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2017年(38) JX-ENEOSレポート
都市対抗西関東予選において、敗退してしまったため都市対抗出場が叶えなかった JX-ENEOS 。そんな中で、今後ドラフトに関わってきそうな選手を取り上げることにする。

緒戦のMHPS横浜戦で先発したのは、 柏原 史陽(24歳・同志社大出身)右腕。中背の体格から全身を使って投げ込んでくる力投派で、先発でも常時140~MAXで91マイル・146キロを記録、ハマスタのガンでは147キロまで到達したと思われる。キレのある球質で、両サイドに散らして来る。また速球と同じぐらいの割合で、130キロ台後半のカットボール的な球を積極的に織り交ぜ、カーブ、スライダー・チェンジアップなどを加えて、一辺倒にならないように工夫されていた。コントロールも悪くないし、マウンド度胸もいい。ボールにも勢いはあるが、それほど球威はないので甘くなると長打を食らいやすい傾向はある。それでも実戦派でもあり、リリーフならば即一軍で勝負できるぐらいの力量は兼ね備えている。ドラフトでも2位~3位ぐらいまでには指名されそうで、1年目からどのぐらいやれるか興味深い選手ではある。3位ぐらいで穫れたら、かなり美味ししい指名ではないのだろうか。イメージ的には、同じ同志社から阪神に進んだ、渡辺 亮 を彷彿とさせる。

柏原と並ぶ2枚看板の斎藤 俊介(23歳・立教大出身)右腕は、東芝戦のマウンドを託された。こちらは初回からビッグイニングを作ってしまい、試合が後手後手になる展開に。須田 幸太(DeNA)のような感じのフォームから、常時140キロ台~MAXで93マイル・150キロまで到達。こちらもキレで勝負する球質が魅力だが、フォームが合わされやすいのか、東芝打線に面白いように振り抜かれていた。むしろ何か、癖を見抜いていたかと思えるほどだった。横滑りするスライダー・カーブ・チェンジアップだかフォーク気味の球などを織り交ぜる。しかしフォークだかが落ち切らないところを、痛打される場面も少なくなかった。個人的には柏原より斎藤の方を買っていたが、二日間の登板を見る限り柏原の方が高い評価でプロ入りしそう。斎藤も指名される力はあるが、5位前後レベルぐらいのため、条件次第では会社に残留しそうな印象を受ける。柏原ほど投球に勢いが感じられないのと、フォームの合わされやすさの差があるのかもしれない。

ENEOSでは、ルーキーの 左澤 優(23歳・横浜商大出身)左腕が、左腕からコンスタントに140キロ前後~MAXで145キロまで到達。小気味の好い投球は、大学時代よりパワーアップ。左のリリーフ候補として、来年マークしてみたいレベルまで引き上げられていた。この予選では確認できなかったが、他にも有力な来年の候補になるであろう 鈴木 健矢(20歳・木更津総合出身)右腕や、チーム終盤に投げることが多かった 江口 昌太(23歳・鹿児島工出身)右腕が見られないで終わったことは残念。

野手では、1番を打つ 塩見 泰隆(24歳・帝京大出身)中堅手が、右打席から4.1秒弱(3.95秒弱)の俊足ぶりを魅せたアスリート系外野手。脚力の速さは本物だが、打撃の確実性はどうなのだろうか?いう疑問は残る。この辺は、もう少し他の試合をみて煮詰めていゆきたい。

また2年前のドラフトで指名漏れした 谷田 成吾(24歳・慶応大出身)右翼手は、大きな飛球を放つこともあったものの二日間で目立った活躍はなし。8番という打順が示すとおり、現状の調子は芳しくない。そう考えると、今回も指名漏れする可能性は高そうだ。大学生の当たり年の逸材で、前をこれだけ大きく取れるスイングをする選手はいないので、このまま埋もれてしまうには惜しい選手ではあるのだが・・・。果たしてこの中から、誰が補強選手として呼ばれるだろうか?

柏原 史陽(24歳)投手 175/76 右/右
斎藤 俊介(23歳)投手 176/80 右/右
左澤 優 (23歳)投手 171/76 左/左
塩見 泰隆(24歳)中堅 179/73 右/右
谷田 成吾(24歳)右翼 183/89 右/左

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