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2014年 選抜レポート12 


大会五日目第一試合 東海大三 VS 広島新庄

この試合の注目は、今大会を代表する 山岡 就也(広島新庄3年)左腕の投球にありました。山岡は、昨秋よりも足を大きく引き上げるフォームになったものの、球威・球速が増した印象はありません。球速は、130~MAX138キロと、むしろストレートの勢い・球速は、秋みた時の方があった感じで、もっとガンガンストレートで押していたような気がします。それでも中々タイミングを合わせ難いフォームでもあり、けして繊細なコントロールがあるわけではありませんでしたが、要所では好い球が行き付け入る隙を与えません。また自慢のスライダーは、全国レベルでも充分通用することを証明。9回を2安打・13奪三振・無失点で抑える好投。本人のコメントにもあったように、次戦ではもう少しストレートにこだわりたいとのこと。特に足を大きく引き上げらないセットポジションになると、球速が120キロ台にまで落ち込むなど、投球全体の球速、馬力を考えると、少々物足りない印象は残ります。今日の登板では評価保留で、次戦の登板でも印象が変わらないとなると、高校からの指名は荷が重いかなという気は致します。

東海大三の先発・高井 ジュリアン(2年)右腕は、フィリピン人の血を引く選手。上背はありませんが、常時135~140キロの球速を刻み、スライダーにカーブ、それにフォークのような落ちる球もあるようです。ただし球速ほど、ボールが手元まで来る感じがなく、球自体に威圧感はありません。むしろ両サイドにボールを散らし、打たせて取るのが身上といった感じです。それでも2年春でこの球速ですから、最終学年では140キロ台を連発できる可能性は感じます。それでも、来年のドラフト候補といった匂いはしてきません。

この試合で可能性を感じたのは、東海大三の 平林 俊太(2年)左腕。球速表示は120キロ台後半~MAX135キロ程度でしたが、それより遥かに速く感じさせる勢いがありました。更にブレーキ抜群のカーブも併せ持ち、馬力のありそうな素材も加えると、来年のドラフト候補になり得る素材。上背はありませんが、この投手の名前は来年に向けて覚えておいた方が良さそうです。

広島新庄はファールで粘ったりと、非常にイヤらしい打線という印象は受けました。それに比べ東海大三は、最後まで山岡の投球に対し、狙いを絞り切れなかった感じが致します。次戦の山岡の投球、楽しみにしたいと思います。

高井 ジュリアン(2年)投手 173/67 右/左
平林 俊太    (2年)投手 170/67 左/左

山岡 就也    (3年)投手 174/75 左/左

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