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2013年 都市対抗レポート 8

大会6日目第二試合 信越硬式野球クラブ VS 日本製紙石巻

この試合の注目は、日本製紙石巻の二番手で登場した 相原 和友(24歳・東北福祉大出身)左腕。この選手、球速は常時135キロ前後(MAX139キロ)とたいしたことないのですが、186/73 の大きな体をダイナミックに使うことで、カーブ・スライダー・スクリューなどの各ボールと速球の見極めが難しいのが最大の特徴。ボールひとつひとつに驚くようなものはないのですが、球速やストレートの勢いだけ追うと良さがわからなくなるタイプ。ただ大型左腕で個性的ではあるのですが、指名となると各球団の考え方次第だと思います。個人的には、あまり大型で打ち難さだけを全面に出したタイプは好きではないので、指名リストに名前を載せることはないと思いますが・・・。個別寸評を作成する時に、もう少し詳しく検証してみたいと思います。

石巻の野手では、伊藤 亮太(24歳・武蔵大出身)DHが、194センチの体格を生かし、右に左へと存在感を示しました。確かに打撃で光るものがありますが、DHでの出場を考えるとドラフト候補と考えるのは厳しいか。試合では、ルーキーながらJR東日本東北から補強された 西川 元気(23歳・国士舘大出身)遊撃手の動きの良さが目立ちました。来年の候補として、注目したいと思います。

信越野球クラブでは、44歳の 江尻 勝栄(日大出身)右腕が、投げたのにはビックリした。最後に投げた 五十嵐 将(26歳・静岡産業大出身)右腕は、テイクバックの小さなフォームながら、ピュッとボールが出てくる感じで135~MAX140キロ程度でも、ボールに目を惹く勢いがあった。

大会6日目第三試合 日立製作所 VS JR東海

最後でようやく登場した日立の補強選手 東明 大貴(24歳・桐蔭横浜大出身)右腕。スリークオーターから繰り出されるストレートは、常時145キロ前後あり、ボールの勢い・スピード能力は、社会人の先発投手としては頭一つ抜けている感じ。しかしそのストレートに比べ、スライダー・チェンジアップなどの変化球の精度が低いのが気になります。

試合中盤からゆるいカーブが決まりだし持ち直しましたし、フォークが上手く抜けた時は好いのですが、中々上手く行きません。この選手が、イマイチ勝ち切れないのは、こういった部分での総合力の低さにあるように思います。ドラフト1位は揺らがないと思いますが、プロでも好投しても勝ち切れない投球が続くのではないかと思います。この辺は、もう一皮むけないと苦労するのではないのでしょうか。

JR東海は、東海予選で見た 菅野 智也(24歳・東京情報大出身)右腕や 相本 芳洋(24歳・徳山大出身)右腕などの、ドラフト適齢期を迎えた投手たちを投げさせることなく敗戦。そのため、目立つ選手がおりませんでした。菅野は相変わらず実践力がありますし、相本は140キロ台中盤まで試合で叩きだしていただけに、本戦でじっくり見てみたかっただけに残念でした。

日立では、岡崎 啓介(24歳・立教大)三塁手が、結果が出なくても存在感は感じます。荒っぽい一発屋的な傾向が強く、どことなくプレースタイルは 仁志 敏久(巨人-ベイスターズ)内野手とダブリます。仁志ほどの絶対的なものはないので、指名となると微妙ではないのでしょうか。

また最後に登板した 梅野 無我(24歳・国際武道大出身)右腕は、サイドから135~140キロを記録。独特の球筋に勢いがあり、ボールそのものには見るものがありました。ただ少し荒っぽく、総合力ではドラフト指名とまでは行かないように思います。

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