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18、19 4/13 東都レポート!

今日は、開幕週に試合がなかった ドラフトの目玉の一人 藤岡 貴裕(東洋大)左腕の投球を見に、神宮に足を運んで参りました。今回は、この藤岡選手を中心に、試合のレポートを行って行きたいと思います。

第一試合 東洋大 VS 亜細亜大

東洋大の先発は、今年のアマNO.1左腕・藤岡 貴裕(東洋大)投手。個人的には、桐生一時代から☆☆を付けていた投手で、順調にここまで伸びてきた印象がある。この日は、初回から140キロ台後半~MAX151キロを神宮のガンでも記録。私のガンでも、MAX93マイル(148.8キロ)を記録するなど、今までよりも更に球威を増してきた印象さえある。

ただものすごく手元で伸びるとか切れると言う空振りを誘う球質ではなく、あくまでも両サイドに散らせて詰まらせる、あるいは右打者の外角低めにコントロールして見逃しを誘うのが得意なタイプ。ただこの選手、四球で自滅することなく、両サイドにきっちり投げ分けられる安定した制球力が左腕でもあります。変化球は、スライダー・カットボール・カーブ・スクリュー系など実に多彩でありますが、どうしても球の威力に自信があるのか、ストライクゾーンの枠の中でばかり勝負したがります。ですから意外と追い込んでからの投球に苦労する傾向にあり、この辺はプロでは粘られて苦労しそうです。

きっと真面目な選手なんでしょうね。投球が一生懸命過ぎて、遊びがないので、逆に汲々してきて見ていて苦しくなります。もう少し真正直ではなく、幅みたいなものが出てくるとプロでも二桁が意識できる投手になると思います。今日見ていて驚いたのは、実にフィールディングの反応も軽快だと言うこと。クィックや牽制なども上手く総合力が高いですね。ボール球になる球がないと散々愚痴っていたのですが、最終回にフォークを投げるようになり、これを振らせることができておりました。この球を大事なときに使えるようになったり、ボールになるスライダーを低めに決められるようになると、本当に素晴らしいと思います。そんなことをしなくても、抑えられてしまう球の力と、多少球数が増えてもバテナイ体力があるんでしょうね。ただそろそろ、プロで活躍すると言う想定もして、更に上を目指して欲しいと思います。まだまだ物足りなさはありますが、1位指名競合レベルの投手です。

一方の対戦相手の亜大の先発は、東浜 巨(沖縄尚学出身 3年)投手。開幕週では、事故渋滞で急遽電車での移動。試合前直前の入場で、充分な準備ができず、不甲斐ない投球に終わりました。この日は、初回から140キロ台中盤をマークし、私のガンでも92マイル(147.2キロ)まで記録し、先週とは雲泥の差がありました。変化球も、カーブ・スライダー・フォーク・ツーシームなどでしょうか?相変わらず多彩に投げる投手ですし、ピッチングセンスは感じます。ただこの投手、天性の危険を回避する嗅覚にも優れますし、コントロールもいいはずなのですが、初回を中心に不用意に高めに甘く入る球が多いですよね。繊細さがあるようで結構抜けるところがあると言うか、そういったところを東洋打線は見逃さずに得点に結びつけているところはさすがでした。球速もソコソコでるのですが、ボールにボリューム感がないので、高めの甘い球は長打される傾向にあります。プロでの活躍を意識するのであれば、もっと球威をつけないとダメです。キレ型ならよほど手元でキレるか、いずれかです。現状は、まだまだプロの球と言うレベルではありません。その辺が、この1年で変わってこられるのかが、一つポイントではないのでしょうか。

打者では、東洋の4番に座った 鈴木 大地(4年)三塁手が、ヒットを連発。プロ云々と言うタイプではないのですが、最終学年で心身ともに充実している印象。また捕手の岡 翔太郎(日大三出身 3年)捕手も、強肩・強打ぶりを魅せてくれて、ちょっと来年に向け注目してみようかなと思わせてくれました。岡選手は、捕ってから投げるまでの型がしっかりしている選手です。

亜大では、DHでの出場でしたが、前田 雅大(京都翔英出身 2年)選手が、低めの球を上手く強烈な打球でセンター前に運んだのが印象的。打撃では、面白いものを持っていそうです。

またリリーフで登板した 山崎 康晃(帝京出身 1年)投手は、まだまだ緊張のためリリースがバラバラでしたが、常時145キロ強(マイガンでMAX92マイル・147.2キロ)をマークする勢いのあるストレートに、あの伝説の伊藤智を彷彿させるような まさに横滑りするようなスライダーに、更に鋭いフォークなどもあり、一つ一つの球には威力を感じました。順調に伸びていって欲しい投手の一人でした。

第二試合 青学大 VS 駒沢大

駒大の先発は、先週力のあるところを魅せてくれたドラフト候補の白崎 勇気(駒大岩見沢出身)投手。今日は、ボールの走り、コントロール共にイマイチで、先週ほどではありませんでした。この選手、意外に試合をまとめて来るタイプだと思ったのですが、結構立ち上がりを中心に、投球が粗い側面があります。悪いなら悪いなりの投球の仕方があると思うのですが、あまりそういった繊細さが思ったほどないなと先週・今週と見て思いました。ボールも球筋も綺麗な投手なので、甘く入ると怖いですね。特に勝負どころでの甘さが、プロでの活躍を考えると不安になります。指名はされるでしょうが、活躍できる投手かと言われると、今のところは疑問と言うタイプでしょうか。

一方の青学は、エースの福島 由登(大阪桐蔭出身 3年)の故障もあり、選抜は4年生の 石井 裕大(青森山田出身)投手。気持ちが前に出る投手ですが、いかんせんボールがこないスライダーピッチャー。やはり、プロ云々と言うタイプではありません。同じく4年生には、垣ヶ原 達也(帝京出身)左腕と言う、高校時代ドラフト候補として話題になった投手がいるのですが、彼が第一戦で投げてこないと言うことは、相変わらず復調しきれていないのかな?と言う気が致します。

駒大では、ドラフト候補として岡 将吾(西日本短大附出身)遊撃手あたりがマークされているようですが、真上から放るような独特のスローイングのためか、悪送球したり守備での安定感に欠けるですよね。守備もダイナミックで魅せる時もありますし、打撃でもパンチの効いた打撃を魅せてくれるのですが、安定感と言う意味ではモノ足りません。

やはりよくなってきたのは、4番を打つ白崎 浩之(埼玉栄出身 3年)三塁手。埼玉栄時代からドラフト候補として騒がれましたが、ようやく大学レベルでも対応できるまでになってきました。打球の強烈さとダイナミックな守備にはスケールを感じますが、プロと言う領域まではどうでしょうか?

昨年ドラフト候補と話題になった江越 大賀(長崎海星出身 1年)も7番・左翼手として出場。先日はホームランか何かを打ったようですが、まだまだ大学レベルに戸惑っておりますし、打球への勘が悪く守備は悪いですね。まだまだ、これからの選手だと思いました。

今シーズン初めてみる青学ですが、4番に座る 杉本 裕太郎(徳島商出身 2年)DHと言う選手が、188センチの大型で目立ちます。当たれば強烈な打球を放ちますが、大きすぎて内角の捌きが窮屈で脆いですね。腕が伸びるところでの打球は強烈で、右中間に球足の速い打球を飛ばしておりました。こういった大型野手を、大学や社会人は育てて行かないといけません。自分も技術論の時に、ロスのないスイングを提唱してしまうのですが、強打者にはボールを引きつけて、バットしならせるような後ろの大きなスイングを追求して欲しいとアマ球界には期待します。


試合の方は、5回で球場をあとにしたので、リリーフで登板した選手は確認しておりません。青学・東洋は、もう一度第二戦あたりを、何処かで見に行きたいと思います。今日は、藤岡の投球に尽きると思います。
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