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東京六大学レポート2 慶大 VS 法大


4月11日 慶応 VS 法政 一回戦

すっかり慶応のエースに成長した 加藤 拓也(慶応義塾出身・3年)右腕は、初回から先発にも関わらず140キロ台後半~自己最速タイの152キロのボールを連発。気合入りまくりのピッチングで、観客を魅了。細かい投球術やコントロールは関係なく、昔ながらのフォームでガンガン力でねじ伏せて来る。スライダーなどは抜け気味だったものの、ストレートとの見分けの難しいチェンジアップ系のボールは効果的。このボールは、プロの打者でも容易に対応はできなそう。しかしボール全体が高いのとイチ・ニ・サンのタイミングで投げ込んで来るわかりやすフォームなので、振り負けなければけして打ち返せない球ではない。来年の有力な上位候補ではあるが、現状はリリーフタイプというのが大方の見方だろう。

法政の先発は、昨夏甲子園を沸かせた 森田 駿哉(富山商出身・1年)左腕。昨夏と比べ目に見えて変わった感じはなかったが、初回から140キロ~中盤ぐらいのボール投げ込み、水準以上のストレートを左腕から投げ込む正統派。カーブ・スライダー・チェンジアップと投げj込み、特にスライダーが低めに決まってくると手がつけられなくなる。3回ぐらいからエンジンがかかって来るタイプで、初回のピンチをなんとく切り抜けたのが大きかった。6回を投げて、4安打・無失点抑えるなど、素晴らしい滑り出しを魅せた神宮デビューだった。

森田のあとを継いで投げたのが、川名 健太郎(安房出身・4年)右腕。191/94 と恵まれた体格の大型サイドで、安房高校時代から注目されてきた存在。しかし高校時代から、思ったほど伸びていないなというのが率直な感想。右打者には外角低めに切れ込むスライダーを活かす投球を魅せるのだが、右打者にはシンカーが決まらなかったり、ストレートがコントロールできず明らかに苦手に見える。ストレートも140キロ前後であり、特にこの手の大型サイドならば、腕がしなって打ち難いなどの特徴があれば良いのだが、そういったタイプではない。社会人あたりでなら続けて行ける素材だとは思うが、現状プロ云々の投手ではないだろう。

4月12日 法大 VS 慶大 二回戦

法大の先発は、リーグ戦初先発の 熊谷 拓也(平塚学園出身・2年)右腕。高校時代は何かハッキリしない球筋の投手でしたが、だいぶ一つ一つの球がしっかりてきた印象があります。球速は、常時140キロ前後は出ていそうだし、スライダー・チェンジアップに加え、左打者内角に食い込むカットボールが最大の武器。このボールは、プロでも充分通用する球種ではないのだろうか。もう一皮むけて来るようだと、最終学年でドラフト候補に浮上してきても不思議ではない。何かもう一工夫、出来るようになると良いのだが。

慶応の先発は、昨秋4勝をあげた 三宮 舜(慶応義塾出身・4年)左腕。スライダー・チェンジアップ・などの変化球は悪くないが、ストレートの球速は130キロ前後~出ても中盤ぐらい。しかしその球速以上に、ボールにキレがないのが気になった。高校時代は、もっとキレが身上みたいな投手だった記憶があるので、この点は残念。本人が野球を続ける意志があるのならば、社会人などで現役を続けることは期待できそう。球速を増せとは言わないので、キレを意識して取り組んで欲しい。
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