87 セガサミー VS 新日鉄住友金属鹿島
2012/10/15|Category:観戦記
今日は、関東選抜リーグの上位チームが優勝を争う、千葉市長杯から名称が昨年から変わった、関東選手権に足を運びました。目的の試合は、その第二試合。この試合をお目当てに、土曜日に引き続き大田Sに足を運びました。
セガサミー VS 新日鉄住金鹿島
この試合のお目当ては、茨城の三和高校時代に、関東NO.1右腕と評されたものの、結局最後まで確認できないまま終わってしまった 石崎 剛(住金鹿島・22歳)右腕を確認するためでした。石崎は、高校時代確認出来ないだけでなく、入社後4年間でこれまで一度も観戦できなかった私にとって特別な存在。しかしドラフトを前に、すでに解禁を迎えている彼が、ひょっとして指名されて悔しい思いをするのはイヤだと思い、期待しない程度に足を運んでみました。
彼が登場したのは、試合中盤の2番手として。高校時代のフォームがわからないのですが、かなり肘の下がったサイドに近いスリークオーター。球速は、常時135キロ強ぐらいでしたが、私のガンでは何球か88マイル(140.8キロ)を記録。この球速が示す通り、球威・球速で圧倒するタイプではありません。しかし内外角にキッチリ投げ分けることができ、内角で詰まらせるなどコントロール・攻めの厳しさ・テンポなどは悪くありません。
変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーション。球種はそれだけしかなく、コンビネーションが単調で、仕留めきれる球がないのが残念。また肘を下げて開いて投げる分、ボールが見やすいので、良いところを突いても踏み込まれて打たれてしまいます。ボールに凄みはないのですが、投手としてのセンスの良さ、まとまりなどは感じます。ただ「開き」の早いフォームと投球の幅の狭さを改善して行かないと、やはり物足りません。確かに訊いていた通り良い投手ではあると思いますが、プロにアピールする絶対的なものがないですね。指名はないと思いますし、実績的にも会社側も今のままなら出さないでしょう。センスはいいだけに、一つ何かを見いだせれば変わるとは思うのですが・・・。ただ苦節五年、ようやく彼を確認出来たことで今日は満足です。
相手のセガサミーの方ですが、若手野手がドラフト候補としてマークできます。1番を打つ 赤堀 大智(25歳・立正大出身)中堅手は、相変わらず粗く打てる部分は限られているのですが、甘い球を逃さず叩き打球の強さは目を惹きます。今日は、三遊間とセンター前にヒット2本。この選手のもう一つの売りは、プロでもトップクラスに位置するだろう強肩の持ち主だと言うこと。コントロールなどに多少難がありますが、外野からの返球は必見です。当たった時のパワーと強肩のポテンシャルの高さは、アマでも希少価値の大型外野手。ひょっとしての、指名の可能性は残されています。
また打つことだけなら、今やアマNO.1の強打者なのではないかと思うのが、宮崎 敏郎(24歳・日本文理大出身)三塁手。普段は二塁を守ることも少なくないのですが、この試合では以前守っていた三塁に。動き自体はあまり良い選手に見えませんが、それなりにソツなくこなす守備力と強肩があります。走力はさほど光りませんが、独特のリストワークを生かした感性に優れた打撃は圧巻です。今日は、第一打席に内角の球を上手くたたんでレフトスタンドへ。また後の打席では、外角低めの球を上手く打って外野の頭を越えたりとヒットを連発。ただ結果ヒットになっているのではなく、難しい球を捌き、ちょっと驚くような打球を連発致します。ドラフト前日にも関わらず、某球団のスカウトが訪れていましたが、彼らにどう映ったのか興味深いですね。打つだけなら、間違いなくプロ級です。明日のドラフト会議で、指名があるのか注目したいところ。
セガサミーは、各打者非常に力のある打者が揃います。住金鹿島も 巧打者タイプだと思っていた小柄な 堀越 匠(東洋大出身・24歳)左翼手が、三番に座り強打を連発しイメージが変わりました。また 工藤 光樹(25歳・亜大出身)DHも、打球の強さには目を見張るものがありました。
(今日の感想)
とりあえず、悲願の石崎観戦が出来たことが最大の収穫。そしてドラフトに向けては、改めて宮崎の打力の凄さと赤堀のポテンシャルの高さを感じることが出来ました。私は8回で会場をあとにしたのですが、私が帰ったあと、住金は最後に 山崎 洋(25歳・徳山大出身)左腕が投げたようなのですが、この選手個人的には面白いと思っています。ドラフト候補として注目されることが殆どないのですが、プロに混ぜてもソコソコやるんじゃないかなと以前から気にしております。話題に上がりにくい投手なのですが、社会人での実績・実力も確かです。やや適齢期は過ぎていますが、明日指名があるのか密かに期待してドラフトを迎えたいと思います。
セガサミー VS 新日鉄住金鹿島
この試合のお目当ては、茨城の三和高校時代に、関東NO.1右腕と評されたものの、結局最後まで確認できないまま終わってしまった 石崎 剛(住金鹿島・22歳)右腕を確認するためでした。石崎は、高校時代確認出来ないだけでなく、入社後4年間でこれまで一度も観戦できなかった私にとって特別な存在。しかしドラフトを前に、すでに解禁を迎えている彼が、ひょっとして指名されて悔しい思いをするのはイヤだと思い、期待しない程度に足を運んでみました。
彼が登場したのは、試合中盤の2番手として。高校時代のフォームがわからないのですが、かなり肘の下がったサイドに近いスリークオーター。球速は、常時135キロ強ぐらいでしたが、私のガンでは何球か88マイル(140.8キロ)を記録。この球速が示す通り、球威・球速で圧倒するタイプではありません。しかし内外角にキッチリ投げ分けることができ、内角で詰まらせるなどコントロール・攻めの厳しさ・テンポなどは悪くありません。
変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーション。球種はそれだけしかなく、コンビネーションが単調で、仕留めきれる球がないのが残念。また肘を下げて開いて投げる分、ボールが見やすいので、良いところを突いても踏み込まれて打たれてしまいます。ボールに凄みはないのですが、投手としてのセンスの良さ、まとまりなどは感じます。ただ「開き」の早いフォームと投球の幅の狭さを改善して行かないと、やはり物足りません。確かに訊いていた通り良い投手ではあると思いますが、プロにアピールする絶対的なものがないですね。指名はないと思いますし、実績的にも会社側も今のままなら出さないでしょう。センスはいいだけに、一つ何かを見いだせれば変わるとは思うのですが・・・。ただ苦節五年、ようやく彼を確認出来たことで今日は満足です。
相手のセガサミーの方ですが、若手野手がドラフト候補としてマークできます。1番を打つ 赤堀 大智(25歳・立正大出身)中堅手は、相変わらず粗く打てる部分は限られているのですが、甘い球を逃さず叩き打球の強さは目を惹きます。今日は、三遊間とセンター前にヒット2本。この選手のもう一つの売りは、プロでもトップクラスに位置するだろう強肩の持ち主だと言うこと。コントロールなどに多少難がありますが、外野からの返球は必見です。当たった時のパワーと強肩のポテンシャルの高さは、アマでも希少価値の大型外野手。ひょっとしての、指名の可能性は残されています。
また打つことだけなら、今やアマNO.1の強打者なのではないかと思うのが、宮崎 敏郎(24歳・日本文理大出身)三塁手。普段は二塁を守ることも少なくないのですが、この試合では以前守っていた三塁に。動き自体はあまり良い選手に見えませんが、それなりにソツなくこなす守備力と強肩があります。走力はさほど光りませんが、独特のリストワークを生かした感性に優れた打撃は圧巻です。今日は、第一打席に内角の球を上手くたたんでレフトスタンドへ。また後の打席では、外角低めの球を上手く打って外野の頭を越えたりとヒットを連発。ただ結果ヒットになっているのではなく、難しい球を捌き、ちょっと驚くような打球を連発致します。ドラフト前日にも関わらず、某球団のスカウトが訪れていましたが、彼らにどう映ったのか興味深いですね。打つだけなら、間違いなくプロ級です。明日のドラフト会議で、指名があるのか注目したいところ。
セガサミーは、各打者非常に力のある打者が揃います。住金鹿島も 巧打者タイプだと思っていた小柄な 堀越 匠(東洋大出身・24歳)左翼手が、三番に座り強打を連発しイメージが変わりました。また 工藤 光樹(25歳・亜大出身)DHも、打球の強さには目を見張るものがありました。
(今日の感想)
とりあえず、悲願の石崎観戦が出来たことが最大の収穫。そしてドラフトに向けては、改めて宮崎の打力の凄さと赤堀のポテンシャルの高さを感じることが出来ました。私は8回で会場をあとにしたのですが、私が帰ったあと、住金は最後に 山崎 洋(25歳・徳山大出身)左腕が投げたようなのですが、この選手個人的には面白いと思っています。ドラフト候補として注目されることが殆どないのですが、プロに混ぜてもソコソコやるんじゃないかなと以前から気にしております。話題に上がりにくい投手なのですが、社会人での実績・実力も確かです。やや適齢期は過ぎていますが、明日指名があるのか密かに期待してドラフトを迎えたいと思います。
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