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神宮大会三日目

今回は神宮大会のレポート続きとして、テレビ中継観戦ですがまだレポートしていないチームの選手を中心に、取り上げてみたいと思います。

第一試合 日本文理 VS 龍谷大平安

平安は二度目の登場なので、日本文理の選手を中心に。「日本文理史上最高の素材」と評判の 飯塚 悟史(2年)右腕は、常時135キロ~MAX139キロの速球に、縦・横二種類のスライダーとカーブを織り交ぜるオーソドックスなスタイル。夏の大会と較べても大きく変わっている印象はなく、また来春ドラフト候補になるのか?と言われると、そこまで何か訴えて来るものは感じられない。縦・横二種類のスライダーはいいだけに、ストレートにもう少し凄みが出てきて欲しい。この一冬の間に、どのぐらい変わって来るかだろう。また打っても体幹の強さを生かし、本塁打を放つように長打力にも光るものがありました。

野手では、小太刀 緒飛(2年)一塁の鋭い強打が目を惹いた。あまり器用そうに見えない選手なのだが、引っ張りだけでなくレフト方向にも流せる技術を併せ持つ。ポジション的にアピール度は低いが、一冬超えた更なる成長を期待したい。

第二試合 駒大苫小牧 VS 沖縄尚学

沖縄尚学は、一度レポートしているので、今回は駒大苫小牧の選手達について。苫小牧の先発・伊藤 大海(1年)右腕は、常時130キロ台~MAX137キロと、一年生としては水準以上。特に球筋の好いストレートには観るべきものがあり、選抜では140キロ台にも到達するのではという期待が持てます。変化球は、カーブ・スライダー・それにチェンジアップですか? 何か沈む球があります。しかし変化球を高めに浮いたところを、尚学打線に捕まりました。これからまだ体が一回り、二回り大きくなるようだと、最終学年ではかなり騒がれる存在になりそうです。

野手では、1番の 伊藤 優希(2年)中堅手が光ります。甘い球を逃さない「鋭さ」があり、俊足・好守と三拍子揃った好選手。地肩がそれほどでもないのと、体格的にも 175/68 と中背な選手だけに、ドラフト候補というよりは有力大学に進んで行きそうなタイプに見えます。ただ同校の中では、頭一つ抜けた存在ではないのでしょうか。


(神宮大会高校の部を振り返る)

これで、高校の部は出場全校を取り上げました。こうやってみると、選抜出場も確実な神宮大会組からは、殆どドラフト候補になり得る選手がいないことがわかってきました。しいて言うならば投手では、柳川 健大(岩国)右腕と飯塚 悟史(日本文理)右腕の2人ぐらい。大会一のパフォーマンスを魅せた 久保 柊人(沖縄尚学)右腕は、中背の好投手タイプだけに、更なる成長があっても大学や社会人タイプに見えます。

野手では、、北條 史也(阪神)の実弟・北條 裕之(2年)遊撃手ぐらいで、あとドラフト候補かは微妙ですが何人か気になる野手はおりました。チームの核弾頭してセンスを魅せた 徳本 健太朗(龍谷大平安)中堅手、1年生ながらポテンシャルが高そうな 伊藤 雅人(関東一)三塁手、上背はありませんが、バッティングが抜けていた 大下 誠一郎(白鴎大足利)左翼手、守備だけならドラフト級の 下門 光瑠(白鴎大足利)遊撃手あたりでしょうか。

大会前から、話題の投手が来ていなかったので事前に心配していた通りの大会となってしまいました。昨年大会もそうですが、ドラフト候補になるような成長力のある選手よりも、すでに完成度の高い選手が揃うチームが勝ち上がってくる傾向が強い秋の大会。来春も、選抜大会組より春季大会重視で選手たちを探すことになるかもしれません。2013年度は稀に観る高校生投手の層の薄さ(野手は良かった)だっただけに、2014年度組にはその流れを食い止めて頂きたいと期待せずにはいられません。
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