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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
89・90 神宮大会関東代表決定戦・横浜市長杯初日
今日は、毎年恒例・神宮大会の関東代表の座を賭けて、各リーグの上位校が凌ぎを削る横浜市長杯を観戦しに、横浜スタジアムまで行って参りました。そこで第一試合・第二試合・第三試合の始めまで見てきました。今回はドラフト後ということもあり、軽く今後を考えながら見て参りました。

第一試合 白鴎大(関甲新リーグ2位) VS 東京情報大(千葉県大学リーグ2位)

東京情報大の先発は、小林 慶祐(八千代松陰出身・3年)右腕。185/80のスラッとした体型で、大学選手権でも目を惹く投球をしていた本格派。球速はコンスタントに140キロ台~MAX148キロを記録し、勢いのあるストレートに、スライダー・カットボール・フォークなどを織り交ぜてきます。基本は、ストレートとフォークとのコンビネーションが目立ちます。

フォークの落差が絶対的ではないのですが、この球に頼るピッチングになるため、ピッチング汲々になるのが大学選手権でも気になりました。どうしてもこうなると相手打線も馴れてきますし、勢いが落ちて来る終盤に白鴎打線に捉えられ逆転を許しました。そういった自分の不甲斐なさに、イライラする場面も見られました。それでも能力的には、来年世代トップクラスであり、今後ドラフト候補として大きくクローズアップされて来るはず。久々に千葉大学リーグから、直にプロ入りする選手が誕生するのではないのでしょうか。

白鴎大では、4番の ルシアノフェルナンド(桐生第一・3年)中堅手。とにかく面白いぐらいのフルスイングが、以前から際立っている強打者。今秋もリーグで 13試合 4本 10打点 打率.261厘 と相変わらず荒削りですが、その長打力は健在。ひょっとすると、この打力で、来年育成枠ぐらいならば指名があるかもしれません。守っても中堅手で、足は速くありません。肩はかなり強いのですが、打球への判断力に迷いがあり、落下点への入りは不安定。現状は、守備・走力に不安があり、打撃重視の選手。それでもとにかく理屈抜きに、これだけバットが振れるという見ていて面白いです。

その他白鴎大は、廣神 全留(桐生商業)右翼・龍 幸之介(九州国際大付)左翼・大山 星也(専大松戸)DH など一年生が打線の中心におり、将来楽しみなチーム。東京情報大では、今日はあまり目立ちませんでしたが 田村 和麻(本庄第一出身・3年)中堅手が、リーグ戦で 12試合 1本 12打点 2盗塁 打率.442厘 と抜けた存在であり、下級生から目立つ存在だけに、来春は注目する価値はあるかもしれません。

今日観戦仲間から訊いた情報ですが、白鴎大の 中塚 駿太(つくば秀英出身・1年)右腕は、とにかく荒削りながら、すでにボールの速さはリーグ屈指の存在ではないかという話。もし今大会期間中に登板があれば、注目してみたいと思います。

第二試合 日体大(首都大学リーグ2位) VS 東京国際大(東京新大学リーグ2位)

日体大の先発は、藤田 荘馬(丸亀城西出身・3年)左腕は、175/75の中背の体格から、135~140キロ位ぐらいの球速を誇り、スライダーなどを織り交ぜるオーソドックスな投球。特に際立つものはありませんが、左腕で適度にまとまった投球ができる投手ですし、以前よりも球速が増してきた印象で、来春最終学年になるので春にもう一度ぐらい見てみたい一人。今秋は、7試合 3勝0敗 防御率 1.20 と好成績をあげました。

今日目立ったのは、両チームのリリーフ投手。東京国際大の2番手・安河内 峻介(秀岳館出身・2年)右腕。175/70 と身体は大きくありませんが、コンスタントに145キロ級のボールを連発し、カーブ・スライダーなどを織り交ぜて来る正統派。リーグ戦でも 7試合 4勝1敗 防御率 1.60 と主戦級の活躍をしており、今後ぜひ覚えておきたい存在。MAXは146キロ、投球に特に悪い癖もありません。

また日体大では、服部 拳児(横浜商大高出身・2年)右腕。高校時代は神奈川を代表する素材として注目されましたが、最終学年で失速。しかし大学では、その輝きを再び取り戻しつつあります。安河内と同様に常時140キロ台~MAX146キロまで記録。こちらは、182/80 とガッチリした体格で、ボールにも球威のある剛球タイプ。今後の日体大を支える、中心的な存在になってゆきそうな未来のドラフト候補。

打線では、プロ志望届けを堤出致しませんでしたが、平野 智基(日体大・4年)捕手が、攻守に力の片鱗を魅せていました。強肩を含めたディフェンス力・チームの主軸を打つ打撃とバランスが取れており、社会人でのアピール次第では2年後を意識できるかもしれません。今後も、注目して行きたい捕手の一人です。

第三試合 創価大(東京新大学リーグ1位) VS 東海大(首都大リーグ1位)

東海大の先発は、今年始めてみる 猿川 拓朗(花巻東出身・4年)右腕。高校時代は、花巻東で 菊池 雄星(西武)の時のファースト兼控え投手。甲子園でも140キロ台中盤のボールを投げて注目されました。

なんだか今日久々に見たのですが、立ち姿が 菅野 智之(巨人)にそっくりになっていてビックリ致しました。少し見ただけで帰ってしまったのでなんとも言えませんが、球速は140キロ前後~143キロぐらいは出ていて、以前よりもボールに力強さを感じます。ただ今日は、なんだか130キロぐらいのあまり変化しない球を多く混ぜており、結構マウンドから離れていた席に座っていたので、何を投げているのかよくわかりませんでした。ただ早々創価打線に痛打されるなど、芳しい内容ではなかったようです。まぁ力のある投手なので、社会人に進んた2年後に、ドラフト候補になり得るのか注目されます。

創価大は、ソフトバンクに育成枠指名された 石川 柊太(総合工科出身)投手の先発を期待しましたが、小松 貴志(創価高・2年)右腕でした。こちらは、130キロ台後半~MAX142キロのストレートを投げていましたが、スライダー・フォークなどを織り交ぜた好投手。高校時代とあまり印象が変わりませんし、中背の体格から2年後のドラフト候補といった臭いはしてきません。その石川はリリーフとして登場し、試合を勝利したので次戦の先発が期待されます。

創価では、1番・高橋 直樹(国士舘出身・3年)中堅手の、俊足・巧打ぶり、来年のドラフト候補とも言われる 寺嶋 寛大(興誠出身・3年)捕手が、先制となる左中間弾を放ち存在感を示します。この辺は、来年本当に候補になり得るかリーグ戦でチェックしてみたい2人。

東海大では、捕手の 大城 卓三(東海大相模出身・3年)捕手が、来年のドラフト候補として注目される存在。特に今までピンと来たことがないのですが、今秋も 10試合 0本 3打点 打率.375 と強肩だけでなく、打撃でも結果を残したシーズンだったようです。また以前も140キロ台中盤を連発していた 長友 昭憲(東海大望洋出身・3年)右腕が、151キロを記録したとの話もあり、主力投手がごっそり抜ける来年は大いに期待される存在。中背の馬力型で、先発よりは完全にリリーフ型の剛球タイプですが、来春はどんな役割を担うのか気になります。

また東海大は、今日登板した猿川以外に、渡辺 圭(東海大甲府出身)左腕 や 全日本メンバーだった 六埜 雅司(光星学院出身)左腕などもプロ志望届けを堤出しないまま社会人に進むので、2年後3人がどのような立場になっているのか注目されます。

また東海大は、渡邉 勝(2年)右翼 や 臼田 哲也(2年)中堅手など、選抜制覇組がレギュラーに定着するなど、今後の活躍が楽しみなチーム。緒戦で敗れてしまっただけに、もう少し見てみたかったなと思いました。首都リーグは最近低調だったのですが、来年・再来年と楽しみな選手が出てきており、今後に期待を持たせる陣容です。
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