3、セガサミー VS 西武2軍
2013/02/28|Category:観戦記
今日は、プロアマ交流戦・西武 VS セガサミー の試合を見に、西武第二球場に行って参りました。お隣にある西武ドームには何度も行ったことがありますが、西武第二球場は初めての観戦。外野席でのんびり見られると訊いていたのですが(資料が古過ぎたのか?)、外野からは全く見られない環境。バックネット上にも座席がなく、横浜高校の長浜グランドのように、バックネット裏に関係者専用の小屋があって観戦を邪魔します。若干角度の着いたところが土手になっていて、そこの一番端ならば、少し角度がつく程度で観戦できるスペース。ただ土手で見ていると、踏ん張っていないとズルズル落ちて行きます。観戦中は、何度か下に滑って行きました(笑) そこで今回は、プロアマ交流戦ということで、こちらではセガサミーの選手たちについて取り上げて行きたいと思います。
セガサミー VS 西武2軍
セガサミーの先発は、社会人7年目になる 上津原 詳(青学出身 29歳)右腕。135キロぐらいのストレートにスライダーとのコンビネーションで、ドラフトフリークからすれば今さら感は否めません。この上津原が、5回まで投げてしまいそれほど面白味のない観戦が続きます。
野手陣も、昨年・宮崎敏郎と赤堀大智がベイスターズに指名されてしまったので、殆どドラフト適齢期の選手がおりません。目新しいところでは、ルーキーの江藤 圭樹(日本文理大出身・23歳)二塁手が、一番打者として出場していた点。今日は、外角高めのストレートに苦になくバットを出し、1本レフト前にヒットを放っていました。一塁までの塁間は、4.1秒ぐらい、セカンド守備は平均的かなぁといった印象。文理大時代も何度か見ておりますが、それほどピンと来るものはありませんでした。
あとは、澤良木 喬之(日本文理大出身・25歳)一塁手が、4番で出場。184/97の体格は目を惹きますが、相変わらず粗い打撃は解消できずといった感じで、途中から2年目の政野 寛明(青学出身・24歳)に交代させられていました。その政野も結果はでませんでしたが。そういった意味では、野手では見どころの薄い試合となります。
ようやく6回になり、今日のお目当てである 浦野 博司(愛知学院大出身・24歳)右腕が登場。この日の浦野は、コンスタントに130キロ台後半~MAX90マイル(144キロ)を記録。ただ今日は、4月上旬の気候だったことを考えると、最近の浦野投球かなぁといった感じで、今後のシーズンで何処まで球速的な上積みが望めるかは微妙な感じが致します。愛知学院大時代は、150キロ級のボールも投げていたのに・・・。
変化球は、スライダーとチェンジアップ。特に速球と同じような軌道・腕の振りから来るせいか、西武の打者が高めのスライダーを面白いように空振りしていたのが印象的。確か2イニングで4つの三振を奪います。ボールは高い印象を受けましたが、両サイドに散っており、チェンジアップのコントロールも悪くありません。
ただこの投手、ボールがキレ型で球威がないので、空振りは誘えますがある程度勢いがないと物足りません。そのため140キロ台前半ぐらいだと、プロの打者相手だと怖い球威。今でも140キロ台後半を連発する能力があるのか? またそれを持続させるだけの体力・馬力があるのかが、今年のチェックポイントになろうかと思います。今日の観戦では、あまり変わっていないなぁという感じで、都市対抗ぐらいにまた見られればいいかなぁという印象でした。まぁ順位にこだわりがなければ、中位~下位ぐらいならあるかもしれませんが、上位となると今のままでは物足りない気が致します。
このあとセガサミーは、ルーキーの 山崎 福之(国学院大出身・23歳)左腕が登板。結果的には、西武打線に捉まり同点に追いつかれてしまいます。球速としては、135~後半ぐらいなものの、伸びてくる球筋は悪くない印象。カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる正統派左腕です。球速が、コンスタントに140キロ台を刻めるようになると、見るべきものが出て来ると期待。
最後に登板したのが、松永 大介(上武大出身・24歳)右腕。185/90 の体格は目を惹く投手なのですが、上武大時代は135キロぐらいで試合をまとめて来る退屈な投手との印象でした。大学時代は先発が多かったのもありますが、今日は試合の最後・1イニングの登場。今日の球速は、コンスタントに140キロ前後を刻み(MAX89マイル・142.4キロ)と、独特の威圧感と球威のある球は印象的。ボール全体が高いのが気になるのですが、球威で詰まらせるタイプ。低めに非常にタイミングを狂わせるチェンジアップを投げるので、この高低の差が打者にとっては厄介かもしれません。ちょっと永川チック(広島)なので、もう少し暖かくなった時期に、どんな投球を魅せてくれるのか気になる内容ではありました。この内容で、常時145キロ前後~MAX140キロ台後半が投げられるようだと、面白いと思います。
(今日の感想)
浦野に関しては、昨年の浦野を持続している印象。今年は先発なのか?リリーフなのか、起用法が気になるところ。あとは、松永がリリーバーとしての活路を見出しつつあるところ。大学時代に見られなかった、迫力ある投球で、今後も注目してみる価値はあるかなといった感じです。昨年注目されて指名されなかった 大山 暁史(亜大出身・25歳)左腕は見られませんでしたが、当初の目的を果たすことが出来てよかったです。
セガサミー VS 西武2軍
セガサミーの先発は、社会人7年目になる 上津原 詳(青学出身 29歳)右腕。135キロぐらいのストレートにスライダーとのコンビネーションで、ドラフトフリークからすれば今さら感は否めません。この上津原が、5回まで投げてしまいそれほど面白味のない観戦が続きます。
野手陣も、昨年・宮崎敏郎と赤堀大智がベイスターズに指名されてしまったので、殆どドラフト適齢期の選手がおりません。目新しいところでは、ルーキーの江藤 圭樹(日本文理大出身・23歳)二塁手が、一番打者として出場していた点。今日は、外角高めのストレートに苦になくバットを出し、1本レフト前にヒットを放っていました。一塁までの塁間は、4.1秒ぐらい、セカンド守備は平均的かなぁといった印象。文理大時代も何度か見ておりますが、それほどピンと来るものはありませんでした。
あとは、澤良木 喬之(日本文理大出身・25歳)一塁手が、4番で出場。184/97の体格は目を惹きますが、相変わらず粗い打撃は解消できずといった感じで、途中から2年目の政野 寛明(青学出身・24歳)に交代させられていました。その政野も結果はでませんでしたが。そういった意味では、野手では見どころの薄い試合となります。
ようやく6回になり、今日のお目当てである 浦野 博司(愛知学院大出身・24歳)右腕が登場。この日の浦野は、コンスタントに130キロ台後半~MAX90マイル(144キロ)を記録。ただ今日は、4月上旬の気候だったことを考えると、最近の浦野投球かなぁといった感じで、今後のシーズンで何処まで球速的な上積みが望めるかは微妙な感じが致します。愛知学院大時代は、150キロ級のボールも投げていたのに・・・。
変化球は、スライダーとチェンジアップ。特に速球と同じような軌道・腕の振りから来るせいか、西武の打者が高めのスライダーを面白いように空振りしていたのが印象的。確か2イニングで4つの三振を奪います。ボールは高い印象を受けましたが、両サイドに散っており、チェンジアップのコントロールも悪くありません。
ただこの投手、ボールがキレ型で球威がないので、空振りは誘えますがある程度勢いがないと物足りません。そのため140キロ台前半ぐらいだと、プロの打者相手だと怖い球威。今でも140キロ台後半を連発する能力があるのか? またそれを持続させるだけの体力・馬力があるのかが、今年のチェックポイントになろうかと思います。今日の観戦では、あまり変わっていないなぁという感じで、都市対抗ぐらいにまた見られればいいかなぁという印象でした。まぁ順位にこだわりがなければ、中位~下位ぐらいならあるかもしれませんが、上位となると今のままでは物足りない気が致します。
このあとセガサミーは、ルーキーの 山崎 福之(国学院大出身・23歳)左腕が登板。結果的には、西武打線に捉まり同点に追いつかれてしまいます。球速としては、135~後半ぐらいなものの、伸びてくる球筋は悪くない印象。カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる正統派左腕です。球速が、コンスタントに140キロ台を刻めるようになると、見るべきものが出て来ると期待。
最後に登板したのが、松永 大介(上武大出身・24歳)右腕。185/90 の体格は目を惹く投手なのですが、上武大時代は135キロぐらいで試合をまとめて来る退屈な投手との印象でした。大学時代は先発が多かったのもありますが、今日は試合の最後・1イニングの登場。今日の球速は、コンスタントに140キロ前後を刻み(MAX89マイル・142.4キロ)と、独特の威圧感と球威のある球は印象的。ボール全体が高いのが気になるのですが、球威で詰まらせるタイプ。低めに非常にタイミングを狂わせるチェンジアップを投げるので、この高低の差が打者にとっては厄介かもしれません。ちょっと永川チック(広島)なので、もう少し暖かくなった時期に、どんな投球を魅せてくれるのか気になる内容ではありました。この内容で、常時145キロ前後~MAX140キロ台後半が投げられるようだと、面白いと思います。
(今日の感想)
浦野に関しては、昨年の浦野を持続している印象。今年は先発なのか?リリーフなのか、起用法が気になるところ。あとは、松永がリリーバーとしての活路を見出しつつあるところ。大学時代に見られなかった、迫力ある投球で、今後も注目してみる価値はあるかなといった感じです。昨年注目されて指名されなかった 大山 暁史(亜大出身・25歳)左腕は見られませんでしたが、当初の目的を果たすことが出来てよかったです。
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