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2014年 都市対抗レポート2

大会初日第三試合 JX-ENEOS VS JR東海

試合の方は、王者・ENEOS をJR東海が終盤までリードして追い込むという面白い試合展開。それを 好投手・菅野 智也(25歳・東京情報大出身)右腕に代わったところを攻め、井領 雅貴(25歳・桐蔭学園出身)外野手の一発などで逆転するという試合でした。ただしドラフト的な観点では、それほど面白い試合とは言えませんでした。

注目は、ENEOS の3番手で登板した 尾田 佳寛(24歳・東京国際大出身)右腕が、常時145キロ前後~MAX148キロのストレートに見栄えがしたこと。この投手、あまり細かいコントロールや投球術がないので、140キロ前後だと見栄えがしません。しかし疲れが癒えたのか、リリーフだというのもあり145キロ前後の厚みのあるストレートが蘇ってきました。更に、スライダー・チェンジアップ系の変化球の曲がりも好い投手。しかしトータルで見ると、何かピンと来ない投手ではあります。日本選手権の予選に向けて、主力投手としてこの勢いでアピールすれば、大卒2年目の今年、指名があっても不思議ではありませんが。現状はボーダーライン上の一人だと思いますが、今年のENEOSの中では、最もプロに近い存在だと言えるでしょう。

もう一人野手で注目されてきた 石川 駿(24歳・明大出身)二塁手も、相変わらず捉えた時の打球の強さとパンチ力には見るべきものがあるものの、対応力含めてピンと来ません。この日は再三飛んで来るゴロも捌いていましたが、二塁手としても強肩ではありますが可も不可もなしといった感じ。指名となると、インパクト不足かなぁという気は致します。

大会二日目第一試合 パナソニック VS JFE東日本

この試合は、両先発が好投し、野手に見どころに欠ける試合となりました。そんななか、パナソニックの先発・藤井 聖太(25歳・関西国際大出身)右腕は、9回を6安打・3死球しながらも無失点・完投勝利するなど粘りの投球を披露。ヤクルト入りした絶対的エース・秋山 亮 の穴を埋める活躍を魅せた。

オーソドックスな右上手投げで、常時130キロ台後半~MAX144キロと驚くような球速・ボールのキレはない。しかしボールを常に動かすなど癖球なのと、スライダーを中心にカーブ・チェンジアップなどを織り交ぜ打たせて取る投球が身上。社会人のベテラン投手のような風格漂わせる選手で、今後もプロ入りすることなくパナソニックの屋台骨を支える存在になるかもしれない。現状は、ドラフト候補の匂いはしてこない。
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