2017年(42) 夏の埼玉大会
2017/07/09|Category:観戦記
今日は親を施設に送り出してからじゃないと家を出られそうもなかったので悩んだのですが、県営大宮に埼玉予選を見に行きました。しかし球場に着いたのは、すでに第一試合の9回裏。あわやサヨナラで終わってしまいそうでしたが、延長戦にもつれ込み注目の選手を1イニングだけ確認できました。
その投手の名前は、この春浮上してきた 布川 雄大(武南3年)右腕。187/85 という恵まれた体格から、MAX146キロを誇る好素材。大型ですが、腕の振りが柔らかくフォームに悪い癖はありません。すでに炎天下のなか投げ続けていて、球速は常時130キロ前後~MAXで86マイル・138キロまで落ち込んでいました。投球のほとんどは、ストレートという感じで、たまにカーブ・スライダーなどを織り交ぜつつ、両サイドに散らせて来る投球スタイル。
特に球の質が悪い感じもしませんでしたが、まだ深みのある投球術、圧倒的なボールの威力はなく、DeNAに入った 綾部 翔(霞ヶ浦出身)のようにこれから良くなりそうという期待込みで評価されるタイプかと。本人の希望などはわかりませんが、まずはワンクッション置いてからプロ入りを目指すという進路をたどるのではないかと思われます。
延長戦に入り、味方のエラーも重なって1失点。結局裏の回に取り返すことができず緒戦で姿を消すことに。例えば綾部の場合は、春先から関東では屈指の素材だと評判でしたし、甲子園に出場して存在感を示せました。しかし県大会緒戦ということで、部長クラスには充分アピールできず。おそらく今日の各球団の部長クラスは、全国でも屈指の素材である 石川 翔(青藍泰斗)右腕を見に宇都宮に集結していたと思われますので、スカウトの姿はほとんど会場にありませんでした。それでも翌日の新聞をみると、5球団のスカウトがいたそうです。
投球の詳細は、フォーム分析してみないとわからないですし、序盤戦の投球を見ていないので正確な評価はできませんので後日ということで。しかし漏れ聞こえる話だと、MAXは序盤に142キロを記録。10回を投げて9奪三振・無四球は立派ではないのでしょうか。
もう一人のお目当ては、第二試合に登場した 三上 ケビン(叡明3年)右翼手。タイプ的には、昨年の オコエ 瑠偉(関東一出身)外野手に近いタイプかと。第一打席こそライトフライでしたが、二打席目には、レフトフェンス直撃のスリーベース。この当たりは、ちょっとタイミングを狂わされたのに、あそこまで飛ぶのだという感じで、資質の高さを感じます。更に3打席目は、三塁線を抜くツーベースヒット。結局別の会場への移動を画策していたので、この3打席で球場をあとにしました。翌日の新聞を読むと、さらにシングルヒットをあとの打席で放ち、盗塁も決めたそうです。
打球勘・落下点までの入りなどを見ていると、けして下手な外野手ではありません。肩はあまりスローイングの形が良くないのですが、中の上レベル。走力はよくわからなかったのですが、二塁まで多少緩めて、8.67秒ぐらい。まぁ打撃は技術云々というよりも、持ち得るポテンシャルで打っている感じなのはオコエに似ています。守備・走力が、オコエのようなA級の素材ではないように感じましたが。
ネクストで見ていても、まだ事前準備・集中力が散漫で、普通の高校生という意識。資質は秘めているので、何処かの育成なりで引っかかるかもしれませんが、本会議で指名されるほどの絶対的なものは感じられませんでした。こちらは今日勝ちましたし、上位まで進出してくる可能性があるチームです。今後レベルの高い相手に、どのようなパフォーマンスを示せるか注目したいです。今日みた印象では、二人ともあって育成か、進学という形になるのではないかと思います。埼玉大会は、もう一日ぐらい別のカードで足を運びたいと思っています。
布川 雄大(武南3年)投手 187/85 右/右
三上ケビン(叡明3年)右翼 183/75 右/右
その投手の名前は、この春浮上してきた 布川 雄大(武南3年)右腕。187/85 という恵まれた体格から、MAX146キロを誇る好素材。大型ですが、腕の振りが柔らかくフォームに悪い癖はありません。すでに炎天下のなか投げ続けていて、球速は常時130キロ前後~MAXで86マイル・138キロまで落ち込んでいました。投球のほとんどは、ストレートという感じで、たまにカーブ・スライダーなどを織り交ぜつつ、両サイドに散らせて来る投球スタイル。
特に球の質が悪い感じもしませんでしたが、まだ深みのある投球術、圧倒的なボールの威力はなく、DeNAに入った 綾部 翔(霞ヶ浦出身)のようにこれから良くなりそうという期待込みで評価されるタイプかと。本人の希望などはわかりませんが、まずはワンクッション置いてからプロ入りを目指すという進路をたどるのではないかと思われます。
延長戦に入り、味方のエラーも重なって1失点。結局裏の回に取り返すことができず緒戦で姿を消すことに。例えば綾部の場合は、春先から関東では屈指の素材だと評判でしたし、甲子園に出場して存在感を示せました。しかし県大会緒戦ということで、部長クラスには充分アピールできず。おそらく今日の各球団の部長クラスは、全国でも屈指の素材である 石川 翔(青藍泰斗)右腕を見に宇都宮に集結していたと思われますので、スカウトの姿はほとんど会場にありませんでした。それでも翌日の新聞をみると、5球団のスカウトがいたそうです。
投球の詳細は、フォーム分析してみないとわからないですし、序盤戦の投球を見ていないので正確な評価はできませんので後日ということで。しかし漏れ聞こえる話だと、MAXは序盤に142キロを記録。10回を投げて9奪三振・無四球は立派ではないのでしょうか。
もう一人のお目当ては、第二試合に登場した 三上 ケビン(叡明3年)右翼手。タイプ的には、昨年の オコエ 瑠偉(関東一出身)外野手に近いタイプかと。第一打席こそライトフライでしたが、二打席目には、レフトフェンス直撃のスリーベース。この当たりは、ちょっとタイミングを狂わされたのに、あそこまで飛ぶのだという感じで、資質の高さを感じます。更に3打席目は、三塁線を抜くツーベースヒット。結局別の会場への移動を画策していたので、この3打席で球場をあとにしました。翌日の新聞を読むと、さらにシングルヒットをあとの打席で放ち、盗塁も決めたそうです。
打球勘・落下点までの入りなどを見ていると、けして下手な外野手ではありません。肩はあまりスローイングの形が良くないのですが、中の上レベル。走力はよくわからなかったのですが、二塁まで多少緩めて、8.67秒ぐらい。まぁ打撃は技術云々というよりも、持ち得るポテンシャルで打っている感じなのはオコエに似ています。守備・走力が、オコエのようなA級の素材ではないように感じましたが。
ネクストで見ていても、まだ事前準備・集中力が散漫で、普通の高校生という意識。資質は秘めているので、何処かの育成なりで引っかかるかもしれませんが、本会議で指名されるほどの絶対的なものは感じられませんでした。こちらは今日勝ちましたし、上位まで進出してくる可能性があるチームです。今後レベルの高い相手に、どのようなパフォーマンスを示せるか注目したいです。今日みた印象では、二人ともあって育成か、進学という形になるのではないかと思います。埼玉大会は、もう一日ぐらい別のカードで足を運びたいと思っています。
布川 雄大(武南3年)投手 187/85 右/右
三上ケビン(叡明3年)右翼 183/75 右/右
スポンサーサイト