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東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2018年 首都二部リーグ
今日は、久々の生観戦に。場所は、10数年ぶりぐらいの明治学院大グランドへ。お目当ては、首都二部リーグに在籍する 古谷 勇斗(獨協大4年)捕手という選手の視察でした。

なるほど評判の捕手らしく、ボールまわしにも好いリズムがあり、足回りもなかなかスムーズ。身体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングに心がけ、しっかりミットを動かないまま吸い込まれてゆくようなキャッチングができる。またしっかり周りにも的確な指示も出せるなど、捕手らしい捕手との印象をうけた。けしてガンガン投手を引っ張ってゆくというよりは、うまく投手の気持ちに寄り添いながら組み立ててゆくタイプではないのだろうか。

スローイングに関しては、二塁までを安定して1.9秒前後を記録し(早い時には1.85秒)で送球。地肩自体はドラフト候補としては際立つものはないが、素早い身のこなしで補うタイプだろうか。打撃に関しては、リーグ戦で3割5分前後を毎シーズン叩き出すなど、4番を務めることが多かったという。しかし今日は、二番打者として出場。私が確認した3打席では、四球・レフトフライ・死球ということで特別なものは感じられなかった。特に外角の甘い球を、何度か打ち損じていたのは気になるところ。やはり、プロレベルとなると、まだまだ打力の差は感じる部分がある。

打撃や地肩などを見ていると、素材型というよりもセンス型のタイプ。前週でもスカウトの姿が見えなかったという話を耳にしたが、今日もスカウトの姿は見られず。すでに社会人にでも決まっていて、プロ志望届けは出さないのかもしれない。力量的には、志望届けを提出すれば育成枠あたりならば指名があっても驚きはないといった印象をうけた。ちなみに第三打席では死球をうけたのだが、「よっしゃー」と大きな声をあげて一塁まで走っていた(笑)

明治学院大の先発は、蓬田 拓己(文京出身3年)右腕という投手。非常にオーソドックスなフォームから、コンスタントに130キロ台後半~140キロ台前半ぐらいの勢いのあるボールを投げ込んでいた。変化球・制球などのバランスも悪くなかったが、これは!という絶対的なボール・ストレートの威力は見られなかった。まだ3年生だということで、来年までに、さらなるパワーアップが望めるようだとその先の展望も広がってゆきそう。首都二部には、玉川大に 山田 綾人(桐光学園出身・3年)右腕という投手がいて、この選手が140キロ台後半を叩き出せる速球派であり、来年のドラフト候補に上がってくるはず。この選手を観に来るときには、一緒に成長を確認してみたいと思わせる選手だった。

その他では、獨協大の4番・沓澤 侑輝(千葉経済大附出身・4年)DHが、高めの甘い球をスコーンと破る右中間ツーベースを放つなど存在感を示していた。ちなみにこの選手、高校時代は中堅手。また1年時から、首都大学リーグ選抜に選ばれるなど、非凡なものを示してきた選手のようだ。4年秋のシーズンでも現役を続けているところをみると、何処かのチームで野球を続けるのではないのだろうか。

古谷 勇斗(獨協大4年)捕手 180/83 右/左
沓澤 侑輝(獨協大4年)内野 182/81 右/左(1年時)

蓬田 拓己(明学大3年)投手 178/77 右/右
山田 綾人(玉川大3年)投手 186/82 右/右

掘り下げてみれば、首都二部には他にも面白い選手はいるかもしれない。ちなみに獨協大は、中々良さげなチームだった。優勝して、入れ替え戦まで来られるかもしれない。

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7/21 の観戦レポート
昨日取り上げた 水野 喬日(湖西)右腕を観に、静岡の磐田球場まで行っていました。気温が36か7度ぐらいまで上がっていたそうで、球場に入るときには救急車が出入りしていたぐらいです。幸い第二試合を上段で見ていたのですが、風があって直射日光の下ではありましたが、耐えられないほどの暑さではありませんでした。しかし帰りに、球場から磐田駅までの30分ぐらい歩いたら、滝のように汗が出たことは言うまでもありません。着替えを持ってくれば良かったと、後悔致しました。

レポートの方は、昨日取り上げなかった対戦相手の掛川西の 川合 勇気(3年)右腕を。182/84 のガッチリした体格の投手で、球速は130キロ台前半~MAXで86マイル・138キロ。球速的には水野より劣るものの、キレ型の水野に比べると、球威があるタイプ。アバウトながら両サイドに散らしてきて、テンポよく投げ込んできます。スライダーとのコンビネーションですが、時々緩いカーブなども投げ込んできます。評価付けは、今後の試合をネット中継などでも観られるのでそれを観てからにしたいと思いますが、進学になるのかなという気がします。個人的には水野より総合力が高く、好みのタイプではあったのですが。水野と共に今年の静岡屈指の投手との評判で、センターカメラから見た時にどんな風に見えるのか確認してみたい一人です。

ここで負けると、ネット中継前に水野が破れてしまうと足を伸ばしました。第一試合がコールドで想定よりも早く始まってしまい、会場に着いたときは3回。しかしまだ、両先発がしっかり投げあってくれていたおかげで、両投手のチェックができたのは救いでした。数日前に、神宮に実践学園の投手を見に行ったのですが、球場入りしたときにはすでに降板していたということがあったので。

しかしながらこの日は、家にいたら素晴らしい投手が何人も見られたのも確かです。中でも評判だった 松本 晴(樟南3年)左腕がここで破れてしまったというのが誤算でした。春の九州大会のときでは、肩の状態も万全ではなかったようで、観戦した人の話だと指名レベルかは?との評価。しかしこの夏の大会には、万全の状態で挑んだようで、多くのスカウトが視察に訪れていたとのこと。わずかながらの映像を確認しましたが、非常に速球にキレがあり、変化球とのコンビネーションに優れた、センス溢れる左腕という気がします。球速は140キロ前後ぐらいという印象で、若干球威の点でどうか?というふうには感じましたが、それが気にならないぐらいのキレとセンスがありそうな投手で、左腕でこれだけ投げられれば高く評価されそうといった気がしました。ただし春先には、進学が濃厚との記事を読んでおり、さらに肩の不安もあるとなるとプロ志望届けを出すのかは微妙なのかなという気はしています。甲子園にでも来ていて全国の舞台でアピールできていれば、また違ったのかもしれないのですが・・・。

また長崎大会でノーマークだった 荒木 雅玖(海星3年)右腕という投手が好いとの情報が入り、わずかながら映像を確認しました。春のNHK杯で145キロを記録し長崎では話題になっていたそうですが、確かに惚れ惚れするような速球を投げ込んでいました。もし甲子園に出場していたら、昨年の 阪口 皓亮(北海-DeNA3位)のような存在になっていたかもしれません。この投手も肘痛で春先までは存在をアピールできなかったそうなので、最終的に志望届けを提出するかわかりません。彼も決勝で破れてしまい甲子園に手が届きませんでしたが、甲子園に出ていれば人生が変わっていたかもしれない選手。どういう選択をするにせよ、今後も追いかけてゆきたい好素材でした。

また都市対抗では、JR西日本の補強選手として出場した 杉山 一樹(21歳・JR西日本)右腕が登場。150キロ台の素晴らしい伸びと勢いのある速球を、低めに決めていて圧巻のパフォーマンス。駿河総合時代に、彼の高校最後の試合を見にいったことがあるのですが、そのときはストレート一本という感じで勝負している投手でした。惚れ惚れするような体格とフォームの選手という記憶はありますが、まだまだ超素材型といった印象だったので、社会人でここまで成長していて驚きました。ドラフトでも、隠し玉 として上位指名されても不思議ではないほどの存在です。

そんな彼らの投球が確認できただけに、家にいればよかったかなと後悔するところもあるのですが、今後映像を確認できることを期待したいと思います。一通り有力選手はチェックできたかなと思っていての遠征でしたが、認識が甘かった自分を反省させられました。

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7/12(木) 予選レポート
今日は、まず長崎大会で優勝候補の波佐見の試合を観戦。波佐見の先発・山口 祥輝(3年)右腕は、テンポよく140キロ前後の勢いと球威を兼ね備えた速球をズバズバ投げ込んでくる。変化球は、カーブ・スライダーなど。体格は176センチと中背の馬力型で、どことなく波佐見の先輩である 松田 遼馬(阪神)を彷彿とさせる馬力型。試合中盤以降勢いが鈍ったり、アバウトな部分が出て失速。高卒プロとなると厳しいが、大学などでも存在感を示せる可能性が高い速球派だった。

また注目された 内野 裕太(波佐見3年)三塁手は、ホームラン性のファールを打ったりと強打者の片鱗は見せたものの、この試合では充分な結果を残せず。長崎県下屈指のスラッガーで、今後の試合次第といった感じに留まった。守備・走塁でのアピールに欠ける部分があり、その辺をもう少し今後の試合で注視してみたい。

私の地元・神奈川大会では、優勝候補の星槎国際湘南がテレビ中継に登場。特に3番・小倉 健太朗・松下 壮悟 の中軸は、神奈川県下を代表する二人。しかし二人とも初戦で固くなっていたのか、スイングに力みが感じられ結果はもう一つ。小倉 健太朗(3年)中堅手は、最終打席でようやく三遊間を破るヒット。一塁までの塁間を右打席から4.5秒前後(左打者換算で4.25秒前後)と走力は、やや物足りない。中堅守備・肩などは下級生の頃から目を惹くものはあったのだが。また 松下 壮悟(3年)一塁手も、長打を打とうとスイングが大振りで、打球は強烈だが結果はもう一つ。ライト前に一本打ち返したので、力みが消えるであろう次戦以降に二人の真価は問われそうだ。今日見た感じでは、やはり大学タイプとの印象は否めなかった。

私はこのあと生観戦で、横浜スタジアムに。ここでのお目当ては、松本 恭也(鶴見大付3年)一塁手のプレーを視察に。188/82 の恵まれた体格を活かした右の強打者で、高校通算25本以上を放つ打球の角度が魅力。今日もライトにきっちりフライを飛ばしたり、内角の難しい球をうまく畳んでレフト線へツーベースを放つなど強打者の片鱗は見せていた。しかし下級生の頃はもっと違うポジションを守っていたような記憶があるが、守備位置は一塁。おまけに足を痛めていたらしく、走塁もままならない状況だった。打つことには光るものは持っているものの、常識的にみて高校からの指名はないのではないのだろうか。地元の神奈川リーグあたりに進んで、リーグで無双して4年後を目指して欲しい。

思いのほかハマスタの試合展開が遅く、帰宅して注目のスラッガー・濵田 太貴(明豊3年)右翼手の試合を見たかったが、帰宅したときは試合も後半戦。あわや、初戦敗退もありえる展開だった。またじっくり見たかった熊本大会の文徳も、まともに見られないまま敗戦。そのほか九州では、選抜に出場した延岡学園が破れたり、春季九州大会を制した九州国際大付属も、この日で敗れるという波乱の一日だった。

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7/11(水)の 予選レポート
今日は埼玉に有力選手が集結していて観に行きたかったのですが、私用があって断念。家でネット中継を見つつ、近場の球場に足を運んできました。

最初に見たのは、長野大会の注目カード 松本深志VS中野立志館 の試合。中野立志館の先発・神戸 尚弥(3年)左腕は、力みのない静かなフォームからピュッとボールがキレて来る正統派サウスポー。球速は135~後半ぐらいですが、思わず打者は高めの速球にバットが止まらない感じ。スライダー・ツーシーム系のボールを織り交ぜるなど、適度にまとまっています。大学などで、もうワンランク・球速・球威・コントロールなどの総合力が引き上がって来ると、将来楽しみな存在に。

松本深志の先発は、MAX148キロを誇る 小林 綾(3年)右腕。しかし立ち上がりから、ランナーを出すまいと、135~140キロ強ぐらいでやや抑え気味のピッチングに。2回以降も、時々おっ!と思えるボールはあるものの、グッと手元まで迫ってくる迫力には欠け、制球力アバウトさもあり物足りない内容だった。変化球は、縦にも沈むスライダーとのコンビネーションで単調。安定して良い球が投げられるようになれば、プロ入りの旬なのだろう。しかし現状は、まだプロ入りとなると厳しい。初戦敗退となり、慶応入学を目指すなど大学進学を名言していた。

また今日の長野大会では、北信越を代表する本格派・直江 大輔(松商学園3年)右腕が登場。こちらも初戦ということもあり、立ち上がりコントロールが不安定だった。2回以降、時々指にかかったときには素晴らしい球を投げ込んでいたが、こちらも安定してまだ良い球がゆかない。小さな横滑りするスライダーとのコンビネーションで、こちらはまとまり・センス型が元来の姿。そういった選手が、肉付けしてパワーアップしてきたタイプだ。こちらは志望届けを提出すれば、4位以降ぐらいには指名されそうな内容。しかし不思議と、高校からプロという雰囲気があまり伝わって来ないのは何故なのか?しかしいずれにしても、今後の試合も見て判断して行きたい。

直江の投球を一通りチェックしてから、地元・横須賀スタジアムに南神奈川大会を観に。春季ブロック大会で敗退してしまい、試合は観に行ったものの確認できなかった 本郷 海斗(瀬谷西3年)右腕を確認しにいった。181/75 の均整の取れた体格は、春季大会から気になっており、ぜひマウンドで投げる姿を観てみたいと思っていた。非常にオーソドックスなフォームで、悪い癖がない本格派右腕。球速は135キロ前後(MAXは86マイル・138キロ)の速球と、スライダーとのコンビネーションで討ち取って来る。それほど細かいコントロールはないものの、四死球で自滅するタイプでもない。まだまだボールの質が並の高校生であり、球速も高校からプロといった水準には達していない。神奈川の公立では上位の投手ではあるが、ドラフト候補と呼べるまでには至っていなかった。それでも筋は良い選手なので、しっかり野球に力を入れている大学で、良い指導者に恵まれ精進すれば、見違えるほど良くなるかもしれないという期待は抱ける素材だった。

ドラフトという意味では、直江大輔(松商学園)の今後に期待という一日だった。

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2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿・外野手後編
長きに渡って取り上げてきた、全日本大学選抜・平塚合宿レポート。今回は、最終回である外野手レポートの後編をお送りしたいと思います。

関 龍摩(関東学院大2年) 181/85 右/右 (福井商出身)

関東学院大の4番を務める、強打の外野手。今春のリーグ戦では、10試合 1本 5点 2盗塁 打率.444厘(2位)という好成績。もう少し本塁打や打点が多いのかと思いきや、むしろ今シーズンは打率が高いのに驚きました。強打者の割に、地肩も強くある程度守れるなど破綻の守備・走力があるのが特徴。確か平塚の初日の試合では、セカンドゴロとショートゴロだったとメモしています。、まだジャパンとなると、ちょっとパンチ不足というか埋もれてしまうところがあるように思います。2年後には、突き抜けた個性を持つ選手として存在感を増して来ることを望みたいところ。

辰己 涼介(立命館大4年) 178/68 右/左 (社出身)

三拍子ハイレベルで揃っている、ドラフト上位候補。早くからジャパンの常連で国際試合でも活躍してきた実績があったのですが、今までその能力の割にリーグ戦成績が物足りないものがありました。しかし今春は、2本 7点 0盗 打率.429厘(3位)と数字を残しリーグMVPへ。この選手は天才肌で間違いなく持っている資質はプロでも上位級のポテンシャル。しかしその一方で、何処かムラがあるというか甘い部分が見え隠れする精神面は気になります。入る環境次第では、まだまだ秘めたる能力が引き出される余力は感じられますが、結局才能を充分に発揮し続けられない歯がゆさを感じることになるかもしれません。

野口 智哉(関西大1年) 180/83 右/左 (鳴門渦潮出身)

今回の合宿で、1年生ながら唯一選ばれた選手です。鳴門渦潮時代は、ショートからマウンドに上がりMAX143キロの速球には見るべきものがあったのを覚えています。180/83 という体格ですが、打席では非常に大きく魅せる選手。今春のリーグ戦では、0本 8点 0盗 打率.364厘(7位) 。平塚では確か、三振・三振・サードゴロで、一塁までの塁間は左打席から4.3秒ぐらいと、足は期待できません。今春は外野手でしたが、将来的にはショートやサードなど内野に戻るかもしれません。強肩であるのは、間違いないでしょうから。結果は残せませんでしたが、個人的には関西から合宿に参加していた下級生野手の中では、この選手に一番スケールというか惹かれるものを感じました。どんな選手に育ってゆくのか、その成長を見守りたいです。

竹村 陸(近畿大3年) 173/75 右/右 (神戸国際大付出身)

今春のリーグ戦では、0本 7点 1盗 打率.413厘(5位)で、2度目のリーグベストナインに選出されました。特に試合前から目を惹く強肩ぶりに、内野安打で出塁するような俊足ぶりが目立つ好打者です。けして長打で魅了するタイプではないと思いますが、対応力の高さや野球センスの高さには目を惹きます。平塚での試合では、ショートゴロ・内角の球を見逃し三振・四球と持ち味を活かせず、代表からは漏れてしまいました。いずれにしても、来年の関西を代表する野手の一人なので、引き続き注目して行きたい存在でした。

菅田 大介(奈良学園大3年) 187/82 左/左 (京都共栄学園出身)

投手との二刀流で注目されている選手で、合宿の最後にはマウンドにも上がりました。大学選手権では、ドラフト候補の山上大輔(立命館大)の高めに浮いた球を、逃さずライト前にはじき返す強烈なスイングが印象的。リーグ戦でも5盗塁を決めたり、投げても140キロ台を記録できたり、ある程度動けて守れる身体能力fがあります。リーグでも4割台のハイアベレージを残すなど、確実性とパンチ力を兼備。投手としてはまだ投げているだけという感じの左腕なので、現状は野手としての将来性の方が高いのではないかとは思っています。代表には選出されませんでしたが、彼も来年の関西を代表する野手としてドラフト的には気にしてみたい一人でした。

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