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2014年 選抜レポート6


大会三日目第一試合 沖縄尚学 VS 報徳学園

報徳の先発 中村 誠(3年)右腕は、170/70と上背こそないものの、常時135~MAX140キロを記録するなど、想像以上の好投手でした。緩いカーブ・スライダーなどとのコンビネーションで、強気に打者の内角を厳しく突くことで詰まらせます。オーソドックスなフォームではありますが、洗練された都会の投手との印象を受けました。

一方秋の日本一、沖縄尚学の先発は、お馴染みの 山城 大智(3年)右腕。こちらは「琉球のライアン」との異名をとり、あのノーラン・ライアンのように足を高く引き上げて投げ込む独特のフォーム。球速は中村と同様に、常時135~MAX140キロぐらいと、一見すると良く似たタイプに見えます。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップと一通りありますが、持ち味は低めやコーナーを突くを安定した制球力。時々甘い球もあるのですが、要所ではシッカリコーナーに決めたり、平均して膝元に集まる確率が高いので、連打を喰わないのがこの選手の良さ。こういった投球を最後まで貫ける体力・精神力の強さこそ、この投手の真骨頂。特に9回最後の打者に、MAX141キロのストレートを投げ込むなど、余力充分といった感じでした。二人とも、ドラフト云々のタイプではありませんが、大学などでの活躍が期待されます。

サプライズは、報徳の2番手として登板した 岸田 行倫(3年)捕手。それまでマスクを被っていたのですが、試合中盤からマウンドに上がります。球速は常時135キロ前後(MAX138キロぐらい)と中村とそれほど代わりませんが、ボールに球威があり厚みのあるボールを投げます。それだけでなく、カーブ・スライダー・チェンジアップなどの各変化球のレベルが高く、特にチェンジアップの抜けが抜群で空振りを誘うことができます。また右打者にもチェンジアップを使って来る、珍しいタイプの投手だと言えるでしょう。結局交代してから、沖縄尚学打線に一点も許さない好投ぶり。出来すぎだったのかもしれませんが、将来投手としての可能性を、強く実感させられる内容でした。

スコア的には 1-0 で、この試合では野手陣で目立つ選手いませんでした。4安打のうち三安打を放った 石垣 昭ニ(3年)三塁手や捕手としての岸田 行倫がどの程度だったのか、再度見直すときに注目してみたいと思います。ニ回戦以降の、沖縄尚学の野手陣の活躍も期待したいと思います。

中村 誠 (3年)投手 170/70 右/右
岸田 行倫(3年)捕手 174/72 右/右
石垣 昭ニ(3年)三塁 169/90 右/左

山城 大智(3年)投手 175/75 右/右

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