第十回 横浜市長杯2
2014/10/24|Category:観戦記
昨日は仕事の関係で行けなかったのですが、こちらの希望どおり、今年観戦していない城西国際大と上武大が勝ち上がってきてくれたので、再び横浜市長杯に足を運びました。
第一試合 創価大 VS 城西国際大
創価大の先発は、小松 貴志(創価高出身・3年)右腕。174/78 と中背の体格で、非常にオーソドックスなフォームから投げ込んで来る好投手。球速は、常時130キロ台後半~MAX143キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを投げ込んできます。特にチェンジアップの威力は、上のレベルでも通用する代物。それ以外特筆すべきものはありませんが、安定して最後まで投げきります。
9回にランナーを背負い、あと一本出れば 前日154キロを記録した 田中 正義(創価高出身・2年)右腕が出てきても不思議ではなかったのですが、なんとか踏ん張ります。一時は故障など心配された田中ですが、ここに来て完全復活。今日で神宮大会出場を決めたので、本戦での爆発を期待したいところ。
城西国際大は、ベンチ入りしたすべての投手を起用したのではないのでしょうか。そんな中、子役としても活躍した 米谷 真一(駿台学園出身・3年)右腕は、右サイドハンドに近いスリークオーターから135~後半のストレートを投げ込む好投手。そういった経歴を知らなくても、普通に良い投手だったと思います。
ロッテに4位指名された 寺嶋 寛大(興誠出身)捕手は、今日はレフトフライ・送りバント・四球・チャンスでセカンドフライと打撃ではアピールできず。しかし二度の盗塁の機会を刺すなど、強肩ぶりを披露して面目躍如。
その他、一番・正木 健太郎(履正社出身)三塁、3番・北川 利生((大阪桐蔭出身)右翼、5番・富里 博志(興南出身)DHなどの三年生を来年に向けて見ていましたが、ドラフト候補というほど圧倒的なものは感じられませんでした。
城西国際大も、3番・強肩・強打の 宇佐美 真吾(市立柏出身)捕手、大きな声で気合入りまくりの4番・本藤 光貴(西条出身)三塁、リーグ戦で4本塁打を放った5番・廣岡 翔太(花咲徳栄出身)二塁手なども悪くはありませんでしたが、彼らを観に、来年春季リーグに足を延ばそうと思うほどのものは残念ながらありませんでした。
第二試合 上武大 VS 白鴎大
白鴎大は、初日に観戦して二回目。目新しいところでは、4番の楽天4位・フェルナンド が、右翼から左翼に守備位置が変更されていた点。初日に素晴らしい打撃を魅せてくれたですが、今日は結果を残せませんでした。
上武大の先発は、山下 仁(須磨翔風出身・2年)右腕。178/72 とそれほど体は大きくないのですが、 ボールをしっかり切れる選手なので、捕手のミットにもビシッと突き刺さる球質。球速も立ち上がりから140キロ台を記録し、私が確認した中ではMAX143キロ(前日に144キロもマーク)。特にスライダーのキレ・曲がりが大きいのが特徴で、他にもチェンジアップだか、フォークだか沈む球にもそれなりの威力。まだ2年生ということで、もうワンランク球威・球速が上積みできるようになると、ドラフト候補としての期待も持てます。現状は、適度にまとまりボールの威力を持つ、好投手の域は脱していませんが。この手のタイプにしては、ストレートの質だけでなく、変化球にも特徴があるところは良いところ。
下位指名だとドラフト指名は拒否という条件だったという指名漏れした 大谷 昇吾(樟南出身・4年)二塁は、第一打席からいきなり左中間を破るツーベースを放ちます。また非常に深い位置で守るセカンド守備も健在で、攻守に能力の片鱗を魅せてくれました。しかしこの秋は、打率.091厘と信じられない打率だったので、ふっきれた神宮大会での活躍期待したいところ。2年後の候補として、社会人入り後も注目して行きたい一人。
今日目立っていたのは、3番を打つ 石川 賢太郎(屋久島おおぞら出身・4年)一塁手。第一打席には、チェンジアップをキッチリ捉えてセンター前に。続く第二打席では、右中間スタンドに見事にホームランと大活躍。今後も、野球を続けてゆくのか注目されます。
白鴎大は、初日観戦した 大出 翔一(館林出身・2年)右腕が先発し、次も前回観戦した 今村 暁人(久留米商出身・1年)右腕が交代するところだったので、そこで球場をあとにしました。その後試合が一方的になるなか、5番手で登板した 中塚 駿太(つくば秀英出身・2年)右腕という投手が、150キロ台を連発し、MAX153キロを記録したのだとか。この投手、
つくば秀英時代から名前があがっていた選手なので、名簿を見た時から気にはなっていました。188/85 という素晴らしい体格の選手でもあったので。現状よほど試合が決しないと出てこないような投手みたいなのですが、まだ2年生ということもあり、今後に向けて覚えておいても損はないのではないのでしょうか。私も白鴎大の試合を観るときには、注目したいと思います。
今日は、特にお目当てがいたわけではありません。それでも田中(創価)やこの中塚(白鴎)の投球でも観られたら、随分と印象は違っていたかもしれません。しかし今大会の目的であった 白鴎大・上武大・平成国際大の三校を無事確認できて良かったです。
その他では、東京国際大の 木下 球(浜松学院出身・2年)右腕が、147キロを記録。この選手は、タレントのポップコーン正一氏の四男という話題性もあります。体格も182/92 と恵まれており、今後の観戦にゆく時には注意したい一人。
また筑波大の 西島 隆成(札幌第一出身・3年)左腕も、MAX146キロを記録したとか。こちらは筑波のバリバリのエースで左腕ということもあり、来年の首都リーグを代表する投手としてぜひ確認に行かないといけないでしょう。どうも高校時代のイメージが残るのですが、今秋・スピードガンの厳しい平塚球場でも144キロを記録しているようで、かなり本格化しているのではないかと期待が持てます。今後に向けても、参考になる二日間でした。
第一試合 創価大 VS 城西国際大
創価大の先発は、小松 貴志(創価高出身・3年)右腕。174/78 と中背の体格で、非常にオーソドックスなフォームから投げ込んで来る好投手。球速は、常時130キロ台後半~MAX143キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを投げ込んできます。特にチェンジアップの威力は、上のレベルでも通用する代物。それ以外特筆すべきものはありませんが、安定して最後まで投げきります。
9回にランナーを背負い、あと一本出れば 前日154キロを記録した 田中 正義(創価高出身・2年)右腕が出てきても不思議ではなかったのですが、なんとか踏ん張ります。一時は故障など心配された田中ですが、ここに来て完全復活。今日で神宮大会出場を決めたので、本戦での爆発を期待したいところ。
城西国際大は、ベンチ入りしたすべての投手を起用したのではないのでしょうか。そんな中、子役としても活躍した 米谷 真一(駿台学園出身・3年)右腕は、右サイドハンドに近いスリークオーターから135~後半のストレートを投げ込む好投手。そういった経歴を知らなくても、普通に良い投手だったと思います。
ロッテに4位指名された 寺嶋 寛大(興誠出身)捕手は、今日はレフトフライ・送りバント・四球・チャンスでセカンドフライと打撃ではアピールできず。しかし二度の盗塁の機会を刺すなど、強肩ぶりを披露して面目躍如。
その他、一番・正木 健太郎(履正社出身)三塁、3番・北川 利生((大阪桐蔭出身)右翼、5番・富里 博志(興南出身)DHなどの三年生を来年に向けて見ていましたが、ドラフト候補というほど圧倒的なものは感じられませんでした。
城西国際大も、3番・強肩・強打の 宇佐美 真吾(市立柏出身)捕手、大きな声で気合入りまくりの4番・本藤 光貴(西条出身)三塁、リーグ戦で4本塁打を放った5番・廣岡 翔太(花咲徳栄出身)二塁手なども悪くはありませんでしたが、彼らを観に、来年春季リーグに足を延ばそうと思うほどのものは残念ながらありませんでした。
第二試合 上武大 VS 白鴎大
白鴎大は、初日に観戦して二回目。目新しいところでは、4番の楽天4位・フェルナンド が、右翼から左翼に守備位置が変更されていた点。初日に素晴らしい打撃を魅せてくれたですが、今日は結果を残せませんでした。
上武大の先発は、山下 仁(須磨翔風出身・2年)右腕。178/72 とそれほど体は大きくないのですが、 ボールをしっかり切れる選手なので、捕手のミットにもビシッと突き刺さる球質。球速も立ち上がりから140キロ台を記録し、私が確認した中ではMAX143キロ(前日に144キロもマーク)。特にスライダーのキレ・曲がりが大きいのが特徴で、他にもチェンジアップだか、フォークだか沈む球にもそれなりの威力。まだ2年生ということで、もうワンランク球威・球速が上積みできるようになると、ドラフト候補としての期待も持てます。現状は、適度にまとまりボールの威力を持つ、好投手の域は脱していませんが。この手のタイプにしては、ストレートの質だけでなく、変化球にも特徴があるところは良いところ。
下位指名だとドラフト指名は拒否という条件だったという指名漏れした 大谷 昇吾(樟南出身・4年)二塁は、第一打席からいきなり左中間を破るツーベースを放ちます。また非常に深い位置で守るセカンド守備も健在で、攻守に能力の片鱗を魅せてくれました。しかしこの秋は、打率.091厘と信じられない打率だったので、ふっきれた神宮大会での活躍期待したいところ。2年後の候補として、社会人入り後も注目して行きたい一人。
今日目立っていたのは、3番を打つ 石川 賢太郎(屋久島おおぞら出身・4年)一塁手。第一打席には、チェンジアップをキッチリ捉えてセンター前に。続く第二打席では、右中間スタンドに見事にホームランと大活躍。今後も、野球を続けてゆくのか注目されます。
白鴎大は、初日観戦した 大出 翔一(館林出身・2年)右腕が先発し、次も前回観戦した 今村 暁人(久留米商出身・1年)右腕が交代するところだったので、そこで球場をあとにしました。その後試合が一方的になるなか、5番手で登板した 中塚 駿太(つくば秀英出身・2年)右腕という投手が、150キロ台を連発し、MAX153キロを記録したのだとか。この投手、
つくば秀英時代から名前があがっていた選手なので、名簿を見た時から気にはなっていました。188/85 という素晴らしい体格の選手でもあったので。現状よほど試合が決しないと出てこないような投手みたいなのですが、まだ2年生ということもあり、今後に向けて覚えておいても損はないのではないのでしょうか。私も白鴎大の試合を観るときには、注目したいと思います。
今日は、特にお目当てがいたわけではありません。それでも田中(創価)やこの中塚(白鴎)の投球でも観られたら、随分と印象は違っていたかもしれません。しかし今大会の目的であった 白鴎大・上武大・平成国際大の三校を無事確認できて良かったです。
その他では、東京国際大の 木下 球(浜松学院出身・2年)右腕が、147キロを記録。この選手は、タレントのポップコーン正一氏の四男という話題性もあります。体格も182/92 と恵まれており、今後の観戦にゆく時には注意したい一人。
また筑波大の 西島 隆成(札幌第一出身・3年)左腕も、MAX146キロを記録したとか。こちらは筑波のバリバリのエースで左腕ということもあり、来年の首都リーグを代表する投手としてぜひ確認に行かないといけないでしょう。どうも高校時代のイメージが残るのですが、今秋・スピードガンの厳しい平塚球場でも144キロを記録しているようで、かなり本格化しているのではないかと期待が持てます。今後に向けても、参考になる二日間でした。
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