2018年 首都二部リーグ
2018/09/16|Category:観戦記
今日は、久々の生観戦に。場所は、10数年ぶりぐらいの明治学院大グランドへ。お目当ては、首都二部リーグに在籍する 古谷 勇斗(獨協大4年)捕手という選手の視察でした。
なるほど評判の捕手らしく、ボールまわしにも好いリズムがあり、足回りもなかなかスムーズ。身体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングに心がけ、しっかりミットを動かないまま吸い込まれてゆくようなキャッチングができる。またしっかり周りにも的確な指示も出せるなど、捕手らしい捕手との印象をうけた。けしてガンガン投手を引っ張ってゆくというよりは、うまく投手の気持ちに寄り添いながら組み立ててゆくタイプではないのだろうか。
スローイングに関しては、二塁までを安定して1.9秒前後を記録し(早い時には1.85秒)で送球。地肩自体はドラフト候補としては際立つものはないが、素早い身のこなしで補うタイプだろうか。打撃に関しては、リーグ戦で3割5分前後を毎シーズン叩き出すなど、4番を務めることが多かったという。しかし今日は、二番打者として出場。私が確認した3打席では、四球・レフトフライ・死球ということで特別なものは感じられなかった。特に外角の甘い球を、何度か打ち損じていたのは気になるところ。やはり、プロレベルとなると、まだまだ打力の差は感じる部分がある。
打撃や地肩などを見ていると、素材型というよりもセンス型のタイプ。前週でもスカウトの姿が見えなかったという話を耳にしたが、今日もスカウトの姿は見られず。すでに社会人にでも決まっていて、プロ志望届けは出さないのかもしれない。力量的には、志望届けを提出すれば育成枠あたりならば指名があっても驚きはないといった印象をうけた。ちなみに第三打席では死球をうけたのだが、「よっしゃー」と大きな声をあげて一塁まで走っていた(笑)
明治学院大の先発は、蓬田 拓己(文京出身3年)右腕という投手。非常にオーソドックスなフォームから、コンスタントに130キロ台後半~140キロ台前半ぐらいの勢いのあるボールを投げ込んでいた。変化球・制球などのバランスも悪くなかったが、これは!という絶対的なボール・ストレートの威力は見られなかった。まだ3年生だということで、来年までに、さらなるパワーアップが望めるようだとその先の展望も広がってゆきそう。首都二部には、玉川大に 山田 綾人(桐光学園出身・3年)右腕という投手がいて、この選手が140キロ台後半を叩き出せる速球派であり、来年のドラフト候補に上がってくるはず。この選手を観に来るときには、一緒に成長を確認してみたいと思わせる選手だった。
その他では、獨協大の4番・沓澤 侑輝(千葉経済大附出身・4年)DHが、高めの甘い球をスコーンと破る右中間ツーベースを放つなど存在感を示していた。ちなみにこの選手、高校時代は中堅手。また1年時から、首都大学リーグ選抜に選ばれるなど、非凡なものを示してきた選手のようだ。4年秋のシーズンでも現役を続けているところをみると、何処かのチームで野球を続けるのではないのだろうか。
古谷 勇斗(獨協大4年)捕手 180/83 右/左
沓澤 侑輝(獨協大4年)内野 182/81 右/左(1年時)
蓬田 拓己(明学大3年)投手 178/77 右/右
山田 綾人(玉川大3年)投手 186/82 右/右
掘り下げてみれば、首都二部には他にも面白い選手はいるかもしれない。ちなみに獨協大は、中々良さげなチームだった。優勝して、入れ替え戦まで来られるかもしれない。
なるほど評判の捕手らしく、ボールまわしにも好いリズムがあり、足回りもなかなかスムーズ。身体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングに心がけ、しっかりミットを動かないまま吸い込まれてゆくようなキャッチングができる。またしっかり周りにも的確な指示も出せるなど、捕手らしい捕手との印象をうけた。けしてガンガン投手を引っ張ってゆくというよりは、うまく投手の気持ちに寄り添いながら組み立ててゆくタイプではないのだろうか。
スローイングに関しては、二塁までを安定して1.9秒前後を記録し(早い時には1.85秒)で送球。地肩自体はドラフト候補としては際立つものはないが、素早い身のこなしで補うタイプだろうか。打撃に関しては、リーグ戦で3割5分前後を毎シーズン叩き出すなど、4番を務めることが多かったという。しかし今日は、二番打者として出場。私が確認した3打席では、四球・レフトフライ・死球ということで特別なものは感じられなかった。特に外角の甘い球を、何度か打ち損じていたのは気になるところ。やはり、プロレベルとなると、まだまだ打力の差は感じる部分がある。
打撃や地肩などを見ていると、素材型というよりもセンス型のタイプ。前週でもスカウトの姿が見えなかったという話を耳にしたが、今日もスカウトの姿は見られず。すでに社会人にでも決まっていて、プロ志望届けは出さないのかもしれない。力量的には、志望届けを提出すれば育成枠あたりならば指名があっても驚きはないといった印象をうけた。ちなみに第三打席では死球をうけたのだが、「よっしゃー」と大きな声をあげて一塁まで走っていた(笑)
明治学院大の先発は、蓬田 拓己(文京出身3年)右腕という投手。非常にオーソドックスなフォームから、コンスタントに130キロ台後半~140キロ台前半ぐらいの勢いのあるボールを投げ込んでいた。変化球・制球などのバランスも悪くなかったが、これは!という絶対的なボール・ストレートの威力は見られなかった。まだ3年生だということで、来年までに、さらなるパワーアップが望めるようだとその先の展望も広がってゆきそう。首都二部には、玉川大に 山田 綾人(桐光学園出身・3年)右腕という投手がいて、この選手が140キロ台後半を叩き出せる速球派であり、来年のドラフト候補に上がってくるはず。この選手を観に来るときには、一緒に成長を確認してみたいと思わせる選手だった。
その他では、獨協大の4番・沓澤 侑輝(千葉経済大附出身・4年)DHが、高めの甘い球をスコーンと破る右中間ツーベースを放つなど存在感を示していた。ちなみにこの選手、高校時代は中堅手。また1年時から、首都大学リーグ選抜に選ばれるなど、非凡なものを示してきた選手のようだ。4年秋のシーズンでも現役を続けているところをみると、何処かのチームで野球を続けるのではないのだろうか。
古谷 勇斗(獨協大4年)捕手 180/83 右/左
沓澤 侑輝(獨協大4年)内野 182/81 右/左(1年時)
蓬田 拓己(明学大3年)投手 178/77 右/右
山田 綾人(玉川大3年)投手 186/82 右/右
掘り下げてみれば、首都二部には他にも面白い選手はいるかもしれない。ちなみに獨協大は、中々良さげなチームだった。優勝して、入れ替え戦まで来られるかもしれない。
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