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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!

97 2010年秋・神奈川大学リーグ

オープン戦などで、すでに何度も観ているリーグ戦の上に、毎年春と秋に、2試合ずつTV中継があるので、あまり観戦は重視していない地元リーグです。しかしTV中継がない鶴見大に、ドラフト候補となり得る投手がいるので、春に続いてチェックにしに来ました。その選手の名前は、大場 達也(鶴見大4年)右腕です。

大場 達也は、春季リーグ戦で観に来たときは、常時135~MAX89マイル(142.4キロ)ぐらいで、球質・球威共にもの足りず、制球力・マウンド捌き・変化球共に、それほど光るものは感じませんでした。ただこの投手、かなり日によってデキにバラツキがあると聞いていたので、もう一度観ようと春から決めておりました。

今日は、常時145キロ前後を記録し、MAXで92マイル(147.2キロ)まで記録。近くに座る某球団のガンでも148キロまで記録しておりました。声を発して熱のこもった投球で、気合いが違いました。変化球も、カーブ・スライダー・フォークだかチェンジアップの縦の変化もあり、両サイドに適度に球も散るといった内容。

マウンドに向かう時も、ラインを跨いで踏まない意識やマウンドの足場を何度も馴らすなど、投手らしい側面が垣間見られました。また投球練習の最後の球でも力を抜かず、最後まで手を抜かない性格も垣間見られました。

ただランナーを出したりすると目に見えて動揺したり、味方がチャンスを生かし切れず援護してくれなかったりすると、目に見えて態度に表れるなど、かなり精神的な不安定さを感じます。その辺が、遙かにプレッシャーのきつい上のレベルの野球では、どうなのかな?と言う疑問は感じました。

素材としては、プロで1年ぐらいファームできっちり指導すれば、将来面白いかなと思える選手でもあり、下位指名あたりならありかなと思います。春観戦した時の物足りなさは払拭できており、指名リストに名前を連ねてもと思える内容でした。まだまだムラはありそうですが、ドラフトフリークならば、ぜひ一度足を運んで確認して頂きたい投手です。



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