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大学選手権3日目 東京ドーム編

今回も、大学選手権のレポート・東京ドーム編です。そこで今回は、シードで初めて登場する学校がまだあったので、レポートを行いたいとおもいます。

第一試合 東北福祉大 VS 愛知学院大

第一試合に関しては、今回2度目の登場同士だったので、今回は簡単に。今回は、ドラフト候補リストに名前が必ずあがる 荻原 裕輔(東北高出身 4年)左腕が先発。荻原は、故障をしてからスッカリ球速は落ちており、この日も125~130キロ程度で、高校時代の正統派左腕というよりは、スリークオーターからの独特の球筋やスライダーのキレで勝負する技巧派に。現状、ドラフト候補云々というピッチングではない。左腕としてのまとまりから、社会人に進んで野球をすることになるだろう。

その後、同じく4年生の 加藤 雅人(前橋工出身)右腕が、135~後半ぐらいの勢いのあるボールを投げており、他球場ならば140キロ前後はコンスタントに出てそう。また日本文理時代に、甲子園で準優勝を経験した 伊藤 直輝(東北福祉大 3年)右腕は、球速が130~135キロぐらいで、思ったほどスケールアップしていなかったのが気になった。来年の主戦候補として期待されるが、現状ドラフト候補になり得るのかには疑問が残った。

第二試合 東日本国際大 VS 東海大

東日本国際大は2度目の登場、東海大はリーグ戦のレポートを行ったので簡単に。東日本国際大の先発は、エースの 中條 健佑(川越初雁出身 4年)右腕。3月の大学選抜VS社会人選抜の試合以来の観戦になるが、球速は常時135~後半のストレートに、スライダー・チェンジアップ系の球を多く織り交ぜる投球スタイル。それほどボールに威力がないので、甘く入ると長打を食らいやすいタイプ。中背で球のボリューム感からも、ドラフト候補というよりは社会人タイプと言えそうだ。

東海大の先発は、猿川 逹朗(花巻東出身 3年)右腕。高校時代は、菊池雄星(西武)のチームメイトで、投手兼一塁手だった選手。東海大に進んで、だいぶ投手らしくなってきた。球速は、135~MAX140キロぐらいと中條とさほど変わらないが、こちらは球威のあるボリューム感のある球質。カーブ・スライダー・チェンジアップ・フォークなど球種も多彩。細かい制球力や投球術はないが、馬力で圧倒できるパワーがある。何か突き抜けるものが欲しいが、来年のドラフト候補としてマークしたい。

ドラフト的には、東海大の誇る4年生トリオ。1番の吉川 佳佑(拓大紅陵出身 4年)二塁手は、レフト方向に上手く合わせる打撃が光った。3番の伏見 寅威(東海大四)捕手は、結果的には1安打ぐらいだったが、ミートポイントでボールを捉えており、内容は悪くなかった。4番に座った・坂口 真規(智弁和歌山出身 4年)三塁手は、センターオーバーのツーベースを放つなどパワーのあるところを示す。ただ総合力・決め手と言う意味では、やはり指名の可能性では、断然伏見だろう。吉川・坂口に関しては、スカウトや球団によって意見が別れそうだ。吉川は決め手の部分、坂口は粗さの部分含めて、総合力でどう考えるかだろう。

第三試合 龍谷大 VS 立命館大

龍谷大は、すでに一度レポートしているので、今回は立命館大の選手の達について。立命館大は、春のオープン戦以来の観戦となります。立命館大の先発・余語 充(愛工大名電出身 3年)右腕は、中背の体格から130キロ台後半~140キロ台前半の勢いのあるボールを投げ込んでいたが、序盤で龍谷打線に捉まりK.O。その後登板したのが、春のオープン戦で来年の1位候補と呼べるような素晴らしい投球を魅せた 工藤 悠河(立命館慶祥出身 3年)右腕。しかしこの日は、スライダーなど変化球ばかりで、時々投げるストレートも135キロ前後で、常にボールが動いているような癖球だった。春のオープン戦の時は、常時145キロ前後のストーレートに変化球を交えるピッチングスタイルであり、まるで別人のような投球にビックリ。何処か痛めたのかわからないが、それでもリーグでは最優秀防御率を獲得したという。果たしてこのピッチングの理由が定かではないが、この日のピッチングでは来年ドラフト指名もままならないだろう。

打者ではドラフト候補の 金子 侑司(立命館宇治出身 4年)遊撃が、セーフティバントを決めるなど自慢の快足を披露。さらに遊撃守備でも動きの良いところを魅せたり、以前にはない強いスイングも魅せて猛烈にアピールして魅せた。ただ遊撃守備では送球が乱れたり、盗塁を失敗したりと、意外に守備・走力に物足りないものもあり、指名は微妙な位置にいるのは確かだろう。ただ足という武器があるだけに、即戦力とは行かないが下位で指名して来る球団が出てくるかもしれない。

その他、全日本合宿にも選出された 瀧野 光太朗(今治西出身 3年)三塁手は、ボールに逆らわない打撃を。4番の 藤居 憲吾(綾羽出身 3年)右翼手は、思っきりの良いスイングが目を惹いた。

(この日の感想)

伏見や金子あたりのドラフト候補を、再度確認できたことが大きかった。ただ来年の1位候補と言っていた工藤の変貌ぶりは、ある意味衝撃的だった。この日の試合の模様を見て、一応出場全校の簡単なチェックを終えることができたのである。
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