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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!

2024年センバツレポート2


大会初日・第三試合 近江 VS 熊本国府

熊本国府の先発・坂井 理(3年)右腕は、ドジャースに行った 山本由伸(元オリックス)投手を強く意識した投球フォーム。そのため、近江打線の各打者は立ち遅れ気味になっていた。キレのある最速140キロを記録する速球に加え、低めで沈むチェンジアップだかシンカー系の球が有効だった。

一方、近江の先発・西山 恒誠(3年)は、130キロ台中盤の速球には球速以上に感じさせる力があり、特に縦割れのスライダーに威力があった。カーブのブレーキもよく、大学タイプだが体にも力を感じさせ、今後の伸びて行ける素材かもしれない。

近江の核弾頭・森島 海良(3年)左翼手は、バットコントロールの良さとヘッドの立ったスイングで打撃には光るものを魅せていた。ただし、左翼の守備と一塁ゴロの一塁到達タイムが、左打席から4.3秒前後とやや物足りない面も。また、熊本国府のショート・山田 颯太(3年)遊撃手は、バウンドの合わせ方がうまく、正確な送球は逸品。チームの7番を打つ打撃はどうかと思ったが、この試合では2安打を放って魅せた。共に、大学などで野球を続けて行って欲しい好選手だった。

坂井 理 (熊本国府3年)投手 172/62 右/右
山田 颯太(熊本国府3年)遊撃 174/62 右/右

西山 恒誠(近江3年)投手 180/75 右/右
森島 海良(近江3年)左翼 171/75 右/左

大会二日目・第一試合 阿南光 VS 豊川

プロ注目の 吉岡 暖(阿南光3年)右腕は、二段モーションで力みのないフォームから140キロ前後(MAX143キロ)のストレートに加え、フォーク・緩いカーブ・縦スラなどを活かした投球で、豊川打線に的を絞らせない丁寧な投球が目立った。真っすぐ全体の球筋が高いのは気になったが、縦の変化が強力なのは大きな武器。春の時点で指名確実とは言えないが、夏までにもう少し真っすぐの精度・威力が増して来ると指名も現実味を帯びてきそうだ。

今大会注目度NO.1野手の モイセエフ ニキータ(豊川3年)中堅手は、吉岡の変化球に翻弄されて、なかなか自慢の強打を発揮できなかった。それでも4打席目となった8回に、見事ライトポール際に本塁打を放ったパワーはさすが。今大会、フェンス直撃の長打すら見られなかった中で、文句なしのスタンドインへの飛距離を放ったことで、面目躍如となった。

こちらは、プロ志望であれば指名は確実なレベル。問題は、どのランクに位置づけるべきかは、もう少し慎重に見極めて行きたい。肩は水準以上だが、守備や走力はさほど際立つものはない左打ちの強打者。神宮大会の時には、脆さを感じさせない強打者だったが、初戦の力みなどもあり、縦への対応に課題を残す形となった。元来は、そこまで荒いタイプでもないし、何より野球へ向き合う姿勢も素晴らしいナイスガイ。できれば、甲子園の雰囲気になれるであろう二回戦・三回戦と見たかっただけに、初戦で敗れてしまったのは残念だった。

吉岡 暖(阿南光3年)投手 182/78 右/右

モイセエフ ニキータ(豊川3年)中堅 180/82 左/左

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