2023年 選抜総括(将来編)
2023/03/30|Category:ネタ
選抜総括の最終回、今回は将来の候補になりえそうな下級生たちについて触れて行きます。
(投手編)
秋以降、来年世代を引っ張っていてくれそうなのが、高尾 響(広陵2年)右腕。130キロ台後半~要所で投げる140キロ台中盤の速球の威力には目を見張るものがあった。スライダー・スプリット・カーブなども織り交ぜ、フィールディング含めて洗練されている。けして、スケールで魅了するタイプではないものの、すでにかなりの総合力を身につけている。どららかというと体格にも恵まれていないので、高校からプロというよりも、有力大学などを経てどうなるのか? といった進路をたどるかもしれない。
こちらも大学タイプかなといった気はしますが、小宅 雅己(慶應義塾2年)右腕は総合力が高い。スリークォーターから繰り出す130キロ台後半の球には伸びがあり、球速以上に厄介。両サイドや低めに集める制球力もあり、カーブやスライダーを織り交ぜてくる。まだ新2年生ということで、来夏までに何処まで伸びて来るか? 近い将来は、付属の大学に進んでリーグ戦を盛り上げてくれそうな存在になれるかもしれない。
そういった意味では来年のドラフト候補として期待したいのが、平 悠真(高知2年)右腕が登場。球速は135キロ前後と、秋からの上積みが観られなかったのは残念。そのぶん変化球を多く混ぜ、フォークなどが有効だった。高めに甘く浮いた球を捉えられていたので、今後はそういった球を減らして行きたい。ただ素材的には、来夏までにあと10キロぐらいはまだ上積みが望める素材ではないかとみている。またチームメイトの 辻井 翔大(2年)右腕 投げっぷりが良くく、スケールよりも洗練されたタイプの好投手。こちらも球速は135キロぐらいだが、打者の内角を厳しく突いてくる実戦的なタイプ。カーブ・スライダーだけでなく、縦の変化球で空振りが取れるなど終盤まで的を絞らせないで好投した。野球センスも高く、将来的には野手としての可能性も模索して行きたい。
まだまだこれからだが、世代を代表する素材として注目された 小川 哲平(作新学院2年)や今朝丸 裕喜(報徳学園2年)右腕が甲子園デビューを果たした。小川は骨太のガッチリした体格から投げ込むパワー型で、対照的に今朝丸は、スラッとした体型のセンス型。この二人が、今後どんな成長を遂げてゆくのか注視して行きたい。
高尾 響 (広陵高校2年)投手 172/68 右/右
小宅 雅己(慶応義塾2年)投手 180/75 右/左
平 悠真(高知高校2年)投手 183/78 右/右
辻井 翔大(高知高校2年)投手 170/73 右/右
小川 哲平(作新学院2年)投手 183/90 右/右
今朝丸裕喜(報徳学園2年)投手 185/70 右/右
(野手編)
野手で来年の候補になってきそうなのが、健大高崎の4番の 箱山 遥人(2年)捕手。緒戦ではレフト方向へ2本のヒットを放つなど、下級生ながら存在感を示した。まだ先輩とのバッテリーということで遠慮があるのか? やや自分の色が出せていない。まだキャッチングやフットワークなど、もう少し素軽さが欲しい。しかし、秋以降はドラフト候補としてプロからも注目される存在になりうるのではないのだろうか。
こちらも大学タイプかなという気はするものの、すでにかなり高い技術・能力を示しているのが、徳丸 快晴(大阪桐蔭2年)右翼手。守備や走力に体格などでアピール度が薄い点と、長打力というよりはポイントゲッタータイプ。有力大学に進んで、その能力を示してゆくタイプではないかとみている。
高校からプロにというところまで行けるかは微妙なものの、片井 海斗・五十嵐将斗 の二松学舎大附属の二人も楽しみな強打者達。片井は、高尾(広陵)の真っ直ぐに対応できていたところに可能性を感じさせ、五十嵐は広陵戦であわやホームランの大飛球を放っていた。
箱山 遥人(健大高崎2年)捕手 175/83 右/右
徳丸 快晴(大阪桐蔭2年)右翼 178/83 左/左
片井 海斗(二松学舎大付2年)一塁 175/97 右/右
五十嵐将斗(二松学舎大付2年)右翼 180/102 右/右
(最後に)
まだ2年春の時期ということもあり、プロの素材というよりも大学などに進んで行きそうな完成度の高いセンス型目立つ。また、ここには名前は上げなかったものの、まだ形になっておらず将来どうなるかわからないけれど、気になる選手は複数いた。夏の大会では、もっともっと下級生の名前が上がってくるだろうから、彼らの成長を今は待ちたい。
(投手編)
秋以降、来年世代を引っ張っていてくれそうなのが、高尾 響(広陵2年)右腕。130キロ台後半~要所で投げる140キロ台中盤の速球の威力には目を見張るものがあった。スライダー・スプリット・カーブなども織り交ぜ、フィールディング含めて洗練されている。けして、スケールで魅了するタイプではないものの、すでにかなりの総合力を身につけている。どららかというと体格にも恵まれていないので、高校からプロというよりも、有力大学などを経てどうなるのか? といった進路をたどるかもしれない。
こちらも大学タイプかなといった気はしますが、小宅 雅己(慶應義塾2年)右腕は総合力が高い。スリークォーターから繰り出す130キロ台後半の球には伸びがあり、球速以上に厄介。両サイドや低めに集める制球力もあり、カーブやスライダーを織り交ぜてくる。まだ新2年生ということで、来夏までに何処まで伸びて来るか? 近い将来は、付属の大学に進んでリーグ戦を盛り上げてくれそうな存在になれるかもしれない。
そういった意味では来年のドラフト候補として期待したいのが、平 悠真(高知2年)右腕が登場。球速は135キロ前後と、秋からの上積みが観られなかったのは残念。そのぶん変化球を多く混ぜ、フォークなどが有効だった。高めに甘く浮いた球を捉えられていたので、今後はそういった球を減らして行きたい。ただ素材的には、来夏までにあと10キロぐらいはまだ上積みが望める素材ではないかとみている。またチームメイトの 辻井 翔大(2年)右腕 投げっぷりが良くく、スケールよりも洗練されたタイプの好投手。こちらも球速は135キロぐらいだが、打者の内角を厳しく突いてくる実戦的なタイプ。カーブ・スライダーだけでなく、縦の変化球で空振りが取れるなど終盤まで的を絞らせないで好投した。野球センスも高く、将来的には野手としての可能性も模索して行きたい。
まだまだこれからだが、世代を代表する素材として注目された 小川 哲平(作新学院2年)や今朝丸 裕喜(報徳学園2年)右腕が甲子園デビューを果たした。小川は骨太のガッチリした体格から投げ込むパワー型で、対照的に今朝丸は、スラッとした体型のセンス型。この二人が、今後どんな成長を遂げてゆくのか注視して行きたい。
高尾 響 (広陵高校2年)投手 172/68 右/右
小宅 雅己(慶応義塾2年)投手 180/75 右/左
平 悠真(高知高校2年)投手 183/78 右/右
辻井 翔大(高知高校2年)投手 170/73 右/右
小川 哲平(作新学院2年)投手 183/90 右/右
今朝丸裕喜(報徳学園2年)投手 185/70 右/右
(野手編)
野手で来年の候補になってきそうなのが、健大高崎の4番の 箱山 遥人(2年)捕手。緒戦ではレフト方向へ2本のヒットを放つなど、下級生ながら存在感を示した。まだ先輩とのバッテリーということで遠慮があるのか? やや自分の色が出せていない。まだキャッチングやフットワークなど、もう少し素軽さが欲しい。しかし、秋以降はドラフト候補としてプロからも注目される存在になりうるのではないのだろうか。
こちらも大学タイプかなという気はするものの、すでにかなり高い技術・能力を示しているのが、徳丸 快晴(大阪桐蔭2年)右翼手。守備や走力に体格などでアピール度が薄い点と、長打力というよりはポイントゲッタータイプ。有力大学に進んで、その能力を示してゆくタイプではないかとみている。
高校からプロにというところまで行けるかは微妙なものの、片井 海斗・五十嵐将斗 の二松学舎大附属の二人も楽しみな強打者達。片井は、高尾(広陵)の真っ直ぐに対応できていたところに可能性を感じさせ、五十嵐は広陵戦であわやホームランの大飛球を放っていた。
箱山 遥人(健大高崎2年)捕手 175/83 右/右
徳丸 快晴(大阪桐蔭2年)右翼 178/83 左/左
片井 海斗(二松学舎大付2年)一塁 175/97 右/右
五十嵐将斗(二松学舎大付2年)右翼 180/102 右/右
(最後に)
まだ2年春の時期ということもあり、プロの素材というよりも大学などに進んで行きそうな完成度の高いセンス型目立つ。また、ここには名前は上げなかったものの、まだ形になっておらず将来どうなるかわからないけれど、気になる選手は複数いた。夏の大会では、もっともっと下級生の名前が上がってくるだろうから、彼らの成長を今は待ちたい。
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