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2015年 選抜大会二日目


第一試合 桐蔭 VS 今治西

両チームとも、投手より野手の目立つ試合でした。特に桐蔭の5番打者・橋中 基岐(3年)三塁手は、攻守に大活躍。思いっきりの良いスイングで2本の二塁打を放つなど三安打。何より三塁手としての打球への反応・ボール捌きが素晴らしく、再三のファインプレーを魅せ存在感を示した。

今治西では、4番の 藤原 睦来(3年)中堅手が、腕っ節の強さを活かしたパワフルなスイングで三安打。180センチ台の大型外野手ながら盗塁を決めるなど、動ける身体能力を示した。また3番の 杉内 洸貴(3年)投手も、将来性では野手という感じがする。ボールへの対応力という意味では、両チームで一番魅力を感じた。投手ながら新チーム結成以来の42試合で13盗塁を決めるなど、野球センスだけでなく、走力もあるところも魅力。

また2番打者の 中内 理貴(3年)遊撃手の、ハンドリングに優れた遊撃守備も光った。動きの良さは目立つのだが、地肩が強くないのがちょっと残念。それでも大学などで、ニ遊間を担って行ける素材だろう。あとは、打力を磨きたい。

橋中 基岐(桐蔭3年)三塁  174/70 右/右

藤原 睦来(今治西3年)中堅 183/83 右/右
杉内 洸貴(今治西3年)投手 175/68 右/右
中内 理貴(今治西3年)遊撃 170/64 右/右

第二試合 静岡 VS 立命館宇治

静岡の先発・村木 文哉(2年)右腕は、静岡の投手らしく182/42 のスラッとした体型。少し担いで投げるようなフォームは気になるが、球速は常時130キロ台~MAX139キロ。その球速以上に、スッと伸びてくる球筋は悪くない。変化球も、カーブ・スライダー・ツーシーム・フォークと多彩であり、まだ新2年生あることを考えると、来年はどのぐらいまで育つのか気になるところ。近いうちに、140キロ台の王台も見えて来るはず。

この試合ドラフト候補として注目されたのが、静高の4,5番コンビ。4番の 堀内 謙伍(3年)捕手は、攻守に粗っぽさは残るが資質の高さが感じられる。体を小さく屈め、投手の投げやすい体勢で構える。ミットも下げる癖がなく、ワンバウンド処理にも素早く対応。ボールの押し込みなどもよく、キャッチングが安定している。リードにも意図が感じられるし、頑強の体も相まって、神宮大会の時のような良さがわからないプレーヤーではなくなっていた。少しミットを伸ばすだけのキャッチングと、打ちにゆく時に前の肩が入り過ぎるのが気になるものの、今後もドラフト候補としてマークして行ける選手だった。

また5番の 安本 竜ニ(3年)遊撃手も、ドラフト候補の片鱗を魅せてくれた。自分のポイントを持ったスイングと、強肩を活かした遊撃守備は、まさにドラフト候補としてマークできる素材。ただしスローイングが雑というか、力をセーブすることができないので、近いところに投げる時が気になる。いずれにしても大きな点差が開いた試合にも関わらず、4,5番コンビにヒットが出なかったのは残念。甲子園の雰囲気に馴れた、次戦に期待したい。

また立命館宇治では、4番・伊藤 大賀(3年)一塁手が鋭い当たりを連発。6番の北原 卓麿(3年)中堅手が、2安打放っただけでなく、中堅守備の広さ・上手さは目を惹いた。また立命館宇治には、エースの 山下 太雅(3年)左腕だけでなく、将来性を高く評価されている 田中 覚(2年)右腕という楽しみな投手がいると訊いていたが、最後まで投げずに終わったのは残念だった。

村木 文哉(静岡2年)投手 182/72 右/左
堀内 謙伍(静岡3年)捕手 174/80 右/左
安本 竜ニ(静岡3年)遊撃 178/78 右/右

伊藤 大賀(立命館宇治3年)一塁 175/71 右/左
北原 卓麿(立命館宇治3年)中堅 167/59 左/左
田中 覚  (立命館宇治2年)投手 182/75 右/右

第三試合 木更津総合 VS 岡山理大附

木更津総合の先発・早川 隆久(2年)左腕は、球速こそ130~135キロぐらいなものの、球持ちがよく打者がみんな差し込まれるようなボールが魅力。変化球に大きな特徴はないが、まだ新2年生ということもあり将来楽しみ。

プロ注目の 桧村 篤史(木更津総合3年)遊撃手は、レフトポール際に一発放ち、その片鱗を魅せてくれた。遊撃手としてもキビキビした動きが目立ち、スローイングが乱れなければ守備も及第点。今後の試合も注目して行きたい、確かなドラフト候補。

岡山理大附は、特に際立つ選手はいなかった。下級生の時から大型野手として注目されてきた 徳田 夕希也(3年)三塁手は、打順も5番でアピールするまでには至らなかった。むしろ一番の 石原 吉人(3年)二塁手の好打者ぶりの方が目立っていた。

早川 隆久(木更津総合2年)投手 178/70 左/左
桧村 篤史(木更津総合3年)遊撃 180/75 右/右

徳田夕希也(岡山理大附3年)三塁 180/85 右/右
石原 吉人 (岡山理大附3年)二塁 177/80 右/右

(大会二日目を振り返って)

ドラフトという観点では、静岡の 堀内捕手・安本遊撃手、それに木更津総合の桧村遊撃手の三人だろう。大会初日と同様に、やや投手の人材に寂しい二日目だったという印象は否めない。そんな中、村木(静岡)右腕、早川(木更津総合)左腕と、2年生に人材がいたところが、今後に向けて明るい材料ではなかったのだろうか。

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