2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿・外野手後編
2018/06/29|Category:観戦記
長きに渡って取り上げてきた、全日本大学選抜・平塚合宿レポート。今回は、最終回である外野手レポートの後編をお送りしたいと思います。
関 龍摩(関東学院大2年) 181/85 右/右 (福井商出身)
関東学院大の4番を務める、強打の外野手。今春のリーグ戦では、10試合 1本 5点 2盗塁 打率.444厘(2位)という好成績。もう少し本塁打や打点が多いのかと思いきや、むしろ今シーズンは打率が高いのに驚きました。強打者の割に、地肩も強くある程度守れるなど破綻の守備・走力があるのが特徴。確か平塚の初日の試合では、セカンドゴロとショートゴロだったとメモしています。、まだジャパンとなると、ちょっとパンチ不足というか埋もれてしまうところがあるように思います。2年後には、突き抜けた個性を持つ選手として存在感を増して来ることを望みたいところ。
辰己 涼介(立命館大4年) 178/68 右/左 (社出身)
三拍子ハイレベルで揃っている、ドラフト上位候補。早くからジャパンの常連で国際試合でも活躍してきた実績があったのですが、今までその能力の割にリーグ戦成績が物足りないものがありました。しかし今春は、2本 7点 0盗 打率.429厘(3位)と数字を残しリーグMVPへ。この選手は天才肌で間違いなく持っている資質はプロでも上位級のポテンシャル。しかしその一方で、何処かムラがあるというか甘い部分が見え隠れする精神面は気になります。入る環境次第では、まだまだ秘めたる能力が引き出される余力は感じられますが、結局才能を充分に発揮し続けられない歯がゆさを感じることになるかもしれません。
野口 智哉(関西大1年) 180/83 右/左 (鳴門渦潮出身)
今回の合宿で、1年生ながら唯一選ばれた選手です。鳴門渦潮時代は、ショートからマウンドに上がりMAX143キロの速球には見るべきものがあったのを覚えています。180/83 という体格ですが、打席では非常に大きく魅せる選手。今春のリーグ戦では、0本 8点 0盗 打率.364厘(7位) 。平塚では確か、三振・三振・サードゴロで、一塁までの塁間は左打席から4.3秒ぐらいと、足は期待できません。今春は外野手でしたが、将来的にはショートやサードなど内野に戻るかもしれません。強肩であるのは、間違いないでしょうから。結果は残せませんでしたが、個人的には関西から合宿に参加していた下級生野手の中では、この選手に一番スケールというか惹かれるものを感じました。どんな選手に育ってゆくのか、その成長を見守りたいです。
竹村 陸(近畿大3年) 173/75 右/右 (神戸国際大付出身)
今春のリーグ戦では、0本 7点 1盗 打率.413厘(5位)で、2度目のリーグベストナインに選出されました。特に試合前から目を惹く強肩ぶりに、内野安打で出塁するような俊足ぶりが目立つ好打者です。けして長打で魅了するタイプではないと思いますが、対応力の高さや野球センスの高さには目を惹きます。平塚での試合では、ショートゴロ・内角の球を見逃し三振・四球と持ち味を活かせず、代表からは漏れてしまいました。いずれにしても、来年の関西を代表する野手の一人なので、引き続き注目して行きたい存在でした。
菅田 大介(奈良学園大3年) 187/82 左/左 (京都共栄学園出身)
投手との二刀流で注目されている選手で、合宿の最後にはマウンドにも上がりました。大学選手権では、ドラフト候補の山上大輔(立命館大)の高めに浮いた球を、逃さずライト前にはじき返す強烈なスイングが印象的。リーグ戦でも5盗塁を決めたり、投げても140キロ台を記録できたり、ある程度動けて守れる身体能力fがあります。リーグでも4割台のハイアベレージを残すなど、確実性とパンチ力を兼備。投手としてはまだ投げているだけという感じの左腕なので、現状は野手としての将来性の方が高いのではないかとは思っています。代表には選出されませんでしたが、彼も来年の関西を代表する野手としてドラフト的には気にしてみたい一人でした。
関 龍摩(関東学院大2年) 181/85 右/右 (福井商出身)
関東学院大の4番を務める、強打の外野手。今春のリーグ戦では、10試合 1本 5点 2盗塁 打率.444厘(2位)という好成績。もう少し本塁打や打点が多いのかと思いきや、むしろ今シーズンは打率が高いのに驚きました。強打者の割に、地肩も強くある程度守れるなど破綻の守備・走力があるのが特徴。確か平塚の初日の試合では、セカンドゴロとショートゴロだったとメモしています。、まだジャパンとなると、ちょっとパンチ不足というか埋もれてしまうところがあるように思います。2年後には、突き抜けた個性を持つ選手として存在感を増して来ることを望みたいところ。
辰己 涼介(立命館大4年) 178/68 右/左 (社出身)
三拍子ハイレベルで揃っている、ドラフト上位候補。早くからジャパンの常連で国際試合でも活躍してきた実績があったのですが、今までその能力の割にリーグ戦成績が物足りないものがありました。しかし今春は、2本 7点 0盗 打率.429厘(3位)と数字を残しリーグMVPへ。この選手は天才肌で間違いなく持っている資質はプロでも上位級のポテンシャル。しかしその一方で、何処かムラがあるというか甘い部分が見え隠れする精神面は気になります。入る環境次第では、まだまだ秘めたる能力が引き出される余力は感じられますが、結局才能を充分に発揮し続けられない歯がゆさを感じることになるかもしれません。
野口 智哉(関西大1年) 180/83 右/左 (鳴門渦潮出身)
今回の合宿で、1年生ながら唯一選ばれた選手です。鳴門渦潮時代は、ショートからマウンドに上がりMAX143キロの速球には見るべきものがあったのを覚えています。180/83 という体格ですが、打席では非常に大きく魅せる選手。今春のリーグ戦では、0本 8点 0盗 打率.364厘(7位) 。平塚では確か、三振・三振・サードゴロで、一塁までの塁間は左打席から4.3秒ぐらいと、足は期待できません。今春は外野手でしたが、将来的にはショートやサードなど内野に戻るかもしれません。強肩であるのは、間違いないでしょうから。結果は残せませんでしたが、個人的には関西から合宿に参加していた下級生野手の中では、この選手に一番スケールというか惹かれるものを感じました。どんな選手に育ってゆくのか、その成長を見守りたいです。
竹村 陸(近畿大3年) 173/75 右/右 (神戸国際大付出身)
今春のリーグ戦では、0本 7点 1盗 打率.413厘(5位)で、2度目のリーグベストナインに選出されました。特に試合前から目を惹く強肩ぶりに、内野安打で出塁するような俊足ぶりが目立つ好打者です。けして長打で魅了するタイプではないと思いますが、対応力の高さや野球センスの高さには目を惹きます。平塚での試合では、ショートゴロ・内角の球を見逃し三振・四球と持ち味を活かせず、代表からは漏れてしまいました。いずれにしても、来年の関西を代表する野手の一人なので、引き続き注目して行きたい存在でした。
菅田 大介(奈良学園大3年) 187/82 左/左 (京都共栄学園出身)
投手との二刀流で注目されている選手で、合宿の最後にはマウンドにも上がりました。大学選手権では、ドラフト候補の山上大輔(立命館大)の高めに浮いた球を、逃さずライト前にはじき返す強烈なスイングが印象的。リーグ戦でも5盗塁を決めたり、投げても140キロ台を記録できたり、ある程度動けて守れる身体能力fがあります。リーグでも4割台のハイアベレージを残すなど、確実性とパンチ力を兼備。投手としてはまだ投げているだけという感じの左腕なので、現状は野手としての将来性の方が高いのではないかとは思っています。代表には選出されませんでしたが、彼も来年の関西を代表する野手としてドラフト的には気にしてみたい一人でした。
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