関西遠征3 阪神大学リーグ
2014/09/30|Category:観戦記
三田で一泊したあとの選択肢としては、前日に先発しなかった 阿部 翔太(成美大)投手の試合がある宇治の太陽が丘に寄って、今回の遠征の目的である 山本 洋行(大産大)の試合が万博球場の第二試合を見るか。それとも直接万博球場に行って、確実に山本をおさえるかギリギリまで悩みました。宝塚の駅で乗り換えるか、それともそのまま乗って京都に向かうかは、電車の扉が開くまで迷ったほどです。しかし結局は無理せず、万博球場一本に絞ることにしました。
天理大 VS 甲南大
この試合で気になったのは、天理大の先発・服部 僚亮(市尼崎出身・1年)左腕。少しスリークオーター気味のフォームから投げるサウスポーで、常時135キロ~MAX139キロと左腕としては基準レベルのキレと球速を誇る投手。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップと一通りあり、適度にまとまった好投手との印象を受けます。これだけの好投手だから、昨年兵庫では結構評判だったのかなと思って自分のサイトを調べましたが、名前は載っておりませんでした。この秋は、チームの主戦として活躍する存在に。
タイプ的には、プロでいえば 高橋 尚成(DeNA)や アマなら駒大の今永 昇太タイプのキレとコンビネーションで抑えるタイプ。もうワンランク・球威・球速が増して来るようだと、最終学年には関西のドラフト候補として名前があがって来る存在に成長するのではないのでしょうか。覚えていて、損のない選手だと思います。
大産大 VS 帝塚山大
この試合は、プロ志望届けを提出した 大産大 の 山本 洋行(神戸西出身・4年)右腕に絞って観戦していました。山本は、175/75 と中背の体格で、試合前はどれが山本だかよくわかりませんでした。こういった印象を受けたのは、浅尾 拓也(中日)の日本福祉大以来かもしれません。
山本は中背のオーソドックスなフォームで、初回は常時140キロ台~MAX145キロを刻むなど想像以上のボールを投げ込みます。しかし2回以降は、135~140キロ台前半に落ち着き、これが普段の彼なのかなという感じは致します。両サイドに散らせて来るのがこの選手の持ち味で、右打者の内角には、ツーシームを結構使ってきます。追い込んでからは、低めに切れ込むスライダーを振らせるのが持ち味なのでしょう。しかしこの日は、スライダーが早く曲がり過ぎて、地面近くに行ってしまうことが多く、打者はなかなか振ってくれません。
それでも適度に投球をまとめることはでき、四死球で自滅するような危うさはありません。牽制・フィールディング・クィックも1.1秒前後でまとめられ、投手として何か大きな欠点は見当たりませんでした。しかしプロで これは! という図抜けたものはないので、インパクトとしては今ひとつ。育成でも指名があるかなぁという感じですが、実戦では強いので期待以上の成績を残すかもしれません。うまくゆけば 同じ阪神大学リーグからプロ入りした 宮川 将(大体大-楽天)のような存在になれるかもしれません。社会人ならば、一年目から実戦で活躍できる可能性があります。
試合中盤で山本投手のチェックを終え、万博公園を散策してから家路に向かいました。三日間でみたいと思っていた選手のうち、前日先発していたという 福永(06ブルズ)投手を除くすべての選手を予定どおりチェックをでき満足のゆく遠征となりました。特に初日は雨予報だったのですが、問題なく観戦。しいていえば、竹田城 への観光も織り交ぜたかったものの、時間の関係で今回断念することぐらいでしょうか。また 阿部 翔太(成美大)は、事前にプロ志望届けを提出しないのではという話だったので優先順位を下げており、社会人でぜひ確認できる日を楽しみにしています。
天理大 VS 甲南大
この試合で気になったのは、天理大の先発・服部 僚亮(市尼崎出身・1年)左腕。少しスリークオーター気味のフォームから投げるサウスポーで、常時135キロ~MAX139キロと左腕としては基準レベルのキレと球速を誇る投手。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップと一通りあり、適度にまとまった好投手との印象を受けます。これだけの好投手だから、昨年兵庫では結構評判だったのかなと思って自分のサイトを調べましたが、名前は載っておりませんでした。この秋は、チームの主戦として活躍する存在に。
タイプ的には、プロでいえば 高橋 尚成(DeNA)や アマなら駒大の今永 昇太タイプのキレとコンビネーションで抑えるタイプ。もうワンランク・球威・球速が増して来るようだと、最終学年には関西のドラフト候補として名前があがって来る存在に成長するのではないのでしょうか。覚えていて、損のない選手だと思います。
大産大 VS 帝塚山大
この試合は、プロ志望届けを提出した 大産大 の 山本 洋行(神戸西出身・4年)右腕に絞って観戦していました。山本は、175/75 と中背の体格で、試合前はどれが山本だかよくわかりませんでした。こういった印象を受けたのは、浅尾 拓也(中日)の日本福祉大以来かもしれません。
山本は中背のオーソドックスなフォームで、初回は常時140キロ台~MAX145キロを刻むなど想像以上のボールを投げ込みます。しかし2回以降は、135~140キロ台前半に落ち着き、これが普段の彼なのかなという感じは致します。両サイドに散らせて来るのがこの選手の持ち味で、右打者の内角には、ツーシームを結構使ってきます。追い込んでからは、低めに切れ込むスライダーを振らせるのが持ち味なのでしょう。しかしこの日は、スライダーが早く曲がり過ぎて、地面近くに行ってしまうことが多く、打者はなかなか振ってくれません。
それでも適度に投球をまとめることはでき、四死球で自滅するような危うさはありません。牽制・フィールディング・クィックも1.1秒前後でまとめられ、投手として何か大きな欠点は見当たりませんでした。しかしプロで これは! という図抜けたものはないので、インパクトとしては今ひとつ。育成でも指名があるかなぁという感じですが、実戦では強いので期待以上の成績を残すかもしれません。うまくゆけば 同じ阪神大学リーグからプロ入りした 宮川 将(大体大-楽天)のような存在になれるかもしれません。社会人ならば、一年目から実戦で活躍できる可能性があります。
試合中盤で山本投手のチェックを終え、万博公園を散策してから家路に向かいました。三日間でみたいと思っていた選手のうち、前日先発していたという 福永(06ブルズ)投手を除くすべての選手を予定どおりチェックをでき満足のゆく遠征となりました。特に初日は雨予報だったのですが、問題なく観戦。しいていえば、竹田城 への観光も織り交ぜたかったものの、時間の関係で今回断念することぐらいでしょうか。また 阿部 翔太(成美大)は、事前にプロ志望届けを提出しないのではという話だったので優先順位を下げており、社会人でぜひ確認できる日を楽しみにしています。
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