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2014年 選抜レポート3

大会初日第三試合 都立小山台 VS 履正社

両チームの、先発が光る試合となりました。後二人でノーヒットノーランをというところまで迫った 履正社のエース 溝田 悠人(2年)投手は、常時130キロ~中盤の速球と切れ味鋭いスライダーが実戦的で、この球を中心に試合を作ります。他にもシンカー気味の沈む球もあり、さすが大阪の名門エースといったまとまりがありました。新2年ということもあり、ドラフト候補云々ではありませんが、将来的にも大学などのアマチュア球界で長く活躍してゆきそうな洗練さを感じます。

小山台は、東京を代表する好投手 伊藤 優輔(3年)右腕も、球速こそ130キロ前後ぐらいと案外でしたが、ベース板の上まで力の落ちない力強いストレートは球速より5キロ増しぐらいに見える代物でした。他にも、カーブ・スライダー・チェンジアップひと通り駆使して、なんとか履正社打線を交わそうとします。彼を初めてみた1年夏に比べると、もう少し伸びていて欲しかったなという気は致しますが、高校野球らしい好投手といった感じは致します。

履正社は強力打線が売りですが、上のレベルを考えると図抜けた人材がいない印象を受けました。4番の 中山 翔太(3年)左翼手は、打席での雰囲気・力感は素晴らしいのですが、対応力に課題があり脆さを感じます。

また捕手の 八田 夏(3年)捕手は、余裕を持っても1.95秒前後での送球が可能で、地肩の強さが光りました。また溝田の好投を導いたように、両サイドを幅広く使ったリードなど、捕手としてのインテリジェンスを感じます。ただし、六番打者としての打撃に光るものがないのが残念。

小山台では結果は出せませんでしたが、3番の 大道 康平(3年)二塁手に存在感を感じます。スイングや身体に力感があり、小山台では一番魅力を感じる選手。夏に向けて、どのぐらい成長するのか気にかけてみたい一人です。

試合の方は、履正社の一方的な試合となりましたが、打者よりも投手に目を惹く試合となりました。またこの試合では登板がありませんでしたが、2年生ながらスケールは大会NO.1と言われる 永谷 暢章(履正社・2年)投手の登板を、次戦では期待してみたい。

溝田 悠人(履正社2年)投手 172/71 右/右
中山 翔太(履正社3年)左翼 185/90 右/右
永谷 暢章(履正社2年)投手 187/87 右/右

伊藤 優輔(小山台3年)投手 178/71 右/右
大道 康平(小山台3年)二塁 179/73 右/左

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