2023/03/24|Category:未分類
大会5日目・第一試合 彦根総合 VS 光
彦根総合の先発・勝田 新一朗(3年)右腕は、130キロ台後半のボールを、両サイドに投げ分けられる好投手。変化球は、カーブやスライダーやチェンジアップ系の球があり、コンビネーションで討ち取ってくる。それほど凄みのあるタイプではないのだが、投手としてのセンスに優れている。さらに総合力が引き上がってくると、大学などでも重宝されそうなタイプだった。
一方の光の先発・升田 早人(3年)右腕は、初回から140キロ台(最速143キロ)の球速を連発し、ボールの力強さが目立った。球筋全体が高いのは気になったが、ボールの強さでそれをカバー。カーブ・スライダーなどの変化球が低めに決まり、高低に散らして効果的なピッチングができていた。特に、打者の手元でグンと勢いを増す真っ直ぐには威力があり、彦根総合の打者達が最後まで対応できなかった。現状はドラフトで中位ゾーン(3位~5位)ぐらいだとみているが、夏までにさらなる上積みが出てくると、上位も狙える好素材だった。
野手では、光の4番打者・藤井 啓輔(3年)右翼手が、3安打放つなどを気を吐いた。特に、2打席目にはレフトオーバーの長打を記録。また、一塁までの塁間を右打席から 4.3秒前後(左打者換算で4.05秒前後に相当)と、脚力も基準レベル。ライトからの返球もまずまずで、バランスのとれたプレーヤーだった。
彦根総合の2番手は、エースナンバーを付けた 野下 陽祐(3年)左腕。球速は135キロ前後と驚くほどのものはないものの、フォームに勢いがあり、打者が思わず吊られてしまうものがある。変化球も左腕らしい大きなカーブやスライダーなどを持ち合わせており、もう少し真っ直ぐ中心の配球ができていたならと思うとちょっと残念な内容に留まった。速球がかなり荒れるなど、制球力が今後の課題だろうか。
勝田新一朗(彦根総合3年)投手 173/66 右/右
野下 陽祐(彦根総合3年)投手 173/70 左/左
升田 早人(光3年)投手 181/74 右/右
藤井 啓輔(光3年)右翼 166/72 右/右
大会5日目・第二試合 常葉菊川 VS 専大松戸
専大松戸の先発・平野 大地(3年)右腕は、全国でも屈指の右投手。秋から故障がちで投げ込みが充分ではなかったというのもあり、監督もまだ状態は80%ぐらいとのこと。それでも、140キロ中盤(MAX146キロ)の球威は確かで、縦割れのカーブ・スライダーとのコンビネーションで試合をまとめてきた。また、この冬に習得したフォークボールの落差もあり、この球の精度が高まって来ると今後が楽しみ。また、ランナーを背負うとボールを長く持つなど、そういった投球術や精神的な余裕も感じられた。現状は、2~3位位ゾーンぐらいかなといった内容だったものの、夏までにさらなる上積みがあれば最上位もあるかもしれない。積極的にプロ志望を出す学校だけに、高卒上位指名を期待したい。
東海地区屈指の捕手と評判だった・鈴木 叶(常葉菊川3年)。秋はちょっと粗っぽい印象を受けたが、体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングだったり、ランナーが出れば立って返球するなど雑な感じはしなかった。執拗に内角を使いたがるリードなどは気になったものの、二塁までの到達タイムが 1.7秒台中盤だったのは驚きだった。打撃でも平野の投球にもついて行けており、2打席目には真っ直ぐをセンター前にはじき返した。どインテリジェンスやセンスをというよりも、ポテンシャルが勝ったタイプかなといった感じはするが、プロ志望であれば 中位ゾーン(3位~5位ぐらい)での指名も意識できる素材なのかもしれない。少々腕が横から出るのは気になるが、地肩の強さは一級品だった。
平野 大地(専大松戸3年)投手 182/86 右/右
鈴木 叶 (常葉菊川3年)捕手 180/76 右/右
2023/03/13|Category:未分類
23年度のドラフト戦線は、今のところ「足のスペシャリスト」的な候補が不足している。そんな中、大学球界を代表する韋駄天として名前をあげたいのが、この 福島 圭音(白鴎大3年)中堅手。すでに本人も、プロ志望なのだという。
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2023/02/13|Category:未分類
まだ確実性には課題はあるものの、長打力とダイナミックな守備が魅力の 今泉 颯太(法政大3年)遊撃手。春のリーグ戦の活躍次第では、一躍上位候補に浮上してきても不思議ではない右打ちの内野手だった。
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