東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
7/15 観戦記
近年、ネットで予選の模様を流してくれる県が多くなってきた。多くの県がアーカイブできず、その場にいないと見られないケースが多い。そのためネット中継と生観戦を天秤にかけながら、今日は観戦に行った方が良いか、家で中継を見ていた方がいいか頭を悩ますという嬉しい悲鳴が。そこで7月15日に、気になった選手たちを簡単にご紹介したい。

その中でも今年から 長野県 が、一回戦から全会場の試合をネット中継するという画期的な試みをはじめた。スピードガンを使うのにも事前の許可がいるという、全国でも最も面倒な県というイメージが強かった長野。その長野が、全国で一番革新的な試みを始めたのは驚きに値する。またこのことにより大会の早い時期から、長野には素晴らしい選手がいることを全国にアピールすることができ、この試みの意義は大きいのではないのだろうか。

そんな今日の長野大会では、松本工業 VS 佐久長聖 という好カードが。松本工業のエース・筒井 恒匡(3年)右腕は、非常にバランスの取れた正統派右腕。球速は135~140キロ強ぐらいだが、ボールの勢い・キレもまずまずで、スライダーとのコンビネーション。延長戦にもつれ込んでも、0-0 で好投を続ける。両サイドに投げ分けられる安定したコントロールもあり、大学などで更なる肉付けができると将来楽しみな本格派だった。

佐久長聖の先発・塩澤 太規(3年)右腕は、少し担いで投げるようなフォームから常時130キロ台~後半ぐらいは出ていそうな重い球を投げ込んでくる。小さく曲がるスライダー、緩いカーブ、更に縦に沈む球もあり馬力を感じさせる。少しもっさりしたところはあるが、さすが名門のエースという地力を持った選手だった。

また 長野商 VS 上田西 も、今年の長野の優勝候補同士の対決が早くも実現。長野商の先発・和田 直人(3年)右腕も、135~140キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ最後まで投げきった。特にチェンジアップが大きな武器であり、上のレベルでも野球を続けて行ける素材だろう。一方の上田西は、多くの力のある選手を揃える巨大戦力。順調に行けば、甲子園出場を狙える最有力ではないのだろうか。

また松商学園の 直江 大輔(2年)右腕は正統派のドラフト候補。まだ身体が発展途上だが、投球の基礎ができており、センスの好い総合力に優れた好素材。秋からは、北信越を代表する素材として注目されることになるだろう。期待値では、今年の3年生組にはいなそうなレベルの投手であり、来年の有力なドラフト候補として注目して行きたい。今後の試合でも観戦できる機会があるだろうから、じっくり観てみたい。ぜひ皆様も、中継があるときはひと目確認しておいて欲しい北信越を引っ張ってゆくだろう存在。

また沖縄では、準決勝2試合が行われ中継が行われた。今年の沖縄屈指の好投手と言われる 山内 彗(美来工科3年)右腕は力みから制球を乱す場面が多く、持ち味を充分発揮できていたかは疑問。それでもランナーを背負うと、力の入れ方が変わり140キロ前後の力のある投球に一変する。苦しみながらも7回を無失点に抑え、チームを決勝に導いた。今年の沖縄の中では、一番全国大会向きな好投手ではないかという印象を受けた。

また今日最もスカウト達の注目を集めたのは、仙台高の 佐藤 隼輔(3年)左腕が大会に初登場し、9時に仙台で試合があった。おそらく多くの各球団の部長クラスは、その試合を見たあと新幹線で宇都宮に移動し、石川 翔(青藍泰斗3年)右腕 を視察するという予定を組んだのではないかと考えられる。二人とも志望届けを提出すれば、上位指名が噂される選手だからだ。石川翔の投球の模様は少し確認できたが、西で言えば 山口 翔(熊本工業)に近い存在ではないかと考えられる。むしろスカウトたちの評価は、それ以上とも言えるのではないのだろうか。今後のアピール次第では、昨年の 今井 達也(作新学院-西武1位)のように評価を高め、1位の12名に入ってくるのかもしれない。

スポンサーサイト

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

copyright © 2017 東南西北 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.