東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
スカウト7つ道具 
明日から、アマチュア野球最初の全国大会・東京スポニチ大会が行われます。今年も大会初日~3日目までは間違いなく観戦に行く予定なので、明日の更新はそのレポートになろうかと。最終日の4日目に関しては、組み合わせ次第でということになりそうです。そんななか今日は、スカウトには観戦の7つ道具というものがあると言われています。実際どんなものなのか、ご紹介してゆきましょう。

ハッキリとはわからないのですが、大方のスカウトが持ち歩く道具を簡単にあげてみたいと思います。

手帳・ストップウオッチ・スピードガン・ビデオカメラ・双眼鏡・座布団・目薬

恐らく7つ道具というのは、上記のものを指すと考えられます(微妙に違っていたらゴメンナサイ)

1、手帳

球場でやたら体格がよく、日焼けしているオッサンが、何やら手帳にコマ目にチェックしているようだったら、かなりの確率でスカウトだと考えて好いでしょう。特にその手帳は、球団によって配布されるので、球団によって色が違います。また球団のロゴが入っていますので、よくみると何処のスカウトかわかります。ちなみに手帳には、項目が細かく設けられていて、そこに数字を埋めることが彼らの仕事になるわけです。

そしてメモを見ていると試合に出場しているすべての選手に対して、一応チェックを入れていることがわかります。そしてプロの基準を満たすような能力がある場合は赤字で記したりし区別しています。ちなみに私が教わったのは、 / を引いて、左側が現在の力・右側が将来見込まれる能力を記すということ。12球団、それほど手帳の記入の仕方に違いはないものと考えられます。もちろんスカウトによっては、これに文章記したり、独自の方法をつけ加えたりしているようです。

2,ストップウォッチ

手帳とストップウォッチを持って来ないスカウトは、基本的にいません。ただし部長クラスやGMあたりだと、そういった細々したことは自ら計測しないで見ている場合が結構あります。基本的には、打者の一塁・二塁・三塁までの到達タイム。投手のクィック・捕手のスローイングのタイムを計測するのに使われます。スカウトになって最初に行うのは、タイムを他のスカウトと同じタイミングで測れるようになること。これにより、情報を共有できるようにするわけです。

3,スピードガン

これは持ち運びが大変なのと、スピードガンの球速は信用しないとして、普段から持ち歩かないスカウトも結構います。ただし私の経験上言わせてもらうと、いつも同じ会場で同じ場所に座って見ているわけではないので、球場によっても見え方・感じ方が違うことも少なくありません。自分の目とスピードガンの数字とを比較して、目の錯覚などを修正して行くには大変役に立ちます。球場備え付けのスピードガンだと、球場によって全然違うので、自分のスピードガンが一つの基準となって選手を比較することができるわけです。球速ほど速く感じない選手は球質に優れていませんし、球速以上に感じさせる選手は、球質に優れていることになります。ちなみにスピードガンの値段は、数万~50万ぐらいするものなどピンきりです。大体プロが使っているようなものは、20~40万ぐらいのものでしょうか。一括購入するので、多少安く手に入れることができるそうです。ちなみに私のガンは、もう10年以上使っているので、落とさない限りは長持ちする道具だと言えるでしょう。

4,ビデオカメラ

これはという選手を、上司に報告するために必ずスカウトは持ち歩いでいます。私は、バックネット裏から撮影することが殆どですが、スカウトは一塁側・三塁側からも撮影行います。スカウトがビデオ撮影をしているということは、少なくてもドラフト候補として、その選手を見ていると考えて間違いありません(獲得するとは限りませんが)。私は、フォームチェックのために、撮影致します。ただし撮影禁止の試合も多いので、注意しましょう(特に練習試合は)。

5,双眼鏡

マウンドの選手の表情などを見るのに、使うスカウトもいます。あるいは、球種やフォームなど気になる点を確認するときに使うのでしょう。しかしこれは、必ずしも必須道具というほど、どのスカウトが使っているものではありません。

6,座布団

これは、殆どのスカウトが持ち運んでいます。球場の椅子というのは固い材質で作られているので、長時間座る仕事で痔にならないように、あるいは痛みを軽減のため使っています。私はあまりお尻が辛いという経験がないので、折りたたみのものを持ち運んでいますが、滅多に使うことはありません。むしろ座るところが濡れていて、使わざるえないとかそういう特別な時だけですね。あとは、椅子が濡れていたり汚れていたりするときにすぐふけるように、スカウトはタオルを大体持参しています。

7,目薬

長時間見ることが仕事なので、大変目を酷使する仕事です。そのため殆どのスカウトは、目薬を持参しているのではないのでしょうか。その他多くのスカウトが使っているのは、サングラスです。長時間紫外線に浴びると目を痛めてしまうので、まず観戦がコアな人は、スカウトでなくてもサングラスを使用することをおすすめします。

蔵が持参するもの

私じゃなくても殆どのスカウトは、折り畳み傘とかは持ち歩いていると思われます。また私は、雨合羽も持参しています。あと私個人としましては、いつも 折りたたみイス を常に持ち運んでおります。会場に必ず席が空いているとは限りませんし、新幹線などの長時間移動の際に、時期によっては座席が確保できない時があります。特に学校のグランドなどにおじゃまするときは、席が足りないときに役に立ちます。また夏の予選などで観客が殺到するような試合でも、折りたたみイスが大変重宝致します。一年に数回は、この椅子に助けられています。

あと最近のスカウトならば、携帯を情報のため上手く活用しているスカウトが殆どでしょうね。昔は、ただお互いの連絡のために使っている場合が多かったのですが。ちなみに私、今年からソーラーバッテリーを併用して使うことに致しました(笑)。

<カバン>

スカウトを見ていると、大体特定のスポーツバックに荷物をパンパンに入れて移動しています。あるいは遠征してきているスカウトは、トランクごと球場入りしている人も少なくありません。しかし私なども、元々はそういった類のものを使っていました。しかし最近は、だんだん負担の少ないリュック形式のものに移行するようになりました。特に球団スカウトのように交通費が出るわけではないので、タクシーなどを使うことは滅多になく、平気で20~30分ぐらいは何キロもある荷物を持ち運ぶことになります。そのためリュック形式のものじゃないと、大変なことになりますので。

<座る位置>

スカウトそれぞれ、自分と選手との距離感というものが違っていますが、基本的にあまり前で見過ぎないようにしているようです。あまり前で見てしまうと、目が狂うと言って、長時間観戦しているとどの選手も同じに見えてきます。また球場全体を見ようとすると、ある程度の距離が必要となります。そのため球場でも、バックネット裏中段付近が、スカウトの指定席となっています。

(最後に)

これらは、観戦のプロである彼らが長年培ってきたノウハウだと言えるでしょう。ぜひコアな観戦者の方々には、参考にして頂きたいものをご紹介させて頂きました。皆様の今後の観戦に、少しでもお役にたてたら幸いです。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:野球全般 - ジャンル:スポーツ

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
copyright © 2017 東南西北 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.