寄せ集め 1
2014/03/18|Category:観戦記
2014年 3月18日 東北学院大 VS 関東学院大
昨年は、塚本 峻大(日本製紙石巻)という左腕が東北学院大にいたので、ぜひ確認したかったチームです。しかし今年は、特にお目当ての選手がいなかったので、3イニングほど観て帰って来ました。
東北学院大の先発は、背番号18をつけた 大山 将(能代出身・新4年)右腕。リーグ戦では3年になって頭角を現したものの、東北福祉大相手に完封したり、秋のリーグ戦でも防御率8位で、主力として活躍。今年の飛躍が期待される一人です。
180/69 のスラッとした体型から投げ込まれるスリークオーター。球速は常時130~MAX84マイル(134.4キロ)程度でしたが、それよりもかなり速く感じさせる勢いがあります。変化球は、腕の振りが緩むのが気になりますが、結構カーブを使いカウントを稼ぎます。その他スライダー、シンカー・ツーシームなど。今季も、第一戦か第二戦での活躍が期待されます。ただ残念なのは、この試合の3イニング目に、投球練習後捕手の送球が頭部を直撃してしまい、そのまま降板となってしまいました。大事無いことを祈ります。
もう一人、この試合で目を惹いたのが、9番・捕手として出場していた 阿部 祥大(明桜出身・2年)捕手。イニング間練習でも塁間1.87秒で到達するスローイング・地肩の強さは一級品。しかし実戦では、握り直して盗塁を許したり、大山投手に送球を当ててしまうなど、今後の心理的な部分で心配が残ります。スローイングだけみれば、全国の大学生でも指折りの存在です。
昨年見た時には、本田 圭佑(東北学院大高出身・新3年)という投手もおり、この選手の将来性が気になったことをレポートでも記載した。そして、リーグ戦では頭角を現すなどバッテリーを中心に楽しみな選手が多いチーム。
2014年 3月18日 DeNAベイスターズ VS 明治安田生命
特にこの試合で、見たいという選手がいたわけではありません。沖縄キャンプ以来観ていなかった、ファームが現状どうなっているのか軽く見たいと思って行ってきました。ベイスターズは、見慣れた 土屋(横浜高出身)左腕~ブルペンでは伊藤(帝京出身)右腕が投げていたので、打者一巡を観て戻ってきました。ベイスターズでは、捕手のモスカテルが一塁を守っていた。一軍に帯同していた嶺井(亜大)捕手が、今日は二軍のスタメンでマスクを被っていました。
明治安田生命の先発は、鈴木 康介(25歳・東洋大出身)右腕でした。鈴木は、右のサイドに近いスリークオーターで、球速は常時130~MAX85マイル(136キロ)ぐらい。驚くような球威・球速はありませんが、コーナーにしっかりボールをコントロールするなど、テンポよく自分のペースに相手を引き込むのが上手い選手です。変化球は、スライダー・シンカーなど。この選手、先日遅れたスポニチ大会では、全く登板していなかった選手。それでも、プロアマ交流戦で先発させるなど期待は高いのでしょうか。確かに試合を作ることができる選手で、明治安田生命の主力として、都市対抗に向けて活躍が期待されます。
打線の方は、2回に土屋から2点を取り逆転。しかし春一番の強風と小雨が降ってきたので、ベイスターズの一軍の試合を見に、早々自宅に戻りました。ちなみにベイスターズのプロアマ交流戦は、明日はJX-ENEOS戦・明後日は三菱重工横浜(正式名が変わったような)戦が、13時から同じベイスターズ長浦グランドで行われます。
- 関連記事
スポンサーサイト