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55・56 5/20 関東選抜リーグ4

関東選抜リーグの観戦も、この日が最終日。この日は、観戦に行くかも悩んでいましたが、今年が都市対抗の中継があるのかも微妙なので、見られる時に社会人の試合を見に行こうと思い、足を運びました。

第一試合 JFE東日本 VS 東京ガス

この試合のお目当ては、高卒3年目の岩佐 海斗(21歳・成立学園出身)投手の成長ぶりを確認するためだったのですが、最後まで登板なく終わりました。また前日試合早々帰宅したので、JFE東日本の野手なども、もう少し見てみたかったと言うのがありました。

東京ガスの先発は、ルーキーの 石川 歩(23歳・中部大出身)投手。下級生の頃から愛知の大学リーグでは名の知れた投手で、昨年はドラフト戦線にも名前があがっていた投手です。久々に見ましたが、以前の140キロ台のストレートは陰を潜め、135キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、適度にまとまった投手との印象でした。この投手、意外に線が細く、ボールにそれほどボリューム感を感じません。球速ももう少し出てこないと、ドラフト候補としてはどうでしょうか?元々140キロ台中盤ぐらいは出していたので、今は実戦的な投球を目指しているのだとは思うのですが・・・

JFE東日本の先発は、中村 裕樹(24歳・東京農大出身)投手。正直、大学時代の記憶はないのですが、こちらも135キロぐらいのストレートに、スライダー・チェンジアップ投げ込む、少しもっさりしたおっさん投げの投手。適度にまとまっておりますが、ドラフト候補と言うタイプではありませんでした。

この東京ガスは、左サイドの変則左腕・成田 孝宏(25歳・中央学院大出身)が好投し、最後に岩佐登場かと思いきや、前日に引き続き 大島 一修(25歳・立命館大出身)投手の登板でした。岩佐は二日続けて登板がありませんでしたが、順調さを欠いているのでしょうか?

野手では、前日から 岡澤 一生(24歳・近大出身)二塁手に注目。快速・巧打の選手で、相変わらずミートセンスはあるのですが、やはりひ弱い印象が否めません。やはり好い選手でも、生で見ているとプロと言う感じがしてこない選手。走力・守備力は高いのですが・・・

この試合は、結局あまり目的を果たせないまま、終わることとなりました。


第二試合 富士重工 VS JR東日本

この試合は、今年はじめての観戦となる富士重工のチェックにありました。JR東日本は、4月の関東選抜と合わせると、今年4度目の観戦となりました。

富士重工の先発は、井上 暢祐(26歳・龍谷大出身)投手。この投手は、大学時代に全国の舞台で活躍した投手として知られ、135キロぐらいのストレートにスライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるオーソドックスな投手。一方のJR東日本は、金 卓史(24歳・八戸大出身)投手。こちらも、130~135キロ程度で、やや球威に欠けるストレートの持ち主。カーブ・スライダー・特にフォークと言う縦の変化を武器にしているのが特徴です。ただドラフト適齢期ではありますが、ドラフト候補といった感じの選手ではけしてありません。非常にまとまった、力のある投手ではあるのですが。

富士重工は、このあと内田・伊東・宮下とリレーしますが、ドラフト云々と言う感じの投手の登板はなし。むしろプロの注目を集めていたのは、杉山 佳祐(24歳・城西大出身)左腕。186/75 の恵まれた体格を活かした大型左腕。正当派の本格は派左腕で、常時135~MAX87マイル(139.2キロ)を記録するなど、それなりに力のあるボールを投げ込みます。変化球は、カーブ・スライダーでカウントなども取れますが、これといった決め球があるわけはございません。現状大型左腕としての素材としての魅力は感じますが、まだ実戦力はそれほどありません。2年ぐらいファームで育てて、資質を伸ばしつつ実戦力を磨かせたいと言う自信のある球団ならば指名をして来るかもしれませんが、「旬」の時期だとは思えませんでした。もう少し実績を作ってからでも、プロ入りは遅くはないのでしょう。勝負は、3年目を迎える来年ではないのでしょうか。

この試合のお目当ては、小杉 直人(22歳・報徳学園出身)一塁手。最近、よくなっているとの話しを聞いて注目してみました。ただこの日は、第一打席こそボールを絞り込んでセンターライナーの当たりには観るべきものがありましたが、その後の打席はショートゴロ・セカンドゴロ・四球などで結果は残せず。また塁間4.8秒前後(左打者換算で4.5秒前後に相当)と足を売りにするプレーヤーではないのに、牽制でアウトになるなど、好いところ見せられませんでした。

この試合を観る限りは、あまり上手く試合に入れていなかったのかな?と言う印象と、少しスイングが鈍く調子も落ちているのか?と言う印象も受けました。貴重な若手強打者だけに期待も高まりますが、守備位置・走力などの総合力含めても、よほど打力で圧倒しないとプロ入りは厳しいのかなと言う印象は受けました。

ただ高校時代の寸評読む限り、走力も基準レベル・右翼手としても強肩の身体能力もあった選手でしたし、何より私自身も非常に期待していた選手でした。実際技術的には、少しフォーム分析をしてみないとわからないのですが、今後も期待の大型野手と言う位置づけは変わりませんから、別の機会でその良さを確かめてみたいと思います。ただこのタイプでのプロ入りを目指すならば、4番の林 稔幸(32歳・立正大出身)右翼手を圧倒するような打力を身につけないとプロ入りは厳しいと思います。身近に素晴らしい目標がいるのですから、ぜひ精進して彼から4番を奪うような打者に育って欲しいものです。


(この日の感想)

この日は、岩佐(東京ガス)こそ未確認に終わりましたが、今年初めて富士重工をチェックでき、4日間(4月の2日も合わせると6日間)の関東選抜を見終えたと言う充実感がありました。これから10月に行われる都市対抗や予選までは、今年の場合まとまって社会人の試合を観るケースも少なそうです。そういった意味では、特に今年の場合、スポニチ大会を雨で一日しか観られなかったことを考えると、貴重な観戦となったのではないのでしょうか。
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