東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2017年(19)(20) 首都大学リーグ
今日は、大田スタジアムを観に首都リーグへ。家の私用などを済ませてから出たので試合途中からになるのは覚悟だったのですが、途中電車の事故に巻き込まれて試合到着は第一試合の5回を終了したところでした。

第一試合 東海大 VS 明星大

この試合の注目は、最終学年になった 下石 涼太(東海大4年)二塁手。ハンドリングに優れ、切り返しの早い守備には定評がある選手。オフ作成した寸評では、遊撃でアピールし、プレーでも目の色が変わってくることが指名への条件と記しました。しかし守備位置はセカンドのままであり、そのプレーも相変わらず大学レベルに染まったままなのかなという感じで、特に大きな変化を感じません。第一打席にヒットを放ったそうですが、私が着いてからはインパクトを残すプレーは見られず。ニ遊間をこなせる守備力のある選手の需要がどの程度あるかにもよりますが、今日のプレーを見る限りは社会人に進むことになるのではないかという気がしました。

昨秋完全試合をやった 青島 凌也(東海大3年)右腕は、相変わらずキレの有るボールを投げ込み安定。凄みは感じられないものの、8回を7安打・1失点でまとめ勝利投手に。ゲームメイクできる先発型として、今年のドラフトが終了直後のドラフト系雑誌では上位候補として名前が取り沙汰されることになりそう。実際のドラフトでは、最終的にはどういった扱いになるのかは微妙な選手だとは思いますが。

その青島に代えてまで最後登場したのが、飯嶋 海斗(成田出身3年)左腕。185/84 の恵まれた体格の投手で、スリークォーターから135~140キロぐらいの速球に、スライダー・チェンジアップを織り交ぜます。とにかく冷静というか、ランナーを背負ってからも動じない強心臓ぶりが印象的。少々腕が体から離れて投げるフォームで、コントロールが不安定なのが若干気になりましたが。

秋の入れ替え戦で、なかなか好いチームとの印象を持っていた明星大。目立っていたのは、4番の 鎌田 雅也(帝京出身2年)一塁手のパワフルな打撃。ライトフェンス直撃の長打を放ったかと思えば、レフト横を抜けてゆく打撃は同校の中では抜けた存在かと。帝京時代からその強打っぷりには定評がありましたが、大学に進んでからも際立つ存在です。これから明星の試合がある時は、ぜひ注目して行きたい選手でした。

下石 涼太(東海大4年)二塁 172/68 右/左
青島 凌也(東海大3年)投手 178/78 右/右
飯嶋 海斗(東海大3年)投手 185/74 左/左

鎌田 雅也(明星大2年)一塁 181/80 右/左

第二試合 日体大 VS 桜美林大

この試合の注目は、大平 達樹(桜美林大4年)捕手のプレーぶり。個人的にはワンバウンド処理などのミットの出し方が悪いなど、キャッチングを中心にディフェンス力に疑問を持っていた選手でした。しかし今日は、目立って大きなキャッチングミスはありませんでした。しっかり指示を出すなど、存在感のある捕手。試合中でも、強肩ぶりを随所に魅せるなど、その能力の片鱗を魅せてくれました。しかし一方的な日体大のペースになると、その流れを断ち切ることができないなど、やはりディフェンス面では物足りないところが。打撃では第一打席にレフト前にヒットを放ったのみではありましたが、打てる捕手という片鱗は感じます。今日みた印象では今まで大学からの指名はどうかな?と感じていましたが、この試合を観る限り指名は濃厚なレベルかと。今日みた首都の選手の中では、指名を意識できる選手はこの選手だけでした。

日体大の先発は、エースの松本航(明石商出身3年)ではなく、170センチの力投派・東妻 勇輔(智弁和歌山出身3年)右腕。立ち上がりから140キロ台の勢いのある速球をバシバシ投げ込み、大田のガンでは150キロまで到達。私も少し計測していましたが、マイガンでは89マイル・143キロ止まり。今の大田のガンがかなり球速がでやすいのもあったのかもしれませんが、それでも球速表示どおりの速さは感じさせる投手であるのは間違いありません。変化球もスライダー・チェンジアップを織り交ぜ悪くありませんし、今後も注目してみる価値がありそう。ただし小柄な力投派で、来年指名されるのか?と言われれば微妙な存在であるのは確かでしょう。

日体大は、各野手のポテンシャルが高く非常に面白いチーム。昨年の高校生NO.1遊撃手ではないかと評した 高垣 鋭次(智弁和歌山出身1年)三塁手は、開幕から4番に座ります。特に4番打者というタイプではありませんが、ミートポイントは確かで外野へのフライを連発。あと一歩しっかり押し込めると、ヒットゾーンに落ち野手の間を抜けて行そうという感じの当たりが多かったです。日体大の試合を見ると、その強打っぷりが目立つ 大木 惇司(東福岡出身2年)一塁手の潔いスイング。打球の強さ際立つエドポロ・ジョセフ(柏日体出身2年)DH。強肩・俊足・パワーのあるポテンシャルが高い・冨里 優馬(日体荏原出身4年)右翼手は、下位打線で粗さを解消できないままと感じでしたが、見応え充分の打線でした。

桜美林では、183/73 の体格がひときわ目を惹く 五十嵐 雅大(関東一出身3年)遊撃手が気になりました。大型なのですが、守備に緩慢なところや不安定なところがなく強肩ぶりは目を惹きます。打撃では8番打者でアピールするところもなかったのですが、今後も同校では気にして行きたい選手でした。

大平 達樹(桜美林大4年)捕手 176/79 右/右
五十嵐雅大(桜美林大3年)遊撃 183/78 右/右

東妻 勇樹(日体大3年)投手 170/70 右/右
高垣 銀次(日体大1年)三塁 177/79 右/右
大木 惇司(日体大2年)一塁 176/78 右/右
エドポロ・ジョセフ(日体大2年)DH 192/85 右/右
冨里 優馬(日体大4年)右翼 181/85 右/右

第三試合 筑波大 VS 帝京大

この試合は、序盤戦で帰ってしまったので詳細はわかりません。しかし筑波大の先発・大場 遼太郎(日大三出身4年)右腕は、170/75 と小柄ですが、130キロ台後半~140キロ台中盤まで到達と相変わらずのスピード能力。スライダー・チェンジアップなど織り交ぜ、9回を6安打・1失点と好投したようです。大学からプロかと言われると困りますが、有力社会人チームで続けて行ける選手ではないかと思います。

帝京の先発・小倉 大生(岡山学芸館出身・4年)右腕は、均整の取れた体格から130キロ台中盤の速球に、カーブ・スライダーを織り交ぜた好投手。とくに派手さはないものの、適度にまとまったゲームメイクできる投手で、9回1/3イニングで6安打・1失点と粘りの投球を魅せたようです。

大場遼太郎(筑波大4年)投手 170/75 右/右

小倉 大生(帝京大4年)投手 181/80 右/右

(最後に)

日程の調整ができそうならば、首都は来週あたり第二戦あたりを見にゆくかもしれません。今日見た感じでは、ドラフト指名されそうなのは、大平 達樹(桜美林大)捕手ぐらいではないかという感じを受けました。

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