東京六大学レポート1
2016/04/18|Category:テレビ・動画観戦
ようやく東京六大学TVが、開幕週の模様を配信し始めたので、簡単に感想でも。
東大 VS 早大
話題の東大生左腕・宮台 康平(湘南出身・3年)投手は、非常にオーソドックスなサウスポー。球速は、常時130キロ台後半~140キロ台中盤ぐらい。スライダー・チェンジアップ系の球を織り交ぜ、安定したピッチングを見せる。画面越しから観る限り、驚くようなボールのキレや勢いは感じられないものの、対戦した各打者が面白いぐらいバットに当たらない。それだけ打者にとっては、手元でキレているのだろうか? 特に細かいコントロールや巧みな投球術があるわけではないのだが。
クィックなど含めて、投球以外の部分、マウンド捌き・コントロール・変化球のキレも一定レベルあり、左腕であることも考えると普通に来年のドラフト候補であることは間違いない。京大にいた 田中 英祐(ロッテ)右腕が、学歴の色眼鏡無しにドラフト候補だったように、宮台も普通にドラフト候補だと位置づけられる存在であり、私が今まで見てきた東大投手では歴代NO.1の投手であることは間違いなさそう。
第二戦に先発した 竹内 諒(早大4年)左腕は、普段は140キロ前後~速い時だとMAX148キロまで記録する速球派。緩いカーブでカウントを整え、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるオーソドックスなタイプ。宮台同様に、細かいコントロール・投球術はないものの、適度な速球を安定して投げ込んでくる。球威・球速・体格という面では宮台を凌いでおり、ドラフト候補に数えられる存在。 即戦力になるかと言われると疑問だが、180センチ台の速球派左腕だけに、プロ志望届けを提出すれば、下位指名~育成枠あたりの指名があっても不思議ではない。ただし社会人で良い条件を示す企業も少なくないだろうから、何位縛りなどを設けられてアマに流れるのではという気もしている。
緒戦宮台からヒットを放てなかった 石井 一成(早大4年)遊撃手は、第二戦でホームランを含む 5打数3安打5打点の大活躍を魅せた。遊撃手としても安定した守備力を持っており、走っても左打席から4.0秒前後の俊足。打撃もそれほどスイングが鋭いわけでもないのだが、長打が多く目立っていた。本人はグリップを少し余して構えるなど、ミートを重視したスイングなのかもしれないが。スイングがプロ仕様には見えないので、今後レベルの高い投手との対戦で、能力を見極めてゆきたい。それでも、ドラフト指名を意識できる有力な大学生であるのは間違いないだろう。個人的にはは、京田 陽太(日大)よりも、この石井の方を買っている。
慶大 VS 法大
慶応先発の 加藤 拓也(慶応高出身4年)右腕は、相変わらずイチ・ニ・サンのタイミングで投げ込んで来る力任せのフォーム。しかしコンスタントに140キロ台中盤は出ているのではないかと思わせるボールの勢い・球威があり、この辺は大学時代の 福谷 浩司(中日)にヒケを取らない馬力を感じる。
細かいコントロール、巧みな投球術とは無縁なものの、縦に割れるカーブ、スライダーに、フォークなどもあり、打者としては的を絞り切れない。更にボール球を振らせるのもうまくなり、順調に最終学年を迎えてきただけに、上位24名(2位以内)での可能性も現実味を帯びてきた。
東大 VS 早大
話題の東大生左腕・宮台 康平(湘南出身・3年)投手は、非常にオーソドックスなサウスポー。球速は、常時130キロ台後半~140キロ台中盤ぐらい。スライダー・チェンジアップ系の球を織り交ぜ、安定したピッチングを見せる。画面越しから観る限り、驚くようなボールのキレや勢いは感じられないものの、対戦した各打者が面白いぐらいバットに当たらない。それだけ打者にとっては、手元でキレているのだろうか? 特に細かいコントロールや巧みな投球術があるわけではないのだが。
クィックなど含めて、投球以外の部分、マウンド捌き・コントロール・変化球のキレも一定レベルあり、左腕であることも考えると普通に来年のドラフト候補であることは間違いない。京大にいた 田中 英祐(ロッテ)右腕が、学歴の色眼鏡無しにドラフト候補だったように、宮台も普通にドラフト候補だと位置づけられる存在であり、私が今まで見てきた東大投手では歴代NO.1の投手であることは間違いなさそう。
第二戦に先発した 竹内 諒(早大4年)左腕は、普段は140キロ前後~速い時だとMAX148キロまで記録する速球派。緩いカーブでカウントを整え、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるオーソドックスなタイプ。宮台同様に、細かいコントロール・投球術はないものの、適度な速球を安定して投げ込んでくる。球威・球速・体格という面では宮台を凌いでおり、ドラフト候補に数えられる存在。 即戦力になるかと言われると疑問だが、180センチ台の速球派左腕だけに、プロ志望届けを提出すれば、下位指名~育成枠あたりの指名があっても不思議ではない。ただし社会人で良い条件を示す企業も少なくないだろうから、何位縛りなどを設けられてアマに流れるのではという気もしている。
緒戦宮台からヒットを放てなかった 石井 一成(早大4年)遊撃手は、第二戦でホームランを含む 5打数3安打5打点の大活躍を魅せた。遊撃手としても安定した守備力を持っており、走っても左打席から4.0秒前後の俊足。打撃もそれほどスイングが鋭いわけでもないのだが、長打が多く目立っていた。本人はグリップを少し余して構えるなど、ミートを重視したスイングなのかもしれないが。スイングがプロ仕様には見えないので、今後レベルの高い投手との対戦で、能力を見極めてゆきたい。それでも、ドラフト指名を意識できる有力な大学生であるのは間違いないだろう。個人的にはは、京田 陽太(日大)よりも、この石井の方を買っている。
慶大 VS 法大
慶応先発の 加藤 拓也(慶応高出身4年)右腕は、相変わらずイチ・ニ・サンのタイミングで投げ込んで来る力任せのフォーム。しかしコンスタントに140キロ台中盤は出ているのではないかと思わせるボールの勢い・球威があり、この辺は大学時代の 福谷 浩司(中日)にヒケを取らない馬力を感じる。
細かいコントロール、巧みな投球術とは無縁なものの、縦に割れるカーブ、スライダーに、フォークなどもあり、打者としては的を絞り切れない。更にボール球を振らせるのもうまくなり、順調に最終学年を迎えてきただけに、上位24名(2位以内)での可能性も現実味を帯びてきた。
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