東都~関東選手権
2014/10/10|Category:未分類
前日休みだったので、東都の最終チェックに行ったものの、雨のため第一試合の途中で退散。その時に、中央の先発は、島袋 洋奨 が投げると訊いていたので、スライドするかもと思い朝早くから仕事に入り片付けていました。職場を出る頃には、神宮の先発が発表されており、そのまま電車に飛び乗って神宮に向かいます。神宮に入ったのは、3回ぐらいだったかと記憶します。そこで島袋の投球を4イニング程度確認し、今度は大田Sに。明治安田生命とHONDAの試合が組まれていたのですが、都市対抗でドラフトは微妙なレベルかなと思っていた 大久保 匠(明治安田生命)や福島 由登(HONDA)あたりが先発しないかなと思ったのですが、先発しなかったため試合序盤で球場をあとにしました。
駒沢大 VS 拓殖大
この試合では、開幕週にまだ不調のどん底から立ち直っていなかった 江越 大賀(駒沢大)中堅手が、最近復調気味だと訊いて、確認に来ました(お目当ては雨で中止になった第二試合でしたが)。江越 は確かに良くなっていて、スイングに迷いがなく、どのポイントでも強くバットが振れており、甘い球を逃さない鋭さがありました。私は、第二試合中止のアナウンスがあると、江越をニ打席ほど見て球場をあとにしました。しかしその後も打ち続け、この日は4打数4安打。完全復活を、印象づけます。
江越 は、強肩・快速・パンチ力を秘めた強打に加え、熱いハートを持つナイスガイ。昨年の 岡 大海(明大-日ハム)外野手とくらべても、身体能力ではヒケを取りません。まして打者として欲を感じなかった岡に比べると、江越にはそういった部分がない。その点で、私は江越の方を買います。ただし高校時代から江越には、対応力という意味で物足りない部分があり、その辺が今までリーグ戦で率が上がって来なかった要因だと思っています。今季、文句なしの成績を残せるのか注目したいところ。最後の最後でようやく復活してきたので、ドラフトでも3位前後の指名は充分期待できそうです。
また今年観戦運がなく確認できなかった 佃 勇典(拓大4年)右腕を久々に観戦。雨で投げ難かったのもあるのでしょうが、オーソドックスなフォームから130キロ台後半程度にとどまり、スライダー・チェンジアップを織り交ぜる投球に特にインパクトはありませんでした。しかし第二戦の今日も先発し、9回を5安打完封。優勝を狙う駒大に、待ったをかけます。この投手、どうも連投した方が持ち味を発揮するタイプとのこと。プロ志望届けは提出していませんが、まとまっているので社会人での活躍も期待されます。
中央 VS 青学
プロ志望届けは提出しなかったものの、プロからも注目されていた 福本 翼(青学大4年)左腕を久々に見たかったのですが、私が球場に着く前に降板。今年まともに見てなかっただけに、久々にじっくり見てみたかったのだが・・・。
中央の先発は、今日のお目当て 島袋 洋奨(興南出身・4年)左腕。私が球場に着くまでは、四死球を連発するも無安打で抑えていました。しかし私が球場に着くと、今度はカウントを取りにゆくストレートをスコンスコンを振りぬかれていました。球速は、130キロ台後半~MAX144キロ(私のガンでは88マイル・140.8キロまで)。しかしボールの勢いに関しては、春チェックした試合の方が望みが抱けるボールを投げていました。何よりトルネードでボールの出処を隠しているはずが、全然打者には苦になっていないことが気になります。
変化球は、スライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシームと一通りありますが、有効だったのは右打者外角に決まるチェンジアップぐらい。打たれている殆どは、ストレートであるのも気になります。何か癖で、わかるのではないかということ。少なくても今日の投球をみていると、指名するのにはやっぱり勇気いるなぁ。プロでも立て直すことが出来るのか?という感じで、抜け球も多く楽観的に捉えていた私でも、考えさせられる内容でした。島袋を長年評価してきた球団が、中位ぐらいで指名するということになるのではないのでしょうか。
またプロ志望届けを提出している 福田 将儀(中央大)中堅手は、気持ちの入ったプレーで存在感を示します。守備範囲の広い中堅守備と、地肩も基準以上。一塁までの塁間も、右打席から4.28秒(左打席換算で4.03秒に相当)するなど、脚力もまずまず。打撃でもミートポイントが確かで、二塁打などの長打を放つパンチ力もあります。ただし右打ちのコンタクトヒッターなので、プロでは中々評価され難いタイプ。気持ちも伝わってくる選手ですが、プロの素材かと言われると疑問が残ります。指名されれば、それなりにファームあたりでならば結果を残せると思いますが、一軍の戦力にまで昇りつめられるかは微妙です。そういった需要があるかどうかが、指名の有無にかかわってきそう。
明治安田生命 VS HONDA
この試合で見たかったのは、都市対抗ではリリーフで好投した 大久保 匠(明治安田生命)投手が、先発だとどのようなピッチングをするのかということ。リリーフだと、なんとかドラフト指名を意識できるだけのボールを投げていましたが、先発だと球威・球速が物足りないのではないかと気になっていました。一応すでに個別の最終寸評を作成してしまったあとなのですが、できれば先発を見てみたかったのですが違いました。しかし私が球場をあとにしたあと、2番手で登板したようです(汗)
またHONDAでも 福島 由登(24歳・青学出身)右腕あたりも、生で確認したかったのですが、今日の登板がありませんでした。こちらはまだ最終寸評(作成予定)を作成していませんが、その前にもう一度生で見てみたかったなぁというのが正直なところ。
結局この試合は、落合GMが注目しているということで話題になった 阿部 寿樹(24歳・HONDA)遊撃手を、ニ打席だけ見るに留まりました。阿部は相変わらず一歩目の反応が鈍い部分はあるのですが、グラブ捌き、スローイングも安定しており、身体能力の高さは健在。一関一時代から、大型野手として注目されてきましたが、やはり当たった時の打球の強さにポテンシャルの高さを感じます。今年はかなり実戦力が増してきているようで、都市対抗の模様も含めて、ドラフト前に寸評を作成したいと思います。守備は、プロでもニ遊間を充分意識できる素材ですし、肩も強い。社会人では珍しく、ポテンシャルの高さを感じさせる大型野手です。
ひと通り、ドラフトに関係しそうな選手を、軽く最終確認してきました。細かく見るというよりは、空気感を改めて生で見て確認してきました。細かい部分は、映像などを見直して詳細を詰めたいと思います。忙しない観戦ではありましたが、それなりに収穫のある二日間でした。
駒沢大 VS 拓殖大
この試合では、開幕週にまだ不調のどん底から立ち直っていなかった 江越 大賀(駒沢大)中堅手が、最近復調気味だと訊いて、確認に来ました(お目当ては雨で中止になった第二試合でしたが)。江越 は確かに良くなっていて、スイングに迷いがなく、どのポイントでも強くバットが振れており、甘い球を逃さない鋭さがありました。私は、第二試合中止のアナウンスがあると、江越をニ打席ほど見て球場をあとにしました。しかしその後も打ち続け、この日は4打数4安打。完全復活を、印象づけます。
江越 は、強肩・快速・パンチ力を秘めた強打に加え、熱いハートを持つナイスガイ。昨年の 岡 大海(明大-日ハム)外野手とくらべても、身体能力ではヒケを取りません。まして打者として欲を感じなかった岡に比べると、江越にはそういった部分がない。その点で、私は江越の方を買います。ただし高校時代から江越には、対応力という意味で物足りない部分があり、その辺が今までリーグ戦で率が上がって来なかった要因だと思っています。今季、文句なしの成績を残せるのか注目したいところ。最後の最後でようやく復活してきたので、ドラフトでも3位前後の指名は充分期待できそうです。
また今年観戦運がなく確認できなかった 佃 勇典(拓大4年)右腕を久々に観戦。雨で投げ難かったのもあるのでしょうが、オーソドックスなフォームから130キロ台後半程度にとどまり、スライダー・チェンジアップを織り交ぜる投球に特にインパクトはありませんでした。しかし第二戦の今日も先発し、9回を5安打完封。優勝を狙う駒大に、待ったをかけます。この投手、どうも連投した方が持ち味を発揮するタイプとのこと。プロ志望届けは提出していませんが、まとまっているので社会人での活躍も期待されます。
中央 VS 青学
プロ志望届けは提出しなかったものの、プロからも注目されていた 福本 翼(青学大4年)左腕を久々に見たかったのですが、私が球場に着く前に降板。今年まともに見てなかっただけに、久々にじっくり見てみたかったのだが・・・。
中央の先発は、今日のお目当て 島袋 洋奨(興南出身・4年)左腕。私が球場に着くまでは、四死球を連発するも無安打で抑えていました。しかし私が球場に着くと、今度はカウントを取りにゆくストレートをスコンスコンを振りぬかれていました。球速は、130キロ台後半~MAX144キロ(私のガンでは88マイル・140.8キロまで)。しかしボールの勢いに関しては、春チェックした試合の方が望みが抱けるボールを投げていました。何よりトルネードでボールの出処を隠しているはずが、全然打者には苦になっていないことが気になります。
変化球は、スライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシームと一通りありますが、有効だったのは右打者外角に決まるチェンジアップぐらい。打たれている殆どは、ストレートであるのも気になります。何か癖で、わかるのではないかということ。少なくても今日の投球をみていると、指名するのにはやっぱり勇気いるなぁ。プロでも立て直すことが出来るのか?という感じで、抜け球も多く楽観的に捉えていた私でも、考えさせられる内容でした。島袋を長年評価してきた球団が、中位ぐらいで指名するということになるのではないのでしょうか。
またプロ志望届けを提出している 福田 将儀(中央大)中堅手は、気持ちの入ったプレーで存在感を示します。守備範囲の広い中堅守備と、地肩も基準以上。一塁までの塁間も、右打席から4.28秒(左打席換算で4.03秒に相当)するなど、脚力もまずまず。打撃でもミートポイントが確かで、二塁打などの長打を放つパンチ力もあります。ただし右打ちのコンタクトヒッターなので、プロでは中々評価され難いタイプ。気持ちも伝わってくる選手ですが、プロの素材かと言われると疑問が残ります。指名されれば、それなりにファームあたりでならば結果を残せると思いますが、一軍の戦力にまで昇りつめられるかは微妙です。そういった需要があるかどうかが、指名の有無にかかわってきそう。
明治安田生命 VS HONDA
この試合で見たかったのは、都市対抗ではリリーフで好投した 大久保 匠(明治安田生命)投手が、先発だとどのようなピッチングをするのかということ。リリーフだと、なんとかドラフト指名を意識できるだけのボールを投げていましたが、先発だと球威・球速が物足りないのではないかと気になっていました。一応すでに個別の最終寸評を作成してしまったあとなのですが、できれば先発を見てみたかったのですが違いました。しかし私が球場をあとにしたあと、2番手で登板したようです(汗)
またHONDAでも 福島 由登(24歳・青学出身)右腕あたりも、生で確認したかったのですが、今日の登板がありませんでした。こちらはまだ最終寸評(作成予定)を作成していませんが、その前にもう一度生で見てみたかったなぁというのが正直なところ。
結局この試合は、落合GMが注目しているということで話題になった 阿部 寿樹(24歳・HONDA)遊撃手を、ニ打席だけ見るに留まりました。阿部は相変わらず一歩目の反応が鈍い部分はあるのですが、グラブ捌き、スローイングも安定しており、身体能力の高さは健在。一関一時代から、大型野手として注目されてきましたが、やはり当たった時の打球の強さにポテンシャルの高さを感じます。今年はかなり実戦力が増してきているようで、都市対抗の模様も含めて、ドラフト前に寸評を作成したいと思います。守備は、プロでもニ遊間を充分意識できる素材ですし、肩も強い。社会人では珍しく、ポテンシャルの高さを感じさせる大型野手です。
ひと通り、ドラフトに関係しそうな選手を、軽く最終確認してきました。細かく見るというよりは、空気感を改めて生で見て確認してきました。細かい部分は、映像などを見直して詳細を詰めたいと思います。忙しない観戦ではありましたが、それなりに収穫のある二日間でした。
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