7/18(土)のドラフト候補
2020/07/17|Category:テレビ・動画観戦
全国の高校の中でも、最もみたいと思っていたのが、このノースアジア大明桜の試合だった。先発の 橘高 康太(3年)右腕は、中背の体格ながら140キロ前後の勢いのあるボールとスライダーにチェンジアップだかフォーク系の球もあり、力のあるところを魅せてくれた。素材としてもバネがありそうで、大学などで伸びるようだと楽しみ。しかし今日は、微妙なコントロールに苦しんでいたようだった。またエースの 佐々木 湧生(3年)右腕も登板していたようだが、ちょうど昼食をとって戻ってきたら降板するところで見られず。しかし最後に登板した 風間 球打(2年)右腕は、少々担ぐようなフォームではあったが140キロ台後半を連発。恵まれた体格から投げ下ろすストレートは、150キロにも到達。スライダー・フォーク系のキレも良く、来年の上位候補と納得させられる内容だった。
また打者では、4番の 平尾 蒼凱(3年)三塁手も、いきなりライト線を破るツーベースを放つなど力のある選手。今日登板がなかった 長尾 光(3年)右腕と共に、次戦じっくり見てみたいと思わせてくれる選手だった。
栃木大会では、佐々木 廉(青藍泰斗3年)右腕のテンポの良い投球が光った。それほど力を入れているようには見えないフォームから、コンスタントに130キロ台後半~最速144キロの速球で三振の山を築いた。スライダー・チェンジアップ系の球も織り交ぜ、コントロールやマウンドさばきも確か。 先輩の石川 翔(中日)の高校時代よりも、球速では劣るもののコントロールやセンスでは上回っているのではないのだろうか。プロ志望かはわからないが、今後も注視して行きたい1人。その石川の弟である 石川 彗亮(3年)外野手もパワフルなスイングは健在で、こちらも機会があればじっくり見てみたい1人だった。
また前回の試合ではチェックできなかった 中川 拓真(豊橋中央3年)捕手を確認。スタメンでは、下級生の捕手にマスクを譲りサードでの出場。試合途中からマスクを被り、ディフェンスではセンスの良さを魅せた。身体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングに、ミットをしっかり示しワンバウンドするような球にも素早く対応するなどキャッチングは安定。投手にも軽く返球するなど、叱咤激励して引っ張るというよりはセンス型か。自慢の強肩は確認できなかったが、変化球にタイミングが合わないなど打撃に関してはちょっと高卒プロとしては物足りないように見えた。今後も、何試合か見て能力を見極めて行きたい。
沖縄大会では、仲宗根 アレキサンダー海吏(北山3年)右腕が終盤から登板。確かにボールに強さが感じられる素材ではあったが、コントロールが定まらず苦しんだ。秘めたるポテンシャルは高さそうだが、実戦力という意味ではもう一つ。むしろ振り出しの良い、力強いスイングが目を惹いた。今後も野手とどちらの可能性が高いのか、見比べてゆきたい。
京都大会では、山下 航汰(京都外大西3年)捕手が登場。大型の捕手で、テンポの良いボールまわしに柔らかいグラブさばきにセンスの良さ感じられた。大きな身体を小さく屈め、投手に投げやすく的を大きく魅せる構え。ワンバウンドするような球でも、下から素早くミットを出すなど、キャッチングはまさにプロ級だった。大型故に打球への反応は並だったが、カバーリングも怠らずしっかりこなしていた。スローイング、捕ってから投げるまでの流れは悪くないが、地肩は平凡かなといった感じ。打撃もミートポイントがイマイチで、2番打者で変な当たりの打球が多かった。捕手としてのセンスは光ったが、、肩と打力が平凡で高校からのプロ入りはどうかな?といった感じ。試合終盤大逆転で勝利したので、もう一試合ぐらいみて判断して行きたい。
大分大会では、プロも注目するという 瀧 倖之介(佐伯鶴城3年)外野手を確認。第一打席でいきなり外角高めの球を、無理なく右中間に放ちスリーベースを。さらに2打席目も、内角寄りのスライダーをセンター前にはじき返すなど打力のあるところを魅せた。また三塁打の時のベースランニングもまずまずで、あまり足が速そうな体型には見えない割に、肩・足ともに一定の水準を満たしていそう。進学が基本線のようだが、スケールよりも実戦的なタイプなのかなといった印象を受けた。守備力含めて、もう少しみてみたいと思わせてくれる選手だった。
また今日一番の注目は、高田 琢登(静岡商3年)左腕が試合途中から登板。球速はコンスタントに140キロ台を越えてきて、最速で144キロを記録。安定したフォームで、コントロールで苦労するタイプではない。スライダーキレ・チェンジアップなど変化球で空振りを奪える威力があり、ゲームメイクできる先発型として評価できる素材。先日の練習試合では150キロも記録したという話で、まだギアが上げられる余力があるのであれば、ハズレ1位~2位ぐらいまでで消えてしまうかもしれない。今日の内容では、2,3位ぐらいかなといった内容には見えた。いずれにしてもこの夏はじめて、指名は確実だろうという投手に出会った気がする。
(今日のまとめ)
来年の1位候補にも上がりそうな 風間(ノースアジア大明桜2年)右腕と、今年の上位候補になりそうな 高田(静岡商3年)左腕のインパクトが強い一日となった。今日から全国の大会が本格化したことで、一気にチェックする試合が増えた。有力選手を抱えるほとんどの学校は勝利したので、今回見られた選手でも引き続き確認して能力を見極めて行きたい。終わったあとはぐったりという感じではあったが、嬉しい疲労感だった。
また打者では、4番の 平尾 蒼凱(3年)三塁手も、いきなりライト線を破るツーベースを放つなど力のある選手。今日登板がなかった 長尾 光(3年)右腕と共に、次戦じっくり見てみたいと思わせてくれる選手だった。
栃木大会では、佐々木 廉(青藍泰斗3年)右腕のテンポの良い投球が光った。それほど力を入れているようには見えないフォームから、コンスタントに130キロ台後半~最速144キロの速球で三振の山を築いた。スライダー・チェンジアップ系の球も織り交ぜ、コントロールやマウンドさばきも確か。 先輩の石川 翔(中日)の高校時代よりも、球速では劣るもののコントロールやセンスでは上回っているのではないのだろうか。プロ志望かはわからないが、今後も注視して行きたい1人。その石川の弟である 石川 彗亮(3年)外野手もパワフルなスイングは健在で、こちらも機会があればじっくり見てみたい1人だった。
また前回の試合ではチェックできなかった 中川 拓真(豊橋中央3年)捕手を確認。スタメンでは、下級生の捕手にマスクを譲りサードでの出場。試合途中からマスクを被り、ディフェンスではセンスの良さを魅せた。身体を小さく屈め的を大きく魅せるキャッチングに、ミットをしっかり示しワンバウンドするような球にも素早く対応するなどキャッチングは安定。投手にも軽く返球するなど、叱咤激励して引っ張るというよりはセンス型か。自慢の強肩は確認できなかったが、変化球にタイミングが合わないなど打撃に関してはちょっと高卒プロとしては物足りないように見えた。今後も、何試合か見て能力を見極めて行きたい。
沖縄大会では、仲宗根 アレキサンダー海吏(北山3年)右腕が終盤から登板。確かにボールに強さが感じられる素材ではあったが、コントロールが定まらず苦しんだ。秘めたるポテンシャルは高さそうだが、実戦力という意味ではもう一つ。むしろ振り出しの良い、力強いスイングが目を惹いた。今後も野手とどちらの可能性が高いのか、見比べてゆきたい。
京都大会では、山下 航汰(京都外大西3年)捕手が登場。大型の捕手で、テンポの良いボールまわしに柔らかいグラブさばきにセンスの良さ感じられた。大きな身体を小さく屈め、投手に投げやすく的を大きく魅せる構え。ワンバウンドするような球でも、下から素早くミットを出すなど、キャッチングはまさにプロ級だった。大型故に打球への反応は並だったが、カバーリングも怠らずしっかりこなしていた。スローイング、捕ってから投げるまでの流れは悪くないが、地肩は平凡かなといった感じ。打撃もミートポイントがイマイチで、2番打者で変な当たりの打球が多かった。捕手としてのセンスは光ったが、、肩と打力が平凡で高校からのプロ入りはどうかな?といった感じ。試合終盤大逆転で勝利したので、もう一試合ぐらいみて判断して行きたい。
大分大会では、プロも注目するという 瀧 倖之介(佐伯鶴城3年)外野手を確認。第一打席でいきなり外角高めの球を、無理なく右中間に放ちスリーベースを。さらに2打席目も、内角寄りのスライダーをセンター前にはじき返すなど打力のあるところを魅せた。また三塁打の時のベースランニングもまずまずで、あまり足が速そうな体型には見えない割に、肩・足ともに一定の水準を満たしていそう。進学が基本線のようだが、スケールよりも実戦的なタイプなのかなといった印象を受けた。守備力含めて、もう少しみてみたいと思わせてくれる選手だった。
また今日一番の注目は、高田 琢登(静岡商3年)左腕が試合途中から登板。球速はコンスタントに140キロ台を越えてきて、最速で144キロを記録。安定したフォームで、コントロールで苦労するタイプではない。スライダーキレ・チェンジアップなど変化球で空振りを奪える威力があり、ゲームメイクできる先発型として評価できる素材。先日の練習試合では150キロも記録したという話で、まだギアが上げられる余力があるのであれば、ハズレ1位~2位ぐらいまでで消えてしまうかもしれない。今日の内容では、2,3位ぐらいかなといった内容には見えた。いずれにしてもこの夏はじめて、指名は確実だろうという投手に出会った気がする。
(今日のまとめ)
来年の1位候補にも上がりそうな 風間(ノースアジア大明桜2年)右腕と、今年の上位候補になりそうな 高田(静岡商3年)左腕のインパクトが強い一日となった。今日から全国の大会が本格化したことで、一気にチェックする試合が増えた。有力選手を抱えるほとんどの学校は勝利したので、今回見られた選手でも引き続き確認して能力を見極めて行きたい。終わったあとはぐったりという感じではあったが、嬉しい疲労感だった。
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