2012年プロ野球ドラフト会議の感想4
2012/10/19|Category:ネタ
楽天
1位 森 雄大 投 東福岡
2位 則本 昂大 投 三重中京大
3位 大塚 尚仁 投 九州学院
4位 下妻 貴寛 捕 酒田南
5位 島井 寛仁 外 熊本ゴールデンラークス
6位 柿沢 貴裕 投 神村学園
育成枠
1位 宮川 将 投 大阪体育大
1位の森(東福岡)左腕は、将来150キロ級も期待できる速球派左腕。中央球界の大きな大会に出場していないように、洗練されたタイプではないので、少し時間はかかるかもしれない。ただ好素材ではあるので、数年かかっても確実にモノにしたいところ。
則本は、上背はないが馬力溢れるストレートは素晴らしい。ただ大学選手権の内容は出来過ぎで、変化球の制球に苦しむことも少ない。ただランナーを背負ってからも、非常に開き直って投げることができ、リリーフとしては、昨年の田島慎二(中日)級の活躍は期待できそう。3位の大塚は高校生だが、こちらは比較的早い段階から実戦できそうなタイプで、早ければ夏ぐらいから一軍投入されてもおかしくない。やはりこの選手も、どちらかというとリリーフ向きだろう。逆に3年以内に結果が出ないと、上積みが期待しづらいだけに苦しいタイプ。
下妻は、捕手としては大き過ぎるかなぁという印象はあるが、肩は一級品。ただ打撃の対応が悪く、その辺が気になる。5位の島井は、正直見たことがないと思うのでよくわからない。非常に足が売りの選手なのだとか。6位の柿沢は、野手としての評価みたいなので、一度野手寸評を作成してみたい。イメージ的には、横浜の金城龍彦の近大附属時代を彷彿とさせる。育成の宮川も、すでに投手としてある程度のレベルに達している投手なので、一年目から支配下に入ってきても不思議ではない。先発で試合が作れる選手なので、あと一つ武器になるものを見いだせれば面白いだろう。
タイプとしては、将来にも即戦力としても、右に左に打者もスケール型・一芸型などいろいろおり多くを網羅できた印象。特に則本・大塚・宮川あたりは、1,2年目には戦力になってきそうだし、数年先の大型バッテリーも補強できた。全球団を通じても、かなり好感の持てる指名だと言えるのではないのだろうか。
ロッテ
1位 松永 昂大 投 大阪ガス
2位 川満 寛弥 投 九州共立大
3位 田村 龍弘 捕 光星学院
4位 加藤 翔平 外 上武大
1位の松永は、ボール自体は一級品であり爆発力は素晴らしい。ただ大学時代も指名レベルにありがながら社会人に進むなど、プロでどうしても飯を食ってやろうという気構えが感じられないので、活躍しても短命もしくは年によっての波が激しいタイプではないのだろうか。対照的に川満の方は、外角にキッチリボールをコントロールし、地に足の着いた投球をする選手。ただプロの投手としては、球威・球速が物足りないところを、自慢の制球力と投球術でいかにかわすことができるのかがポイント。
3位の田村は、高校球界屈指の技術を持つ強打者。広角に打てる実戦的な打撃が魅力だが、三塁を打つにはスケール不足、捕手するのには特徴に欠ける部分もあり、将来像が見えてこないのが不安要素。また選手として完成されており、何処まで上積みができるのかは微妙という不安な部分は残る。加藤は、強くボールを叩けるスイングと俊足を生かした、ロッテ好みの好打者。ただプロでは特徴を見出し難い左の外野手だけに、よほど図抜けたものがないと、そのまま埋もれてしまう可能性も否定できない。
ロッテらしい少数精鋭主義のドラフトであり、面子的には素晴らしい。ただ松永のモチベーションがどのぐらい続くのか、川満の球威が通用するのか、田村は今のままでどの程度やれるのか、加藤は特徴を見いだせるのかという不安要素はつきまとう。個人的にはこれでもアリの指名ではあると思うが、果たしてどうなるだろうか。
オリックス
1位 松葉 貴大 投 大体大
2位 佐藤 峻一 投 道都大
3位 伏見 寅威 捕 東海大
4位 武田 健吾 外 自由ケ丘
5位 森本 将太 投 BC・福井
6位 戸田 亮 投 JR東日本
育成枠
1位 原 大輝 捕 BC・信濃
2位 西川 拓喜 外 BC・福井
松葉は、球速の割に苦になく打たれてしまう合わせやすい球が気になる。ただ野球への姿勢は悪くないので、即戦力というよりも、数年先の適応に注目。佐藤は、投げるボール自体素晴らしいのだが、全体にボールが高いなど甘い球が多いのがどうでるか?
伏見は派手さはないが、やることはシッカリやれる選手であるので、チームのNO.2ぐらいには早い段階でなれるのではないのだろうか。武田は、まだまだ粗いがスケールの大きな大型外野手。森本の高校時代は、中背だけれども勢いのある球を投手だったと思うが、少し整理してレポートを作ってみたい。戸田もスピード能力はあるが、こちらは完全に素材型。育成の原は思い出せない選手で調べないとわかないが、西川は白鴎大時代から全国で馴染み深い強打者だった。
松葉も佐藤も球の威力はあるが、総合的なまとまりという意味ではまだ発展途上。早くから一軍での活躍が期待できるのは、捕手の伏見 ではないのだろうか。武田は将来性豊かな外野手なので、少し時間はかかるだろうが確実に中心選手に育てたい。森本は比較的早い段階で勝負できる実戦派だと思うが、戸田は大卒社会人だが、ファームでの育成が必要だろう。ストレートの速さは、まさに一級品なのだが。育成の二人は、まずはファームで実績を作り、支配下を目指したい。大学・社会人選手の指名は多いのだが、一年目から大活躍できる選手がいるのかは微妙。競争を煽ることと、近い将来への上積みが期待できる選手たちといった感じだ。個人的には結構好きな面子だが、来年というよりは2年後、3年後にどうなっているのかというのを期待して見守ってみたい。
1位 森 雄大 投 東福岡
2位 則本 昂大 投 三重中京大
3位 大塚 尚仁 投 九州学院
4位 下妻 貴寛 捕 酒田南
5位 島井 寛仁 外 熊本ゴールデンラークス
6位 柿沢 貴裕 投 神村学園
育成枠
1位 宮川 将 投 大阪体育大
1位の森(東福岡)左腕は、将来150キロ級も期待できる速球派左腕。中央球界の大きな大会に出場していないように、洗練されたタイプではないので、少し時間はかかるかもしれない。ただ好素材ではあるので、数年かかっても確実にモノにしたいところ。
則本は、上背はないが馬力溢れるストレートは素晴らしい。ただ大学選手権の内容は出来過ぎで、変化球の制球に苦しむことも少ない。ただランナーを背負ってからも、非常に開き直って投げることができ、リリーフとしては、昨年の田島慎二(中日)級の活躍は期待できそう。3位の大塚は高校生だが、こちらは比較的早い段階から実戦できそうなタイプで、早ければ夏ぐらいから一軍投入されてもおかしくない。やはりこの選手も、どちらかというとリリーフ向きだろう。逆に3年以内に結果が出ないと、上積みが期待しづらいだけに苦しいタイプ。
下妻は、捕手としては大き過ぎるかなぁという印象はあるが、肩は一級品。ただ打撃の対応が悪く、その辺が気になる。5位の島井は、正直見たことがないと思うのでよくわからない。非常に足が売りの選手なのだとか。6位の柿沢は、野手としての評価みたいなので、一度野手寸評を作成してみたい。イメージ的には、横浜の金城龍彦の近大附属時代を彷彿とさせる。育成の宮川も、すでに投手としてある程度のレベルに達している投手なので、一年目から支配下に入ってきても不思議ではない。先発で試合が作れる選手なので、あと一つ武器になるものを見いだせれば面白いだろう。
タイプとしては、将来にも即戦力としても、右に左に打者もスケール型・一芸型などいろいろおり多くを網羅できた印象。特に則本・大塚・宮川あたりは、1,2年目には戦力になってきそうだし、数年先の大型バッテリーも補強できた。全球団を通じても、かなり好感の持てる指名だと言えるのではないのだろうか。
ロッテ
1位 松永 昂大 投 大阪ガス
2位 川満 寛弥 投 九州共立大
3位 田村 龍弘 捕 光星学院
4位 加藤 翔平 外 上武大
1位の松永は、ボール自体は一級品であり爆発力は素晴らしい。ただ大学時代も指名レベルにありがながら社会人に進むなど、プロでどうしても飯を食ってやろうという気構えが感じられないので、活躍しても短命もしくは年によっての波が激しいタイプではないのだろうか。対照的に川満の方は、外角にキッチリボールをコントロールし、地に足の着いた投球をする選手。ただプロの投手としては、球威・球速が物足りないところを、自慢の制球力と投球術でいかにかわすことができるのかがポイント。
3位の田村は、高校球界屈指の技術を持つ強打者。広角に打てる実戦的な打撃が魅力だが、三塁を打つにはスケール不足、捕手するのには特徴に欠ける部分もあり、将来像が見えてこないのが不安要素。また選手として完成されており、何処まで上積みができるのかは微妙という不安な部分は残る。加藤は、強くボールを叩けるスイングと俊足を生かした、ロッテ好みの好打者。ただプロでは特徴を見出し難い左の外野手だけに、よほど図抜けたものがないと、そのまま埋もれてしまう可能性も否定できない。
ロッテらしい少数精鋭主義のドラフトであり、面子的には素晴らしい。ただ松永のモチベーションがどのぐらい続くのか、川満の球威が通用するのか、田村は今のままでどの程度やれるのか、加藤は特徴を見いだせるのかという不安要素はつきまとう。個人的にはこれでもアリの指名ではあると思うが、果たしてどうなるだろうか。
オリックス
1位 松葉 貴大 投 大体大
2位 佐藤 峻一 投 道都大
3位 伏見 寅威 捕 東海大
4位 武田 健吾 外 自由ケ丘
5位 森本 将太 投 BC・福井
6位 戸田 亮 投 JR東日本
育成枠
1位 原 大輝 捕 BC・信濃
2位 西川 拓喜 外 BC・福井
松葉は、球速の割に苦になく打たれてしまう合わせやすい球が気になる。ただ野球への姿勢は悪くないので、即戦力というよりも、数年先の適応に注目。佐藤は、投げるボール自体素晴らしいのだが、全体にボールが高いなど甘い球が多いのがどうでるか?
伏見は派手さはないが、やることはシッカリやれる選手であるので、チームのNO.2ぐらいには早い段階でなれるのではないのだろうか。武田は、まだまだ粗いがスケールの大きな大型外野手。森本の高校時代は、中背だけれども勢いのある球を投手だったと思うが、少し整理してレポートを作ってみたい。戸田もスピード能力はあるが、こちらは完全に素材型。育成の原は思い出せない選手で調べないとわかないが、西川は白鴎大時代から全国で馴染み深い強打者だった。
松葉も佐藤も球の威力はあるが、総合的なまとまりという意味ではまだ発展途上。早くから一軍での活躍が期待できるのは、捕手の伏見 ではないのだろうか。武田は将来性豊かな外野手なので、少し時間はかかるだろうが確実に中心選手に育てたい。森本は比較的早い段階で勝負できる実戦派だと思うが、戸田は大卒社会人だが、ファームでの育成が必要だろう。ストレートの速さは、まさに一級品なのだが。育成の二人は、まずはファームで実績を作り、支配下を目指したい。大学・社会人選手の指名は多いのだが、一年目から大活躍できる選手がいるのかは微妙。競争を煽ることと、近い将来への上積みが期待できる選手たちといった感じだ。個人的には結構好きな面子だが、来年というよりは2年後、3年後にどうなっているのかというのを期待して見守ってみたい。
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