2015年(66) 愛知リーグレポート
2015/10/17|Category:観戦記
独自候補の多い、東海地区の大学生。普段なかなか見られない選手が多い中、ようやく重い腰をあげて遠征に行ってきました。普段との比較ができないのですが、何人かプロ志望届けを提出した選手たちを確認することができました。
第一試合 愛知学院大 VS 中部大
愛知リーグは、ビデオ撮影やスピードガン禁止という、大学リーグとは異例の扱いをしていたのには驚きました。ちょっと閉鎖的な扱いに、個人的にはまず残念に思ったところです。そんな不満をかき消してくれたのが、神鳥 猛流(中部大4年)三塁手のバッティング。第一打席には打った瞬間わかる右中間へのホームラン・第二打席にはライトポール直撃のホームランとツボにハマればスタンドインのパンチ力を魅せてくれます。愛知リーグ屈指の強打者の片鱗を魅せてくれて、この内容ならば志望届けを出せば何かしらの形で指名されるのではないかと残念に思います。社会人に進むようですが、レベルの高いところでどの程度やれるのか、シッカリ見極めて行きたいですね。ちょうどシートノック中に球場に到着したのですが、もう内野へのノックが終わったところだったので、最後にフォームに返球する一回しか守備は確認できず。試合でも打球は、私が見る限り飛んできませんでした。地元の人の話だと、三塁守備も安定しているとのこと。個人的には、少し長い距離でのスローイングはどうなのだろう?という風には見えましたが。この辺は、社会人での宿題に残しておきたいと思います。
核弾頭の 森田 脩平(愛知学院大4年)二塁手も、プロ志望届けを提出している選手。こちらは、うまく合わせてのレフト前ヒットを放つなど上手さを感じます。少々非力なところがあり、プロレベルだと厳しいので、指名としてはどうかとは思います。しかし二塁守備もキビキビしていて上手いですし、独立などに行っても注目してみたい好選手。彼への打球も殆どなかったのですが、守備に関しては一定の評価ができそうです。
第二試合 愛知大 VS 日本福祉大
伊勢工業時代に甲子園で投げていた 中川 誠也(愛知大4年)左腕を久々に観戦。高校時代から一見まとまった左の実戦派に見えながら、合わせやすいフォーム、武器になる変化球・ボールの威力などに課題を持っており、そのへんの課題はあまり改善されていないように感じます。
コントロールも枠の中に安定して集められるものはありますが、ここぞという場面で良いところに来なかったりとか、しびれを切らして四球を出したりと詰めの甘さを感じます。スライダー自体のキレは悪くありませんが、高校時代同様、チェンジアップ系の球がほとんどないようで、相手にとっては的を絞りやすいかなと。球速は、135キロ前後ぐらいで力を入れて140キロ強ぐらい。プロとしては、パンチ不足の印象を受けました。指名の具体的な話も出てきているようですが、個人的にはあっても育成だろうなという印象は受けます。プロの指導で、投球の幅が広げられるかがポイントではないのでしょうか。
西川 昇吾(日本福祉大4年)左腕は、足を大きく引き上げるライアン風フォームのサウスポー。中川よりも全体に粗っぽいイメージは受けましたが、130キロ台後半~140キロ台前半のストレートには勢いを感じます。ボールも適度に両サイドに散っており、アバウトながらも痛手は食い難いのかなと。スライダー・チェンジアップ絶対的なものはありませんが、うまくコンビネーションに馴染んでいたように思います。変則の割に合わされ難いのかな? と思ったのですが、意外に苦になく合わせられていたのは、昨年の 浜田 智博(九州産業大-中日2位)とダブります。
個人的には下位指名もありじゃないかなと今日見る限り感じましたし、昨年の濱田とボールの勢いにも負けるものはないと思うので、本会議中での指名も意識できるのではないかと感じました。即戦力云々という総合力はありませんが、少しファームで漬け込んだ時に、どの程度になっているのか気になります。
中川・西川の両左腕の最終チェックに、第一試合いなかったスカウトたちが、続々と集まってきていました。二人の関心の高さを感じさせるところで、二人のうちどちらかは確実に指名されるのだろうなという感じが致します。東京でイベントがあったので、試合序盤で会場をあとに。できればもう一度ぐらい観て、普段の平均値を知りたかったなとは思いましたが、最後の最後で二人を確認できてよかったです。二部では志望届けを提出している、西濱 幹紘(星城大4年)投手も今日は登板していたようで、そちらを観てから移動してきたスカウトもいたかもしれませんね。
第一試合 愛知学院大 VS 中部大
愛知リーグは、ビデオ撮影やスピードガン禁止という、大学リーグとは異例の扱いをしていたのには驚きました。ちょっと閉鎖的な扱いに、個人的にはまず残念に思ったところです。そんな不満をかき消してくれたのが、神鳥 猛流(中部大4年)三塁手のバッティング。第一打席には打った瞬間わかる右中間へのホームラン・第二打席にはライトポール直撃のホームランとツボにハマればスタンドインのパンチ力を魅せてくれます。愛知リーグ屈指の強打者の片鱗を魅せてくれて、この内容ならば志望届けを出せば何かしらの形で指名されるのではないかと残念に思います。社会人に進むようですが、レベルの高いところでどの程度やれるのか、シッカリ見極めて行きたいですね。ちょうどシートノック中に球場に到着したのですが、もう内野へのノックが終わったところだったので、最後にフォームに返球する一回しか守備は確認できず。試合でも打球は、私が見る限り飛んできませんでした。地元の人の話だと、三塁守備も安定しているとのこと。個人的には、少し長い距離でのスローイングはどうなのだろう?という風には見えましたが。この辺は、社会人での宿題に残しておきたいと思います。
核弾頭の 森田 脩平(愛知学院大4年)二塁手も、プロ志望届けを提出している選手。こちらは、うまく合わせてのレフト前ヒットを放つなど上手さを感じます。少々非力なところがあり、プロレベルだと厳しいので、指名としてはどうかとは思います。しかし二塁守備もキビキビしていて上手いですし、独立などに行っても注目してみたい好選手。彼への打球も殆どなかったのですが、守備に関しては一定の評価ができそうです。
第二試合 愛知大 VS 日本福祉大
伊勢工業時代に甲子園で投げていた 中川 誠也(愛知大4年)左腕を久々に観戦。高校時代から一見まとまった左の実戦派に見えながら、合わせやすいフォーム、武器になる変化球・ボールの威力などに課題を持っており、そのへんの課題はあまり改善されていないように感じます。
コントロールも枠の中に安定して集められるものはありますが、ここぞという場面で良いところに来なかったりとか、しびれを切らして四球を出したりと詰めの甘さを感じます。スライダー自体のキレは悪くありませんが、高校時代同様、チェンジアップ系の球がほとんどないようで、相手にとっては的を絞りやすいかなと。球速は、135キロ前後ぐらいで力を入れて140キロ強ぐらい。プロとしては、パンチ不足の印象を受けました。指名の具体的な話も出てきているようですが、個人的にはあっても育成だろうなという印象は受けます。プロの指導で、投球の幅が広げられるかがポイントではないのでしょうか。
西川 昇吾(日本福祉大4年)左腕は、足を大きく引き上げるライアン風フォームのサウスポー。中川よりも全体に粗っぽいイメージは受けましたが、130キロ台後半~140キロ台前半のストレートには勢いを感じます。ボールも適度に両サイドに散っており、アバウトながらも痛手は食い難いのかなと。スライダー・チェンジアップ絶対的なものはありませんが、うまくコンビネーションに馴染んでいたように思います。変則の割に合わされ難いのかな? と思ったのですが、意外に苦になく合わせられていたのは、昨年の 浜田 智博(九州産業大-中日2位)とダブります。
個人的には下位指名もありじゃないかなと今日見る限り感じましたし、昨年の濱田とボールの勢いにも負けるものはないと思うので、本会議中での指名も意識できるのではないかと感じました。即戦力云々という総合力はありませんが、少しファームで漬け込んだ時に、どの程度になっているのか気になります。
中川・西川の両左腕の最終チェックに、第一試合いなかったスカウトたちが、続々と集まってきていました。二人の関心の高さを感じさせるところで、二人のうちどちらかは確実に指名されるのだろうなという感じが致します。東京でイベントがあったので、試合序盤で会場をあとに。できればもう一度ぐらい観て、普段の平均値を知りたかったなとは思いましたが、最後の最後で二人を確認できてよかったです。二部では志望届けを提出している、西濱 幹紘(星城大4年)投手も今日は登板していたようで、そちらを観てから移動してきたスカウトもいたかもしれませんね。
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