東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2017年(7) 立命館大レポート
今日は、東 克樹(立命館大)左腕が先発予定だと訊いていたので、埼玉の川越より少し先にある 東洋大のグランドまで足を運びました。今年の大学生候補のほとんどが、下級生の頃から主力投手としての実績を積み上げて来られていません。そんな中で数少ない、1年秋から立命館の主力投手として実績を積み上げてきた選手。

東 克樹(愛工大名電出身・新4年)左腕は、常時135~140キロ台前半ぐらい。元々キレ型なので球威がないのと、フォームに癖がなく甘く入った球を簡単に東洋大打線にはじき返されていました。ストライクゾーンにボールを集めることに関しては安定していますが、ストライクゾーンの枠の中で投げ分ける高い精度の制球力があるわけではないことがわかりました。特に両サイドには散らせることができるのですが、高めに甘く浮くことが多かったように感じます。

スライダーではいつでもカウントを取ることができ、他にカーブ・チェンジアップ系の球も違和感なくコンビネーションに溶け込ませます。オフに個別の寸評を作成しましたが、印象はその時とそれほど変わっていません。ちょっと一塁寄りから見ていて球速がちゃんと測れなかったかったので訊いたのですが、常時130キロ台後半~140キロ台をボチボチと。MAXでは、145キロまで記録したと教えてもらいました。オフシーズンに作成した評価と → 今日の感想では

制球    ◎  → ◯
開き    ◯ → △
決め手   △ → △
安定    ◎ → ◎
球威    ☓ → △

といった感じでしょうか。いずれにしてもアマレベルでは好投手ですが、プロに混ぜてしまうと平凡な投手という感じで、圧倒的な打力を誇るプロの打者を技術で抑え込めるのかは疑問です。今後シーズンに入ればもう少し内容をあげて来るかもしれませんが、今日見た感じだとちょっと厳しいのではというのが率直な感想。そのまま、関西か東海地区あたりの強豪社会人チームに進むことになるかもしれません。

また来年のドラフト候補として期待している 辰己 涼介(社出身・新3年)中堅手を2打席ほど観戦。雰囲気・線の細さは、大学の先輩・金子 侑司(西武)内野手を彷彿とさせます。今日見たニ打席では、レフトフライとセンター前にヒットを放っていました。今日はセンターからの返球で、ホームで捕殺。改めて、この選手の肩の強さは本物です。部員が冗談で「金子のホーム返球の球速が147キロキロだった」と言っていました(笑)。大学ジャパンの一員でもあるのですが、その天才ぶりの割にリーグ戦ではもう少し突き抜けた成績を残しても良いのではと思っています。

また東のあとで登板した 福島 滉貴(東福岡出身・新2年)右腕。小柄なのですが、東福岡時代から福岡では話題の速球派でした。今日見ていた感じだと、常時140キロ台~最速で140キロ台後半は出ていてそうで、その球速・勢いは確か。スライダーでもしっかりカウントを整えることができ、リリーフならば相当やるのではないかという期待を抱きます。勢いだけでなく、空振りも奪えていたところも好印象。関西学生の中でも、代表的な投手に育ってゆく存在だと思います。

個人的には、東以上に立命館では期待している 渡邉 大地(大分雄城台出身・新4年)右腕は登板がなかったかと思いますが、昨年の大学選手権では140キロ台中盤を連発。フォークのような縦の変化球も目立つ選手でしたが、ボール全体が高いのと中背の体格から大学から指名となると微妙かもしれません。

その他昨年の大学選手権で140キロ台を記録していた 黒田 達也(神戸国際大附出身・新3年)右腕は、185センチの体格が目立つ選手で、スライダーとのコンビネーションピッチャー。山上 大輔(立命館宇治出身・新3年)右腕も、均整の取れた体格から140キロ台の重いボールを投げ込んでくる逸材がいる、そういった力のある投手が揃っている。

これだけ充実した戦力だけに、6月の大学選手権に向けて関西学生では出場最有力のチームなのは間違いなさそう。再び観られる機会があったら、もっと細かく観てみたいチームだった。

東   克樹(新4年)投手 170/70 左/左
辰己 涼介(新3年)中堅 178/72 右/左
福島 滉貴(新2年)投手 172/75 右/右

渡邊 大地(新4年)投手 178/74 右/右
黒田 達也(新3年)投手 185/78 右/右
山上 大輔(新3年)投手 182/88 右/左
 
スポンサーサイト

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

copyright © 2017 東南西北 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.