2014年度のドラフト戦線を考える
2013/11/29|Category:ネタ
私が迷スカウト活動を本格化した1998年以来2013年度は最も投手の層が薄い年だったと言い続けました。そんな中、2014年度のドラフト戦線は、どんな年になるのだろうか? おおよそ今の時期からわかること、主だった候補をご紹介して行きたい。
故障せずに順調に来夏を迎えられれば、安楽 智大(済美)投手が、ドラフト戦線に燦然と輝く超目玉になるはず。2年の時点での安楽は、藤浪晋太郎(阪神)の総合力と 大谷翔平(日ハム)のスケールを足して2で割ったというか、2人のいい何処取りみたいな究極の素材になり得る存在。
西の安楽が剛球タイプならば、柔らかさとセンスで魅了するのが、高橋 光成(前橋育英)投手が、彼を追う存在に。特に高橋は2年の段階で、全国制覇の立役者になり実績は安楽にも勝るとも劣らないものを残した。ただこの2人とも選抜出場が絶望的なのが、今年の目玉・松井 裕樹(桐光学園)同様盛り上がりに欠ける可能性も。二人共最後の夏には、万全な形で甲子園に戻って来て欲しい。
また大学生には、興南高校時代に春・夏甲子園連覇を果たした 島袋 洋奨(中央大)・明大に進んで大きく成長した 山崎 福也(明大)・同じ六大学の盟友・石田 健大(法大)など、大学生に有力左腕が揃う。三人とも140キロ台後半を叩き出せるサウスポーであり、順調に最終学年を過ごせば上位指名は揺るがない。
また右腕では、持っているエンジンなら今年の 大瀬良 大地(九州共立大-広島1位)投手以上の 有原 航平(早稲田大)右腕 や、リリーフなら今すぐ即戦力になれるであろう 山崎 康晃(亜細亜大)右腕などは、上位指名の有力候補。高校のビッグ2はいるが、質・量では、大学生中心のドラフトになりそう。
今年は、高校・大学の層が薄かった影響で、社会人の有力選手はプロに殆ど吸い取られてしまった印象。それだけに解禁組以外は、かなり人材がいなくなったのは間違いない。社会人は、大学4年時に調子を崩し評価を下げたメンバーの巻き返しに期待される。左腕から140キロ台中盤を連発できる 仲尾次オスカル(白鴎大出身)左腕や福島 由登(青学大出身)右腕のHONDAコンビ。尾田 佳寛(JX-ENEOS)右腕、高木 伴(東京農大出身)右腕や加美山 晃士朗(帝京大出身)左腕など、NTT東日本に楽しみな解禁組が多い。ただ今年の上位指名組に比べ、一年目の活躍では劣る。彼らは、入社1年目からエースとしてチームを支えていたのに比べると物足りない。そういった意味では、社会人はかなり割り引いて考えた方がよく、来年のアピール次第という選手が圧倒的に多い。
2013年度組の野手は中々粒揃いだっただけに、2014年度組はどうだろうか?今年は、残念ながら現時点で1位指名確実と言うほどの大物野手は見当たらない。そんななか上位指名を期待したいのが、高濱 祐仁(横浜)内野手は、1年生の頃からドラフト1位された兄以上のスケールと評判。兄よりも、長打で魅了するタイプ。西では、岡本 和真(智弁学園)も、西で盛り上げてくれると面白い年になりそう。
大学生では、江越 大賀(駒大)外野手は 1位指名された 白崎 浩之(ベイスターズ)内野手より明らかに大物。三拍子揃った身体能力と物凄い執念を魅せるプレースタイルは必見。また秋季リーグ戦で一気に才能が花開いた 中村 奨吾(早大)内野手にも注目。180センチ台の大型二塁手で、長打力もあるという極めて日本では稀なタイプ。
残念ながら、社会人野手に関しては、今のところ上位指名候補と言えるほどの選手はいない。他にも面白い選手はいるが、上位指名となると現時点ではこんなものではないのだろうか。明日は、管理人が注目する選手を取り上げてみたい。
故障せずに順調に来夏を迎えられれば、安楽 智大(済美)投手が、ドラフト戦線に燦然と輝く超目玉になるはず。2年の時点での安楽は、藤浪晋太郎(阪神)の総合力と 大谷翔平(日ハム)のスケールを足して2で割ったというか、2人のいい何処取りみたいな究極の素材になり得る存在。
西の安楽が剛球タイプならば、柔らかさとセンスで魅了するのが、高橋 光成(前橋育英)投手が、彼を追う存在に。特に高橋は2年の段階で、全国制覇の立役者になり実績は安楽にも勝るとも劣らないものを残した。ただこの2人とも選抜出場が絶望的なのが、今年の目玉・松井 裕樹(桐光学園)同様盛り上がりに欠ける可能性も。二人共最後の夏には、万全な形で甲子園に戻って来て欲しい。
また大学生には、興南高校時代に春・夏甲子園連覇を果たした 島袋 洋奨(中央大)・明大に進んで大きく成長した 山崎 福也(明大)・同じ六大学の盟友・石田 健大(法大)など、大学生に有力左腕が揃う。三人とも140キロ台後半を叩き出せるサウスポーであり、順調に最終学年を過ごせば上位指名は揺るがない。
また右腕では、持っているエンジンなら今年の 大瀬良 大地(九州共立大-広島1位)投手以上の 有原 航平(早稲田大)右腕 や、リリーフなら今すぐ即戦力になれるであろう 山崎 康晃(亜細亜大)右腕などは、上位指名の有力候補。高校のビッグ2はいるが、質・量では、大学生中心のドラフトになりそう。
今年は、高校・大学の層が薄かった影響で、社会人の有力選手はプロに殆ど吸い取られてしまった印象。それだけに解禁組以外は、かなり人材がいなくなったのは間違いない。社会人は、大学4年時に調子を崩し評価を下げたメンバーの巻き返しに期待される。左腕から140キロ台中盤を連発できる 仲尾次オスカル(白鴎大出身)左腕や福島 由登(青学大出身)右腕のHONDAコンビ。尾田 佳寛(JX-ENEOS)右腕、高木 伴(東京農大出身)右腕や加美山 晃士朗(帝京大出身)左腕など、NTT東日本に楽しみな解禁組が多い。ただ今年の上位指名組に比べ、一年目の活躍では劣る。彼らは、入社1年目からエースとしてチームを支えていたのに比べると物足りない。そういった意味では、社会人はかなり割り引いて考えた方がよく、来年のアピール次第という選手が圧倒的に多い。
2013年度組の野手は中々粒揃いだっただけに、2014年度組はどうだろうか?今年は、残念ながら現時点で1位指名確実と言うほどの大物野手は見当たらない。そんななか上位指名を期待したいのが、高濱 祐仁(横浜)内野手は、1年生の頃からドラフト1位された兄以上のスケールと評判。兄よりも、長打で魅了するタイプ。西では、岡本 和真(智弁学園)も、西で盛り上げてくれると面白い年になりそう。
大学生では、江越 大賀(駒大)外野手は 1位指名された 白崎 浩之(ベイスターズ)内野手より明らかに大物。三拍子揃った身体能力と物凄い執念を魅せるプレースタイルは必見。また秋季リーグ戦で一気に才能が花開いた 中村 奨吾(早大)内野手にも注目。180センチ台の大型二塁手で、長打力もあるという極めて日本では稀なタイプ。
残念ながら、社会人野手に関しては、今のところ上位指名候補と言えるほどの選手はいない。他にも面白い選手はいるが、上位指名となると現時点ではこんなものではないのだろうか。明日は、管理人が注目する選手を取り上げてみたい。
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