76・77 全日本クラブ選手権初日
2013/08/16|Category:観戦記
合間に観戦には行ったりもしているのですが、ここでレポートするほどの内容ではないのでUPしておりません生観戦レポート。今回は、久々にまともに生観戦してきたのでレポートでも。西武ドームで行われている、全日本クラブ選手権に、何人か気になる選手がいたので足を運びました。
第一試合 WIEN94 VS エディオン愛工大OBブリッツ
特にこの試合にお目当てはいなかったのですが、エディオンは育成枠あたりで指名される選手を輩出しているので、誰かいるのではないかと思い第一試合から球場入り。
そのエディオンの先発・藤村 竜也(26歳・愛知工業大出身)右腕は、171/65 と小柄の投手。それでも常時135~MAX89マイル(142.4キロ)のストレートに加え、鋭いスライダーとのコンビネーションでまとまっています。他にも要所では、ドロンとした沈む、何やらよくわからない球を投げて、この球で狙って三振を奪えます。プロ云々とかそういった投手ではありませんが、普通に社会人にいてもイイ投手だったと思います。
WIN94では、鷲谷 綾平(24歳・桐蔭横浜大出身)中堅手の、広くキャッチングの上手い中堅守備が目立ちます。守備範囲の広さだけでなく、打球への反応もよく、守備に関しては社会人・プロでも通用するのではないのでしょうか。肩も結構強そうで、守備全体の能力はかなり高そう。チームの一番を担い塁間は盗塁も決めておりましたが、計測した時の一塁到達タイムが4.15秒前後と基準レベルぐらい。実際もう少し速いラップも出るとは思いますが、足を売りにするほどの絶対的なものは感じません。何より気になったのが、打撃の弱さ。予選の成績をみると、クラブチーム相手に.273厘で、やはり打力の向上が今後の課題になりそうです。
この日のサプライズは、エディオンのリリーフで登場してきた 沼田 拓巳(19歳・大垣日大出身)右腕。183/83 の骨太の体格から投げ下ろす、ストレートが厚みがあって実によろしい。球速も常時140キロ台を記録し、私のガンで89マイル(142.4キロ)・西武ドームのガンでも143キロも、それ以上に感じさせるボールを投げます。変化球も、スライダーなどが横滑りしてキレがあり、しっかりコントロールされ、2つの球種を操ることができるのは好感。
高校時代は葛西の控えだったと言いますが、正直記憶に殆どありません。ただ予選では防御率 4.05 というだけに、素材としては魅力も安定感には課題があるのかもしれません。来年高卒3年目で解禁になる選手だけに、その動向大いに気になる存在です。
第二試合 MSH医療専門学校 VS オール江刺
MSH医療専門学校は、4人の投手が140キロ台を記録するという、知る人ぞ知る逸材の宝庫。試合前のノックからして、かなりレベルの高いチームであることがわかりました。
先発は、注目の 佐藤允彦 ではなく、中村 翔(2年・近大福山出身)右腕。175/72 の体格ですが、手足が長い投手体型。球速は常時135キロ前後(MAX138キロ)ぐらいで、スライダー・カーブ・フォークなどがある、オーソドックスな投手。特に これは! というものは感じませんでした。まだ来年もあるので、さらにパワーアップすることを期待したいですね。
野手では、2番の 森田 吉輝(3年・北九州市立出身)遊撃手が、動きのよい遊撃守備で目を惹きましたが、打撃がひとつネックのようです。それでも、卒業後の進路が気になります。
試合のほうでは、最後の最後で 佐藤 允彦(21歳・神辺出身)右腕が登場。180/78 の均整の取れた体格から、すべて140キロ台を記録するストレートのみで、1イニングを締めくくります。特にコントロールに乱れは感じませんし、ボールの勢いもありMAX90マイル(144キロ)を記録。変化球レベルと、もう少し見てみたかったなぁというのが率直な感想ですが、指名意識できる素材だと思います。
またオール江刺の最後に登板した アンダーハンドの 八木 朋浩(22歳・水沢第一出身)右腕は、私のツィッターのフォロワーさんでした。ぜひ今年の経験を生かし、来年は更なる飛躍を期待しております。
第三試合は、軽く試合前ノックと一回の攻防を見ただけで帰宅。茨城ゴールデンゴールズの 片岡安祐美監督を近くで見られて感動しました。ショートカットのイメージが強いのですが、今は髪を伸ばしており、試合の時は後ろで結んで試合に挑みます。試合前ノックや試合中も、大きな声を出してチームを盛り上げておりました。スタンドには、前監督の欽ちゃんこと萩本欽一氏も来ており盛り上がっておりました。
普段中々見ないクラブチームの試合。選手含めて、中々新鮮ではありました。この大会に出場した選手の中からも、きっとドラフト会議で指名される選手が出てくると思います。
第一試合 WIEN94 VS エディオン愛工大OBブリッツ
特にこの試合にお目当てはいなかったのですが、エディオンは育成枠あたりで指名される選手を輩出しているので、誰かいるのではないかと思い第一試合から球場入り。
そのエディオンの先発・藤村 竜也(26歳・愛知工業大出身)右腕は、171/65 と小柄の投手。それでも常時135~MAX89マイル(142.4キロ)のストレートに加え、鋭いスライダーとのコンビネーションでまとまっています。他にも要所では、ドロンとした沈む、何やらよくわからない球を投げて、この球で狙って三振を奪えます。プロ云々とかそういった投手ではありませんが、普通に社会人にいてもイイ投手だったと思います。
WIN94では、鷲谷 綾平(24歳・桐蔭横浜大出身)中堅手の、広くキャッチングの上手い中堅守備が目立ちます。守備範囲の広さだけでなく、打球への反応もよく、守備に関しては社会人・プロでも通用するのではないのでしょうか。肩も結構強そうで、守備全体の能力はかなり高そう。チームの一番を担い塁間は盗塁も決めておりましたが、計測した時の一塁到達タイムが4.15秒前後と基準レベルぐらい。実際もう少し速いラップも出るとは思いますが、足を売りにするほどの絶対的なものは感じません。何より気になったのが、打撃の弱さ。予選の成績をみると、クラブチーム相手に.273厘で、やはり打力の向上が今後の課題になりそうです。
この日のサプライズは、エディオンのリリーフで登場してきた 沼田 拓巳(19歳・大垣日大出身)右腕。183/83 の骨太の体格から投げ下ろす、ストレートが厚みがあって実によろしい。球速も常時140キロ台を記録し、私のガンで89マイル(142.4キロ)・西武ドームのガンでも143キロも、それ以上に感じさせるボールを投げます。変化球も、スライダーなどが横滑りしてキレがあり、しっかりコントロールされ、2つの球種を操ることができるのは好感。
高校時代は葛西の控えだったと言いますが、正直記憶に殆どありません。ただ予選では防御率 4.05 というだけに、素材としては魅力も安定感には課題があるのかもしれません。来年高卒3年目で解禁になる選手だけに、その動向大いに気になる存在です。
第二試合 MSH医療専門学校 VS オール江刺
MSH医療専門学校は、4人の投手が140キロ台を記録するという、知る人ぞ知る逸材の宝庫。試合前のノックからして、かなりレベルの高いチームであることがわかりました。
先発は、注目の 佐藤允彦 ではなく、中村 翔(2年・近大福山出身)右腕。175/72 の体格ですが、手足が長い投手体型。球速は常時135キロ前後(MAX138キロ)ぐらいで、スライダー・カーブ・フォークなどがある、オーソドックスな投手。特に これは! というものは感じませんでした。まだ来年もあるので、さらにパワーアップすることを期待したいですね。
野手では、2番の 森田 吉輝(3年・北九州市立出身)遊撃手が、動きのよい遊撃守備で目を惹きましたが、打撃がひとつネックのようです。それでも、卒業後の進路が気になります。
試合のほうでは、最後の最後で 佐藤 允彦(21歳・神辺出身)右腕が登場。180/78 の均整の取れた体格から、すべて140キロ台を記録するストレートのみで、1イニングを締めくくります。特にコントロールに乱れは感じませんし、ボールの勢いもありMAX90マイル(144キロ)を記録。変化球レベルと、もう少し見てみたかったなぁというのが率直な感想ですが、指名意識できる素材だと思います。
またオール江刺の最後に登板した アンダーハンドの 八木 朋浩(22歳・水沢第一出身)右腕は、私のツィッターのフォロワーさんでした。ぜひ今年の経験を生かし、来年は更なる飛躍を期待しております。
第三試合は、軽く試合前ノックと一回の攻防を見ただけで帰宅。茨城ゴールデンゴールズの 片岡安祐美監督を近くで見られて感動しました。ショートカットのイメージが強いのですが、今は髪を伸ばしており、試合の時は後ろで結んで試合に挑みます。試合前ノックや試合中も、大きな声を出してチームを盛り上げておりました。スタンドには、前監督の欽ちゃんこと萩本欽一氏も来ており盛り上がっておりました。
普段中々見ないクラブチームの試合。選手含めて、中々新鮮ではありました。この大会に出場した選手の中からも、きっとドラフト会議で指名される選手が出てくると思います。
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