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2015年(11) 慶応大VS全日本野手編(後編)

平塚合宿で行われた大学選抜の選考会。そこで行われた、慶応大戦に先発出場した野手のレポート後編を今回はお送りしたいと思います。

大城 滉二(立教大4年)内野 175/71 右/右

すでに六大学通算97安打を放ち、高山俊(明大)の陰に隠れがちですが、実績を積み上げてきました。走攻守三拍子のバランスが取れ、常に安定して高いパフォーマンスを示すのが特徴。逆にいえば、堅実さがある一方で、これぞプロ!という、爆発力がないのが物足りない部分ではあります。例えば、長打で魅了することはなくても、打率4割台で突き抜ける、そういったことはありません。最終学年で、そういったところを魅せてくれれば、上位での指名は揺らがないでしょう。

気になるのは、これだけのメンバーを集めてしまうと、目立たない。ましてプロの野手に混ぜてしまったら余計にそうなので、その中でレギュラーを取れるぐらい突き抜けられるのかというポテンシャルの無さをどう見るか。この辺の見極めが、最終学年でのチェックポイントではないのでしょうか。

坂本 誠志郎(明大4年)捕手 175/77 右/右

この選手も凄みはないのですが、プレーが洗練されている、そんな印象があります。スローイングも捕ってから素早く、ランナーの滑り込んで来るところに。イニング間練習から意識して送球出来ていますし、実際にそこにかなりの精度で集まります。捕手としての総合力も適度に揃っており、レギュラーにまで昇り詰められるほどかは別にしても、チームのNO.2ぐらいには収まるような力量はありそう。

打撃も、けして強打者ではありませんが、実戦的な打力はあり全くダメということはないのではないかと。ディフェンスで信頼を勝ち得て、徐々に試合に出る中で最低限の打力を身につけてゆくタイプではないのでしょうか。捕手不足の今年のドラフト戦線を考えても、3,4位ぐらいかなとは思えますが、一年目から一軍を意識できる総合力はあると思われます。

北村 祥治(亜細亜大4年)捕手 177/77 右/右 (星稜出身)

昨年までセカンドをやっていた選手ですが、今シーズンから捕手にチャレンジ。ハマった時のスローイングは素晴らしいものの、精度という意味ではまだまだ坂本に遠く及ばない。打者としても、けしてひ弱なのではなく、粗いというのが率直なところ。けして足が早いわけでもないのに、セーフティバントなどを再三試みて投手を揺さぶったりと、出塁への貪欲な意識は感じられた。

今後も捕手なのか?と言われると微妙なのですが、足が速くない二塁候補、もしくは圧倒的な打力がないことを考えると、野球センスを生かして捕手で勝負してゆくことは悪くないのでは。捕手としてプロでもやって行ける素材なのかどうか?個人的にはもう少し時間をかけて見極めて行きたい。

斎藤 大輝(慶応大3年)左翼 181/82 右/右 (慶応義塾出身)

全日本ではなく、慶応の5番・左翼手として出場。今までリーグ戦には結構出場していたものの、それほど際立つ実績がある選手ではありませんでした。しかし今回は、レフトに2本、センターに2本 と打ちまくり存在感を示します。

ただヒットを連発していただけでなく、スパンと振り抜きの良いスイングと打球の鋭さは、全日本の打者達に混ぜても際立っていたぐらい。打撃で一皮むけたのか、それともこの日たまたまだったのか?今後守備・走塁含めて、もっと見てゆきたいと思わせる選手でした。
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