64 全日本平塚合宿最終日(投手編)
昨日は、横浜フェスタの方を見ていたので観戦できませんでしたが、今日は平塚球場に行って、全日本代表平塚合宿を見に行ってきました。例年は、全国の有力大学生が選ばれ、ドラフト候補を一気に網羅できる楽しみがあるのですが、来年の大会に向けての3年生以下からの選出。そのため、今年はあまりモチベーション上がりませんでした。
そういったわけではないのですが、平塚に向かう途中に 鎌倉でアジサイ散策をしていたら、思いの外混んでいて時間が取られてしまいます。まして辻堂あたりで雨が降って雨合羽に着替えるなどしていたら、試合開始に間に合わず1回裏からの観戦となりました。試合の方は、昨日登板しなかった投手を試す意味合いが強かったようで、6回・6人の投手のみで終了致しました。今回は、その6人の投手について、触れてみたいと思います。ちなみに、平塚のスピードガン表示は、ほとんど私のガンと同じでした。
中野 ジャスティン(関東学院大 2年)右腕
大学選手権でも登板していた投手なので簡単に。球速は常時135~MAX142キロ。大学選手権の投球は、今まで観た中では一番の投球だったように見えましたが、今日は普段のジャスティンに戻っていました。カットボール・ツーシームなどのストレートに少し変化を加えていたり、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる、緩急に欠けるピッチング。制球・キレ共にイマイチで、ピリッとしない内容でした。
岡 大海(明治大 3年)右腕
斎藤隆のような、少し足が突っ張って上体で投げる投球フォーム。球速は、常時140キロ台中盤ぐらいまで出ており、MAXで146キロだったかな?私のガンでも91マイル(145.6キロ)を記録。ボールの勢いは、今日投げた投手の中では、やはり最上位レベル。ただ変化球は、スライダーのみで、私が見られなかった一回の表にも1失点をしていたようです。素材としては来年の上位級ですが、まだまだ素材型の域は脱しておりません。
石田 健太(法政大 2年)左腕
正統派の左腕ですが、シーズン中は140キロ台中盤~後半ぐらいまで出すことがあります。しかし今日は、135~後半ぐらい、MAXで88マイル(140.8キロ)を記録。特にこの投手は、左投手ですがキレよりも球威で詰まらせるタイプ。変化球は、スライダーとのコンビネーションです。正直シーズンに比べると、かなり状態は落ちており、すでに最初から内定が出ていたのか?(昨年の大石みたいな)、あまり良いといえる内容ではなかったのですが、代表に選出されました。良い時の石田を10とするならば、7ぐらいのデキだったとおもいます。
山崎 福也(明治大 2年)左腕
真上から角度のあるストレートを投げ込む本格派左腕で、球速は130キロ台後半~MAX141キロぐらい。今日のボールの勢いに限っては、石田よりも山崎の方がありました。スライダー・スクリューなども織り交ぜ、こちらは、今日の内容を見ると選出されたのは納得です。逆にこの選手は、普段の力が10ならば、限りなくそれに近い状態で、この合宿に挑めていたようでした。
長谷川 潤(金沢学院大 3年)右腕
昨日登板がなかったと訊いていたので、何処か痛めてしまっていたのかと心配でした。この選手、出身は東京の成立学園で、高校時代何度か取り上げたことのある選手。背番号9をつけて、マウンドに上がっていました。
かなりサイドに近いスリークオーターで、右打者の背中越しから来る独特の球筋は、右打者には厄介な代物。今日は、サードゴロを村田がはじき、センターに詰まったあたりがセンターの判断悪くポテンヒットなど不運な一面もあり、ランナーを貯めたところでガツンと打たれて5失点。球速は、135~後半ぐらいで、驚くようなキレや勢いはありません。ただスライダーは大きく曲がるので、右打者殺しとしては効果的。その証に、2イニング目はあっさりと抑えました。ややこのメンバーに入ってしまうと、力の差を感じてしまう内容でしたが、ストレートがコンスタントに140キロ台乗って来るようだと楽しみだとおもいます。ただ現状は、来年のドラフト候補になるとは言えないでしょう。
斎藤 英輔(青山学院大 3年)右腕
今日一番のボールを投げていたのが、この斎藤 英輔。球速だけなく、指のかかり方が素晴らしく、ボールの勢いが違いました。球速もコンスタントに145キロ前後(MAX92マイル・147.2キロ)を叩きだすなど、気合満点の内容。変化球は、スライダー・チェンジアップなどもありますが、今日はストレートでグイグイ押しておりました。
ただ力で抑えこもうという意識が強すぎて、ボールが上吊る場面が目立ちます。それでも、どれを度返してもお釣りが来るほどのボール。全日本の守護神候補として、大いに存在感を高めたのではないのでしょうか。来年の上位候補として、マークできる内容です。シーズン以上の躍動感が見られ、文句なしのメンバー選出だったと思います。
(今日の感想)
今日は、昨日の登板がなかった 斎藤・石田・長谷川の登板がありました。そのうち、斎藤・石田・それに山崎が全日本メンバーに。石田はすでに内定・斎藤は昨日神宮で行われた・台湾チームとの試合にでも帯同していたのでしょうか? 山崎あたりは、2日連続の登板で代表をゲットしたのかもしれませんね。
今回のメンバーは、殆ど過去観たことのある選手ばかりでした。そんな中、観たことがなく今日も見られなかったのが、森田 将行(名城大 2年)左腕。観たことのある人の情報によりますと、135キロぐらいの、まとまったタイプの左腕だということでした。いずれ機会があったら、ぜひ見てみたいとおもいます。
僅か6イニングの観戦でしたが、選手がめまぐるしく変わるので、それなりに楽しめました。明日は、野手編のレポートを行いたいとおもいます。
そういったわけではないのですが、平塚に向かう途中に 鎌倉でアジサイ散策をしていたら、思いの外混んでいて時間が取られてしまいます。まして辻堂あたりで雨が降って雨合羽に着替えるなどしていたら、試合開始に間に合わず1回裏からの観戦となりました。試合の方は、昨日登板しなかった投手を試す意味合いが強かったようで、6回・6人の投手のみで終了致しました。今回は、その6人の投手について、触れてみたいと思います。ちなみに、平塚のスピードガン表示は、ほとんど私のガンと同じでした。
中野 ジャスティン(関東学院大 2年)右腕
大学選手権でも登板していた投手なので簡単に。球速は常時135~MAX142キロ。大学選手権の投球は、今まで観た中では一番の投球だったように見えましたが、今日は普段のジャスティンに戻っていました。カットボール・ツーシームなどのストレートに少し変化を加えていたり、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる、緩急に欠けるピッチング。制球・キレ共にイマイチで、ピリッとしない内容でした。
岡 大海(明治大 3年)右腕
斎藤隆のような、少し足が突っ張って上体で投げる投球フォーム。球速は、常時140キロ台中盤ぐらいまで出ており、MAXで146キロだったかな?私のガンでも91マイル(145.6キロ)を記録。ボールの勢いは、今日投げた投手の中では、やはり最上位レベル。ただ変化球は、スライダーのみで、私が見られなかった一回の表にも1失点をしていたようです。素材としては来年の上位級ですが、まだまだ素材型の域は脱しておりません。
石田 健太(法政大 2年)左腕
正統派の左腕ですが、シーズン中は140キロ台中盤~後半ぐらいまで出すことがあります。しかし今日は、135~後半ぐらい、MAXで88マイル(140.8キロ)を記録。特にこの投手は、左投手ですがキレよりも球威で詰まらせるタイプ。変化球は、スライダーとのコンビネーションです。正直シーズンに比べると、かなり状態は落ちており、すでに最初から内定が出ていたのか?(昨年の大石みたいな)、あまり良いといえる内容ではなかったのですが、代表に選出されました。良い時の石田を10とするならば、7ぐらいのデキだったとおもいます。
山崎 福也(明治大 2年)左腕
真上から角度のあるストレートを投げ込む本格派左腕で、球速は130キロ台後半~MAX141キロぐらい。今日のボールの勢いに限っては、石田よりも山崎の方がありました。スライダー・スクリューなども織り交ぜ、こちらは、今日の内容を見ると選出されたのは納得です。逆にこの選手は、普段の力が10ならば、限りなくそれに近い状態で、この合宿に挑めていたようでした。
長谷川 潤(金沢学院大 3年)右腕
昨日登板がなかったと訊いていたので、何処か痛めてしまっていたのかと心配でした。この選手、出身は東京の成立学園で、高校時代何度か取り上げたことのある選手。背番号9をつけて、マウンドに上がっていました。
かなりサイドに近いスリークオーターで、右打者の背中越しから来る独特の球筋は、右打者には厄介な代物。今日は、サードゴロを村田がはじき、センターに詰まったあたりがセンターの判断悪くポテンヒットなど不運な一面もあり、ランナーを貯めたところでガツンと打たれて5失点。球速は、135~後半ぐらいで、驚くようなキレや勢いはありません。ただスライダーは大きく曲がるので、右打者殺しとしては効果的。その証に、2イニング目はあっさりと抑えました。ややこのメンバーに入ってしまうと、力の差を感じてしまう内容でしたが、ストレートがコンスタントに140キロ台乗って来るようだと楽しみだとおもいます。ただ現状は、来年のドラフト候補になるとは言えないでしょう。
斎藤 英輔(青山学院大 3年)右腕
今日一番のボールを投げていたのが、この斎藤 英輔。球速だけなく、指のかかり方が素晴らしく、ボールの勢いが違いました。球速もコンスタントに145キロ前後(MAX92マイル・147.2キロ)を叩きだすなど、気合満点の内容。変化球は、スライダー・チェンジアップなどもありますが、今日はストレートでグイグイ押しておりました。
ただ力で抑えこもうという意識が強すぎて、ボールが上吊る場面が目立ちます。それでも、どれを度返してもお釣りが来るほどのボール。全日本の守護神候補として、大いに存在感を高めたのではないのでしょうか。来年の上位候補として、マークできる内容です。シーズン以上の躍動感が見られ、文句なしのメンバー選出だったと思います。
(今日の感想)
今日は、昨日の登板がなかった 斎藤・石田・長谷川の登板がありました。そのうち、斎藤・石田・それに山崎が全日本メンバーに。石田はすでに内定・斎藤は昨日神宮で行われた・台湾チームとの試合にでも帯同していたのでしょうか? 山崎あたりは、2日連続の登板で代表をゲットしたのかもしれませんね。
今回のメンバーは、殆ど過去観たことのある選手ばかりでした。そんな中、観たことがなく今日も見られなかったのが、森田 将行(名城大 2年)左腕。観たことのある人の情報によりますと、135キロぐらいの、まとまったタイプの左腕だということでした。いずれ機会があったら、ぜひ見てみたいとおもいます。
僅か6イニングの観戦でしたが、選手がめまぐるしく変わるので、それなりに楽しめました。明日は、野手編のレポートを行いたいとおもいます。
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