2,016年(48)(49) 夏の確認選手レポート
2016/07/18|Category:観戦記
特にすぐにレポートなど作成していなかったのですが、この夏確認してきた選手の未発表レポートでも。しかし春見た選手だったので、それほど目新しいものはなかったのですが、簡単にレポートを。
長谷川 宙輝(聖徳学園)左腕は、今年の関東を代表するサウスポーの一人。春は、選抜大会期間中に行われた春季大会ブロック予選で敗退。そのためスカウトの中でも、確認できていない人も少なかった存在。
見た感じでは、春見た時とあまり変わっていませんでした。普段の球速は135~後半ぐらいが多いのですが、要所になると140キロ台を刻んできて、この日のMAXは89マイル・143キロ。春計った時は、90マイル・145キロでした。この投手が良いのは、勝負どころでウエートの乗った最高のボールがビシッと決まるところ。また曲がりながら落ちるスライダーのキレもよく、この球も上で通用する空振りを誘える球。他にもカーブや、ツーシームのようなチェンジアップも併せ持つ。
それほど荒れ荒れという感じではないが、細かいことができるというほどではない。現状は、適度にゲームメイクしている感じで、強豪校相手を抑えこむほどの絶対的なものではない。それでもプロ志望届を提出すれば、4位前後ぐらいで指名される資質があり、一般入試での大学進学を目指しているのだという。これはある意味、プロ志望届けも提出するという意味も含まれての発言なのだろうか? やはり見た印象は、松井裕樹(楽天)を二回りぐらいスケールダウンさせたような投手。しかし松井ほどフォームにも制球にも、癖がないように思う。将来的にプロを視野に入れているのであれば、彼ぐらいならば早めにプロ入りした方が良いと思うのだが。あまり強豪校で、揉まれてやってゆくというタイプには見えなかった。
もう一人春チェックして夏確認したのが、高田 孝一(平塚学園)右腕。今年の神奈川三羽烏の一人で、テレビ中継に中々絡まない組み合わせなので観に行ってきました。球速は130キロ台後半ぐらいの球が多かったのですが、勝負どころだと140キロ台を刻んできます。最速では、91マイル・146キロまで到達しており、春より若干力強さを増し、球筋もしっかりしてきました。
カウントを取りゆく高めに浮いた甘い球打たれる場面はあったのですが、両サイドに投げ分けるコントロールは確か。特に狙って、左打者の内角の厳しいところを突いていたのは印象的。緩いカーブと、フォークだかチェンジアップ系の沈む球も交えてきます。先輩である 熊谷 拓也(法大3年)右腕の高校時代よりも、若干上ではないかと感じます。
できれば神奈川の強豪校相手に、どんなピッチングを魅せるのを観てから最終評価を下したいところ。疲労が蓄積していなければ、ハマスタのガンならば140キロ台後半がでても不思議ではありません。適度にまとまった総合力はあるので、スピードが上がってくれば楽しみ。昨夏の創学館戦は素晴らしかっただけに、そのようなピッチングが安定してできれば、高校からのプロ入りも現実味を帯びてきそうです。
長谷川 宙輝(聖徳学園)左腕は、今年の関東を代表するサウスポーの一人。春は、選抜大会期間中に行われた春季大会ブロック予選で敗退。そのためスカウトの中でも、確認できていない人も少なかった存在。
見た感じでは、春見た時とあまり変わっていませんでした。普段の球速は135~後半ぐらいが多いのですが、要所になると140キロ台を刻んできて、この日のMAXは89マイル・143キロ。春計った時は、90マイル・145キロでした。この投手が良いのは、勝負どころでウエートの乗った最高のボールがビシッと決まるところ。また曲がりながら落ちるスライダーのキレもよく、この球も上で通用する空振りを誘える球。他にもカーブや、ツーシームのようなチェンジアップも併せ持つ。
それほど荒れ荒れという感じではないが、細かいことができるというほどではない。現状は、適度にゲームメイクしている感じで、強豪校相手を抑えこむほどの絶対的なものではない。それでもプロ志望届を提出すれば、4位前後ぐらいで指名される資質があり、一般入試での大学進学を目指しているのだという。これはある意味、プロ志望届けも提出するという意味も含まれての発言なのだろうか? やはり見た印象は、松井裕樹(楽天)を二回りぐらいスケールダウンさせたような投手。しかし松井ほどフォームにも制球にも、癖がないように思う。将来的にプロを視野に入れているのであれば、彼ぐらいならば早めにプロ入りした方が良いと思うのだが。あまり強豪校で、揉まれてやってゆくというタイプには見えなかった。
もう一人春チェックして夏確認したのが、高田 孝一(平塚学園)右腕。今年の神奈川三羽烏の一人で、テレビ中継に中々絡まない組み合わせなので観に行ってきました。球速は130キロ台後半ぐらいの球が多かったのですが、勝負どころだと140キロ台を刻んできます。最速では、91マイル・146キロまで到達しており、春より若干力強さを増し、球筋もしっかりしてきました。
カウントを取りゆく高めに浮いた甘い球打たれる場面はあったのですが、両サイドに投げ分けるコントロールは確か。特に狙って、左打者の内角の厳しいところを突いていたのは印象的。緩いカーブと、フォークだかチェンジアップ系の沈む球も交えてきます。先輩である 熊谷 拓也(法大3年)右腕の高校時代よりも、若干上ではないかと感じます。
できれば神奈川の強豪校相手に、どんなピッチングを魅せるのを観てから最終評価を下したいところ。疲労が蓄積していなければ、ハマスタのガンならば140キロ台後半がでても不思議ではありません。適度にまとまった総合力はあるので、スピードが上がってくれば楽しみ。昨夏の創学館戦は素晴らしかっただけに、そのようなピッチングが安定してできれば、高校からのプロ入りも現実味を帯びてきそうです。
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