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20・21 4/16 東京都春季大会3

なんやかんや行って、今年も東京都の春季大会3回目の観戦になりました。国士舘と修徳に関しては、前回の観戦レポートしたので、軽めご紹介とさせて頂きたいと思います。

神宮第二球場 第一試合 八王子 VS 修徳

八王子の先発は、リストにも名前が掲載されている 塚崎 晃大(3年)投手。この投手、2年生だと思って、あまりチェックを入れておりませんでした(汗)。やや芯がしっかりしていない体つきで、球速は、120キロ台後半~MAX82マイル「131.2キロ)程度と、際立つものはありません。特にまだ芯がしっかりしていないので、ボールにも力強さ・勢いがなく、思ったよりも球速が出ているなと感じます。武器は、横滑りするスライダー。この球とストレートを外角中心に集めます。八王子は、周りに気遣いのできるよく指導が行き届いた好チームなのですが、この投手だけでは全国レベルの打線相手には苦しいかなと言うのが不安材料でしょうか。

修徳は、前回の観戦同様に高橋 史典(東東京・修徳)投手が先発。前回同様に、常時135キロ前後ぐらい出せるのですが、この日は結構球が上吊り、高めの甘い球を八王子打線に捉えられておりました。適度にまとまっているかなと前回思ったのですが、今日は全国レベル相手だと、ちと厳しいかなと言う内容でした。悪い投手ではないのですが、これといった特徴に欠けます。

修徳は、やはり前回観た時とあまり印象は変わりません。2番打者池田 拓也(3年)中堅が、センターからライト方向への打撃を魅せるなど、センスはこのチームで一番感じます。また地肩もまずまずですし、守備は上手いので上のレベルでも守備でアピールできる選手かと思います。捕手の
大友 竜義(3年)は、打撃は並ですが1.9秒台前半のスローイングはまずまず。鳥海 翔平(3年)一塁手は、今日は7番・三塁手として出場。ただ三塁手としては、最初の一歩目の反応が遅い気が致します。

八王子のお目当ては、桝沢 怜(3年)遊撃手。180/75の大型遊撃手で、高めの甘い球を2本三遊間に打ち返し、真ん中高めの球をこすりながらライトスタンドに運びました。少々ミートポイントがズレているようなぁと思える部分はあるのですが、打球も強く、リストにも強さも感じさせます。特にいち早く遊撃のポジションに入り、ボールまわし行うように、野球への取り組み、意識、主将としてもよく声を出すなど、姿勢が素晴らしい選手。

遊撃手としては、少々ボールが手につかない場面が目立ちキャッチングはどうなのかな?と言う不安は感じます。しかし普段のボール捌きは丁寧に捕球しようと言う意識が感じられ、特に地肩も強いので深いところからしっかりした球筋の送球が投げられます。ショートのような繊細な守備位置は微妙ですが、強肩を活かして三塁なり右翼などでの可能性は秘めていると思います。少々攻守にまだ粗いのですが、ボールに食らいつく貪欲さにもあり、伸びて行ける選手ではないのでしょうか。もう一試合ぐらい夏の予選あたりで見てみたいのですが、ドラフト候補として追いかけてみたいと思わせるスケールのある選手でした。

神宮第二球場 第二試合 国士舘 VS 二松学舎大附

国士舘の先発は、先日の観戦で三塁手として気になった川内 翔太(3年)。ただ投手としては、テイクバックの小さなフォームで、球速もなく見るべきものはありませんでした。試合前整列の前から、バットを振って意識は完全に打席の方。完全に野手の素材です。この日は、強打ではなくセーフティバントで塁間3.75~3.85秒ぐらいの俊足ぶりを披露。逆に打席では、ピッチングで打ち込まれたのが影響したのか?それとも厳しい内角攻めに持ち味を殺されたのかわかりませんが、精彩を欠く内容。大学などで、その資質を磨いて欲しいところ。

二松学舎の先発は、エースの鈴木 誠也(2年)ではなく、同じ2年生の古谷 航真と言う投手。まあ夏の対戦も予想される東東京同士の対決なので、無理して手の内を見せたくなかったのかもしれません。古谷はそれほど特筆すべきものはなく、鈴木は6番・一塁手として出場。この鈴木の打撃が素晴らしく、第1打席に内角高めに球を上手く肘をたたんでレフトスタンドへの打球は圧巻。次の打席でもライトに鋭くヒットを放つなど野手としての適正を強く実感させられました。終盤ブルペンで勢いのある球も投げておりましたが、ややフォームなどを見ると、その将来性は野手ではないかと思える選手。ただ投打に可能性があると言うのは、才能が図抜けていると言うことで、来年に向けて楽しみな選手です。

前回観た国士舘では、8番を付けて捕手をしていた岡 雄大(3年)が、今日は中堅手として出場。試合途中からマウンドに上がり、135キロ級のストレートを投げ込むなど地肩の強いところ披露。セーフティバントやセンター前にも鋭く打ち返し、塁間3.95秒(セーフティ時)を記録するなど三拍子バランスの取れたプレーヤー。また1年生で背番号20を付けた屋島も、5番打者として違和感のないプレーを披露。地肩もまずまずで、これからの成長に期待。二松学舎では、3番を打つ石田 大介(2年)中堅手が、強いリストを活かして、強烈な打球を連発。ライトスタンドにも叩き込むなど来年が楽しみな強打者。ただ残念なのは、中堅守備や地肩が並の上に、どうもプレーへの意識がまだまだ浅い点。この点を改善して行かないと、こちらの期待どおりには伸びてゆかないかもと言う心配はあります。

そしてこの試合のお目当ては、山岸 育(二松学舎大附 3年)捕手。塁間1.8秒前後と言われるスローイングは本物かどうか見定めに来ましたが、掛け値無しに1.8秒前後のスローイングを、なんとイニング間練習で魅せてくれる選手。三塁ランナーが飛び出した時にスローイングした時の地肩には、ちょっと今ままで観たことのような球を投げてビックリいたしました。この選手が面白いのは、イニング間練習では思いっきり素早く投げるので、ボールが浮いたり遊撃手側に行ったりと球筋が安定しません。しかし試合で盗塁を試みた時は、慎重にコントロール重視で投げるので1.88秒ぐらいのタイムですが余裕があって正確に刺すのです。イニング間練習で1.7秒台をも記録する故に、多少落としても素早く正確なスローイングができるんですね。ここまでのスローイングをする選手を、関東で観たのは初めてです。掛け値無しに、スローイングは一級品です。

また捕手としても、座ったまま素早く返球するので雑な選手なのかな?と思ったのですが、そんなことはありません。細かく野手に指示を出していたり、キャッチングの押しこみ、ワンバウンド処理も素早く体でボールを止めに行きます。バックアップも怠りませんし、やることはやっているなと。まあリードセンスは微妙ですが、けしてお山の大将ではない選手です。強いリーダーシップも感じますし、打撃もこの日は5番でしたが、レフト戦に鋭い打球も飛ばしており悪く有りませんでした。もう一度次回は、捕手としての適正・リードなども含めて、夏の予選で見てみたいかなと思います。全国的にみて、彼以上の強肩捕手がいるのか、気になるところです。

(感想)

今日勝った、八王子と二松学舎が、選抜出場の日大三や国学院久我山あたりと、どのような試合をするのか興味深いものがあります。あまり期待して出かけたわけではなかったのですが、大型遊撃手の桝沢 怜(八王子)と関東歴代NO.1のスローイング(私見)をした山岸 育(東東京・二松学舎大附)捕手の二人の野手に出会えて、満足の行く観戦でした。
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