2015年 (30・31) 春季埼玉大会
2015/04/30|Category:観戦記
私の地元・神奈川・そして近隣の東京・静岡・千葉と続き、近場最後の観戦となったのが、春季埼玉大会。そこでスカウトが注目していると評判の選手、個人的に気になっていた選手の試合を見て来ました。
上尾球場第二試合 花咲徳栄 VS 大宮東
この試合の注目は、昨夏も4番を務めていた 大瀧 愛斗(花咲徳栄3年)中堅手。177/72 の均整の取れた体格のアスリートタイプ。試合前練習を見る限り、地肩はまずまず強い。ただし投げ終わったあとのバランスが悪く、コントロールはイマイチといった感じ。
打席は球場移動をしないといけないので、2打席しか確認出来なかった。第一打席は、バットを止めた中途半端なピッチャーゴロと、第二打席はライトフライ。確かに捉えた時の打球は強烈だが、特別図抜けた打者には見えなかった。ネクストでボールを見つめるだけで、特に何か事前準備をしてるとか、熟慮としている感じもしない。所作を見る限り、あまり集中力はないのかな?という気はするのだが。もう少しじっくりは観てみたいが、昨夏の模様を見た時に特別なものは感じられず、実際生で見てみても高校からプロに行くほどの選手には見えなかった。高校から外野手でプロ入りするのには、相当圧倒的な能力がないと厳しいので。
むしろ5番を打つ、里見 治紀(3年)右翼手の方が、試合前のスローイング・地肩の強さ、打席での雰囲気などは気になったのだが、どうだろうか? いずれにしても花咲徳栄は、かなりの大型チームであり、関東大会出場も期待できるチーム。先発していた 高橋 昂也(2年)左腕は、コンスタントに80マイル(128キロ)を越えてきて、MAX84マイル(134.4キロ)を記録するなど、彼がエースナンバーではないのだから、選手層は厚いのだろう。
一方強豪校のはずの大宮東は、初回からグダグダ。ひと通り見た感じでは、これといった選手も見当たらなかった。移動予定の県営大宮の試合展開が異常に早かったので、大瀧を二打席見たところで退出。関東大会あたりで、再度観られると良いかなと思えるチームだった。
県営大宮球場第三試合 市立川越 VS 川越東
市立川越の 登坂 航大(3年)右腕は、140キロ近く投げる投手と評判。それほど体は大きくなく、ボール自体ビシッとしていないが、コンスタントに135キロ前後を出しており、MAX86マイル(137.6キロ)まで到達。カーブ・スライダー・チェンジアップ等あり、高校生としては悪くない。大学などに進んで、体が出来てきた時に、どんな投球が出来るのか注目したい。
この試合のお目当ては、昨夏観て気になっていた 高橋 佑樹(川越東3年)左腕。バランスの取れた好投手タイプの左腕で、昨夏から135キロ級のボールを投げており成長が気になっていた。しかしこの試合では先発でなく、中盤になって登場。独特の曲がりながら落ちるスライダー(カーブのような)を武器に、チェンジアップなどの変化球がよく曲がる。いかにも投手らしい投手であり、マウンド度胸、勝負どころでズバッと良いところに決まる見ていて爽快なタイプ。しかし肝心のストレートがいまいちで、120キロ台後半~MAX84マイル(134.4キロ)と、昨夏から伸びていないというか、もっと昨年はボールが来ていた感じがするのだが? 中学時代は、U-15の日本代表という経歴の持ち主。埼玉県下屈指の左腕だと期待したが、高校からのドラフト指名はなさそう。あくまでも、現時点では高校生レベルの好投手の域を脱していない。
(最後に)
この日のお目当てである 大瀧 愛斗(花咲徳栄)外野手と 高橋 佑樹(川越東)投手は、なんとか確認。二人ともドラフト候補としてはどうかなぁ?という印象を持っていたが、案の定の内容に留まった。今年のドラフト戦線において埼玉の球児の名前があがって来ないだけに、夏までにニュースターが誕生するのか気になるところ。まだ未確認だが、一人面白い選手がいるとの情報もあり、今後の情報次第では、夏の大会に足を運んでみたい。
上尾球場第二試合 花咲徳栄 VS 大宮東
この試合の注目は、昨夏も4番を務めていた 大瀧 愛斗(花咲徳栄3年)中堅手。177/72 の均整の取れた体格のアスリートタイプ。試合前練習を見る限り、地肩はまずまず強い。ただし投げ終わったあとのバランスが悪く、コントロールはイマイチといった感じ。
打席は球場移動をしないといけないので、2打席しか確認出来なかった。第一打席は、バットを止めた中途半端なピッチャーゴロと、第二打席はライトフライ。確かに捉えた時の打球は強烈だが、特別図抜けた打者には見えなかった。ネクストでボールを見つめるだけで、特に何か事前準備をしてるとか、熟慮としている感じもしない。所作を見る限り、あまり集中力はないのかな?という気はするのだが。もう少しじっくりは観てみたいが、昨夏の模様を見た時に特別なものは感じられず、実際生で見てみても高校からプロに行くほどの選手には見えなかった。高校から外野手でプロ入りするのには、相当圧倒的な能力がないと厳しいので。
むしろ5番を打つ、里見 治紀(3年)右翼手の方が、試合前のスローイング・地肩の強さ、打席での雰囲気などは気になったのだが、どうだろうか? いずれにしても花咲徳栄は、かなりの大型チームであり、関東大会出場も期待できるチーム。先発していた 高橋 昂也(2年)左腕は、コンスタントに80マイル(128キロ)を越えてきて、MAX84マイル(134.4キロ)を記録するなど、彼がエースナンバーではないのだから、選手層は厚いのだろう。
一方強豪校のはずの大宮東は、初回からグダグダ。ひと通り見た感じでは、これといった選手も見当たらなかった。移動予定の県営大宮の試合展開が異常に早かったので、大瀧を二打席見たところで退出。関東大会あたりで、再度観られると良いかなと思えるチームだった。
県営大宮球場第三試合 市立川越 VS 川越東
市立川越の 登坂 航大(3年)右腕は、140キロ近く投げる投手と評判。それほど体は大きくなく、ボール自体ビシッとしていないが、コンスタントに135キロ前後を出しており、MAX86マイル(137.6キロ)まで到達。カーブ・スライダー・チェンジアップ等あり、高校生としては悪くない。大学などに進んで、体が出来てきた時に、どんな投球が出来るのか注目したい。
この試合のお目当ては、昨夏観て気になっていた 高橋 佑樹(川越東3年)左腕。バランスの取れた好投手タイプの左腕で、昨夏から135キロ級のボールを投げており成長が気になっていた。しかしこの試合では先発でなく、中盤になって登場。独特の曲がりながら落ちるスライダー(カーブのような)を武器に、チェンジアップなどの変化球がよく曲がる。いかにも投手らしい投手であり、マウンド度胸、勝負どころでズバッと良いところに決まる見ていて爽快なタイプ。しかし肝心のストレートがいまいちで、120キロ台後半~MAX84マイル(134.4キロ)と、昨夏から伸びていないというか、もっと昨年はボールが来ていた感じがするのだが? 中学時代は、U-15の日本代表という経歴の持ち主。埼玉県下屈指の左腕だと期待したが、高校からのドラフト指名はなさそう。あくまでも、現時点では高校生レベルの好投手の域を脱していない。
(最後に)
この日のお目当てである 大瀧 愛斗(花咲徳栄)外野手と 高橋 佑樹(川越東)投手は、なんとか確認。二人ともドラフト候補としてはどうかなぁ?という印象を持っていたが、案の定の内容に留まった。今年のドラフト戦線において埼玉の球児の名前があがって来ないだけに、夏までにニュースターが誕生するのか気になるところ。まだ未確認だが、一人面白い選手がいるとの情報もあり、今後の情報次第では、夏の大会に足を運んでみたい。
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