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久々の東都観戦 1!

オープン戦で、東都一部にいる、亜大・立正大・中央大を観ていたのですが、青学大・東洋大・國學院大を観ていなかったので、これでようやく網羅出来ました。東都に関しては、観戦仲間からも、いろいろ聞かされており、出来れば第一戦をみたいと思っていたのですが、残念ながら第二戦の模様となりました。

しかし下級生に逸材あまねく東都ですが、当然現4年生にも気になっている選手が多く、昨日はそんな気になっていた選手の現状を確認するのには、非常に収穫となる一日でした。結局第一試合の試合前練習から入り、途中春の陽気でウトウトしておりましたが、第二試合の最後まで観て帰って来ることとなりました。

第一試合 青山学院大 VS 中央大

青山学院大の先発は、高校時代から注目されてきたものの、実績を残せないまま4年生を迎えた山室 公志郎(桐光学園出身)投手。以前東都で先発した時も140キロ台後半を叩き出したものの故障などで伸び悩み、最終学年までに立て直せるのか気になっていた選手でした。前日にもリリーフで登板しており、リーグ戦でも投げているんだなと言うのは確認していたのですが、まさか先発だとは思いませんでした。

しかし投球を観てビックリ。投球の殆どが変化球で、イライラするほどスライダーばかり。その他にチェンジアップ・ツーシーム・フォーク・カットもあるかな?とにかくまともなストレートを滅多に投げてこない。これは、相手の裏をかくだけでなく、速球重視で投げてしまうと、力が入り過ぎて制球が破綻してしまう、苦い経験を沢山してきたからだろうとはわかっておりましたが。しかしたまに投げるストレートは、すべて149キロが1球だけで、あとはすべて150キロオーバーで、最速では154キロまで出ておりました。神宮のスピードガンは、相当球速が出やすいのですが、それを割り引いても、破格の球速です。

確かに忘れた頃にしか速球を投げないのですが、たまに投げる速球には威力があります。私のガンでも94マイル(150.4キロ)を記録し、その速さは本物だと言えるでしょう。この数字は、今年の候補の中では最速で、指名云々は別にしても、この投球で一躍候補に浮上したのは間違いないと思います。

当然試合をまとめるセンス・細かいコントロールはさほどあるタイプではないのですが、昨日は7回にノーアウト1,2塁になったところで交代。結局、その後石井が踏ん張り、リーグ戦初勝利を飾りました。今後、これを契機にどんなピッチングをするのか注目されます。

中央の2番手には、これまた東都で気になっていた中村 尚史(武蔵工大付出身 4年)投手。この選手は、地味ながらリーグ戦では投げ続けてきた投手で、下級生の時に1,2度は観ておりましたが、最近観ていなかったので気になっておりました。

この選手、高校時代も東京では大変話題の投手だったのですが、この選手を観るために、陽(現・日ハム)内野手の観戦を遅らせたら、そのまま陽の学校が敗れて観られなかった悔しい思い出のきっかけ作った選手でした(笑)。結局、中村は中大に、陽はそのままハムに1位指名されることになります(これを、蔵の歴史では「陽ショック」で名付けております)。

この選手195センチの超大型右腕で、少し肘の下がったスリークオーターです。大型故の威圧感、長い手足には、素材としての凄みが感じられますが、如何せん制球力が不安定。かなりこれでもセーブして投げていると思われますが、MAXで91マイル(145.6キロ)まで昨日は記録しておりました。

恐らく球種は、スライダーとのコンビネーションが主で、他にカーブ・フォークらしき沈む球もあるようようですが、これらの球はお飾り程度です。制球の悪さも、高めやサイドへのコントロールミスではなく、低めにボールが行き過ぎると言う珍しいタイプ。現状、この不安定さですから、中々大事な場面に登板させられないのも頷けるところです。完全に未完の大器タイプなので、社会人なりで彼の才能を開花させられる指導者がいるのか注目したいところです。

青学の野手は、4年生では加守田陽介(青森山田出身)は、4番ながらDH。長島一成(修徳)内野手は、相変わらずバッティングは光りますが、昨日は代打での出場と、めぼしい選手がおりませんでした。

一方の中央も4年生では、美馬健太(北海)三塁手も、三番・三塁手で出場しておりましたが、三塁手と言うタイプではありませんし、下級生から起用されていたスラッガー・岡山真澄(桐光学園)などは、スタメンにもおりませんでした。

来年の候補と期待される鮫島哲新(鹿児島工 3年)捕手も、打撃ではそれなりのところを魅せてくれますが、スローイングの制球・地肩の物足りなさは相変わらずで、プロの捕手としてはどうなのかな?と言う気がしてきます。

残念ながらこの試合では、野手には光る選手はおりませんでした。この試合では、とりあえず気になっていた、山室と中村の両4年生の現状が確認出来たことは、非常に個人的に収穫でした。

今やアマNO.1の呼び声の高い澤村拓一(佐野日大出身 3年)の成長ぶりは確認出来なかったのは残念ですが(下級生の時は、行けば大体彼のことが多かった)、きっと今の内容ならば、全日本合宿など、あるいは悪くても秋のシーズンなど今年中に確認出来る機会があると思います。下級生なので、焦らずその機会を楽しみに待ちたいと思います。

神宮のスピードガン 4月編

蔵ガン  150.4 145.6 144.0 140.8 144.0 142.4 140.8 142.4 142.4

神宮   154.0 151.0 145.0 144.0 140.0 144.0 143.0 141.0 143.0

蔵ガン 140.8 平均 143.6キロ

神宮  138.0 平均 145.0キロ +1.4キロ

こうやってみると、最初の2球には大きなバラツキはあるものの、神宮のガンが私のガンよりも球速が抑えられていることも多く、10球平均で出すと、僅か+1.4キロ程度しか神宮のガンが早く表示されていないことに気がつく。私の経験論で言えば、一般的なガンよりも2キロ程度厳しめに出る傾向が強い私のガンだけに、神宮の球速表示は、平均的からやや厳しいと言うことになる。ただスポニチ大会の時は、私のガンよりも-2.3キロ厳しめに出ていたことを考えると、3月当時よりも3.7キロ変わっており、神宮のガンがスポニチ大会時よりも、開幕に合わせて修正された可能性も高い。

それでもこれは特別な数字ではなく、トータルで考えると、神宮のガンが、特別速いわけではないことが、今回の結果からも明らかになった。むしろこれは、今東都や六大学に在籍する選手達の能力(特に下級生を中心とした)が、極めて高いことを指しているのではないのだろうか。神宮のガンを特別なものと観るのは、非常に危険な考えであるように思える
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