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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!

1位指名は二度外すな (ドラフト直前企画)

ドラフト有力候補の一覧を観ていた時に、まずこの選手は1位で消えるだろうなという選手が7人ほどいた。逆に言えば、残りの5人は2位で指名されてもおかしくはないよね? という選手たち。ということは、最初にあげる7名の中の選手を、どうしても1位ではゲットしたいということになる。そうじゃないと素材は良いけれど将来像が描き難い素材型。もしくは、スケールダウンをした中途半端なまとまり型の選手を、1位指名しないといけないことになる。

そんな中、各球団の競合が確実なのが、

田中 正義(創価大)右腕 と 寺島 成輝(履正社)左腕 の2人。田中には5球団前後、寺島には2,3球団が競合するだろうことが予想されている。

田中は、順調ならば他の候補から頭抜けた存在だったはず。しかし春のリーグ戦で故障し、秋も完全復調しているとは言い難い。高校時代も肩を痛めて投手を辞めていた選手でもあり、プロの長いシーズンを想定するとどうなのか?意見が別れている。また寺島の方は、大学・社会人含めても総合力でNO.1左腕。ある程度1年目からやれる半即戦力としても期待できる完成度があり、左腕が欲しい球団からは、ぜひ加えてみたい選手なのだろう。

田中 正義(創価大)投手 186/80 右/右
寺島 成輝(履正社)投手 182/83 左/左


そんな中、競合を嫌って単独指名を狙ってくる人材も何人かいるはずだ。その候補が、佐々木 千隼(桜美林大)・柳 裕也(明治大)、山岡 泰輔(東京ガス)、今井 達也(作新学院)、藤平 尚真(横浜)の各右腕達。

その中でも、佐々木(桜美林大)は、競合しても不思議ではない存在。田中が故障の中、大学日本のエースとしての実績を積み、春・夏の日本代表・秋のシーズンと好調を維持している。そういった肉体的な不安がないところが、計算できる即戦力として人気を集める理由かと。順調にシーズンに入って行ければ、1年目から10勝前後は期待できそうだ。

その佐々木ほどボールに力はないが、ゲームメイクできるまとまりと気持ちの強さがある  (明大)や、抜群の投球センスが瀬戸内高校時代から光っていた 山岡(東京ガス)も、ローテーションの一角として7,8勝前後は期待したくなる素材ではないのだろうか。

佐々木千隼(桜美林大)投手 182/76 右/右
柳  裕也 (明治大学)投手 180/80 右/右
山岡 泰輔 (東京ガス)投手 172/66 右/左

となる。更に2,3年目ぐらいにはローテーションに入ってきそうな甲子園優勝投手の 今井 達也(作新学院) や まだまだ伸びしろを秘めているスケールが魅力の 藤平 尚真(横浜高校) までは、まずハズレ1位の間に指名されるだろうし、くじ2回目までは残っていないのではないのだろうか。 すなわちこの7人の内の誰かしらを、1位指名で獲得するというのが、今年のドラフトでは重要なポイントだと私は観ている。そのためくじを2回外すことは許されない。

今井 達也(作新学院)投手 180/70 右/右
藤平 尚真(横浜高校)投手 185/80 右/右


それでも残り5球団は、彼ら以外の選手を1位指名しないといけない。そうなると上記に記したように、将来像が見え難い素材型か、スケールを落とした即戦力タイプとなり、1位指名としては物足りなく感じられてしまうことになるだろう。

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