2011年 社会人野手展望
2011/02/16|Category:野球
今回は、2011年度の社会人野手について、考えてみたいと思います。捕手・内野・外野にわけて、今後の展望を行ってみたいと思います。
(捕手編)
1人も社会人球界から捕手が指名されなかったように、今年もその傾向は変わりません。そのため社会人で存在感を示している捕手は殆どおらず、今年も独立チームからの指名はあっても、企業チームからの指名は多く1,2名程度ではないかと考えられます。そんな中、昨年すでに指名解禁ではありましたが存在感を示したのが、 星野 雄大(22歳・伯和ビクトリーズ)捕手。今年のルーキー・大地(ソフトバンク)は、彼の実弟にあたります。攻守に荒削りですが、パンチの効いた打撃と存在感溢れるオレ様捕手ぶりで、ガンガン先輩選手でも引っ張ります。身体能力は高く、あとは捕手的適正がどのぐらいあるのか注目したいところです。
明徳義塾時代から、大型捕手として注目された田辺 真悟(25歳・富士重工)や中央学院大の下級生の頃から強打で鳴らした初鹿野 敬介(24歳・西濃運輸)や、スローイングは社会人でトップクラスであろう 岡田 雅利(22歳・大阪ガス)に、法政大時代から攻守にバランスの取れていた 石川 修平(24歳・JR東日本)などが、一気に存在感を高めるのか注目したいと思います。
(内野手編)
内野手に関しては、今年の解禁組に何人か注目の野手がおります。東洋大時代から柔らかいリストワークに特徴があった小島 脩平(24歳・住友金属鹿島)二塁手。快足・攻守の二塁手として近大時代より磨きがかかった岡澤 一生(東京ガス)二塁手、上武大時代からプロ注目だった 安達 了一(東芝)遊撃手、更に高卒2年目で頭角を現している 松井 飛雄馬(20歳・三菱重工広島)遊撃手などは、アピール次第では充分にドラフト指名されてもおかしくないところにいます。
小島や安達は、インパクトのある活躍。岡澤は、守備・走力での存在感。松井は、強肩、好守ながら、外角の捌きが一つ大きなポイントではないのでしょうか。またアナっぽいところでは、筑波大時代から頭を使ってプレーをしている 山本 洋平(24歳・JFE西日本)内野手あたりにも、密かに期待したいところ。筑波大時代には、首位打者にも輝いた実績もある選手です。
(外野手編)
亀谷 信吾(24歳・トヨタ自動車)外野手などは、強肩と高い打撃レベル・俊足を兼ね備え、プロ級の実力を常に兼ね備えております。あとは、怪我をしないで年間を通じた活躍が一つ大きなポイントになりそう。
下田 貴之(24歳・熊本ゴールデンラークス)外野手は、すでに守備・走力はプロで売りにできるレベル。ただ打てるポイント限られた打撃に、改善が観られるのかが一つ大きなポイント。
松永 隆太(25歳・東芝)外野手は、その打撃能力は、社会人随一。勝負強い打撃が売りの右の外野手。ただ守備・走力は破綻のないレベルといった感じで、売りにできるほどのものはありません。打力のある右の外野手が欲しいと言う需要に恵まれるのかがポイント。
そういった意味では、最近プロ側から社会人や独立系に需要が高まっているのが、堀内 久大(25歳・HONDA)外野手のような快足・巧打型ヒッター。ややプロを意識すると課題の観られる打撃を、いかに改善できるのかが指名へのポイントでしょうか。
(最後に)
内外野の逸材については、上位指名されるような圧倒的な選手はいないものの、プロと紙一重の選手はおり、順位こそ気にしなければ、それなりの需要はあると思われます。指名されるときは地味でも、シーズンを終わってみれば、掘り出しものだったというのは、圧倒的に社会人野手が多いのです。そう考えると、本物が誰なのか?スカウトの眼力が問われることになりそうです。
長距離・強打者候補は皆無なものの、俊足・好守型の選手は多数おり、誰が飛び出して来るのか気になるところです。けして人材不足と言うことはなく、2010年度組同様に今年も社会人からの多くの指名は続くものと思われます。ただ10年度組は、クラブチームからの指名も多く、観戦の幅を広げてみる必要がありそうです。
(捕手編)
1人も社会人球界から捕手が指名されなかったように、今年もその傾向は変わりません。そのため社会人で存在感を示している捕手は殆どおらず、今年も独立チームからの指名はあっても、企業チームからの指名は多く1,2名程度ではないかと考えられます。そんな中、昨年すでに指名解禁ではありましたが存在感を示したのが、 星野 雄大(22歳・伯和ビクトリーズ)捕手。今年のルーキー・大地(ソフトバンク)は、彼の実弟にあたります。攻守に荒削りですが、パンチの効いた打撃と存在感溢れるオレ様捕手ぶりで、ガンガン先輩選手でも引っ張ります。身体能力は高く、あとは捕手的適正がどのぐらいあるのか注目したいところです。
明徳義塾時代から、大型捕手として注目された田辺 真悟(25歳・富士重工)や中央学院大の下級生の頃から強打で鳴らした初鹿野 敬介(24歳・西濃運輸)や、スローイングは社会人でトップクラスであろう 岡田 雅利(22歳・大阪ガス)に、法政大時代から攻守にバランスの取れていた 石川 修平(24歳・JR東日本)などが、一気に存在感を高めるのか注目したいと思います。
(内野手編)
内野手に関しては、今年の解禁組に何人か注目の野手がおります。東洋大時代から柔らかいリストワークに特徴があった小島 脩平(24歳・住友金属鹿島)二塁手。快足・攻守の二塁手として近大時代より磨きがかかった岡澤 一生(東京ガス)二塁手、上武大時代からプロ注目だった 安達 了一(東芝)遊撃手、更に高卒2年目で頭角を現している 松井 飛雄馬(20歳・三菱重工広島)遊撃手などは、アピール次第では充分にドラフト指名されてもおかしくないところにいます。
小島や安達は、インパクトのある活躍。岡澤は、守備・走力での存在感。松井は、強肩、好守ながら、外角の捌きが一つ大きなポイントではないのでしょうか。またアナっぽいところでは、筑波大時代から頭を使ってプレーをしている 山本 洋平(24歳・JFE西日本)内野手あたりにも、密かに期待したいところ。筑波大時代には、首位打者にも輝いた実績もある選手です。
(外野手編)
亀谷 信吾(24歳・トヨタ自動車)外野手などは、強肩と高い打撃レベル・俊足を兼ね備え、プロ級の実力を常に兼ね備えております。あとは、怪我をしないで年間を通じた活躍が一つ大きなポイントになりそう。
下田 貴之(24歳・熊本ゴールデンラークス)外野手は、すでに守備・走力はプロで売りにできるレベル。ただ打てるポイント限られた打撃に、改善が観られるのかが一つ大きなポイント。
松永 隆太(25歳・東芝)外野手は、その打撃能力は、社会人随一。勝負強い打撃が売りの右の外野手。ただ守備・走力は破綻のないレベルといった感じで、売りにできるほどのものはありません。打力のある右の外野手が欲しいと言う需要に恵まれるのかがポイント。
そういった意味では、最近プロ側から社会人や独立系に需要が高まっているのが、堀内 久大(25歳・HONDA)外野手のような快足・巧打型ヒッター。ややプロを意識すると課題の観られる打撃を、いかに改善できるのかが指名へのポイントでしょうか。
(最後に)
内外野の逸材については、上位指名されるような圧倒的な選手はいないものの、プロと紙一重の選手はおり、順位こそ気にしなければ、それなりの需要はあると思われます。指名されるときは地味でも、シーズンを終わってみれば、掘り出しものだったというのは、圧倒的に社会人野手が多いのです。そう考えると、本物が誰なのか?スカウトの眼力が問われることになりそうです。
長距離・強打者候補は皆無なものの、俊足・好守型の選手は多数おり、誰が飛び出して来るのか気になるところです。けして人材不足と言うことはなく、2010年度組同様に今年も社会人からの多くの指名は続くものと思われます。ただ10年度組は、クラブチームからの指名も多く、観戦の幅を広げてみる必要がありそうです。
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