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2015年(13~15) 静岡遠征記 & 東京都春季 & 六大学・社会人対抗戦

平塚合宿以来、全くといって良いほど空振り続きだった生観戦。今回も内容としては乏しいので、2日分の観戦を一度に掲載したいと思います。

高校野球春季静岡大会 

ドラフト指名最有力と言われる 小澤 怜史(日大三島3年)右腕を観に、沼津の愛鷹球場まで足を運びました。しかしことごとく運に見放され、会場に着いたのは3回の裏。大量リードした日大三島は、小澤から 中川 真杉(2年)右腕に代わってしまいました。そのため小澤は先発したものの、その投球を確認することなくこの試合は終わりました。試合は、五回コールドで日大三島の圧勝。確かに散々乗り遅れる私も悪いのですが、電車が予定よりかなり遅れるという事態も重なり、更に第一試合が予想以上に早く終わったのも痛かった。それでも私が着いたのは、当初の試合開始時間の11時半から僅か10分遅れでしかなかったのに・・・。

小澤に代わって登板した 中川 真杉(2年)右腕は、非常に土台の良いフォームが魅力の本格派。すでに球速もコンスタントに130キロ台を越えており、今後球速を伸ばして来ると非常に楽しみな存在だと思って見ていました。秋以降は、静岡でも話題の投手になるのではないのでしょうか。

またこの試合に足を運んだのは、第三試合に 吉川 綾也(3年)二塁手のいる、知徳高校の試合があったから。注目の吉川は、三番・二塁手として出場。同校の中では、ひときわ目立つ体格と、野球センスは光ります。大型の割に、球際でのプレーに強さを発揮し、守備・走力共に中の上レベルのものはありそう。また状況に応じて、いろいろなプレーが可能な高い野球センスは光ります。私の見ている間に、左中間に抜ける長打を見事に放ってくれました。ただしスイングの強さ・鋭さというものはまだ物足りず、センス・将来性は感じたものの、高校からプロとかなると厳しい感じはします。今後大学などでも野球を続けて行ける素材でしょうから、その名前を頭の中に留めておきたい一人でした。今後「鋭さ・強さ」が加わって来ると、面白い選手だと思います。

春季東京大会

この日は、当初春季静岡大会で東海大翔洋の試合を観てから、社会人の静岡大会に足を延ばすというのが当初の予定でした。しかし先日・小澤(日大三島)が確認出来なかったために、静岡に再び足を運ばなくいけなくなったり、雨でJABA静岡大会の試合予定が変わったこともあり、予定を変更して東京都の春季大会の観戦に変更。

観戦の目的は、下級生の時から「王貞治二世」と呼ばれる 加藤 雅樹(早稲田実3年)捕手。チームの4番に座り、183/79 の体格と雰囲気はひときわ目立ちます。しかし捕手としては、まだまだ経験不足というか、将来的には捕手ではないのではないかと感じます。

まずミットを構えたあとに、必ず地面にグラブを下ろす癖があるのが気になります。こういった選手は、余分の動作のせいでワンバウンド処理に立ち遅れる傾向にあります。何よりキャッチングの際にミット負けしてしまいグラブが流されてしまうなど、これでは上のレベルの投手の球を捕るときに対応出来ませんし、審判から中々ストライクカウントを導けません。

スローイングも、あまり型がしっかり作れないままスローイングするので、コントロールという意味ではどうでしょうか?塁間は2.05秒前後で送球出来ていましたが、上のレベルの捕手としては平均的。カバーリングは一所懸命走るなどして、プレーに雑なところは感じませんが、物足りません。

打撃は、私が見たのは四球とライトスタンドへのホームランのニ打席。第一打席にも、長打を放っていたようです。確かにツボにハマればスタンドインのパンチ力があり、これが高校通算40本塁打のホームランだったそうです。しかし相手投手のレベルも、120キロぐらいの平凡な投手だったことを考えると、参考になりません。あと見ていて思ったのは、けして悪い選手ではないのですが、高校からプロという匂いが全くしてこない。何か鬼気迫ったものがなく、慶応高校時代の 谷田 成吾(慶応大)外野手を見ているようで「鋭さ」がありません。俺は、六大学で野球を続けるからというのが、知らずしらずプレーに滲み出ている気がするわけです。今後も観戦が重なればじっくり観てみたいとは思いましたが、彼だけを目的に足を運ぶのはこれが最後になると思います。早実ということで、普通に早大に進みそうな感じがしました。

富士重工 VS 明治大

神宮第二から、お隣の神宮球場に移動。お目当ては、スポニチ大会で観られなかった 小野 和博(富士重工)右腕でした。富士重工の前日の練習試合で先発していたのを知っていたので、投げてもリリーフかなと思っていました。しかしバックネット裏に小野らしき選手がいたので、こりゃ登板がないなと思い、高山(明大)外野手をニ打席見たら帰ろうと決めました。

その 高山 俊(明大4年)中堅手は、この日も明らかに芯から外れているボテボテのセカンドゴロ2つ(結局4打数ノーヒットだったらしい)。相変わらずバットを長く持って、大きく外まわりに出てくる遠心力に頼ったスイング。プロで言えば、高橋由伸(巨人)や福留孝介(阪神)などに近いスイングなのですが、これでは当たった時の破壊力はありますが極めて確実性が乏しい、出たとこ勝負のスイングになってしまいます。ミート能力の衰えを強引な破壊力で補うスイングであり、若い選手がやるスイングではありません。最近、高山がキッチリ捉えた打球など、久しく見た記憶がありません。このスイングは、プロで修正しないと厳しいでしょうね。いくら非凡なポテンシャルを秘めていても、方向性が間違っていれば活躍できませんから。

いつも言いますが、ボールをキッチリ叩けるという意味では 菅野 剛士(東海大相模出身4年)右翼手の方が上。菅野は171/75 と小柄ですが、小力があり速球には滅法強いのが特徴。確実性にはやや乏しいところもあるのですが、ボールを強く叩けるという意味では明らかに高山以上。右翼手としても強肩で、社会人でも野球を続けて行ける素材かと。ちなみにこの日は、三打数ニ安打でした。

富士重工では、スポニチ大会で際立っていた 竹田 育央(明大出身・26歳)中堅手が、この日も目立っていました。二打席目に、高めの球を上からキッチリ被せてライト前に。この試合では、5打数2安打でした。走力も守備力もそれなりの選手で、地肩も結構強いものがあります。社会人では、一人打球が違います。26歳の左打ちの好打者タイプだけに、ドラフト指名となると厳しいタイプではあるのですが、出場していたら気にして欲しい選手ですね。いま最も、脂が乗っている社会人選手ではないのでしょうか。

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