いカーブ・スライダー・フォーク系の縦の球とのコンビネーションが冴え、作本を完全に全打席を抑え込みます。なんとなくイメージ的には、楽天のエース・則本昂大 を彷彿とさせるようなフォーム。高卒プロというタイプではないと思いますが、大学などでも早い段階から活躍できそうなメリハリの効いたピッチングが光ります。

作本 想真(大村工3年)は、投手として先発。故障していて投げられていなかった時期もあったようだが、ようやく夏に間に合った形。球速は135キロぐらいで、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜてくる。しかし188/90 の大型故に、全体的に動作が緩く物足りなかった。初戦で圧巻のホームランを放った自慢の打撃も、高田相手にライトフライ2つにサードゴロ・ショートゴロゲッツーだかで、完璧に高田の厳しいマークに屈した形。ボールを遠くに飛ばす才能を高く評価して指名する球団が出てきても不思議ではないが、動作全体の緩さからもプロ入りには時期尚早と判断すべきかは意見が別れるところ。走力・守備力も、けして高いとは言えないだけに、打てないと潰しがきかず難しいロマン型ということになりそうだ。育成含めて志望届けを出せば、その可能性を評価して指名する球団が出てくるかもしれない。

その他じっくりは見られてないのでコメントは少なめとなるが、宗山 塁(広陵3年)遊撃手の、深いところから刺せる強肩ぶり。初戦でヒットが出なかった 中山 礼斗(中京大中京3年)遊撃手にも当たりが出るなど、ドラフト指名が有力野手達の才能の片鱗を垣間見ることができた。また別の試合で、じっくり能力を見極めてゆきたい。

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

7/18(土)のドラフト候補

全国の高校の中でも、最もみたいと思っていたのが、このノースアジア大明桜の試合だった。先発の 橘高 康太(3年)右腕は、中背の体格ながら140キロ前後の勢いのあるボールとスライダーにチェンジアップだかフォーク系の球もあり、力のあるところを魅せてくれた。素材としてもバネがありそうで、大学などで伸びるようだと楽しみ。しかし今日は、微妙なコントロールに苦しんでいたようだった。またエースの 佐々木 湧生(3年)右腕も登板していたようだが、ちょうど昼食をとって戻ってきたら降板するところで見られず。しかし最後に登板した 風間 球打(2年)右腕は、少々担ぐようなフォームではあったが140キロ台後半を連発。恵まれた体格から投げ下ろすストレートは、150キロにも到達。スライダー・フォーク系のキレも良く、来年の上位候補と納得させられる内容だった。

また打者では、4番の 平尾 蒼凱(3年)三塁手も、いきなりライト線を破るツーベースを放つなど力のある選手。今日登板がなかった 長尾 光(3年)右腕と共に、次戦じっくり見てみたいと思わせてくれる選手だった。

栃木大会では、佐々木 廉(青藍泰斗3年)右腕のテンポの良い投球が光った。それほど力を入れているようには見えないフォームから、コンスタントに130キロ台後半~最速144キロの速球で三振の山を築いた。スライダー・チェンジアップ系の球も織り交ぜ、コントロールやマウンドさばきも確か。 先輩の石川 翔(中日)の高校時代よりも、球速では劣るもののコントロールやセンスでは上回っているのではないのだろうか。プロ志望かはわからないが、今後も注視して行きたい1人。その石川の弟である 石川 彗亮(3年)外野手もパワフルなスイングは健在で、こちらも機会があればじっくり見てみたい1人だった。

また前回の試合ではチェックできなかった 中川 拓真(豊橋中央3年)捕手を確認。スタメンでは、下級生の捕手にマスクを譲りサードでの出場。試合途中からマスクを被り、ディフェンスではセンスの良さを魅せた。身体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングに、ミットをしっかり示しワンバウンドするような球にも素早く対応するなどキャッチングは安定。投手にも軽く返球するなど、叱咤激励して引っ張るというよりはセンス型か。自慢の強肩は確認できなかったが、変化球にタイミングが合わないなど打撃に関してはちょっと高卒プロとしては物足りないように見えた。今後も、何試合か見て能力を見極めて行きたい。

沖縄大会では、仲宗根 アレキサンダー海吏(北山3年)右腕が終盤から登板。確かにボールに強さが感じられる素材ではあったが、コントロールが定まらず苦しんだ。秘めたるポテンシャルは高さそうだが、実戦力という意味ではもう一つ。むしろ振り出しの良い、力強いスイングが目を惹いた。今後も野手とどちらの可能性が高いのか、見比べてゆきたい。

京都大会では、山下 航汰(京都外大西3年)捕手が登場。大型の捕手で、テンポの良いボールまわしに柔らかいグラブさばきにセンスの良さ感じられた。大きな身体を小さく屈め、投手に投げやすく的を大きく魅せる構え。ワンバウンドするような球でも、下から素早くミットを出すなど、キャッチングはまさにプロ級だった。大型故に打球への反応は並だったが、カバーリングも怠らずしっかりこなしていた。スローイング、捕ってから投げるまでの流れは悪くないが、地肩は平凡かなといった感じ。打撃もミートポイントがイマイチで、2番打者で変な当たりの打球が多かった。捕手としてのセンスは光ったが、、肩と打力が平凡で高校からのプロ入りはどうかな?といった感じ。試合終盤大逆転で勝利したので、もう一試合ぐらいみて判断して行きたい。

大分大会では、プロも注目するという 瀧 倖之介(佐伯鶴城3年)外野手を確認。第一打席でいきなり外角高めの球を、無理なく右中間に放ちスリーベースを。さらに2打席目も、内角寄りのスライダーをセンター前にはじき返すなど打力のあるところを魅せた。また三塁打の時のベースランニングもまずまずで、あまり足が速そうな体型には見えない割に、肩・足ともに一定の水準を満たしていそう。進学が基本線のようだが、スケールよりも実戦的なタイプなのかなといった印象を受けた。守備力含めて、もう少しみてみたいと思わせてくれる選手だった。

また今日一番の注目は、高田 琢登(静岡商3年)左腕が試合途中から登板。球速はコンスタントに140キロ台を越えてきて、最速で144キロを記録。安定したフォームで、コントロールで苦労するタイプではない。スライダーキレ・チェンジアップなど変化球で空振りを奪える威力があり、ゲームメイクできる先発型として評価できる素材。先日の練習試合では150キロも記録したという話で、まだギアが上げられる余力があるのであれば、ハズレ1位~2位ぐらいまでで消えてしまうかもしれない。今日の内容では、2,3位ぐらいかなといった内容には見えた。いずれにしてもこの夏はじめて、指名は確実だろうという投手に出会った気がする。

(今日のまとめ)

来年の1位候補にも上がりそうな 風間(ノースアジア大明桜2年)右腕と、今年の上位候補になりそうな 高田(静岡商3年)左腕のインパクトが強い一日となった。今日から全国の大会が本格化したことで、一気にチェックする試合が増えた。有力選手を抱えるほとんどの学校は勝利したので、今回見られた選手でも引き続き確認して能力を見極めて行きたい。終わったあとはぐったりという感じではあったが、嬉しい疲労感だった。

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

坂本 龍太郎(富島3年)捕手

宮崎県下屈指の都城東の投手陣を全く苦にしない強打者ぶりが光った 坂本 龍三郎(富島3年)捕手。好捕手が揃う今年の宮崎においても、代表的な強肩・強打の捕手だった。
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2020年 本当に凄いやつ166 本野 一哉(25歳・琉球BO)投手

昨年の全日本クラブ選手権で、気になるピッチングを魅せていた 本野 一哉(25歳・琉球BO)左腕。新設された球団で、どのように才能を延ばして行っているのか、ぜひ確認してみたいと思わせてくれる選手だった。
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7/15 のドラフト候補

今日は、日中でかけていたので、出かける前と帰ってきてからちょろとしか観られませんでした。そんななか確認できた中で注目だったのが、小牟田 龍宝(青森山田3年)右腕。昨年、堀田 賢慎(巨人1位)を輩出した同校において、再びプロを意識できる選手が出てきました。

しかし昨年の堀田がロマンあふれるスケール型ならば、小牟田の方は変化球を交えた総合力で勝負するタイプ。真っすぐの割合は少なく、チェンジアップを多く織り交ぜ、他にスライダー・カーブなども使ってきます。ストレートも少し力を抜いてカウントを整えに来るのか? あるいはあれがカットボールなのかもしれません。そのため滅多に、140キロ台を超えるような勢いのある真っすぐは観られませんでした。たまに力を入れて投げるストレートが、140キロ台中盤ぐらいは出ていそうで、適度な勢いと角度を感じさせる球ではありましたが。

できればセンターカメラからの映像で、相手もそれなりに強いところと戦った時にどう見えるかで判断したいところ。投手としてはある程度まとまっているので、自滅するような危うさは感じられません。あとは、キャパ全開で投げた時に、どんなピッチングを魅せてくれるかでしょうね。今日見た感じでは、正直下位~育成あたりぐらいの投手なのかなといった感じでした。次回見るときには、150キロとも言われる速球派の片鱗を魅せて欲しいところです。

小牟田 龍宝(青森山田3年)投手 178/82 右/右

鹿児島大会では、八方 悠介(鹿児島城西3年)右腕が登場。こちらは選抜出場校なので、8月に甲子園で本気モードでの投球が見られそう。それでも140キロ前後の速球に、スライダーやチェンジアップを織り交ぜたコンビネーションは健在。一冬越えて見違えるほどといったほどではなかったものの、良い成長曲線を描いてきているのではないかと。彼もセンターカメラから、強豪校相手にどんなピッチングをするかで判断したいのですが、昨秋よりはドラフト候補らしくなってきた感じがします。ニ木 康太(鹿児島情報-ロッテ6位)の高校時代に比べると、しなやかさや将来性ではニ木の方が感じました。線の細さと球威の物足りなさが目立った高校時代のニ木よりも、ボールは強いですし投球もしっかりしている感じがします。こちらはプロ志望かはわかりませんが、現状は育成あたりで指名があるかないかぐらいかなという印象ではあります。甲子園での投球をみて、判断して行きたい投手でした。

八方 悠介(鹿児島城西3年)投手 180/74 右/右

二人ともフォームこそ違えど、変化球とのコンビネーションで仕留めてくる実戦派。ただこういった投球ができる選手を、素直に肉付けさせた方が、モノになる確率は高いのかなといった気はします。また私自身は確認できませんでしたが、藤田 青空(弘前東3年)捕手という選手が、プロ注目の選手らしいので、次回の試合では注目してみてみたいと思います。

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

7/13・14 のドラフト候補

この二日間で目立っていたのは、 作本 想真(大村工業3年)三塁手。今年の長崎でも、投打にスケールでは図抜けた存在という前評判だった。この日は、滞空時間の長いホームランを左中間スタンドに放り込んで魅せた。ボールの呼び込み方にも雰囲気があり、打球の角度もスラッガーのそれではないかと思える大飛球。次戦では、佐世保実業を完封して話題になった140キロ右腕・壱岐の高田投手との対戦となる。レベルの高い相手に、どのようなバッティングを示すのか注目される。ひょっとすると、とてつもない大物かもしれない。

岩手大会では、初戦140キロ台の投球で注目された 佐藤 真尋(高田)投手に5球団のスカウトが集結したのだとか。登板はコールド直前の7回に投げた1イニングのみ。非常にオーソドックスな正統派右腕で、140キロ台のストレートやスライダーなど適度なまとまりと勢いを感じさせる素材。もう少しじっくり見てみたいところではあるが、球速の割に相手にしっかり合わされるところがあり、指名があったとしても育成あたりかなというのは初戦を見たときにも感じたこと。こちらも、レベルの高い相手にどのぐらいの内容を示せるかではないのだろうか。

また翌日の試合では、小田島 翔(一戸3年)右腕という無名の投手が、スリークォーターから130キロ台中盤~140キロの勢いのある真っ直ぐをテンポよく投げ込んでくる。ただ真っ直ぐが速いだけでなく、カーブや縦・横のスライダーを交えつつ、マウンドさばきも良く総合力に優れた好投手。大学などでも本格的な環境で野球を続けていって欲しい好投手だった。また対戦相手の水沢では、伊藤 裕平(2年)投手が140キロ台を連発。それほど体格には恵まれていないが、135~143キロのミットに突き刺さるような真っ直ぐの勢いには見るべきものがあった。来年は、岩手を代表する投手として注目される存在になりうるだろう。

14日は、八戸学院光星・盛岡大付属・花巻東・創成館などの強豪校が登場し勝利した。また同じく勝利した 佐伯鶴城(大分)には、プロも注目する滝 倖之介(3年)外野手がいるということで次戦は見逃さないにようにしたいところ。そしてここ数日の話題を最もさらったのが、校名変更した ノースアジア大明桜(秋田)の145キロトリオ。中でも長尾(3年)右腕は150キロに到達し、橘高も146キロを誇るという。また2年生の風間投手も149キロまで来ており、先輩達を凌ぐスケールの持ち主だという。明桜は、元ヤクルトのエースとして活躍し、DeNAの監督でもあった 尾花 高夫氏がコーチを務めており注目の学校でもある。すでにチームも秋田大会のベスト8進出が決まり、次戦からはネット中継でその勇姿が確認できそうだ。

また東北を代表する強打者である 水谷 公省(花巻東3年)三塁&中堅手が、右中間スタンドにホームランを放つなど順調なスタートを切った一日だった。背筋を伸ばし、構えた時から雰囲気のある打者。内角の厳しい攻めをもろともせずに、ライトスタンドに叩き込んだ。また後の打席では、うまくレフト方向に流すなど幅のあるところを魅せていた。個人的には、もう少し身体にキレが欲しいように見えた。いずれにしてもサードの守備がどのぐらいなのかも含めて、今後の試合で見極めてゆきたい。ちなみに岩手大会の模様は、見逃し配信があるので大変有り難い。

テーマ : プロ野球
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坂本 竜三郎(20歳・BC福井)捕手

昨年も指名候補に名前があがっていた 坂本 竜三郎(20歳・BC福井)捕手。果たして指名されためには、何が物足りないのか? 考えてみた。
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7/12(日)のドラフト候補

昨日は投手に気になる選手が多かったのですが、今日は野手に注目すべき選手が多かった一日でした。そんななか京都大会では、有力選手を抱える京都国際が登場。釣 寿生(3年)捕手は、182/87 の大型捕手。どっしりとした感じで、的が大きく見えるなど投げやすいキャッチャーではないのだろうか。ただし大型ゆえにフットワークなど足回りが重苦しく見えるのは気になるが、捕ってからは素早く小さなモーションでもしっかり刺せる地肩の強さを持ち合わせている。打撃も長打力が注目されているが、難しい低めのカーブをライト前に落とすなど、意外にしぶとく食らいつくバッティングを見せていた。捕手としても見た目以上に細やかさもあり、捕手らしい一面があることも忘れてはいけない。ただし高校からドラフト指名されるかといわれると、もう少し見てみないとわからないかなというのが率直なところ。

また同じく注目の 早 真之介(3年)右翼種も、内角の球をうまく巻き込みライトスタンドに叩き込むなど思いっきりの良いスイングが目立った。この選手に関しては、守備・走塁含めて総合力がどの程度なのか見極めてゆきたい。釣同様にドラフト指名確実とは言えないが、今後も候補として追いかけてみる価値はありそうだった。

また同じ京都大会では、龍谷大平安が登場。こちらも注目の 奥村 真大(3年)三塁手が、レフトスタンドに特大の一発を放つなど飛距離には目を見張るものを持っていた。右打ちの三塁手で、強打者らしいポジティブなプレースタイルも打者としては頼もしい。サードの守備含めて、こちらも指名できるレベルか見極めてゆきたい。

また秋は確か外野手だった 田島 輝久(3年)が捕手にコンバート。ミットをしっかり示し、キャッチングも安定。ボールまわしもよく、捕手適正抜群の選手だった。センス型と思いきや、打撃は結構思いっきりの良い攻撃的な打者。小柄で高校からプロといったタイプではないが、個人的には大変好みのタイプ捕手で、どのぐらいの選手にまで昇りつめてゆくか期待している。

また静岡では、注目の 二俣 翔一(磐田東3年)捕手が登場。ミットをしっかり示し、テンポよく返球。ワンバウンド処理・キャッチング・打球への反応などにも優れたドラフト候補。イニング間送球では安定していたが、実際ではあまり型をしっかり作れないまま投げてしまうなど、プレッシャーのかかる場面での送球はどうなのだろうか? また文句なしプロの素材なのだが、少々プレースタイルが粗い印象を受けた。しかし打撃はヘッドスピード鋭く、第一打席から三遊間を鋭く破るなど投打のバランスもとれている。終盤には投手として140キロ台の速球を連発していたように、地肩が強いのは間違いない。プロ志望届け提出すれば指名は確実な素材とみたが、プロで大成できる素材なのか? 順位的にどのぐらいなのかは他の試合も見て見極めてゆきたい。投手・野手含めて、この夏見た中で指名が確実だろうという選手は、この選手がこの夏初めてだった。

また同じ静岡では、相沢 寛太(静岡3年)遊撃手が登場。第一打席から右方向に鋭くはじ返すなど、下級生の時同様にセンスの高さを見せてくれた。軽快な遊撃守備も健在で、攻守のバランスが取れている。ただし昨年チェックしたときは、センス型と思いきや意外に大きなスイングをしてくるので、太田 諒(天理-オリックス1位)のようなスケール型に伸びてくるかと思っていた。しかし体付きはあまり変わっておらず、相変わらずのセンス型。ハイセンスの持ち主ではあるが、大学に行くタイプなのかなといった印象も受けたが進路希望はどうなのだろうか? この選手も、今後何試合か見て位置付けを考えてゆきたい。

また試合最後に 高須 大雅(静岡2年)右腕が登場。189/73の大型右腕で、少々前に倒れこむような感じのフォームは気になったものの、来年の東海地区を代表する投手になるかもという期待を抱かせててくれる投手だった。球速は130キロ台中盤ぐらいだったが、140キロぐらいは出ていそうな勢いのあるボールを投げ込んでいた。秋に向けて、覚えておいて損のない選手だろう。

(7月12日のまとめ)

この夏はじめて、ドラフト候補というよりも指名確実だろうという選手に出会ったのは収穫。またそのほかの野手も、今後も注目して能力を見極めてゆきたい候補となりうる選手が多かった。大学や社会人を経てならという昨日の選手たちと違い、秋のドラフトで指名を意識できる選手が多数いたということ。ここにあげた選手たちの学校は勝ち上がったので、今後の試合でも観戦する機会があれば注視してゆきたい。

テーマ : プロ野球
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7/11(土) のドラフト候補

全国の多くの地域で、今日から夏の代替大会が始まりました。そのためなかなか追いきれない試合も多かったのですが、7/11 に注目した選手の感想でもと。まず最初に目についたのが、古波蔵 悠悟(沖縄水産3年)左腕。175/80 のガッチリした体格のサウスポーで、135キロ前後の真っ直ぐとキレの良いスライダーにチェンジアップを織り交ぜる実戦派。特にキレの良いスライダーで、右打者の内角を突いて来る配球が光っていた。テンポがよくマウンドさばきに優れており、上のレベルでも活躍が期待できる左腕だった。

その沖縄で注目だったのが、本部 VS 美里工業 のカード。注目の 川田 莉空(本部3年)右腕は、背番号3を付けて5番・ファーストで出場。184/69 のスラッとした投手体型で、試合途中からマウンドへ。まだ線が細く球速は130~中盤ぐらいといった感じで、ボールの強さが物足りない。「宜野座カーブ」が武器で、そういった球も織り交ぜていた。しかし投手としての筋は良く、足りないのは筋力・体力・経験といった感じだった。しかしむしろ目を惹いたのは、野手としての才能。身体能力が高く、ベースランニング・走力は高そう。あとは、スイングや身体に強さが加われれば将来大化けするかもと期待をもたせる選手だった。いずれにしてもまずは、大学などでワンクッション置いてからということになりそうだ。

対する美里工業の上間 玲於(3年)右腕は、MAX144キロの評判どおり力強いボールとマウンドさばきに優れた好投手。体格的に高校からプロという感じではないが、大学や社会人で野球を続けて欲しい確かな実力を持っいた。また打者では、富島 力斗(3年)の、パワフルな打撃が目立っていた。投打に総合力が高さそうなチームで、上位進出が期待できるチームとみた。

長崎大会では、中村 優斗(諫早農業3年)右腕が、長崎日大相手に終盤まで好投。172/64 とけして体格には恵まれてはいないが、135キロ前後のストレートと鋭いスライダーを武器に強豪を苦しめた。また長崎では、注目の 磯木 蒼太朗(長崎南山3年)右腕が登板。今年の長崎を代表する素材だということだが、何処か痛めているのか? それとも力を抜いて投げていたのか? 球速は130~中盤ぐらいなのか物足りなく見えてしまった。強豪相手に、どんなピッチングを魅せるのか今後の試合に注目したい。

宮崎大会では、源 祥哉(宮崎学園3年)右腕が登板。兄の隆馬(国学院大)のような140キロ台のストレートで押すほどの迫力はなかったが、中背の体格から130キロ台中盤の速球にスライダーを武器に、センスの良さを感じさせる好投手だった。フォームバランスが良く、球速が付いてきたら土台がしっかりしているだけに楽しみ。

愛知大会では、昨年僅か4球の投球で話題になった 国本 航河(名古屋3年)右腕が試合終盤に登場。181/78 の均整の取れた体格から140キロ台を記録してそうな速球とチェンジアップらしき沈む球をたまに投げ込んでくる。まだまだコントロールもバラバラで、ストライクゾーンの枠の中に投げ込んでくるだけといった経験不足は否めない。それでもその評判を聞きつけて、数球団のスカウトが彼目当てに集まっていたという。いずれにしても、大学などワンクッション置いてからの投手にではないのだろうか。同校は投手育成にも優れているのか、他の投手のレベルも総じて高かった。

(7/11のまとめ)

総合力の高い選手は、体格などのスケール面で見劣っていた印象。あるいはそうでない評判の選手も素材の良さは感じられたものの、現時点で即プロといった選手には残念ながら出会わせなかった一日だった。本部や諫早農業のように今日で破れてしまった学校もあるが、それ以外の学校は勝ち上がっているだけに、今後も彼らに注目しつつ大会をチェックしてゆきたい。

宮野 結希(20歳・BC信濃)投手 

母校の大先輩・岩隈久志 を彷彿とさせるような手足の長い投手体型から、ゆったりとしたフォームで投げ込んでくる 宮野 結希(20歳・BC信濃)右腕。変化球やコントロールも良く、なかなか興味深い素材だった。
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園部 佳太(21歳・BC福島)遊撃手

いわき光洋時代から、独特の感性を感じさせる打撃を魅せていた 園部 佳太(21歳・BC福島)遊撃手。大学を中退し独立リーグ入りした今年、プロ入りを実現できるのか考えてみた。
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高橋 大(22歳・高知FD)投手

かつてベイスターズにいた 大原 慎司 を彷彿とさせるような、スライダーの使い手である 高橋 大(22歳・高知FD)左腕。中継ぎでの登板が多く地味な役割だが、プロで重宝される可能性を秘めた左腕として個人的には気になっている。
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紹介文:ドラフト・レポーターとして20年のキャリアを誇る、蔵建て男 のドラフト候補レポート。雑誌などにはまず掲載されない、個人に焦点をあてた詳細かつ明確なレポートを皆様にお届け致します。

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