秋の東都二部観戦
2009/09/28|Category:観戦記
こちらのブログに書き込むのは、少々久々になります。今日は、神宮第二球場に行って、東都二部リーグを観戦に行って参りました。お目当ての選手が出たり出なかったりと言う感じでしたが、それなりに収穫のある観戦でした。
第一試合 専修大 VS 国士舘大
この試合のお目当ては、最終チェックしようと思った、湯本五十六(専修大 4年)投手の投球。しかし先発は、太田真司(金沢桜丘出身 3年)投手と言う、オーソドックスな右投手。バックネット裏には、多くの球団のスカウトがいたことからも、この登板はスカウト達にとっても想定外だったのでは。
国士舘の先発は、長身左腕の岩澤正登(立命館出身 4年)投手。スラッとした体型が目を惹く投手だが、球速は125キロぐらいと、なんとも物足りない。この時期まで野球を続けていると言うことは、今後も何処かで野球を続けて行くと言うことだろうか。むしろ気になったのは、2番手登板した樋口 裕史(富士見出身 3年)と言う左腕投手。こちらは、岩澤とは対照的に、全身を使って投げ込んで来る力投派で、少し肘の下がったりスリークオーターから繰り出すキレのあるスライダーと、135~後半ぐらいの勢いのある速球を投げ込んでおり、国士舘大の試合では今後も注目してみたい投手だった。
専修大では、先発の太田は、130~135キロぐらいの右腕で、適度にまとまっている印象。むしろ野手の、北田亘(酒田南出身 4年)DHのミートポイント確かな打撃が目立ったものの、もう4年生でそれもDHでの出場と言うのが残念だった。高校時代からチェックを入れてきた選手で、打撃には好いものを持っている選手だけに、今後も機会があれば注目してみたい。また7番の矢幅勇人(相洋出身 1年)一塁手は、下位打線ながらパワフルな打撃で、存在感をアピール。近い将来、専修の中軸を期待出来る素材だろう。
ただ、何故か今日の第一戦の登板から外れた湯本。これが、単なる不調からなのか?それとも怪我で離脱したのかは定かではない。果たして今シーズン、再度チェック出来る機会は来るのだろうか?
第二試合 日大 VS 東農大
今日の一番の目的は、春チェック出来なかった東農大の試合を見ることだった。日大の先発は、同じくドラフト候補の十亀剣(愛工大名電出身 4年)投手。農大は、吉原正平(東筑紫学園出身 2年)投手。
十亀は、右サイドハンド投手なのだが、なんだか投げ込む時に忙しくグラブを抱え込むフォームは、春からああだったかなあ?と思いながら見ていた。球速は、135~140キロぐらい。立ち上がりは制球が定まらなかったが、徐々に持ち味のコース・低めに球を集める投球で好投。ただ今日の投球を見る限り、やはり社会人経由かなと言う印象を強くした。
吉原は、恐らく高校時代にビデオかなんかで見たことがある投手だが、135~後半の速球を投げ込む、オーソドックスな投手。適度にまとまっているが、特に面白みのある投球ではなかった。
試合のお目当ては、ドラフト候補の松井 祐介(東農大 4年)中堅手。大商大堺時代は、投手兼三塁手として「なにわ四天王」に次ぐ存在として注目された。実に、スラッとしたアスリート体型は、高校時代から目を惹くものがある。
試合前練習から、低い弾道で伸びる送球は、まさにレーザービーム。彼が、ドラフト候補として騒がれるのは、この肩があるからだろう。高校時代~大学の3年までは、何処か対応力に脆さがあり、長距離打者でもアベレージタイプでもない中途半端な印象が強かった。
今日は、フォロースルーを効かせてのレフトスタンド弾や、打球の強さにも磨きがかかったことはわかったが、まだまだプロを意識すると、どうなのかな?と言う印象は残る。ただ肩などを含めて、ポテンシャルはある選手だけに、下位~育成あたりならば育ててみたいと思う球団もあるのではないかと思わせてくれる内容ではあった。近いうちに、個別の寸評でも作成したいと思う。
その他目立っていたのは、東農大の 樺澤 健(前橋商出身 2年)三塁手。前橋商時代から注目されていた強打者だが、今日もセンターに、ライトにと強い打球を飛ばしていた打球は目を惹いた。中軸4年生トリオが卒業した来春は、まさに中軸が期待される存在だろう。
また日大では、なんとドラフト候補の赤嶺 慎(沖縄尚学出身 4年)中堅手が4番。前から、彼が快足と言う話には疑問を持っていたが、やはり今日の到達タイムも4.4秒台(多少緩めていても、本気でも4.2秒ぐらいだろうと並。実際にそのプレーぶりを見ていても、あまりスピードは感じられない。また中堅手としても、肩もさほど強くなく打球への勘含めて、守備・走力は、言われているほど高くない気がする。むしろ非凡なバットコントロールと強く叩く打球も、今日は陰を潜めるなど、やはり社会人経由の選手なのかなと言う結論に至った。
野手では、三番を打つ1年生の井上彰吾(筑陽学園出身 1年)右翼手の、上からしっかり叩けるスイングとレフト線への当たりで目を惹いていた。
東都に関しては、出来れば今日見られなかったカード(駒大と拓大絡み)の試合で、もう一度出来ればみたいと思っている。またあわよくば、このときに湯本(専修大)の投球や、再度、松井の打撃なんかも見られれば嬉しいのだが、果たしてどうなることだろうか?今日は、松井・赤嶺・十亀などのチェックも出来、一応の目的を果たすことが出来た。
第一試合 専修大 VS 国士舘大
この試合のお目当ては、最終チェックしようと思った、湯本五十六(専修大 4年)投手の投球。しかし先発は、太田真司(金沢桜丘出身 3年)投手と言う、オーソドックスな右投手。バックネット裏には、多くの球団のスカウトがいたことからも、この登板はスカウト達にとっても想定外だったのでは。
国士舘の先発は、長身左腕の岩澤正登(立命館出身 4年)投手。スラッとした体型が目を惹く投手だが、球速は125キロぐらいと、なんとも物足りない。この時期まで野球を続けていると言うことは、今後も何処かで野球を続けて行くと言うことだろうか。むしろ気になったのは、2番手登板した樋口 裕史(富士見出身 3年)と言う左腕投手。こちらは、岩澤とは対照的に、全身を使って投げ込んで来る力投派で、少し肘の下がったりスリークオーターから繰り出すキレのあるスライダーと、135~後半ぐらいの勢いのある速球を投げ込んでおり、国士舘大の試合では今後も注目してみたい投手だった。
専修大では、先発の太田は、130~135キロぐらいの右腕で、適度にまとまっている印象。むしろ野手の、北田亘(酒田南出身 4年)DHのミートポイント確かな打撃が目立ったものの、もう4年生でそれもDHでの出場と言うのが残念だった。高校時代からチェックを入れてきた選手で、打撃には好いものを持っている選手だけに、今後も機会があれば注目してみたい。また7番の矢幅勇人(相洋出身 1年)一塁手は、下位打線ながらパワフルな打撃で、存在感をアピール。近い将来、専修の中軸を期待出来る素材だろう。
ただ、何故か今日の第一戦の登板から外れた湯本。これが、単なる不調からなのか?それとも怪我で離脱したのかは定かではない。果たして今シーズン、再度チェック出来る機会は来るのだろうか?
第二試合 日大 VS 東農大
今日の一番の目的は、春チェック出来なかった東農大の試合を見ることだった。日大の先発は、同じくドラフト候補の十亀剣(愛工大名電出身 4年)投手。農大は、吉原正平(東筑紫学園出身 2年)投手。
十亀は、右サイドハンド投手なのだが、なんだか投げ込む時に忙しくグラブを抱え込むフォームは、春からああだったかなあ?と思いながら見ていた。球速は、135~140キロぐらい。立ち上がりは制球が定まらなかったが、徐々に持ち味のコース・低めに球を集める投球で好投。ただ今日の投球を見る限り、やはり社会人経由かなと言う印象を強くした。
吉原は、恐らく高校時代にビデオかなんかで見たことがある投手だが、135~後半の速球を投げ込む、オーソドックスな投手。適度にまとまっているが、特に面白みのある投球ではなかった。
試合のお目当ては、ドラフト候補の松井 祐介(東農大 4年)中堅手。大商大堺時代は、投手兼三塁手として「なにわ四天王」に次ぐ存在として注目された。実に、スラッとしたアスリート体型は、高校時代から目を惹くものがある。
試合前練習から、低い弾道で伸びる送球は、まさにレーザービーム。彼が、ドラフト候補として騒がれるのは、この肩があるからだろう。高校時代~大学の3年までは、何処か対応力に脆さがあり、長距離打者でもアベレージタイプでもない中途半端な印象が強かった。
今日は、フォロースルーを効かせてのレフトスタンド弾や、打球の強さにも磨きがかかったことはわかったが、まだまだプロを意識すると、どうなのかな?と言う印象は残る。ただ肩などを含めて、ポテンシャルはある選手だけに、下位~育成あたりならば育ててみたいと思う球団もあるのではないかと思わせてくれる内容ではあった。近いうちに、個別の寸評でも作成したいと思う。
その他目立っていたのは、東農大の 樺澤 健(前橋商出身 2年)三塁手。前橋商時代から注目されていた強打者だが、今日もセンターに、ライトにと強い打球を飛ばしていた打球は目を惹いた。中軸4年生トリオが卒業した来春は、まさに中軸が期待される存在だろう。
また日大では、なんとドラフト候補の赤嶺 慎(沖縄尚学出身 4年)中堅手が4番。前から、彼が快足と言う話には疑問を持っていたが、やはり今日の到達タイムも4.4秒台(多少緩めていても、本気でも4.2秒ぐらいだろうと並。実際にそのプレーぶりを見ていても、あまりスピードは感じられない。また中堅手としても、肩もさほど強くなく打球への勘含めて、守備・走力は、言われているほど高くない気がする。むしろ非凡なバットコントロールと強く叩く打球も、今日は陰を潜めるなど、やはり社会人経由の選手なのかなと言う結論に至った。
野手では、三番を打つ1年生の井上彰吾(筑陽学園出身 1年)右翼手の、上からしっかり叩けるスイングとレフト線への当たりで目を惹いていた。
東都に関しては、出来れば今日見られなかったカード(駒大と拓大絡み)の試合で、もう一度出来ればみたいと思っている。またあわよくば、このときに湯本(専修大)の投球や、再度、松井の打撃なんかも見られれば嬉しいのだが、果たしてどうなることだろうか?今日は、松井・赤嶺・十亀などのチェックも出来、一応の目的を果たすことが出来た。
スポンサーサイト