65 巨人 VS アルビレックス新潟
2013/05/22|Category:観戦記
今日は、BCリーグの新潟アルビレックスが、ジャイアンツ球場に交流戦をしに来たので、年に一度ぐらい行くジャイアンツ球場に行ってきました。なんだか日差しはキツイのに、風は吹くという気持ち悪い天気の上に、試合がグダグダだったので、完全に持病が悪化。試合中盤まで(それでも2時間ぐらい経過)で、会場をあとにしてきました。しかし当初から観戦目的であった選手も確認できたので、個人的には満足しています。
巨人 VS アルビレックス新潟
アルビレックスは、昨夏も巨人との交流戦を観戦。更に香川OGとのチャンピオンシップの模様2試合を、四国の方に送って頂き、昨年いたメンバーは殆ど網羅していたつもりです。そんな中、昨年いなかったフレッシュな選手の登板が目を惹きました。
新潟の先発は、田村 勇磨(19歳・日本文理出身)右腕。高校時代から、全国でお馴染みの投手が、あえてBCリーグに入団してきました。ここまでのBCでの成績は、9試合 0勝1敗0S 防御率 2.13 という成績で、イニング数以上の奪三振を奪っています。
球速は、常時135~MAX89マイル(142.4キロ)。ボールにキレや伸びは感じませんが、球威はそれなりに感じました。他に変化球は、スライダーとドロンとしたフォークでしょうか。日本文理伝統の、縦の変化球だと思います。
この縦の変化で空振りを取りたいところなのですが、ドロンとした球なので、見極められたり、粘られたりと、相手を仕留め切れないところが気になります。ボールはコースに散っていたのですが、それでも巨人打線に捉えられていたところを見ると、打者としては合わせやすいフォームだといった気がします。
これだけのビッグネームが、高校から独立リーグに入ってきたプロ入りへの強い意気込みは買いますが、現状ではまだ厳しいなぁといった印象。フォークで空振りが取れる、ストレートでもう少し空振りなり、球威で圧倒するなどの、抜けたモノが欲しいですね。その辺は、リーグでの成績にも如実に現れている気が致しました。
二番手に、今日のお目当てであった 佐藤 弘輝(23歳・黒羽高校→日本大学国際関係学部出身)左腕が登場してきました。こちらはリーグ戦で、8試合 3勝1敗 防御率 0.63 の好成績で、これはBCの規定投球回数で1位の成績です。BCリーグの中では、プロもマークする注目の選手です。
球速は常時135~88マイル(140.8キロ)ぐらいの球が中心でしたが、勝負どころにズバッと投げた球が1球・90マイル(144キロ)を記録しました。まぁこれはエラーかもしれませんが、140キロ台は力を入れれば投げる力量はあるようです。
左腕ですが、それほどキレがあるとか伸びるといった空振りを誘える球質ではないので、BCでも43イニングで32奪三振と、1イニングあたり0.74個と際立つ数字ではありません。制球も高めに集まりやすく、コースに投げ分けるというよりは、ストライクゾーンの枠の中に、どんどん投げ込んで来るといったタイプのようです。
変化球も、少し横滑りするスライダーが1球確認できたぐらいで、普段先発でどのようなピッチングで試合を組み立てているのかまでは、僅か1イニングのリリーフ登板では掴めません。まぁ若いですし、ボールの勢いはソコソコの左腕ということで、このまま好調を維持したら育成枠あたりでの指名はあるかもしれません。ただ今すぐ一軍でどうこうというレベルではないので、今後いかにピッチングを広げて行けるかでしょうねぇ。できれば何処かで、一度先発しているところを、じっくり見てみたいと思いました。
3番手には、板谷 和(23歳・東京高校→神奈川大学出身)右腕という、神奈川リーグでよく見た投手が登板。ボールはコンスタントに140キロ前後出せる勢いは感じましたが、変化球が横に大きく曲がるスライダーのみで、投球に奥行きが感じられません。また結構、この試合では四球を出すなど、本当のコントロールがないことを露呈。ただこの投手、今ままでリーグ戦での登板がなかったんですかね。成績が、一切見当たりません。
この板谷の前に、これまた名簿に名前のない、スティーブンという外人が投げます。こちらは140キロ前後ですが、常にボールが動くいかにも外人投手といった感じ。特に、それ以上でも以下でもない平凡な投手でした。
私が帰ったあとは、羽豆 恭-元ロッテの山口 祥吾-間曽 晃平-元亜大で海外に行っていた ロバート・ブース などで繋げたみたいですが、昨年確認できた投手達ばかり。結果的には、あそこで帰ったのは正解だったかなと思います。ただ 間曽 晃平(25歳・横浜商業高校-神奈川大学)右腕あたりは、140キロ台を連発できる勢いがあるので、ちょっと現状どうなのかな? という興味はあったのですが・・・。
野手では、4番の 足立 尚也(24歳・横浜商科大学高校-桜美林大学)二塁手が、左中間ツーベースやセンター前にはじき返すなど、打力のあるところを魅せ、平野 進也(25歳・東福岡高校-武蔵大学)DHが、レフトスタンドにホームランを放つなど、相変わらずパンチ力があるところを証明。野手で最も注目だったはずの 野呂 大樹(25歳・堀越高校-平成国際大学)中堅手は、9番打者で出場し、サードゴロ・センターフライなどと、昨年ほどの勢いが感じられなかったのは残念。
試合としては、今シーズンワースト試合に近いグダグダぶりだったのですが、観戦目的は果たせたので、一応良かったかなと思います。リーグ屈指の実績を誇る 寺田 哲也(26歳・作新学院高校-作新学院大学)右腕の登板がなかったのは残念でした。彼に関しては、ファームならば中心的な活躍を見せるであろう力はありますが、あとは一軍で戦力になれるのかという兼ね合いだと思います。先発しても常時140~中盤ぐらいまで投げられるので、昨年リーグで一番NPBに近いと言われただけの素材だとは思います。
巨人 VS アルビレックス新潟
アルビレックスは、昨夏も巨人との交流戦を観戦。更に香川OGとのチャンピオンシップの模様2試合を、四国の方に送って頂き、昨年いたメンバーは殆ど網羅していたつもりです。そんな中、昨年いなかったフレッシュな選手の登板が目を惹きました。
新潟の先発は、田村 勇磨(19歳・日本文理出身)右腕。高校時代から、全国でお馴染みの投手が、あえてBCリーグに入団してきました。ここまでのBCでの成績は、9試合 0勝1敗0S 防御率 2.13 という成績で、イニング数以上の奪三振を奪っています。
球速は、常時135~MAX89マイル(142.4キロ)。ボールにキレや伸びは感じませんが、球威はそれなりに感じました。他に変化球は、スライダーとドロンとしたフォークでしょうか。日本文理伝統の、縦の変化球だと思います。
この縦の変化で空振りを取りたいところなのですが、ドロンとした球なので、見極められたり、粘られたりと、相手を仕留め切れないところが気になります。ボールはコースに散っていたのですが、それでも巨人打線に捉えられていたところを見ると、打者としては合わせやすいフォームだといった気がします。
これだけのビッグネームが、高校から独立リーグに入ってきたプロ入りへの強い意気込みは買いますが、現状ではまだ厳しいなぁといった印象。フォークで空振りが取れる、ストレートでもう少し空振りなり、球威で圧倒するなどの、抜けたモノが欲しいですね。その辺は、リーグでの成績にも如実に現れている気が致しました。
二番手に、今日のお目当てであった 佐藤 弘輝(23歳・黒羽高校→日本大学国際関係学部出身)左腕が登場してきました。こちらはリーグ戦で、8試合 3勝1敗 防御率 0.63 の好成績で、これはBCの規定投球回数で1位の成績です。BCリーグの中では、プロもマークする注目の選手です。
球速は常時135~88マイル(140.8キロ)ぐらいの球が中心でしたが、勝負どころにズバッと投げた球が1球・90マイル(144キロ)を記録しました。まぁこれはエラーかもしれませんが、140キロ台は力を入れれば投げる力量はあるようです。
左腕ですが、それほどキレがあるとか伸びるといった空振りを誘える球質ではないので、BCでも43イニングで32奪三振と、1イニングあたり0.74個と際立つ数字ではありません。制球も高めに集まりやすく、コースに投げ分けるというよりは、ストライクゾーンの枠の中に、どんどん投げ込んで来るといったタイプのようです。
変化球も、少し横滑りするスライダーが1球確認できたぐらいで、普段先発でどのようなピッチングで試合を組み立てているのかまでは、僅か1イニングのリリーフ登板では掴めません。まぁ若いですし、ボールの勢いはソコソコの左腕ということで、このまま好調を維持したら育成枠あたりでの指名はあるかもしれません。ただ今すぐ一軍でどうこうというレベルではないので、今後いかにピッチングを広げて行けるかでしょうねぇ。できれば何処かで、一度先発しているところを、じっくり見てみたいと思いました。
3番手には、板谷 和(23歳・東京高校→神奈川大学出身)右腕という、神奈川リーグでよく見た投手が登板。ボールはコンスタントに140キロ前後出せる勢いは感じましたが、変化球が横に大きく曲がるスライダーのみで、投球に奥行きが感じられません。また結構、この試合では四球を出すなど、本当のコントロールがないことを露呈。ただこの投手、今ままでリーグ戦での登板がなかったんですかね。成績が、一切見当たりません。
この板谷の前に、これまた名簿に名前のない、スティーブンという外人が投げます。こちらは140キロ前後ですが、常にボールが動くいかにも外人投手といった感じ。特に、それ以上でも以下でもない平凡な投手でした。
私が帰ったあとは、羽豆 恭-元ロッテの山口 祥吾-間曽 晃平-元亜大で海外に行っていた ロバート・ブース などで繋げたみたいですが、昨年確認できた投手達ばかり。結果的には、あそこで帰ったのは正解だったかなと思います。ただ 間曽 晃平(25歳・横浜商業高校-神奈川大学)右腕あたりは、140キロ台を連発できる勢いがあるので、ちょっと現状どうなのかな? という興味はあったのですが・・・。
野手では、4番の 足立 尚也(24歳・横浜商科大学高校-桜美林大学)二塁手が、左中間ツーベースやセンター前にはじき返すなど、打力のあるところを魅せ、平野 進也(25歳・東福岡高校-武蔵大学)DHが、レフトスタンドにホームランを放つなど、相変わらずパンチ力があるところを証明。野手で最も注目だったはずの 野呂 大樹(25歳・堀越高校-平成国際大学)中堅手は、9番打者で出場し、サードゴロ・センターフライなどと、昨年ほどの勢いが感じられなかったのは残念。
試合としては、今シーズンワースト試合に近いグダグダぶりだったのですが、観戦目的は果たせたので、一応良かったかなと思います。リーグ屈指の実績を誇る 寺田 哲也(26歳・作新学院高校-作新学院大学)右腕の登板がなかったのは残念でした。彼に関しては、ファームならば中心的な活躍を見せるであろう力はありますが、あとは一軍で戦力になれるのかという兼ね合いだと思います。先発しても常時140~中盤ぐらいまで投げられるので、昨年リーグで一番NPBに近いと言われただけの素材だとは思います。
スポンサーサイト