78・79・80 全日本クラブ選手権二日目
2013/08/17|Category:観戦記
前日に引き続き西武ドームへ、全日本クラブ選手権に足を運びました。更新作業なども滞っていたので、第二試合からの観戦となりました。
大会二日目第二試合 福井ミリオンドリームズ VS 全足利クラブ
全足利クラブは、岡田 幸文(ロッテ)を輩出したように、クラブチームでもプロを意識できる選手がいる可能性の高いクラブ。特に前評判の高い選手がおりませんでしたが、見ておきたかったチームです。
この試合で目を惹いたのは、安定感抜群の好投手・庭月野 隼(25歳)右腕。オーソドックスな右の本格派で、普段は135キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・フォークなどひと通りの球種を織り交ぜ抑えます。ただ時々雄叫びをあげて、MAX140キロを記録する球も何度かあり、淡々と投げるイメージがあったのですが、メリハリを効かせた投球を魅せてくれました。プロ云々と言うほどの凄みはありませんが、クラブチームにいる投手としては上位レベルの投手だと言えるでしょう。続く2回戦は、彼を使うことなく敗退してしまって残念でした。
対戦チームの福井ミリオンドリームズというチームは、欽ちゃんチームである茨城ゴールデンゴールズと戦うために、2006年に結成された歴史の浅いチーム。しかし歴史のある全足利に一歩もヒケを取らない試合内容に好感が持てます。
JR東海の在籍経験のある 大野 皓介(27歳・大産大出身)中堅手や 元中日の 福沢 卓宏(32歳・滝川第二出身)遊撃手など、キャリアのある3番・4番あたりには光るものがありました。
大会二日目第三試合・和歌山箕島球友会 VS サウザンリーフ市原
この日西武ドームに足を運んだ最大の目的は、箕島球友会のクローザー 宮迫 清ニ(24歳・三重中京大出身)右腕をチェックするため。この選手は、三重中京大で 則本昂大(楽天)の一学年上の世代であり、則本3年まではチームのクローザーとして活躍した実績があります。箕島球友会でも不動のクローザーとして活躍し、クラブチームながら140キロ台後半を投げると前評判の高い選手でした(今年のパンフレットにも同様のことが記載されています)。
試合終盤になり、その 宮迫 が登場。179/69 の体格ですが、もう少し小さく見える感じ。球速は常時130キロ前後~136キロぐらいまでで、とても140キロ台後半を連発するような球はられません。変化球は、カーブ・スライダー・フォークなどもあり、マウンド捌き、投げっぷりの良さは感じます。
かなり要所でフォークを多投するので、肘が痛く思い通りの球が投げられない状態だったのかもしれません。いずれにしても現状は、プロ云々の内容ではありませんでした。
このチームには他にも、山田 聖司(18歳・京都明徳出身)右腕という投手が140キロ台中盤を投げると評判です。この選手の登板はありませんでしたが、182/77 の均整の取れた体格に、ブルペンのボールの勢いもあり、来年の候補として覚えておきたい選手。
野手では6番打者ですが、大北 匠央(25歳・別府大出身)右翼手が、強肩と鋭いスイングが気になります。TV中継まで勝ち上がったので、再度じっくりみてみたいと一人。
大会三日目第四試合 ビッグ開発クラブ VS 東北マークス
すでにこの日の目的である宮迫(箕島球友会)投手もチェックできたので帰ろうと思ったら、第四試合に向けて某球団のスカウト達が来ておりました。スタンドの話が聞こえてきたのですが、ビッグ開発クラブに気になる選手がいて視察に来たそうです。ということで帰宅を取りやめ、少し試合を見て行くことにしました。
それでビック開発クラブで気になったのが、二人の外野手でした。1番を打つ 与那嶺 光(21歳・南風原出身)右翼手は、試合前から際立つ強肩が目を引く選手で、この選手を見に来ているのかと思いました。ただニ打席程みましたが、打力が弱いのが気になります。
もう一人は、3番を打つ 渡嘉敷 貴彦(25歳・帝京大出身)中堅手。こちらは、内野安打で出塁すると、ニ盗・三盗 と足でアピールします。打撃に弱さは感じませんが、肩は中の上レベルで、守備・地肩共に際立つものは感じられず。打撃でも、それほど特別なものは感じられませんでした。
さすがにリリーフ投手が目当てならばお付き合いできないなぁと思っていたら、さっさとスカウト達は帰路に着くではないですか。ということで、私も試合中盤で会場をあとにしました。結局最後まで、誰がお目当てだったのかはわからずじまいでした。東北マークスは、特に気になった選手はおりません。しかし打力のあるチームとの印象があり、チーム力を感じました。実際にこの試合をものしますが、箕島球友会に翌日敗れてしまいTV中継までは勝ち残れませんでした。
結局大会二日目は、お目当ての宮迫こそ確認できたものの、プロを意識できる選手に出会えず収穫の乏しい一日となりました。ただ普段見られなかった選手を見られて、そういった意味での充実感はあった二日間でした。
大会二日目第二試合 福井ミリオンドリームズ VS 全足利クラブ
全足利クラブは、岡田 幸文(ロッテ)を輩出したように、クラブチームでもプロを意識できる選手がいる可能性の高いクラブ。特に前評判の高い選手がおりませんでしたが、見ておきたかったチームです。
この試合で目を惹いたのは、安定感抜群の好投手・庭月野 隼(25歳)右腕。オーソドックスな右の本格派で、普段は135キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・フォークなどひと通りの球種を織り交ぜ抑えます。ただ時々雄叫びをあげて、MAX140キロを記録する球も何度かあり、淡々と投げるイメージがあったのですが、メリハリを効かせた投球を魅せてくれました。プロ云々と言うほどの凄みはありませんが、クラブチームにいる投手としては上位レベルの投手だと言えるでしょう。続く2回戦は、彼を使うことなく敗退してしまって残念でした。
対戦チームの福井ミリオンドリームズというチームは、欽ちゃんチームである茨城ゴールデンゴールズと戦うために、2006年に結成された歴史の浅いチーム。しかし歴史のある全足利に一歩もヒケを取らない試合内容に好感が持てます。
JR東海の在籍経験のある 大野 皓介(27歳・大産大出身)中堅手や 元中日の 福沢 卓宏(32歳・滝川第二出身)遊撃手など、キャリアのある3番・4番あたりには光るものがありました。
大会二日目第三試合・和歌山箕島球友会 VS サウザンリーフ市原
この日西武ドームに足を運んだ最大の目的は、箕島球友会のクローザー 宮迫 清ニ(24歳・三重中京大出身)右腕をチェックするため。この選手は、三重中京大で 則本昂大(楽天)の一学年上の世代であり、則本3年まではチームのクローザーとして活躍した実績があります。箕島球友会でも不動のクローザーとして活躍し、クラブチームながら140キロ台後半を投げると前評判の高い選手でした(今年のパンフレットにも同様のことが記載されています)。
試合終盤になり、その 宮迫 が登場。179/69 の体格ですが、もう少し小さく見える感じ。球速は常時130キロ前後~136キロぐらいまでで、とても140キロ台後半を連発するような球はられません。変化球は、カーブ・スライダー・フォークなどもあり、マウンド捌き、投げっぷりの良さは感じます。
かなり要所でフォークを多投するので、肘が痛く思い通りの球が投げられない状態だったのかもしれません。いずれにしても現状は、プロ云々の内容ではありませんでした。
このチームには他にも、山田 聖司(18歳・京都明徳出身)右腕という投手が140キロ台中盤を投げると評判です。この選手の登板はありませんでしたが、182/77 の均整の取れた体格に、ブルペンのボールの勢いもあり、来年の候補として覚えておきたい選手。
野手では6番打者ですが、大北 匠央(25歳・別府大出身)右翼手が、強肩と鋭いスイングが気になります。TV中継まで勝ち上がったので、再度じっくりみてみたいと一人。
大会三日目第四試合 ビッグ開発クラブ VS 東北マークス
すでにこの日の目的である宮迫(箕島球友会)投手もチェックできたので帰ろうと思ったら、第四試合に向けて某球団のスカウト達が来ておりました。スタンドの話が聞こえてきたのですが、ビッグ開発クラブに気になる選手がいて視察に来たそうです。ということで帰宅を取りやめ、少し試合を見て行くことにしました。
それでビック開発クラブで気になったのが、二人の外野手でした。1番を打つ 与那嶺 光(21歳・南風原出身)右翼手は、試合前から際立つ強肩が目を引く選手で、この選手を見に来ているのかと思いました。ただニ打席程みましたが、打力が弱いのが気になります。
もう一人は、3番を打つ 渡嘉敷 貴彦(25歳・帝京大出身)中堅手。こちらは、内野安打で出塁すると、ニ盗・三盗 と足でアピールします。打撃に弱さは感じませんが、肩は中の上レベルで、守備・地肩共に際立つものは感じられず。打撃でも、それほど特別なものは感じられませんでした。
さすがにリリーフ投手が目当てならばお付き合いできないなぁと思っていたら、さっさとスカウト達は帰路に着くではないですか。ということで、私も試合中盤で会場をあとにしました。結局最後まで、誰がお目当てだったのかはわからずじまいでした。東北マークスは、特に気になった選手はおりません。しかし打力のあるチームとの印象があり、チーム力を感じました。実際にこの試合をものしますが、箕島球友会に翌日敗れてしまいTV中継までは勝ち残れませんでした。
結局大会二日目は、お目当ての宮迫こそ確認できたものの、プロを意識できる選手に出会えず収穫の乏しい一日となりました。ただ普段見られなかった選手を見られて、そういった意味での充実感はあった二日間でした。
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